立ちはだかる薄そうで厚い壁 - 第26回AOMORIマラソン大会 #マラソン #ランニング


2010年の大会以来、7年ぶりにエントリーしたAOMORIマラソン。(エントリーしたけれどDNSが2度ありました。)

前回出場した時は10キロにエントリー。今のようにラン仲間なんて誰もおらず、一人で黙々と走っていた当時、前日のうちに出場登録を済ませ、大会当日は弘前から独り自家用車で会場へ向かい、走り終わった後は誰かの応援をすることもなく、誰とも話すこともなく、静かに、かつそそくさと会場を後にしていたという、孤独感とアウェー感をこれでもか!というぐらい堪能していた時期。
ちなみにこの時は、45分04秒でゴール。どうやらこの頃から既に、「あと数秒」の走りが足りていなかったようです。とにかく暑くて、熱中症と思しき症状で倒れた数名のランナーが沿道で介抱されていたこと、救急車が次々と走り回っていたことを覚えています。

自分自身、大会2日前まで県外出張していて、かなり疲れが溜まっていた時期。この大会に出場した直後、毎年恒例となる南方への旅へと出かけたところ、何と帯状疱疹を発症してしまったという、苦い思い出があります。

たった一度の出場とはいえ、それ以来「AOMORIマラソンに出ると調子を崩す」という都合の悪いトラウマを抱えることとなり、「あんな暑い時期の大会なんか、二度と出るものか!」と、少し距離を置いていたことを今だから明かしましょう。

何の心変わりなのかは自分でもわかりませんが、今回久し振りにAOMORIマラソンに出てみようと思い立ちました。今回もハーフではなくて10キロにエントリー。10キロにしたのは、まずは前回の4秒、5秒を何とかしなければ、と思ったから。…いや、この大会のハーフは地獄ですからね(苦笑)。
あれから7年、当時と異なり今は10キロのレースなんてほとんど出場していないので、どれぐらいで走れるかわかりませんが、目標はズバリ、40分切り。未だに切れそうで切れていない40分の壁を、ここで一気にぶち破ってやろうじゃないか、と。

大会当日、普段通りに起床し、通勤で利用する快速電車に乗車し、青森駅からバスに乗って会場のある合浦公園へ向かいます。国道脇に立てられた幟が、風で大きく揺られているのが少し気になるところ。

スタートのちょうど1時間前に会場に到着した後、今回お世話になる方々が陣取っている場所へと向かい、軽めのアップ。南西方向からの暖かいを通り越した風が比較的強く吹いていることを確認。
軽めのアップのはずなのに、終わってみると源泉掛け流しのような、汗。前日の同窓会で呑みまくったビールが徒となり、怒濤の如く流れ出ます。これじゃ先週と変わらないじゃないですか。嗚呼…。

そしていよいよ9時10分、青森市長による号砲とともに10キロがスタート。
以下、レース展開を簡単に。


今回もスタート時の混乱を避けるため、あらかじめ前の位置をキープ。周囲に流されることなく、なるべく自分の走りに没頭する…つもりだったが、結局のところ波に呑まれ、最初の1キロを3分47秒で通過。

西寄りの強い風に押され、徐々にペースダウン。風除けとなるランナーを見つけるも程なく離され、逆に風除けに利用される。

(この2枚はGIF形式で保存しており、ブラウザによってはクリックすると画像が連続的に動くはずです。)

最初の難関であるベイブリッジを上った時点で1キロ4分15秒まで落ちる。折り返しで4分を切るペースまで戻すも、復路のベイブリッジの上りで再びペースダウン。

(ご心配なく、今回は脇毛ボーボーではないです!)

橋の下りに入ってからもペースを上げることができず、この辺りから、別に無理して走らなくてもいいし、給水所で休んでもいいんだよ、という悪魔の囁きが始まる。アスファルトの照り返しに逃げ場(日陰)のないコース。追い風は背中を後押しするけれど、汗が引かなくなる。歩きたいし止まりたい、でも記録を目指したい、という葛藤。走りにブレが生じ始める一方、とにかく早くゴールしたいという思いが強くなり、ほんの数秒だけ、少しずつペースが上がる。時計を一度も見ることなくゴールまで残り数百メートル、願いよ届け!と駆け抜けるも、ゴール地点にある電光掲示板が無情にも「0’40″00″」を指すのが見え、茫然自失。

タイムは40分13秒。あわよくば、と虎視眈々と狙っていた種目別入賞も11位で叶わず(入賞は10位まで)。前回の4秒、5秒を何とかするつもりが、13秒になって跳ね返された、というオチ。


今回はスピード練習の中間決算と捉え、40分切りもほぼ手中に収められるはず、と自信を持って臨んだのに、その過度な自信が慢心に繋がったようです。全てがあと一歩で、何とも残念な感じに終わってしまいました。

前日飲み過ぎたこと、にもかかわらず珍しく緊張して眠れなかったこと、結果、意識が散漫となってレースに集中できなかったこと、そして練習内容…挙げればいくらでも出てきそうですが、言い訳はしません。いや、もう充分言い訳になっているのか。
いずれにせよ、これが今の実力なのだと素直に受け入れたいと思います。
一方、これだけ暑い中で相応の結果は出せた、と言ってもいいのかな。しかし10キロ40分の壁、なかなか破れないな。10キロという距離にレース慣れしていないからなのか、ホント難しいっす。

そして今回、レース中に数名の方から名前で声援を送って頂きました。ほとんど反応を返すことができませんでしたが、その声援が励みとなったのは紛れもない事実。心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
今回、色んな場面で撮影してもらった自分の姿を記事の中で使わせて頂きました。皆さん、ありがとうございました!

何よりも一番驚いたのは、走り終えた後の打ち上げを2件回ったのですが、いずれの場でも「実はブログ読んでるよ」というお声を頂いたこと。これ、本当に嬉しかったです。ご覧のとおり自分本位の内容ですが、引き続きよろしくお願いします。…あ、「マジメ過ぎる」のは生来の性格らしく、もはやどうしようもならないと思います。マジメはマジメなりに、しっかり次に繋げて行こうと思います!

当日の天気 晴れ 気温 【9時】27.4度 【10時】28.0度 【風向】南西の風8~10m
1キロ毎のラップ 3’47”, 3’53”, 3’58”, 4’15”, 3’59”, 4’16, 4’06”, 4’04”, 4’01”, 3’55”

(大会終了後、打ち上げの2件目、浴びるほどビールを飲んですっかりご満悦な46歳のオッサン)


のんべ について

1971(昭和46)年 青森県生まれ。弘前市在住の青森県職員。
プリンスとビールと豆腐とラーメンを愛する。安い一眼レフカメラでいかに安っぽくない写真を撮影するかに興味あり。
ブログの内容の多くは、いつの間にか趣味となった「走ること」がメインです。

カテゴリー: Fun Running パーマリンク

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