偏光グラス(ランニングギア)のこと


某SNSでちょっと波紋を呼ぶような投稿をしました。変な話、所詮SNSは僕のアイデンティティの在処でもなければ、死に場所でもありません。
SNSはその気になればいつでも離れることができます。が、このブログに関しては僕が設置し、僕が投稿しているものです。なので、何かあっても収束する場所(いわば「逃げ場」)はここにあると思えば、気も楽になるってものです。
引き続き自意識過剰で自己満足な投稿を続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

冬将軍の足音が少しずつ大きくなりつつある今日この頃、外走りをできるのも残りわずかとなってきたようです。
これからがマラソンのシーズン本番とはいうものの、それと同時に青森県内は徐々に雪に覆われることとなります。
冬用のランニングシューズというものがあり、その気になれば降雪・積雪後も走ることはできるのですが、場所によっては全く除雪が行き届いていなかったり、うす高く積み上げられた雪のせいで、車道の幅がやたらと狭隘になっているところがあったり、時と場合によっては身の危険を感じるようなこともあるため、あまり外を走ることはなくなります。

11月は早々に初雪が降ったり、10月下旬からの風邪と咳が長引いたりで結構大変でした。なかなか走ることもままならず、どうなることかと思いましたが、今年ラストレースとなったさいたま国際マラソンでそれなりの結果を出せたので、悔いはありません。でも来月からは冬眠モード突入で、走行距離も一気に減ることでしょう。それにしても、さいたまの記録証は一体いつ送られてくるんだろう。

シューズとウェア以外、ランニングギアにはほとんど興味がないというか無頓着というか、あまり意識を向けたことがなく、特にその中でもキャップとサングラス(偏光グラス)については、同じものを4~5年以上使い続けています。
とりわけサングラス、いわゆるアイウェアに関しては、軽量、偏光などといった機能やブランドを追求すれば、ン万円は当たり前のアイテムですが、私、ユニクロで1,000円で購入した偏光グラスをかれこれ6年以上も使っています。

走り始めの頃、それが長続きするかどうかもわからない中で何気なく購入したものがかなり良かったので、ユニクロから2代目、3代目と1,000円で購入してみたところ、いざ装着して走ってみると何かしっくり来ないということがありました。試着したにも関わらず、走っている最中に鼻からずり落ちる、ということが多々あり、特にレース(ハーフマラソンでした)の際に、そのことが気になって仕方がなかった、ということがあってからは、結局レースに出場する際は、初代の偏光グラスに頼りっぱなし。一方の2代目、3代目は現在ほとんど出番なしで、ほぼお払い箱状態。(残念ながら近々廃棄予定)
多分、自分が思っている以上に顔の幅が大きいのでしょう…。

シューズ然りウェア然りで、結局いくら有名なブランドのものでも、いくら軽量でも、いくら機能に優れていても、自分の身体にフィットしなければ、それは無用の長物でしかなくなる、ということがあります。

先日、某Amaz●nのタイムセールで、「スポーツサングラス」が販売されていました。元値は8,980円、これが1,600円ほどで販売されていましたので、80%以上安くなっているという「超お買い得品」。元値を見ても、そんなに高価なものでないことは、ランナーの皆さんであればおわかりかと思います。しかも交換用レンズが5枚も付属しており、1つ1,000円のユニクロサングラスを5つ購入するより遙かに安いじゃないか!ということで、モノは試し、ダメなら誰かに譲渡することも考えようと思いつつ、色違いを2つ衝動買いしてしまいました。
今日は、久し振りに購入した偏光グラスに関するレビューです。

「ヒガシ販売」という、初めて聞く名前の会社(名古屋に本店があるようです)の品物でしたので、大した期待もせずにいたのですが(すいません)、届けられたモノを見てちょっと驚きました。まず入れ物(収納ケース)がデカい、そして同梱物がたくさん、しかしその割に本体は、軽いという。

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収納ケース内の同梱物ですが、フレーム本体の他、レンズ5枚、度付きレンズ用インナーフレーム、テンプルを外して直接取り付けるゴムバンド、落下防止用ストラップ、クリーニング用のクロス、本体収納用の袋、偏光レンズ効果を確認するためのカードに取扱説明書と、かなりボリューム感があります。

