2009年12月28日

今年の一枚

昨日一昨日は、ずっと家に籠もっていた。
少しずつ我が家の掃除を始めながら、年賀状を制作していた。
要件を簡単に済ますことを例えて「こんなのまだ朝飯前」だとか「まだまだ序の口」なんていう言いぶりがあるが、そういう意味では我が家の冷蔵庫は「夜明けを知らない夜」であり「横綱級」と評すればいいのだろうか。恥ずかしながら、ハッキリ言ってブラックホールである。

例年のことながら、一体いつから姿を隠していたのか、化石級のアイテムが登場する冷蔵庫に辟易し、若干具合悪くなりながら、かなり丁寧に磨き上げた。恐らく、我が家の大掃除はこれで佳境を迎えることになるのだろう。

家族が一人減ってから、2度目の正月を迎える。
「派手に、賑やかにしたくない。質素な正月でいい。」という母。
といいつつ何やら妻と勝手に仕出し屋にも負けないオードブルを作ると張り切っている。どうやら年末は包丁を握る機会が多くなりそうだ。

年賀状の図案は、毎年暮れになるといろいろひねり出しながら作成していたのだが、昨年の暮れは喪に服していたということもあり、その作業がなかった。
どうやら一年のブランクが、年賀状を作成する意欲も削いでしまったようで、あまり見栄えのしない年賀状に仕上がってしまった。更に困ったことに、昨年のうちに引っ越しで住所の変わってしまった人たちの新しい住所を整理していないことに気づいた。
嗚呼、どうやら大晦日ギリギリまで年賀状作りに勤しまなければならないらしい。

閑話休題。
年末だというので、今年見聞きした音楽の中で、勝手に寸評をつけてみようと思う。
しかし今年は洋楽邦楽問わず明るい話題に乏しかった、というのが率直な感想。何かと失うものが多かった年だった。何といってもマイケル・ジャクソンの急逝。これに尽きる。

国内に目を転じても、忌野清志郎や加藤和彦、川村カオリに三木たかしなど、本当に惜しい人ばかりが亡くなってしまった。

ヒットチャートを席巻していたのは「嵐」ばかり。彼らを観ない日はない、というぐらい毎日テレビに登場していたようだ。

さて、今年一番聴いた一枚(気に入った一枚)を挙げようと思うのだが、今年はあまりパッとした作品がなかった、かも知れない。というより、最近新しい作品(アーティスト)に耳を傾けるということをせず、過去の栄光(といっては語弊があるが...)ばかりを追いかけているため、大した作品がチョイスできないのが正直なところ。

マイケル関連だと「THIS IS IT」ということになるのかも知れないが、サントラ盤は特に面白いものではなかった。いっそのこと、発売予定だったという「7even」を発表してくれた方がよかったのに。

恐らく来年であればDVD部門は文句なしで『THIS IS IT』ということになるのだろうか。今年はつい先日紹介したジョージ・マイケルの『LIVE IN LONDON』で決定。久し振りに見る動くジョージ・マイケル、それも初のライブDVDというだけでも十分なのだが、内容も素晴らしかった。




しかしこの人幾つになるのかなぁ、と思いながら観ていたのだが、63年生まれということで今年46歳ということになる。確かに年を食った感は否めない。相変わらず踊りは今ひとつだったが(笑)、圧倒的なその声量というか歌声にはすっかり魅了されてしまった。

CD 部門。というか最近はiTunesやMORAでの音楽ダウンロードが主流となっていて、CDを購入する機会そのものがめっきり減ってきている。昨今、アナログ盤が珍重されるように、近い将来CDも珍重されるようになるのかも知れない。そして、MDはカセットテープ並みに消耗品化が進むことだろう(実際この間部屋の整理をして、5年以上聴いていない大量のMDを廃棄した)。

で、いろいろ考えてみるのだが今年の一枚。
全く浮かんでこないのはなぜだ!?
まぁ、順番に挙げていくか。



まずプリンス。米国のスーパーマーケットでのみ購入可能という変則販売での3枚組。に本国内での入手を危惧する声も聞かれたが、杞憂に終わった。
3枚組のうち、2枚がプリンスの作品(それもタイトル上独立した別個の作品)、もう1枚がプリンスのプロデュースによるBria Valenteという女性シンガーのアルバム。
何となくプリンスの毒が薄れてきているような気がしなくもない作品で、評価も二分されているようだ。この作品の発売前に$77の会員制サイトを立ち上げたのだが、アルバムの発売前にサイトを経由して事前に音源を入手することができたことも、良くも悪くもこの作品の評価に作用しているような気がする。
嫌いじゃない。嫌いじゃないんだけど、一押しとまでは、うーん...。




