2017年を何となく振り返ってみる。


「申酉荒れて戌亥の大凪」という格言があるそうです。
2017年、確かに平穏な一年とは言えませんでした。

…という書き出し、実は昨年の今頃投稿したものと全く同じ。
ちなみに申年の昨年は、僕の周りから大好きな人や大切なモノ、ペットなどが「去る」一年でした。
酉年の今年は、うっ「トリ」するような一年になればいいな…とか、何かを掴み「取り」にいく年にしたいな、と思い描いていましたが、どちらかと言えば格言通りの一年になってしまった感があります。周囲の環境が荒れるのも困ったものですが、心が荒れるのもまた困ったもの。

「心が荒れる」と書くと「慌」という漢字になります。また、「忙」という漢字は「心を亡くす」と書きます。今年は何だか慌ただしくもあり気忙しくもあり、どうも落ち着きに欠いたというか、自分の軸足が定まらなかった一年だったのかな、という気がしています。まあ、それもあって今年を端的に表す漢字を「惑」と表したわけですが。

今年の1月から何があったかをざっくりと思い返してみると、前半は比較的穏やかだったものの、後半は文字通り「慌ただしさ」の中を過ごしたといった感じ。もう、手に負えないぐらいどうしようもなく多忙だったというワケではないのですが、何かが慌ただしかったのです。夏が過ぎても秋になっても雪が降っても、その状況にあまり変化はなかったように思えます。その根っこが今の業務に結びついてしまうことは、僕としてはとても不本意なのですが、公私の切り離しができない(仕事が休みの日であっても、いつ何の連絡が来るのかわからないという、常に緊張感を保っていなければならない)という状況が、そういう気持ちの慌ただしさを生み出していたと言っても過言ではないのかも知れません。とはいえ、これは下手をすると皆さんの生命にも関わってくるようなことなので、とてもとても大事なことなのですが…。

さて、突き詰めてみると今年は何があったんだろう?と振り返ろうにも、何があったのかあまり思い出せないのが、「慌ただしさ」を象徴する一年だったことを裏付けるのかな。

組織改編に伴う統合により、前の職場が3月末で店じまいとなり、同じ局内とはいえ新たな課へ異動になったことは、一つの転機となりました。これで何か所目の職場だったかな。考えてみると僕、今まで「出戻り」がないんですね。それはともかく、昨年までの自分のスタンス、立ち振る舞いはなるべく変えることなく、色々な物事を粛々かつ淡々と進めていこうと思ったのですが、とある事務の担当となったことが、自分の中に迷いを生じさせることとなってしまいました。結果としてこれが、マイペースを掻き乱す発端となったことは否めず。

結局この一年は、何かを掴み「トリ」に行くつもりが、荒れ地の中で目隠しして足踏みをしているような状況の中、気がついたら何かをトラれていた、といったところでしょうか。言うなればミイラ取りがミイラになる、というか、精魂を抜き取られた、みたいな。いっそのこと、ミライトリを目指せば良かったかな。

悔しいけれど今年、何か自分の身になるようなものを得た(身についた)という確証がなく、人間的にも成長したという自覚がまるでないのです。むしろ、昔のような偏屈な人間に戻ってしまったような。何かちょっと寂しいですね。ちなみに毎月の出来事をざっと記してみると…

1月: 勝田全国マラソン(茨城県)で46歳のバースデーラン、やっと3時間15分の壁を越える。
2月: スガシカオのライブを青森市のライブハウスで初体験。
3月: ランニングマガジン「クリール」に拙稿が掲載される。配置換えが正式に決定。
4月: 配置換えにより新しい職場へ引っ越し。引き継いだ業務よりも職場の雰囲気に慣れず戸惑う。
5月: すっかり恒例の山下達郎ライブ。1週間後の仙台国際マラソンでは87分の壁に3秒足りず。
6月: 初の長崎県訪問で佐世保市内を朝ランしたその日に帰青、翌日休日出勤からの10年ぶりとなる角松敏生。
7月: 7年ぶりのAOMORIマラソン、40分の壁にまたも跳ね返される。毎年恒例の沖縄は、初のオール快晴。
8月: とにかく色々振り回された月。心身が全く安定しない状況ながら、道マラで3時間10分の壁を突破。
9月: 田沢湖マラソンで撃沈。来年は出場を再考。この月は走ることで気を紛らわせた感じ。
10月: 遂に念願のエレファントカシマシ青森公演を地元弘前で。アップルマラソンは4時間ペースランナー。
11月: 母の出身地である北秋田市で久し振りの東北OM勉強会。翌週、超久し振りに結婚披露宴出席。
12月: 勤続25年目、風邪のため初めて2日間連続で仕事を休む。結果、色んなテンションが一気にダウン。

こうやってざっと振り返ってみると、毎年恒例の出来事だけではなく、初物や数年ぶりの出来事が結構あって、それなりにバラエティに富んだ1年間だったのですが、既に記憶が忘却の彼方に。嗚呼、何だか一気に老け込んでしまったような気分。それだけ年齢を重ねるスピードが速くなっているということなのでしょうか。
よく見ると、毎月のトピックスとして挙げている項目が相変わらず「走ること」か「ライブ・コンサート」しかないということを鑑みても、昨年みたいにとんでもない出来事が続いたというわけではないんだな、と気付かされます。(まるで狙いすまされたような、あり得ないタイミングでのトラブルは、たくさんありましたが。)

ということでこの2年間はまさに「申酉荒れて」だった、と言えそうですが、格言通り来年から「戌亥の大凪」となるのであれば、全く何もない平穏な年というのも、それはそれでちょっと退屈なのかも知れません。多少荒れることは仕方ないのかな、と思う一方で、昨年や今年以上に大荒れになるのだけは勘弁願いたいところですが。

例のごとく年賀状すらまだ購入していない年末。そろそろ「年賀状廃止」宣言しちゃおうかな、と思うところもありますが、これはこれで「安否確認」という点では、年に1度の葉書の往復でも結構重要なアイテムなのですよね。

来年は大凪というよりも、大笑の一年にしたいものです。いや、来年だけじゃなく再来年も、その先もずーっと。

ということで、年内はこの投稿をもって投稿納めとしたいと思います。皆さま、健やかで素敵な年末年始をお過ごし下さい。ありがとうございました。

(この投稿のグダグダ感が、今年一年を象徴するのかな、と。笑)


のんべ について

1971(昭和46)年 青森県生まれ。弘前市在住の青森県職員。 プリンスとビールと豆腐とラーメンを愛する。安い一眼レフカメラでいかに安っぽくない写真を撮影するかに興味あり。 ブログの内容の多くは、いつの間にか趣味となった「走ること」がメインです。
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