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レンズ5枚については、以下のとおり。
1 偏光スモークレンズ(防眩効果が高く、乱反射をカットする特殊レンズ。日差しの強い天気に適。)紫外線(UV400)99%カット 可視光線透過率9% 偏光度98.5%
2 クリアレンズ(紫外線をカットし裸眼に近い視界を確保。防塵、防風対策に適。)紫外線(UV400)99%カット 可視光線透過率74%
3 イエローレンズ(色のコントラストがはっきりと見え、夜間や暗い環境での使用に適。)紫外線(UV400)99%カット 可視光線透過率71%
4 ライトブルーレンズ(視界の明るさを確保し、乱反射をカット。光量が足りない曇天等時に適。)紫外線(UV400)99%カット 可視光線透過率60%
5 レインボーミラーレンズ(防眩効果に優れかつファッション性が高いミラーレンズ。)紫外線(UV400)99%カットト 可視光線透過率7%

装着してみると…あら、なんということでしょう!何とこれまで使用していたお気に入りのユニクロ偏光グラスよりもピッタリと顔にフィットしたのであります。ノーズパッドの調整もかなり楽にできました。そして何より軽いし、こめかみの下が痛くない!

dsc_1097-01(結構湾曲しています)

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実際走ってみた時の感じはどうだろうと思い、晴れから曇りとめまぐるしく天候が変わる時間帯、早速5枚のレンズのうちクリアレンズを装着して、約20キロのランニングに出かけました。レンズには、鼻の切り込みの上に社名が堂々と描かれていますが、走っているときは全く気になりません(当然のことですが)。

走っている間は、ズレなどがほとんど生じず、気になってフレームに手を掛けることはありませんでした。
額の部分には汗の流れを止めるラバーがついていて、汗の流れ込みを防いでくれます。
ゴーグルタイプではないので、どうしても冷たい横風を受けて涙目にはなってしまいましたが、それでも額からの汗が目に入るということはありませんでした。装着時の映り込み(レンズの内側に自分の顔の一部が映る)も感じられず、ほとんどストレスなし。これはかなりいいぞ!

この類いの品物は服や靴も一緒で、実際に試着してみないと自分に合うのか合わないのかがわからないため、正直かなり冒険的な出費(といっても2つで3,200円)でしたが、結果的に購入して正解でした。

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レンズの交換が面倒(わかりにくい)という声もありますが、慣れれば大したことはないと思います。ただし破損には十分注意ですけどね。(レンズ交換の際の破損は保証の対象外)

フレームの質感は、かなりチープな感じです。しかし、実際に走っている時は誰も気にしないと思うので、あまり気にしていません。むしろ、日光や雨風に晒されたり、紫外線を浴びることによるフレーム等の劣化に気をつけたいところ。

dsc_1094-01(テンプルは簡単に取り外すこともできます)
…そう考えると、6シーズン目を経過してもなお現役のユニクロ初代サングラスは、実はかなり「物持ち」がいいのかも知れません。

ところで、Amaz●nを見ると、他のメーカーからもほぼ同じ内容が同梱された偏光グラスが販売されています。恐らく製造は全く同じところなんだけれど、それを卸す時点で各メーカーの名前をそれぞれ入れた製品にしているんでしょうね。収納ケースやフレームの構造なども、ほとんど一緒みたいですし、今回購入したモノよりもコスパに優れたモノもあるようです。


Prince / 4EVER


2016年もあと1か月ほどで幕を下ろします。
今年はとにかく、喪失感を味わい続ける年になってしまいました。こういう忌々しい年はできることならば早く忘れ去りたいものではありますが、恐らく一生忘れることのない年になることでしょう。そう、永遠に(4EVER)。

4月、あまりにも突然すぎるプリンスの訃報に唖然としながら、人生の儚さをつくづく思い知らされた2016年。
そんな主が不在となった今、「満を持して」ベスト盤が発売されました。タイトルは、「4EVER」。

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DISC 1
01. 1999
02. Little Red Corvette *
03. When Doves Cry
04. Let’s Go Crazy *
05. Raspberry Beret
06. I Wanna Be Your Love
07. Soft And Wet
08. Why You Wanna Treat Me So Bad?
09. Uptown
10. When You Were Mine
11. Head
12. Gotta Stop (Messin’ About)
13. Controversy
14. Let’s Work *
15. Delirious
16. I Would Die 4 U
17. Take Me With U *
18. Paisley Park
19. Pop Life
20. Purple Rain