続いて、Jesse JohnsonのVerbal Penetration。プリンスのファンには注釈不要なんだけど、この方、THE TIMEというかつてプリンスがプロデュースしていたバンドのギタリストで、プリンスとはいろいろと因縁めいたものがあるらしい。
まずこの作品が彼名義の13年ぶりの作品であること、しかも2枚組であること、更に非常に統一感の取れた作品だということで、正直言ってかなり衝撃的だった。丁寧に奏でられるギターのサウンドも心地よく、個人的にはかなり聴く機会の多かった作品。



エレファントカシマシ「俺の太陽」。久し振りにエレカシ節炸裂を感じさせる作品。歌詞に横文字、カタカナが氾濫する作品が多い中、日本語を大事に扱っているよなぁ、と感じさせる(といいつつ一曲目は「Sky is blue」というタイトルだが)。
しかし今年のエレカシは何か、発売ラッシュでしたな。ベスト盤は出すわ廃盤は再発するわDVDもボンボン発表しちゃうわで。来年どうなるんだろう?



吉川晃司「Double-edged sword」。
初回限定盤は、直近のライブ盤と初期の頃に発表されたライブ盤(「ZERO」)が同梱されていて、何がメインなのかよくわからない作品。ちなみに、今年7月に亡くなった元thee michelle gun elephantのギタリスト、アベフトシが数曲参加している。アルバム発売に合わせてメディアへの露出が増えたけれど、結局個人的な念願だった紅白歌合戦への再出場は叶わなかったか...。

しかしこうやってみてみても、今年はこれだ!という作品に未だ遭遇していない。
ということで、今年は「該当なし」ということでよろしいでしょうか...(苦笑)

2009年12月24日

東京事変のチケット、取れました

申し込みいただいた以下のチケットのご用意ができましたのでお知らせいたします。
申込内容、当落の結果、チケット引換番号は「抽選申込履歴」にてご確認ください。

■抽選結果
東京事変〔宮城・青森〕
エントリー方式:希望順位エントリー
<第1希望> 当選

公演名: 東京事変   
公演日時: 2010年4月11日(日) 18:30開演
会場名: 青森市文化会館大ホール(青森県)
席種・枚数: 全席指定 6,500円 2枚

来年2月24日に4枚目のアルバム『スポーツ』を発表し、その後全国ツアーを開始する東京事変のチケット(4月11日の青森公演)を先行で入手することができました。
ところが、入手することができたのは良かったのですが、毎度毎度のことながら座席は階上(2階)の一番奥。どことはいいませんがそのチケット会社、チケットを入手できる確率は結構高いのですが、ここのところずっと階上席、それもほとんど最後列に近い奥の席ばかり充てて来やがるんですね。まだ一般発売前だというのにこんな席では、何のための先行予約なのか、意味わからないっつうの!いい加減もう少し前の席で観たいぞ!

しかし見たところ、東北地方は仙台と青森だけの公演みたいだし、確か「東京事変」名義では青森初登場だったと記憶しているので、ちょっと楽しみなんですけどねー。

まあそれにしても最新シングルの「能動的三分間」がオリコンやラジオのエアプレイチャートで1位になったり、椎名林檎自身がCMに登場したりと、メディアへの露出もちょっとだけ多くなっておりますが、この楽曲に対する評価もかなり好意的なものが多い感じです。

実際僕なんかもワンフレーズが妙に頭から離れない一人なんですけどね。気がつくと「三分間で~♪」と唄ってます(これホント)。




2009年12月23日

携帯電話のこと

先日、携帯電話の電池の持ち具合が悪くなった(ような気がした)ので、ドコモショップへ足を運んだ。数年前であれば、どこもかしこも新しい機種古い機種を見て触れる客でごった返していたドコモショップも、この日はどういうワケか客が一人もおらず、閑古鳥が鳴いていた。
僕の車が駐車場に入ると、スタッフがこちらの様子を伺っている。そして、客だとわかった途端、一斉に持ち場の配置についたのが見えた。何だかなぁ...。

入店するなり「いらっしゃいませ。本日はどういったご用件で...?」と聞かれる。
電池の持ちが云々と説明したところ、無料点検もするので10分ほど時間をいただきたいとのこと。店内に並ぶ「いまどきの」携帯電話がどんなものなのかを見てみた。

それにしても、今の携帯電話は本当に高い「商品」になったものだ。いや、今までが安価すぎただけで、これが当たり前なのかも知れない。しかし一度安値で慣れてしまうと、高価な新機種に手を出すのも憚られてしまう。

ちなみに僕は、ドコモの本体分割払いが始まった時にまんまと乗せられて分割払いにしたが、支払期間があと2ヶ月残っている。あと2ヶ月で、ようやく2年間48,000円の支払いが終わるのだ。
筐体を見ると既に塗装が剥げ、大分傷が目立つようになった。

