2017 沖縄本島旅行記その1(宿泊&ビーチ編) #沖縄 #OKINAWA


毎年恒例となった7月上旬の沖縄旅行。

昨年は諸般の事情により2泊3日の旅程でしたが(詳しくは昨年の記事をご覧ください)、今年は3泊4日の旅程で満喫してきました。

台風直撃や熱帯低気圧の接近など数々の困難もあったこれまでの沖縄旅行。何と今年は、史上初となる連日の晴天。天気がいいと、心も何となく晴れやかになるもの。やっと報われた、そんな気分で4日間を過ごしました。…まあ、落とし穴は最終日に待ち受けていましたが、その話はまたのちほど。

宿泊先は毎回悩むのですが、恩納村界隈のリゾートホテルではなく、今回は美ら海水族館に程近い本部町の「ホテルオリオンモトブリゾート&スパ」にお世話になりました。その名が示す通り、オリオンビールの系列です。

(画像はクリックすると大きいのが出てきます。以下同じ)

ホテルの全景。朝方のジョギングの最後に撮影しました。手前の樹木があれで、ミニチュアみたいになっていますが、12階建ての立派な建物です。
ビールが旅行のメインとなるはずがない、という自分自身の概念が覆り、今回はビールがかなりポイントとなりました。このホテルの選択は、結果として大正解。天候に恵まれたからこそ、と言えばそれまで。でも、ホテル内のサービス、居心地、ビーチやプールなどのアクティビティ、更には常設された天然温泉と、恐らくこれまでの宿泊した沖縄県内のホテルの中でも、ベスト3に入るのは確実かな。それぐらい充実していました。ちなみに部屋の広さは50㎡とかなり広め。もちろんバルコニーが設置されています。チェックインは14:00、チェックアウトは11:00。Wi-fiも完備されており、全館で比較的繋がり易い環境にあります。

ノークリーニングサービス(シーツ交換など不要)を利用すると、ドリンク1杯無料券を頂くことができます。もちろん、利用しましたよ。

到着時の対応 ★★★★★
ホテルに到着したのは9日の16時過ぎ。朝からずっとハンドルを握っていた僕を待ち受けていたのは、3階にあるエントランスの正面に設けられたウェルカムドリンクのコーナー。

正面からの景色。この左手にコーナーが設けられています。
さすがオリオンビール系列ということもあって、何とビールサーバーが鎮座しています。ソフトドリンクも2種類用意されていましたが、迷うことなくビールをオーダーすると、プラカップに注がれた冷たいビールが。この日はもう運転する気力なし。ここは飲むしかないでしょう。…これがまた泡がきめ細かくて本当においしいのであります!

ホテルの中を散策してみました。屋外ステージの横に、シーサーがいます。

一見パワースポットか?と見紛う光景。「琉球庭園」というそうです。猫がいました。野良猫らしいです。

隣接する「エメラルドビーチ」へ。日が暮れ始め、誰もいなくなった海を、監視員さんが監視していました。お疲れさまです。明日、この海で泳ごうっと。

上層階への移動 ★★★★☆
ホテルはエントランスで二手に分かれていて、スイートルームしかないクラブウイングと、一般やファミリー向けのツイン、ダブルなどの部屋が配置されたオーシャンウイングとで建物が構成されています。僕らはオーシャンウイングにある通常のツインルームに宿泊しました。11階に案内されましたが、オーシャンウイングだけで200室以上あるにもかかわらずエレベーターが3基しかなく、朝夕の混雑時は、エレベーターに乗ることができず憤慨する5~7階の宿泊客を何人か見かけました。これ、この先のシーズンだともっと大変そう…。

食事 ★★★★★
時期が良かったのでしょうか、朝食は2度ともストレスなく会場に入ることができました。家族連れやアジア系の外国人客も多く、賑やかを通り越したうるささを感じることもあるかも知れませんが、和洋中さまざま揃ったビュッフェ形式となっており、食べるものに困るということはないと思います。ちなみに僕は、週末の健康診断のことをふと思い出し、焼け石に水とは思いながらも中華粥を食べていました。一見するとシンプル(=どこにでもありがち)な内容と捉えられそうな一方、沖縄料理やこだわりのコーヒーなど、随所に「おっ!」と目を引くものが並んでいます。

ちなみに3日目の夜は館内にあるうちなー居酒屋「嘉例(カリー)」を利用してみました。18時以降の予約ができず、早い者勝ちです、みたいなことを言われていたので、頂いたドリンク無料券を片手に19時前に訪れてみると、既に満席。その場で席の予約をする形となり、約1時間後には入店できました。ホテルの館内にあるこういう施設って、税別、サービス料別のところが多いのですが、全て込みこみだというのは良心的だと思いました。

エメラルドビーチ ★★★★★
ホテルに隣接する「エメラルドビーチ」は、ホテルのプライベートビーチではありません。しかし、今まで観た沖縄のビーチの中では3本の指に入るであろう綺麗なビーチでした。天候にも恵まれたこともあり、連日綺麗な海を眺めることができました。眼下に広がるこの景色、ずっと見ていても飽きません。到着直後、夕暮れの時間帯に突入。

こりゃ飲まずにはいられないでしょう。オリオンじゃなくてすいません。

そして夕暮れ。遠くに見えるシンボルのような島は、伊江島。

翌日も晴天ナリ。ありがとう、天気の神様!