DISC 2
01. Kiss
02. Sign “O” The Times
03. Alphabet St. *
04. Batdance
05. Thieves In The Temple
06. Cream
07. Mountains
08. Girls & Boys *
09. If I Was Your Girlfriend
10. U Got The Look
11. I Could Never Take The Place Of Your Man
12. Glam Slam *
13. Moonbeam Levels **
14. Diamonds And Pearls
15. Gett Off
16. Sexy MF
17. My Name Is Prince
18. 7 (Album Edit)
19. Peach
20. Nothing Compares 2 U
* 初CD化 ** 未発表曲

2枚組、40曲。フィギュアスケートの羽生結弦選手が今年のSPでプリンスの「Let’s Go Crazy」を採用して話題になっており、それも相まって改めてプリンス再評価の兆しが生まれるのでしょうか。いや、もう十分すぎるほど再評価はされているのか…。
実際このアルバム、国内盤輸入盤問わずジャケットのフィルムには、「フィギュアスケート2016使用楽曲 Let’s Go Crazy 収録」という赤いシールが貼られています。羽生選手の名前がないとはいえ、ここまでやられると、売り時なのはわかりますが、輸入盤にまで貼るか?といった感じで、ちょっと複雑な心境です。

ちなみに、11月29日付け日刊スポーツの記事から。

羽生効果 プリンスベスト盤売れ行き「予想以上」
フィギュアスケート男子の羽生結弦(21=ANA)が今季の演技で起用した米歌手のプリンスに再び注目が集まっている。ショートプログラム(SP)に使っているのが、今年4月に急逝したプリンスのヒット曲「レッツ・ゴー・クレイジー」。その曲が収録された10年ぶりのベスト盤「4EVER」が25日の発売からわずか数日で1万5000枚の出荷と、海外ミュージシャンとしては異例の売れ行きを見せている。

発売元ワーナーミュージック・ジャパンの担当者は「プリンスが亡くなってから初のベストということもありますが、ユヅ君の効果も大きいと思います」と反響に驚いている。CDのジャケットには羽生の名こそないものの「ユヅ効果」を狙い「フィギュアスケート2016ショートプログラム使用楽曲 Let’s Go Crazy収録!!」と記された赤いシールが貼ってある。都内有数のCD店、タワーレコード渋谷の担当者も「予想以上にすごく売れ、品薄です」と話す。

ベスト盤発売日の25日、羽生はグランプリシリーズNHK杯で、プリンスをイメージした紫の衣装でSPを滑った。今後も結果を出すほどプリンスの曲の売り上げが伸びるかもしれない。

プリンスに関してはこれまでも数回ベスト盤が発売されていますが、残念なことに今回も、全キャリアからの楽曲をチョイスしたオールタイムベストではなく、デビューから90年代初頭までの約15年間、所属レコード会社と揉めて改名騒動を起こす前までの作品からの選曲となっています。裏を返せば、その後の20年以上にも及ぶキャリアは、またしても日の目を見ることがなかった、ということに。もっとも彼の場合、毎回発表されていたアルバム1枚1枚が「ベスト盤」みたいなものだから、敢えてベスト盤を発表する必要もないんですけどね…と嘯いてみたり。
後述しますが、「あの曲が収録されていない、あの曲はどうした。」という話になってくると、「ベスト盤」なんていう中途半端に作品をまとめたものじゃなくて、廃盤になってしまったオリジナル盤を再発してくれよ、と思ってしまうわけです。

閑話休題。
今回のこの「4EVER」、注目点は3点。まずは初CD化となるシングル・バージョンが7曲収録されていること、2点目は未発表曲が1曲収録されていること、そして3点目、リマスターが施されていること。

例えば羽生選手がきっかけとなって初めてプリンスを聴く人にしてみれば、単純に「ああ、プリンスってこんな曲を歌っているのね。」と感じるのかも知れませんが、オールド・ファンにしてみれば、色んな角度から、色んな評価があるんだと思います。
全体を通した感想としては、既に他のレビューでも拝見したのですが、一言で言うならば過去に発売されたベストアルバム「THE HITS/B-SIDES」のうち、「B-SIDES」の部分を除いて内容を練り直し、更にリマスターも施した、そんな作品といえばいいのでしょうか。2枚目のディスクに12インチシングルの楽曲を収録した「Ultimate」とはちょっと違う感じ。
でも、個人的には「それなりに」楽しめる作品だと思いました。
シングル・バージョンの収録に関しては、どちらかと言えばコアなファン向けなのでしょう。新しいファンの方々にとってみれば「何が違うの?」ってことになるのでしょうけれど、楽曲によってはアルバムと比べると曲の長さが半分近くになってしまっているものもあって、何となく物足りなさを感じるところではあります。しかし、それがまさに初CD化された「シングル・バージョン」なんだと割り切ると、それはそれでちょっと得した気分になりませんか。今回初CD化となった7曲以外の楽曲も同様のバージョン(既発)が多数収録されており、これらがあったからこそ1枚のディスクに20曲も収録されることとなったわけです。