いつも思うことだが、携帯電話の耐久性(特に塗装)については何とかならないものだろうか。
勿論毎日使うものだし、所詮消耗品だと割り切れば仕方ないことなのかも知れないが、それなりのお金を払うわけだから、逆にそれなりの満足感が得られるような品物であって欲しいと思うのは、僕だけではないはず。ちなみに妹と同時期に購入したSO902i、僕の使っていたシルバーはあっという間に塗装が剥げたのに対し、妹のホワイトは意外と傷がつきにくいように感じられた。どうやらホワイトは塗装を上塗りしているらしい。

それにしても、これまで一体何回機種変更しただろう。N101に始まり、P205 → NM207 → SO502i → SO502iWM → SO902i → SO905iCS。考えてみると、13年間で7台も買い換えている。このうち初期のNM207なんていうのはタダみたいな金額で機種交換しているのだが、今はそういうこともなくなった。
以前であれば新機種が出るたびに食指動きまくりであった。しかし、ドコモからソニエリが撤退して以降、すっかりトーンダウン。まぁ、ソニエリの撤退を含めいろいろ文句は言いたいけれど、今持っているSO905iCSは手になじむ機種だし、カメラの性能もそれなりに満足しているので、どうやらこのままだとしばらく現行機種とお付き合いすることになりそうだ。

10分後。点検の結果異常はないとのこと。そりゃそうだ、異常があったらとっくに持ち込んでるし。
電池の持ちもまだ大丈夫とのことではあったが、「念のため電池パック一つ差し上げましょうか?」と聞かれた。いや、それが目的でやってきたんだけど...(苦笑)

しかし来春、いやひょっとしたらもっと早い段階でドコモが再びソニエリと手を組む可能性が高くなっているとのこと。まぁでも、新機種に乗り換えるということは、それ相応の負担分増加にも繋がることにもなるだろう。あまり奇をてらったものではない方がいいのかな、今の僕には。

2009年12月22日

もうすぐ今年が終わる。

今年も残すところあと10日となった。来週には来年を迎える。年末に向けて何だか気忙しい時間を過ごしているが、寝ていようが醒めていようが、我々の意志とは関係なく勝手に年は明ける。

時間というのは、時と場合によっては実に残酷であり、その一方で最良の癒しとなることを、この一年間、僕は身をもって経験してきた。

昨年が(間違いなく)人生にとって「最悪の年」だったとするならば、今年はそこから少しだけ這い上がってきた年。なので、そんなにいいとも思えないが、昨年ほど悪い年ではなかった。

ただ結局のところ、僕にとって今年がいい年だったのか今ひとつな年だったのかは、正直言ってよくわからない。(目に見えない)物事の善し悪しは自分の気持ちが決めることであって、物質的あるいは精神的な充実感が満たされればそれはそれで「いい年だった」ということになるだろうし、その逆であれば「今年は今ひとつだった」ということになるのだろう。価値観や精神論、その他いろんなものに左右されることだってあるだろう。

僕にとってはそのいずれも満たされたわけではないし、かといって極端に不足したわけでもなかった。
でも今の僕は、その判断材料を欠いているようだ。

今年の1月5日に「質素、謙虚、堅実」という抱負をぶち上げた。その結果、質素だ謙虚だ堅実だと、極端な守りの姿勢に徹することになり、半分殻に閉じこもっているような雰囲気だったようだ。どうも積極性に欠けるような状態だったような気がする。
思い返せば結局、心も体も萎縮したことで、攻めの姿勢に転ずる機を逸してしまっている(それは現在進行形で)のかも知れない。

唯一胸を張れることは、暴飲暴食で70キロを越えた体重を、5月からのジョギングで65~66キロ台まで減らしたこと、それが功を奏し昨年引っかかりまくった健康診断(人間ドック)の数値がかなり改善されたことだろうか。

走っている時間は、自問自答の時間。いろんなことに思いを馳せる。今は雪が積もって道路も歩道も走れるような状態ではないが、また雪が消えたら走ってみようと思う。

しかし、思えば若い頃の勢いはどこへやら。知らぬ間に年を取っているということなのだろうか。嗚呼、時間というのはホントに無情だ。

来年は、いよいよ四十路へのカウントダウンがスタートする(来年ではなく再来年1月に40歳になります)。相変わらず行動も気分も子供みたいな、大人になりきっていないような感じ。髪の量が減ったような気がするとか、鼻毛に白いものが混じってきたとか、慢性的に腰が痛くなっているとか、肉体的な衰えは始まっているのに、それを受け入れられない自分。
というか、40歳という年齢を目の当たりにしても、何か他人事のようで実感できない感覚が燻っている。