反対側にもビーチがあります。全体で3,000人が泳げるらしいです。でも、現地の人は日中は泳がないんだとか。

雲が取り払われると景色が変わるんですよ。…あ、すいません。すこし画像を弄りました。

せっかくなので泳いでみました。

白い砂に青い海。青森県にはない光景。これが見たくて、毎年沖縄を訪れているのかも。

海からホテルを眺めてみました。そうそう、ホテルは全室オーシャンビューです。

このビーチ、沖縄でも珍しい礁湖(ラグーン)内にあるビーチなんだそうで、潮が引くとこんな感じになります。

ちなみにこのビーチの前から巡回バスが運行されており、美ら海水族館の目の前まで片道100円で行くことができます(一日券は200円)。もっとも、歩いていくこともできるんですけどね。絶対もう一度訪れたいと思っていた「備瀬のフクギ並木」から、400メートルしか離れていないし。それぐらい利便性に富んだ場所に立地されているホテルだと言い切ることができるでしょう。

ここに関する投稿はまた後日、改めて…。

温泉 ★★★★★
ホテルの5階には、ジュラ紀温泉「美ら海の湯」という天然温泉が常設されています。オーシャンウィング宿泊者は1,650円(入湯税込み)で、宿泊者以外は2,150円で利用できるそうですが、僕らは特典付きの宿泊だったので、入湯税150円(1日分)のみで利用することができました。源泉かけ流しだそうです。洗い場が20席もあり、広々とした感じ。ドライとスチームのサウナがそれぞれ設置されています。営業時間は早朝6時から10時まで、11時30分から24時まで。男湯と女湯は日替わりの入れ替え制で、僕は都合2度、妻は4度も利用していました。夕方の時間帯と、お子様連れが利用する19時前後は結構混雑するみたいです。沖縄に来て温泉というのも、なかなかいいものです。

駐車場 ★★★★☆
駐車場はホテルの近隣にあります。宿泊客は無料で利用できます。広々としたスペースで、結構な台数を停めることができるようです。ただし、日陰がないため、時間帯によっては車内が灼熱地獄となります。

ちなみに、今回の旅での唯一の汚点が、ここで。

最終日、チェックアウトを済ませて車に向かっている途中で、気づきました。
駐車券が、ない…。

何と、駐車券を紛失してしまったのです。ふと気づきました。そうだ、ドリンク無料券を頂いたときに、同じ袋に入れたんだ…そしてその袋、捨ててしまったんだ。

嗚呼…暑さと焦りで汗がボタボタこぼれてきます。さて、どうなったか。

出口の無人ゲートを見ると、「駐車券紛失」のボタンが。
車に乗り、恐る恐るゲートに向かい、ボタンを押すと…。

2,000円

半泣きで紙幣投入口に2枚の千円札を投入し、ゲートオープン。結果的に、無料で頂いたビール以上の出費となりました。

まあ、これも旅の思い出、ということで。

(続く)

次回は「食事&観光編」をお届けする予定です。

 


立ちはだかる薄そうで厚い壁 - 第26回AOMORIマラソン大会 #マラソン #ランニング


2010年の大会以来、7年ぶりにエントリーしたAOMORIマラソン。(エントリーしたけれどDNSが2度ありました。)

前回出場した時は10キロにエントリー。今のようにラン仲間なんて誰もおらず、一人で黙々と走っていた当時、前日のうちに出場登録を済ませ、大会当日は弘前から独り自家用車で会場へ向かい、走り終わった後は誰かの応援をすることもなく、誰とも話すこともなく、静かに、かつそそくさと会場を後にしていたという、孤独感とアウェー感をこれでもか!というぐらい堪能していた時期。
ちなみにこの時は、45分04秒でゴール。どうやらこの頃から既に、「あと数秒」の走りが足りていなかったようです。とにかく暑くて、熱中症と思しき症状で倒れた数名のランナーが沿道で介抱されていたこと、救急車が次々と走り回っていたことを覚えています。

自分自身、大会2日前まで県外出張していて、かなり疲れが溜まっていた時期。この大会に出場した直後、毎年恒例となる南方への旅へと出かけたところ、何と帯状疱疹を発症してしまったという、苦い思い出があります。

たった一度の出場とはいえ、それ以来「AOMORIマラソンに出ると調子を崩す」という都合の悪いトラウマを抱えることとなり、「あんな暑い時期の大会なんか、二度と出るものか!」と、少し距離を置いていたことを今だから明かしましょう。

何の心変わりなのかは自分でもわかりませんが、今回久し振りにAOMORIマラソンに出てみようと思い立ちました。今回もハーフではなくて10キロにエントリー。10キロにしたのは、まずは前回の4秒、5秒を何とかしなければ、と思ったから。…いや、この大会のハーフは地獄ですからね(苦笑)。
あれから7年、当時と異なり今は10キロのレースなんてほとんど出場していないので、どれぐらいで走れるかわかりませんが、目標はズバリ、40分切り。未だに切れそうで切れていない40分の壁を、ここで一気にぶち破ってやろうじゃないか、と。