今回初めてプリンスの音楽に触れる皆さんに、バラエティに富んだ彼の楽曲をたくさん聴いてもらえるのであれば、それはそれで「アリ」なのかな、と。そしてこれをきっかけに、オリジナル・アルバムにまで触手を伸ばして頂ければ、なお結構なことなんですけどね。そういう意味ではこのアルバム、入門盤の一面も魅せつつオールドファンでも楽しめる内容に仕上がっていると思うのですが、どうでしょう。

未発表曲は「Moonbeam Levels」というナンバー。僕自身は「A Better Place 2 Die」というタイトルの方がしっくりくる楽曲ですが、初めて海賊盤で聴いた(←ダメじゃん)時と比較すると、当然のことながらAMラジオの雑音というかノイズが一切なくなっており、非常に美しい曲だな、ということを改めて感じました。まあでもこんなのは氷山の一角どころか氷山の一粒にもならないようなもので、彼の未発表曲は数千曲にも及ぶとも言われていますので、この先どういう形で他の未発表曲がこの世に現れるのか、個人的には注視していきたいと思います。

リマスターに関しては、(恐らく)本人が手がけたものではないため、聞く耳の肥えたファンからすれば色々言いたいところもあるようですが、こういう形でまた一つ整理されたというだけで充分じゃないですかね?

前述の通り、40年近くも活動しているアーティストともなれば、ファンの感じ方だって千差万別。あの曲が収録されていない、この曲はいらなかった、という評価は、失礼を承知で言わせてもらうと、単なるエゴ。その声一つ一つに耳を傾け、目くじらを立てていては、キリがないわけですよ。最後は自分がどう感じながらこの作品を受け止める(受け入れる)か、そこに尽きるんじゃないですかね。
僕はこれも今のプリンスなんだと素直に受け止め、「NOW AND 4EVER」の気持ちでしばらくの間、愛聴したいと思います。
ちなみに僕はこの作品を、最初から順を追って聴くのではなく、ランダムにシャッフルして聴いています。次に何の曲が流れてくるかワクワクしながら聴くのも、なかなか楽しいですよ。


久保田利伸 「THE BADDEST ~Collaboration~」


久保田利伸ファンの皆さまであればご承知のとおり、「THE BADDEST」というタイトルのアルバム、これはいわゆるベスト盤でございます。goodの反意語はbad、goodの最上級はbest。逆にbadの最上級はworst。敢えてbestでもなくworstでもなく、「bad」に最上級の意味を示す「est」、これを付した造語として「BADDEST」を確立し、最初の「THE BADDEST」を発表したのが1989年のこと。最初の「THE BADDEST」に収録されている一部の楽曲は、プリンスの城ともいうべきペイズリーパークでリテイクされており、これだけでも十分興奮のるつぼにハマることができたわけですが、これを皮切りに、実はこれまでもたくさん出ておりまして、今回が通算6作目の「THE BADDEST」となります。デビュー30周年で6枚のベスト盤…いや、「THE BADDEST」が多いのか少ないのかはわかりませんが、今回もまた違った切り口で攻めてきました。

2016年6月21日にデビュー30周年を迎えた久保田利伸。その30周年を華々しく飾るべく、2016年11月23日(水)に久保田利伸自身初となるコラボーレーションベストアルバム、「THE BADDEST~Collaboration~」のリリースが決定!!
このコラボベストアルバムは「日本語歌詞編」と「英語歌詞編」の2枚組からなり、選りすぐりの全30曲を収録。それら豪華アーティストは日本国内からはKREVA、MISIA、EXILE ATSUSHI、JUJU、小泉今日子等を始め、海外からはLive Hip Hopの頂点The Roots、Mos Def、R&B界の申し子Raphael Saadiq (Tony Toni Tone)、ファンクギターの神様Nile Rodgers、UK Soulの女王Caron Wheeler等々、久保田利伸でなければ不可能な圧巻のコラボレーションの数々を収録。
さらに新曲として、日本でダントツのSoul Flower、AIとのFunkyでHappyなバウンス・チューン 「Soul 2 Soul feat. AI」が「日本語歌詞編」に。「英語歌詞編」には “21世紀一番スティービーワンダーに近い存在”と称されるシンガー、Musiq Soulchildとの最高峰コラボ「SUKIYAKI ~Ue wo muite arukou~」が今回このアルバムにて初収録されるのも目玉のひとつ。