来年は、破顔一笑の続くような年でありますように。

2009年12月21日

遅れ始めた奥羽線

今日のぐだめぎを整理してみよう。

ある程度予想してはいたものの、今日の通勤は散々だった。
青森市では、12月としては4年ぶりと大雪で、積雪が60センチを越えた。弘前市でも、週末降り続いた雪で、除雪が間に合っていない地域も見受けられた。それでも今朝の時点では積雪が30センチを下回っていた。
しかし、特に月曜の朝にドッと積もる雪は身に堪える。朝5時に起床して、雪かきをしなければならないのだから。それでも父がいた頃はまだ違っていた。取りあえず通路と車を出せる分の除雪を済ませれば、残りは父がやってくれたのだから。父がいなくなって2度目の冬。この時期になると、父への思いが一層強くなる。

結局今日は、駅の近くまで妻の車に同乗した。
弘前駅に着いてみると、何やら改札付近に人が多く殺到している。普段の朝であれば人のいることのない待合室にも、人がたくさんいる。どうやら僕の乗ろうとしている青森からの折り返しとなる7時21分発の快速がまだホームに到着していないらしい。

迷うことなく後発の普通電車が出発するホームに足が向いた。ちょうど八戸行きの特急が「定時」で出発したところだった。ふと見ると、向かいのホームにはとっくに出発しているはずの新潟行き特急が足止めを食っている。
程なく、アナウンスが流れた。
それによると、折り返し7時21分発の快速となる電車は、未だ青森駅を出発していないこと、よって、後発の7時30分発普通電車の方が先に出発すること。
どうやら判断は間違えていなかったらしい。既に乗降口の一番前に並んでいる僕の後ろに、ズラーッと乗客が並び始める。何せ5両編成の快速に乗り込む筈の乗客が、2両編成の普通電車に乗り込むために行列を作るのだから、その列たるや半端ではない。
7時35分。定刻より5分ほど遅れて、2両編成の電車がホームに滑り込んできた。結局、マイナス5度の寒空の下、30分近くも待たされたことになる。電車の扉が開くと、一斉に出入り口に殺到する乗客。我先にといわんばかりの勢いで電車に乗り込む。目的は、いうまでもなく座席の確保だ。僕は一番前に立っていたこともあり、何の苦もなく座席を確保できた。後は職場に少し遅れる旨の連絡をして、青森駅到着まで惰眠を貪っていればいい。
ところが、乗ってくる乗客の数が半端ではなく、押すな押すなの大騒ぎ。痛いだ何だと怒号が飛び交い、さながら阿鼻叫喚の様相を呈してきた。

結局惰眠を貪るはずが、立っている乗客があまりに多すぎて、座っている人たちに覆い被さるようになってしまっているため、落ち着いて眠るどころの状態ではない。更に、駅に到着するとどんどん乗客が乗り込んでくるため、そのたびにやれ押すなだ下がれだと、賑やかすぎて仕方がない。
単線区間に入ると、途中駅で反対列車との交換だと4分5分と停まってしまう。遅刻必至は明らかなので、同僚にメールを入れる。とても通話できる雰囲気ではないためだ(それでも8時30分前後にはみんな一斉に職場に連絡を入れていたようだけど)。

...気がついたらうたた寝していた。もう青森駅に近づいているらしい。時計を見ると、8時40分。30分近く遅れて運行されていることになる。

青森駅に到着すると、2両編成の電車から5両分の乗客が文字通り吐き出されるように電車から降りた。
改札に向かう階段を上ると、電車の到着を待つ高校生が溢れかえっていた。
どうやら今日は終日、まともな運行は期待できないようだ。

実際帰りは寝台特急が運休となり、弘前駅到着は20分遅れ。
というかまだ12月でこの有様では、本当に先が思いやられる。来年の今頃、東北新幹線が新青森まで開業した時に、新幹線からの乗換え客が寒空の在来線ホームで待ちぼうけを食うという光景が見られても不思議ではない。

頼むぜ、JR東日本。

弘前市ICTポータルサイトに登録してみた

弘前市が運営する、ICTポータルサイトを覗いてみた。

そもそもこのサイトの趣旨とは...以下Webより。

地域ICT利活用モデル構築事業とは・・・
地域が抱える様々な問題について、ICT(information and Communication Technology ※情報通信技術という意味)を使って、問題を解決したり、地域活性化に役立てようという、国(総務省)の政策が「地域ICT利活用モデル構築事業」です。
審査の結果、選ばれた市町村が、それぞれの問題を解決する為にICTを利用したシステムの構築を行い、モデルケースとして、ゆくゆくは他の市町村にも導入できるようにしようという事業になります。
この事業は平成19年度(2007年度)から始まり、19年度に弘前市が選定されました。
この事業での弘前市の役割は「防災・防犯」へのICT利活用モデル構築であり、そこで弘前市は「快適でふれあいのある雪国生活の実現」をテーマに、積雪が多い都市において、住民生活を快適に、安全に送ることができるような対策をICTを利用して実現しよう!という意図の元に開発が行われました。


サイトを見ると、気象情報、除雪情報、バスまちシステム、安全・安心・生活情報メール(仮称)の四つのコンテンツで構成されている。携帯にも情報をメール配信してくれるということなので登録したところ、早速24時間の積雪が10センチを越え、27センチとなった旨のメールが配信されてきた。要するに今晩も除雪車が稼働するよ、という合図なのだろう。

気象情報を見ると、市内各所のカメラからの画像が掲載されている。

画像を見ても、その時の道路状況がテカッテラ(凍結)、ジャゲデラ(シャーベット状)、カワイデラ(乾燥)かがわかるのもありがたい。ただ、Firefoxを使っているからなのかそれ以外の理由があるのか、最初はなぜか文字化けが生じるため、再読込させないとならない。

生々しいのは除雪状況のサイトで、何時何分現在で除雪完了、未除雪といった情報が、業者の名称とともに掲載されている。一歩間違うと、除雪不要の地区でも未除雪となっていることで、「あの業者は全然仕事してない」なんてことにも繋がりかねない。ある地区では、市直営の除雪隊が「未除雪」になっているのも、何だか怪しい。

残念ながらバスまちシステムだけは、タイムアウトになって跳ね返されてくるのだけれど、日中弘前市内に居ない人間にとって、メールでこういう情報が送信されてくるのはありがたい。ただ、正直うざったいと思ったのは、「24時間積雪量が10センチを越えたよ」メールが、毎時間送信されてくること。24時間比で降雪量が10センチを越えている間は、ずーっとこのメールが送信されてくるらしい。

一つ怖いのは、行政というのはこういうのを作った後、それに満足感を覚えてしまうこと、異動等による引き継ぎがあると、うまく機能しないことがあること。これまでもこうして来ているのだからといってサイト更新に踏み込もうとしないこと等が挙げられる。

見て触れたところ、恐らく改善すべき点はまだまだあるような気がする。
今年度が事業の最終年度とのことではあるが、折角なのでこの事業を一過性に終わらせることなく、ずっと情報配信してくれることを願う。

2009年12月18日

「THEEND」のミックスCDが当たった。

THEEND事務局です。

この度はHAPPY END AW09-AW10 ミックスCDプレゼントにご応募頂きありがとうございます。
抽選の結果、■■ 様が当選致しました。

僕の携帯電話の待ち受けは、立花ハジメが主宰するケータイサイト「THEEND(http://tend.jp)」からDLしたもの。このサイトには毎月315円払っていますので、その元を取り返すのに必死です(笑)。

その「THEEND」内で、50名にミックスCDをプレゼントしてやるというので応募したところ、昨日当選通知が送られてきました。

ちなみに立花ハジメ名義では7年前に「The END」という恐らく同種のアルバムが発売(!)されているのですが、どうも評価は二分されているようです。何せ携帯のFM音源をマイク録りするという手法(その昔、テレビから流れる歌手の歌声を録音するため、ラジカセのスピーカーを近づけたこと、ありませんか?多分それど同じ)を使っているため、音に厚みが全くないようなのです。確かにThe ENDで配信されてる効果音も、そのほとんどが、何か籠もったような音を鳴らしています。
今回当選したCDも、恐らく高音質のミックスCDではなく、The ENDのこれまでの効果音、それも同様の手法で「録音した」音源を集めたものなのだと思います。

とはいえ(今のところ)希少価値のある(と思われる)CDですので、届いたら早速皆さんに披露したいと思います。

2009年12月16日

カルワザカードとおサイフケータイの紐付けは登録が面倒

今月初めからサークルKサンクスで、iTunes カードの期間限定値引き販売を始めている。

【キャンペーン期間:12月1日(火)~1月10日(日)】
iTunesカード(1500円、3000円)がカルワザ値引で20%OFF!

これは買わなきゃ!と思ったが、毎日の通勤途中にサンクスがありながらほとんど利用したことのない僕にとっては、まずカルワザ値引とはなんぞや、のレベルからスタート。
ところが、これがまた実に面倒臭い作業だった。

カルワザ値引を受けるためにはまず、お近くのサークルKかサンクスに行って、カルワザカードを購入しなければならない。一枚300円。まぁ、これで1500円のiTunesカードを購入しても元が取れるんだから、気にしない気にしない。
続いて、カード裏のEdyナンバーを使って、カルワザクラブに新規会員登録しなければならない。
ちなみにPC、ケータイからも登録できる(実はこれが盲点だった)。