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DISC 1
1  M☆A☆G☆I☆C (KUBOTA meets KREVA)
2 LA・LA・LA LOVE SONG (Toshinobu Kubota with Naomi Campbell)
3 無常 (feat. Mos Def)
4 FLYING EASY LOVING CRAZY (TOSHINOBU KUBOTA feat. MISIA)
5 Let’s Get A Groove ~Yo! Hips~ (Bass: Meshell Ndegeocello, Saxophon: Michael Brecker)
6 MIXED NUTS (P funk Chant: George Clinton, Bass & Guitar: William “Bootsy” Collins)
7 Soul 2 Soul feat. AI
8 POLE POLE TAXI (feat. Maceo Parker)
9 Golden Smile feat. EXILE ATSUSHI
10 Is it over ? (Hook Vocal: JUJU)
11 Keep it Rock (feat. WISE, Tarantula from Spontania)
12 a Love Story (KUBOSSA ver.) (Flugelhorn: TOKU)
13 Moondust (poetry reading by Kyoko Koizumi)
14 Keep Holding U (SunMin thanX Kubota)
15 Messengers’ Rhyme ~Rakushow, it’s your Show!~ (Rakushow Voice: Naoko Iijima)
16 Love under the moon (Harmonica Solo: Toots Thielemans)

DISC 2
1  Never Turn Back (Feat. Pras)
2  Funk It Up (Guitar: Nile Rodgers)
3  LIVING FOR TODAY (Feat. Mos Def)
4  HOLD ME DOWN (Duet with Angie Stone)
5  Till She Comes (Produced by The Roots)
6  Nice & EZ (Produced by D’wayne Wiggins)
7  SUKIYAKI ~Ue wo muite arukou~ (feat. Musiq Soulchild)
8  Masquerade (Produced by The Roots)
9  Just The Two Of Us (Duet with Caron Wheeler)
10  VOODOO WOMAN (Feat. Renee Neufville)
11  Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars) (Acoustic Piano: Daniel Jobim, Guitar: Goro Ito)
12  NEVA SATISFIED (Produced by Ali Shaheed Muhammad)
13  Pu Pu (Produced by Raphael Saadiq)
14  FOREVER YOURS (Duet with Alyson Williams)

初回生産限定盤には10曲のMVが収録されたDVDが付いています。
正直言うと、一番気に入っているのが89年に発売された「THE BADDEST」で、この後に続いたII、そしてIIIは、まあまあ一聴の価値はあるかな、とは思いつつも、実はあまり聴き惚れるところまではたどり着くことができませんでした。裏を返すと、それだけ最初の「THE BADDEST」のインパクトが強すぎた、とも言えるわけです。

前回の「THE BADDEST」が5年前、デビュー25周年の際のオールタイムベスト。30周年でも出るんだろうな、と思ったらやっぱり発売されました。が、今回はちょっと切り口が違っていて、これまでの数々のコラボレーションを集めた2枚組のベスト盤。DISC 1が日本語詞、DISC 2が英語詞だそうですが、DISC 1にもたくさんの海外アーティストが参加しています。もっとも、今回収録された楽曲以外にもいろんな形でさまざまなアーティストが参加しており、すべてを網羅しきれていない(というよりも、容量の関係で収録しきれない)というちょっと残念な面も顔を覗かせているアルバムです。正直、正直申し上げるならば、DISC 1の2と15、この2曲はもういい加減いいでしょう!という感じ。この2曲が他の楽曲にすり替わっているだけで、恐らく全然評価は変わったと思います。

次回は、奇をてらったリミックス・アルバムが聴きたいですね。某大手飲料メーカーの抽選でカセットテープが当たるという企画があり、未発表の4曲が収録された「GHETTO BLASTER」というタイトルのテープが商品だったんです。テープの現物は見たことがないのですが、今はモニョモニョすると、この4曲を聴くことができます。せっかくなら12インチで発売された「TIMEシャワーに射たれて」や「流星のサドル」をはじめ、シングルのカップリングで収録された別バージョンとか、そういうのも含めて聴きたいな。

ともかく今回の「THE BADDEST」、30曲も収録されているので聴き応えは十分ありますし、これはこれで「当たり障りのない、ありがちなベスト盤」ともまたちょっと違う(必ずしも全曲シングルカットされているわけではない)ので、25周年の際の「THE BADDEST」よりは聴き惚れることができそうな感じです。


岡村靖幸DVD「幸福 2016」 #岡村ちゃん #幸福


幸福になるかと思ったのに…。という辛口評価が相次いでいるこの作品。
確かに、純粋に岡村靖幸のライブパフォーマンスを楽しもうと思ったら、かなり残念な作品、かも知れません。
がしかし、違った見方をすると、結構楽しめる作品かな、と思ったところもありましたが…。

happy2016
アルバム発売と連動して行われた全国ツアーの模様を収録したこのDVD、全体のボリューム、カット割り、収録された内容、いずれの角度から拾っても、この作品を手放しで最大限の評価をすることができないのは事実です。

●ボリュームについて
ライブでは20曲以上パフォーマンスを披露しているのに、収録されているのは完全受注のデラックスエディションでも14曲、通常盤だと12曲。わずか1時間程度しか収録されていません。これって、最初からテレビ放映を意図した作品ですかね?
3時間を超えるライブの内容全てを収録して発売しているアーティストもいるぐらいなのに、何これファンを舐めてるの?といった感じ。★☆☆☆☆

●カット割りについて
会場全体をくまなく撮影していることもあってなのか、ステージ上や会場など、とにかく目まぐるしく場面が変わります。その一方で、肝心な場面で本人が映っていないシーンや、(何とは言いませんが)映さなくてもいいものが映り込んでいるシーンも多く…。
純粋に彼のパフォーマンスを観たいと思って購入している人にしてみれば、ここに苦言を呈する声が多いのも、わかる気がします。とにかく、そこ!という肝心なところでカメラが切り替わる場面が、あまりにも多過ぎます。別にファンは何も悪くないんですが、ここまで編集されると、なんだかなあ、といった感じ。ご本人もプロデューサーとしてクレジットされているぐらいですから、本人承知の上での編集なのでしょうけれど。ハッキリ言えば、関係者やファンの映り込む場面が多すぎ。ダンサー、うざったいぐらい!★★☆☆☆

●収録された内容
わずか12曲~14曲の収録とはいえ、11年ぶりに発売されたアルバムをひっさげてのツアーですので、当然新しいアルバムに収録された楽曲のパフォーマンスぐらいは全部収録されているのだろうと思いきや、収録されていない曲も幾つかあって、ちょっと唖然としました。(「揺れるお年頃」「ラブメッセージ」は収録されていません。)

個人的には「弾き語り2016」の前に演奏したプリンスのカバー「Sometimes It Snows In April」が収録されないかと期待しましたが、権利の問題とか色々あるんでしょうね。残念でした。

というか前回同様、なぜ発売されるまで収録曲を一切公表しないんでしょう。もったいぶっているの?それとも、公表したら購入者が減るから?ついでに言うならば、発売前、発売後のアナウンス・宣伝が圧倒的に足りません。もったいなさ過ぎます。そもそも売る気ないんだべが?★★☆☆☆

01 Introduction
02 できるだけ純情でいたい
03 新時代思想
04 どぉなっちゃってんだよ
05 Punch↑
06 祈りの季節
07 ぶーしゃかLOOP
08 彼氏になって優しくなって
09 愛はおしゃれじゃない
10 ビバナミダ
11 (E)na
12 ヘアー
13 弾き語り2016 ※
14 Lion Heart ※

※ デラックスエディションのみ収録

●デラックスエディションの場合
ちなみに完全受注のデラックスエディションには、2冊の写真集が同梱されています。完全受注なので、一般には出回っていない、ということになります。出回っているとすれば、何割か上乗せされて販売されているのでしょうか。よくわかりませんが。
2冊の写真集、1つは2014年と2015年のツアーの模様を撮影した写真集「2014105ミウケン」(撮影者:三浦憲治)。
もう1つは2016年4月28日、29日の両日、Zepp DiverCity Tokyoで行われた公演の模様を撮影した「2016梅小鳥」(撮影者:梅佳代、川島小鳥)。
私は何の躊躇もなくこのデラックスエディションを購入したわけですが、DVDをBGMにしながら、思わずこっちの写真集に見入ってしまいましたよ、ええ。
コストパフォーマンスも、いかがなものかと…。デラックスエディションは、この内容で12,000円前後だもんなぁ…(Blu-ray:12,420円 DVD:11,340円)。まあ、そこまでケチつけるんだったら買うなよ、という話。いや、わかってますよ。それも織り込み済みで購入したつもりですから。まあ、ハッキリ言えばこの作品は、この2日間のライブを観た人向けと言った方がいいかも知れませんね。ほら、画面にはあなた、写真集にもあなたの姿が映っているじゃないですか。最高じゃないですか!僕はちっとも楽しいと思えませんけどね!★☆☆☆☆