しかし、おサイフケータイ機能(Edy)付きの携帯電話を利用している僕にとって、そもそもこのEdy機能付きのカードを持っていること自体が煩わしい。
というか、どこもかしこもカードカードで財布はパンパン。財布から小銭を出すのも面倒だし、この際ケータイに紐付けできるものはしてしまえ!ということでローソンとファミマのカードをiDに登録したのがつい先日のこと(それぞれのコンビニで使うたびに、iDの登録カードをケータイ上で変える必要があるというオチをすっかり忘れていたのだが...)。

調べてみると、カルワザカードとおサイフケータイの紐付けも可能らしい。

早速作業に取りかかってみたところ、実に不親切なサイトの説明に、本当に呆れて閉口してしまった。

ちなみに僕は携帯電話からカルワザクラブに登録してみたのだが、まず第一に、カードに添付されていた説明書きに出てくる画面と、僕のケータイの画面が根本的に違っていた。
まず、これが混乱の始まりだった。

続いてカルワザカードを登録。これをやらないとポイントが貯まらないらしい。
...と、ここまでは良かった。

ところが、3枚まで登録できる電子マネー、肝心のおサイフケータイが登録できないのだ。

何で?
サークルKサンクスのサイト、カルワザクラブのサイト、あちらこちらを探してもどこにもそれらしい記述が見つからない。しかしカルワザクラブのサイトには、「カルワザ値引アプリ登録済みおサイフケータイ」云々といった内容が記載されている。
ということで検索してみると、こういうサイトが見つかったのだが、この「アプリ登録」が携帯電話の画面上にはないのだ。

おサイフケータイでカルワザ値引きを受ける

ということは、このカルワザ値引きアプリを探せばいいのか...。

しかし実際は、「カルワザ値引きアプリ」ではなく、「トクトクポケットアプリ」へ誘導される。これでまた混乱。結局、カルワザ値引きアプリなんて、どこにもねえじゃねえかよ!!(怒)

で、いろいろ調べた結果、カルワザカードとおサイフケータイの紐付けは(正しくはおサイフケータイのカルワザクラブへの登録は)、各店舗にある「カルワザステーションと」いう端末でないとできないことがようやくわかった。

結局店舗に出向き、カルワザステーション(端末)と向き合いながら、カードと携帯電話を手に持ち替えて、おサイフケータイの登録完了。
嗚呼、何という面倒臭さ!
これが判明するまでに、2週間もかかってしまった(苦笑)。

というか、「カルワザカードとおサイフケータイの紐付け(おサイフケータイのカルワザクラブへの登録)は、各店舗に設置しているカルワザステーション(端末)で行って下さい。」という一言、ケータイサイトでもPCサイトでも載せれば済む話なんじゃないの?

とはいえすったもんだの末、おサイフケータイ(Edy)に入金し、ようやくiTunesカードを購入する状態までたどり着いた。長かったなあ!

レジで販売しているというので、レジに並び順番待ち。

「すいません、3,000円のiTunesカードを...。」
「あー、申し訳ありません。今iTunesカードは全て品切れしておりまして...。」
「えっ......(唖然)」

まさかこんなオチが待っているとは...凹

しかしここまで手続きしておいて、今更引き下がるわけにはいかない。ということで、2軒目のサンクスへ...。

レジに立っていたのはバイトと思しきネーちゃん。パッと見たところ、何か要領悪そう。
まさか肉まんのコンセント抜いてケータイの充電してないだろうな?

「すいません、3,000円のiTunesカードを...。」
「えっ?ア、アイチューってなんですか?」
「...........。ア・イ・チューンズカード!」
「え?何ですか、それ...?すいません。」
「..............(涙)」

結局店長らしき人物が登場し、取りあえず無事カードゲット(4,500円分を3,600円で)。
でも、まだ何枚かあったから、大人買いしておけば良かったかなぁ。

2009年12月15日

雪やこんこん

一晩経ったら、あっという間に冬景色です。
そりゃ青森の冬ですから、雪も降りますけどねぇ。
どうやら走り納めする前に今年はジョギングシューズをしまわなければならないようです。

弘前市内は、今朝で積雪1~2センチ、かな?しかし路面は真っ白で、車もあまりスピードを上げていませんでした(というかスピードを出せない)。ただ、早い時間だったこともあってか、思ったほど渋滞もなく、朝の電車も5分程度の遅れで青森に到着でした。ただし、車から電車への乗り換え組が急に増えたからか、いつも以上に混雑していました。

当たり前の話ですが、雪は春になると溶けてやがてなくなります。そんなこと誰もが知っていることです。しかし北国に住む人たちはこれから、このいずれ溶けてなくなる雪と格闘をし、多額のお金をつぎ込みながら、日々の生活を送っていかなければなりません。
これが、ごく当たり前のことです。