もっとも、めまぐるしく変わるカット割りや収録内容に対する批評については、実は既に前回の映像作品「むこうみずでいじらしくて」から始まっていたことでした。
前述のとおり、Amazonなどでもかなり酷評されているのですが、公式アナウンスを見て、とあることに気づきました。

「11年半ぶりに発売したアルバム『幸福』リリース後である2016年春に行われた全国ツアー「幸福」の映像作品の発売が11月23日に決定しました。」

映像作品に関しては、新作アルバム『幸福』からの曲を中心に、ダイナミックな熱狂と興奮のステージを存分に堪能できる作品にするべく、現在、一生懸命、編集制作中です。

通常盤(映像only)とは別に、完全受注生産のデラックスエディションは、映像に関して通常盤に数曲追加予定、さらに豪華写真集が2冊セットになります。」

そうなんですよ。これ、「映像作品」なんですね。そこに「ライブDVD」とは一言も書かれていないんですね。
だからこれはライブの模様を単に収録したものではなく、いわゆる一つの映像作品、すなわち、ドキュメンタリーなのですよ。なので、ああいうカット割りが繰り広げられるわけですよ。…って、違うと思うけど。★★★☆☆

仮に今回の内容に、バックステージの模様なんかがもっと加えられていたら、そしてその上で「ドキュメンタリー作品」という触れ込みで発表されていたら、恐らく評価の内容がガラリと変わるような気がするのは僕だけでしょうか。

いや、何とかいい評価ができないかと色々考えているんですけどね、前作の批評は今回の作品には残念ながら反映されていませんでした。個人的には、映像化してもらえただけでもありがたいと思わなければならないのですが…。

とか何とか言っておいて、「Me-imi」とか「ビバナミダ」みたいに、後になってからまた「何とかエディションでーす、ディレクターズカットの特別編集何とか盤でーす!」なんて代物を出したらオメ、マジでぷたぐはんでな。


「ブラック・フライデー」への違和感


black-friday

突然降って沸いたように日本国内にも現れた「ブラック・フライデー」。
何かこの言葉自体、「ブラック・マンデー」を彷彿させるようでいいイメージがないのですが、Wikipediaによると

「アメリカ合衆国で感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日のことである。正式の休暇日ではないが休暇になることが多く、伝統的に一年で買い物が最も行われるクリスマス商戦(ホリデーシーズン)の開始の日である。また、ブラックフライデー当日は感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セール日でもある。
1961年ごろからフィラデルフィアで始まり、1975年にはかなり広まった比較的新しい言葉で、当日買い物客で道路が混むのでそう呼ばれている。名付けたのはフィラデルフィアの警察で、人が外に溢れて仕事が増えるため「真っ暗な金曜日」と呼んだことがきっかけとされる。当初、小売店などはこの言葉に不快感を示して「ビッグフライデー」という言葉を作ったが、一般には「ブラックフライデー」で広まった。後に、フィラデルフィアの新聞が、小売業者が儲かり黒字になるという解釈を発表してからは「ブラックフライデー」は良い意味で使われるようになった。」

とのこと。

ところが、別に感謝祭も行われていない日本国内で、急にこのブラック・フライデーが取り沙汰されるようになり、今年はイオン、トイザらス、H&Mなどの他、JALまでもが参画しておりまして、ハイ。(ちなみに私のところには、U2 Officialからもご案内のメールが届きました…。)

アホか!ここは日本だぞ!感謝祭じゃなくて、そこは新嘗祭だろ!(あ、何か違いますか?)

…しかしながら来年は間違いなく、この「ブラック・フライデー」を導入するところが増え日本を席巻することになるでしょう。
だって、政府や経団連が導入を模索しているぐらいなんだから。要するに、国策としてこいつをやってやろうじゃないか、というぐらいの勢いなんですね。【訂正。別に導入を模索しているわけではないようです。】

消費者の皆さん、来年からはきっと給料日前後、しかも年末を前にウハウハ間違いなしですよ~♪

私個人としては、「黒い金曜日」より「歳末大売り出し」の方が何となく年の瀬を思わせてしっくりくる感じ。そういえば日本の歳末商戦といえば「お歳暮」が真っ先に浮かぶのですが、最近この「お歳暮」を送る、あるいは送られる、という話をあまり耳にしなくなりました。現に私、お歳暮に関してはほとんど自分で何かをしたことがないのでありますが、歳末商戦といえば年末年始を迎える前の書き入れ時なんじゃないですかね?何も11月のこの時期じゃなくとも、歳末商戦の時ぐらいはちょっとぐらい贅沢しても…という心理も働くような気もするんですけど。

確かに消費者にしてみれば、商品が安くなることに越したことはないわけですから、こういう企画はどんどんやって欲しい、と思うところなのかも知れませんが、年がら年中こういった「バーゲンセール」のようなことをやられると、逆に販売する側(特に卸業者)が疲弊してしまうとともに、消費者が「セール慣れ」してしまうのではないか、と。それに、販売価格を下げるということは、卸値も下げるよう求められる可能性があるわけで、必然的にデフレ状態に陥る可能性がまた高くなるわけですよね。…あ、それとも棚卸よろしく旧型旧モデルの在庫処分に充てますか?
で、ちょっと大げさに言うならば、こういうのが引き金となって、また低賃金化や業績不振に伴う解雇などを生み出してしまうんじゃないか、と思うのであります。

僕は学者でもないし経済に詳しいわけでもないのでよくわからないんですが、国内の消費構造に顕著な変化が現れたのは、バブル崩壊の後なんでしょうかね。
現在、日本国内の消費は底冷え状態に陥っているのが実情。何とかミクスも一時的には効果を見せたようですが、日銀がテコ入れしようが何をしようが、もはや消費者の心は動きません。だって、一度甘い汁を吸ってしまうと、その汁を吸い続けたくなるのが人間の心理じゃないですか。何とかミクスよりホットケーキミクスですよ。…あ、関係ないか。

価格破壊、デフレ…もはや低価格であることが世間の常識、当たり前になってしまった昨今で、高価なものに手を出すのは、せいぜい日本経済を動かしている、というか国内所得の大方を占めておられる「富裕層」と呼ばれる皆さまぐらいじゃないでしょうか?…経済も地域も、日本はどうしてこんな格差社会になっちゃったんでしょうね?

しかし国もどうなんでしょう。やれベアだ賃上げだと力入れする一方で、消費行動の起爆剤に「ブラック・フライデー」をって、何かちっとも一貫性がないんですけど。

まあ、それはともかくこの「ブラック・フライデー」、米国ではこの期間だけで国内の消費の2割が集中するとかしないとか。中には年間の5割の売り上げを稼ぐところもあるらしく(よく商売成り立っているなあ!笑)、しかも普段は絶対値下げをしないブランド品も、この時期だけは値下げするということで、この時期に照準を合わせて1年間の買い物(もちろん日用品や食料は別として)を集中させるという人もいるんだとか。

日本政府や経団連が見よう見まねでこんなものの導入を推奨したら、日本の消費行動はますますダメになると思いますよ。だって、365日のうちこの時期しかモノが売れない、なんて恐ろしいことになりかねないワケですからね。

その行事やイベントが行われる歴史とか経緯とか背景とかを一切排除して、単に名前だけを借りて真似をするという発想そのものが、何か安易でイヤなんですね。何でもかんでも都合のいいように模倣すればいいってモノじゃないと思います。この「ブラック・フライデー」然り、何とは言いませんが、その他のイベント然り。

それじゃなくても海外から「輸入」したよくわからないイベントがたくさんある中で、また大国の猿真似ですか…これじゃあ隣国のことをああだこうだ言えないじゃないかよ、と。
もっと日本らしい何かというか、メリハリのある商売を仕掛けることができないんでしょうかね。一時的な効果じゃなくて、もっと年間を通して消費行動を底上げするような政策を打たなくてもいいんですかね?…あ、そんな政策があるんだったら、とっくに手を打っているって話か!

…なんてことをふと思って偉そうにほざいてみた私ですが、某Amaz●nのタイムセールにすっかりやられております…ハイ。どうもすいません…。