水道の凍結防止や室内が冷え込まないよう、夜な夜な暖房機器に火を入れたままの家庭もありますし、そのことが原因で火災も多く発生するのがこの時期です。
特に年末年始、痛ましい火災事故は、皆さんもニュースなどで見聞きしたことがあるはずです。

犬は喜び 庭駆け回り 猫は こたつで丸くなる

我が家では、犬も猫も一緒でした。この季節になると、犬3匹と猫2匹によるストーブの前の場所の取り合いが始まっていました。それは、2匹の猫がいなくなった今も同じです。我が家ではストーブの前を陣取るのが3匹の犬と決まっています。犬の中での序列が如実に表れるのが何とも悲しい限りではありますが...。

今日も日中は氷点下だったようです。今年初の真冬日かな?
それにしても、こんな天気の日にもかかわらず自転車に乗っている諸君。気は確かか?w

2009年12月 9日

久し振りにジョージ・マイケル

今日はもう一つ。
音楽以外のことばかりで世間を賑わすジョージ・マイケルが、ちょっとだけ動き始めました。
まずは何と、Wham!からソロを通じて、キャリア初のライブDVDです。
昨年の25周年記念アルバム『Twenty Five』発表後に行われた25 LIVE から、イギリス・ロンドン公演の模様を収録したDVDが発売されました。ソロとしてではなく、Wham!のデビューから25周年ということもあり、Wham!の楽曲も演奏しているそうです。アンドリューの飛び入りは...ないか。
Amazonではリージョン1となっているため、国内の再生機器では再生不可ということになりますが、実際にはリージョンフリー。Blu-ray盤も発売されています。

もう一つは、オフィシャルサイトで無料配信されていた「December Song」のCD化。George Michaelといえば、山下達郎の「クリスマス・イヴ」と並び、未だにクリスマスの定番となっている「Last Christmas」のイメージが払拭できませんが、敢えてWham!の「Last Christmas」から25年経った今日に、このソロナンバーをCD化する意図があるのかも知れません。この他、「Jingle」という新録曲と、「Edith & The King Pin」「Praying For Time」のライブ・バージョンを収録。ちなみに「Jingle」は現在制作中のニューアルバムからのナンバー!?らしいです。

うーん...気になる。


弘前市運動公園の陸上競技場について

この間の土曜日、母に付き合って弘前市の運動公園まで足を運んだ。
そこで僕は車を降り、自宅までジョギングしながら帰宅することにした。

まず、弘前市の運動公園については、市役所のHPに掲載されている内容を、そのまま掲載しよう。

国道7号沿いに28.2ヘクタールの広がりを持つ弘前市運動公園は、当市のスポーツのメッカ。全天候化した陸上競技場、ナイター設備を備えた庭球場・野球場・運動広場、それに球技場があります。また、エントランス広場や自由広場、芝生広場もあり、ちょっとしたピクニックにも最適。冬には歩くスキーのコースが常設され、冬場の体力づくりもできます。一角には、克雪トレーニングセンター・青森県立武道館もあります

...とまぁ、これだけ見ると非常に立派な施設のようにも思える。プロ野球の公式試合ができないこと(というか青森県内にはプロ野球の一軍が公式試合することのできる球場が一つもない!)が玉に瑕、だろうか。
しかし実は、一部の施設において、かなりの老朽化が進んでいるのが実態のようだ。テニスコートと球技場が開設したのが昭和52年。直後に国体が行われ、昭和57年に全天候型の克雪トレーニングセンターが竣工するまで、県立武道館を除くほぼ全ての施設が完成した。なので、古いものだと開設してから既に30年を越えることになる。この間、いろんな施設で改修工事も行われていたのだが...。

さて。
運動公園から家までは実走距離にして約4キロだということは事前に把握していたので、運動公園内を3~5キロも走ればちょうどいいだろう。そんな軽い気持ちで、野球場の正面をスタート。
一塁側方向に向かい、まずはゆっくりと歩き始めた。寒さはあるものの、多くの人たちが、思い思いのペースで歩いたり走ったり。
少しずつ歩くスピードを上げ、バックスクリーンの後ろを走る。そういえば、父と幾度となくここに野球を見に来たな、とか、高校で応援団だった時(ちなみに副団長だったんです、僕)、炎天下でダブルヘッダーをやったことがあったな、とか、過激なヤジを飛ばしすぎて先輩が対戦校の応援団に囲まれたな、なんてことを思い出しながら。野球場の外周を一周し、球技場の北側を抜け、陸上競技場の外周に差し掛かった時、あることに気づいた。

この柵、ボロボロじゃねえか...。

競技場の外周に設置されている柵のうち、折れたところを補修している箇所、多数。老朽化が進み、既に錆びて折れてしまっているもの、多数。

市が近隣の地区に全天候型スポーツレクリエーション施設を作るとぶち上げたのが今年当初の話。
施設の設置場所や建設の是非を巡って、地区町内会や議会を巻き込んだ論争がわき起こったが、ちょっと待て。

スポレク施設がどんなものなのかは、正直言って知らない。ただ、市の幹部や関係者は、運動公園の現状を把握しているのかと、勘ぐってしまった。

近いうち、柵が倒れて怪我人が出ないことを祈る。歩くスキーを楽しむ人が、雪の重みで崩れた柵に引っかかって転倒し骨折、なんてことがなければいいのだが。

この日はちょっと風が強く、風に吹かれた柵がガタガタと震えていた。
それも一箇所だけではない。国道7号に面した柵が、ずーっとボロボロ。本当に、いつ壊れてもおかしくないぐらい錆びてボロボロなのだ。

これを目の当たりにしたら、この辺を走るのが怖くなった。ホントは運動公園内を2~3周してから家の方に向かうつもりだったが、そのまま運動公園を後にした。

弘前市の関係者の皆様。
全天候型スポレク施設の是非を問う前に、運動公園の現状・実態をまず把握して下さい。
スポレク施設が何者かは知りませんが、その上でスポレク施設のあり方を問うて下さい。

弘前市運動公園で運動を楽しむ皆様。
お気づきのこととは存じますが、陸上競技場外周を走る(あるいは歩く)際には、錆びて朽ちた柵に注意しましょう。

2009年12月 7日

中華そば なかた屋(弘前市神田)

最近弘前市内に新しいラーメン屋ができたというので、早速足を運んでみた。
店先の暖簾がまだ新しい。

なかた屋(弘前市神田)

暖簾をくぐると、店のチラシが張り出されている。

なかた屋(弘前市神田)

お品書き。カウンターが7~8席、テーブル席が3つ。
醤油味の「煮干し中華」と塩味の「あじ節塩中華」、それぞれ中(550円)と大(600円)。ライス(100円)の上には、おしんこ(白菜の浅漬け)が最初から乗っけられてくる。なので、お新香が得意ではない僕は、ちょっとしか食えなかった。この他煮卵が100円、生卵が50円。

なかた屋(弘前市神田)

テーブルの上にはブラックペッパー、一味唐辛子、醤油、そして煮干し粉。この煮干し粉は、ライスに振りかけて、卵ご飯にも、というお勧めの食べ方が書かれている。もちろん中華に振りかけてもいいだろう。

妻と母は煮干し中華の中を、僕は煮干し中華の大を注文してみた。写真は僕が注文した煮干し中華の大。

なかた屋(弘前市神田)

自家製麺は、縮れ麺の多いこのあたりにしては珍しくストレートの中太麺。細麺も選択できるらしい。スープは極端に魚介系の味が濃いというわけではなく、鰯系のスープと思われるが、いい感じで酸味が効いている。「マル海」、「ひらこ屋」、「長尾」など、青森市内にある中華そばの味に似ているようだ。どちらかと言えば、「三忠」や「やまや」のような、昆布と鰹だしが効いたスープの多い弘前市内ではあまりお目にかかることのない味だ。かといって以前紹介した「たかはし中華」ほどアクが強いわけでもない。

チャーシューはやや味が濃い感じ。トロトロチャーシューではなく、普通のチャーシュー(笑)。
メンマは程よい味加減。スープもそれほど混濁していない。
スープも麺も口当たりがまろやかなのは、お品書きに書かれているモンゴル岩塩のなせる業か。
個人的にはあんまり素材にこだわり原材料云々...といった講釈を垂れている店が好きではない。素材にこだわっているのは理解できるが、裏を返せばそれが万人の口に合わなかった時、素材を理由にすることもできるからだ。ただ、この店に関しては、鶏ガラ系よりは魚介系が好きな僕からすれば、その期待を裏切らない味だった。

ある程度食した後に煮干し粉を入れると、また味に変化球を加えることができるが、その一方で、スープが粉っぽくなるという弊害も。

勿論好みがあるので、旨い不味いは皆さんの舌で判断して頂くことにしよう。
折角なので次回は、塩に挑戦してみようと思う(どうやら梅干しが入っているらしい!)。

ちょうどお昼頃行ってみたのだが、客の出入りがひっきりなしだった。実際、空きができるのを待っていたお客さんもいた。近くには警察署もあるし、パチンコ屋もある。ひょっとしたらそのうち、長い行列のできる店になるかも知れない。

店内は全て禁煙。ちなみにどうでもいいことかもしれないが、お水の入ったポットには、レモンの輪切りが沈んでいる。こういうちょっとした配慮もポイント高し。


住所:弘前市神田2-6-1(弘前警察署向かい)
営業時間:11:00~20:00(木曜日定休)