大会当日、普段通りに起床し、通勤で利用する快速電車に乗車し、青森駅からバスに乗って会場のある合浦公園へ向かいます。国道脇に立てられた幟が、風で大きく揺られているのが少し気になるところ。

スタートのちょうど1時間前に会場に到着した後、今回お世話になる方々が陣取っている場所へと向かい、軽めのアップ。南西方向からの暖かいを通り越した風が比較的強く吹いていることを確認。
軽めのアップのはずなのに、終わってみると源泉掛け流しのような、汗。前日の同窓会で呑みまくったビールが徒となり、怒濤の如く流れ出ます。これじゃ先週と変わらないじゃないですか。嗚呼…。

そしていよいよ9時10分、青森市長による号砲とともに10キロがスタート。
以下、レース展開を簡単に。


今回もスタート時の混乱を避けるため、あらかじめ前の位置をキープ。周囲に流されることなく、なるべく自分の走りに没頭する…つもりだったが、結局のところ波に呑まれ、最初の1キロを3分47秒で通過。

西寄りの強い風に押され、徐々にペースダウン。風除けとなるランナーを見つけるも程なく離され、逆に風除けに利用される。

(この2枚はGIF形式で保存しており、ブラウザによってはクリックすると画像が連続的に動くはずです。)

最初の難関であるベイブリッジを上った時点で1キロ4分15秒まで落ちる。折り返しで4分を切るペースまで戻すも、復路のベイブリッジの上りで再びペースダウン。

(ご心配なく、今回は脇毛ボーボーではないです!)

橋の下りに入ってからもペースを上げることができず、この辺りから、別に無理して走らなくてもいいし、給水所で休んでもいいんだよ、という悪魔の囁きが始まる。アスファルトの照り返しに逃げ場(日陰)のないコース。追い風は背中を後押しするけれど、汗が引かなくなる。歩きたいし止まりたい、でも記録を目指したい、という葛藤。走りにブレが生じ始める一方、とにかく早くゴールしたいという思いが強くなり、ほんの数秒だけ、少しずつペースが上がる。時計を一度も見ることなくゴールまで残り数百メートル、願いよ届け!と駆け抜けるも、ゴール地点にある電光掲示板が無情にも「0’40″00″」を指すのが見え、茫然自失。

タイムは40分13秒。あわよくば、と虎視眈々と狙っていた種目別入賞も11位で叶わず(入賞は10位まで)。前回の4秒、5秒を何とかするつもりが、13秒になって跳ね返された、というオチ。


今回はスピード練習の中間決算と捉え、40分切りもほぼ手中に収められるはず、と自信を持って臨んだのに、その過度な自信が慢心に繋がったようです。全てがあと一歩で、何とも残念な感じに終わってしまいました。

前日飲み過ぎたこと、にもかかわらず珍しく緊張して眠れなかったこと、結果、意識が散漫となってレースに集中できなかったこと、そして練習内容…挙げればいくらでも出てきそうですが、言い訳はしません。いや、もう充分言い訳になっているのか。
いずれにせよ、これが今の実力なのだと素直に受け入れたいと思います。
一方、これだけ暑い中で相応の結果は出せた、と言ってもいいのかな。しかし10キロ40分の壁、なかなか破れないな。10キロという距離にレース慣れしていないからなのか、ホント難しいっす。

そして今回、レース中に数名の方から名前で声援を送って頂きました。ほとんど反応を返すことができませんでしたが、その声援が励みとなったのは紛れもない事実。心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
今回、色んな場面で撮影してもらった自分の姿を記事の中で使わせて頂きました。皆さん、ありがとうございました!

何よりも一番驚いたのは、走り終えた後の打ち上げを2件回ったのですが、いずれの場でも「実はブログ読んでるよ」というお声を頂いたこと。これ、本当に嬉しかったです。ご覧のとおり自分本位の内容ですが、引き続きよろしくお願いします。…あ、「マジメ過ぎる」のは生来の性格らしく、もはやどうしようもならないと思います。マジメはマジメなりに、しっかり次に繋げて行こうと思います!

当日の天気 晴れ 気温 【9時】27.4度 【10時】28.0度 【風向】南西の風8~10m
1キロ毎のラップ 3’47”, 3’53”, 3’58”, 4’15”, 3’59”, 4’16, 4’06”, 4’04”, 4’01”, 3’55”

(大会終了後、打ち上げの2件目、浴びるほどビールを飲んですっかりご満悦な46歳のオッサン)


忘れた頃に突然やってきた通知 – 走ろうにっぽんプロジェクト


今日は短めに。というか、これぐらいの長さがブログにはちょうどいいのでしょうか。これで原稿用紙換算で約4枚分…。


”一昨年、全国の素晴らしいランニングコースを再発見しようという「走ろうにっぽん」プロジェクトに、ランニングコースをご投稿くださいましてありがとうございました。選考の結果「走ろうにっぽん」青森県の候補25コースのひとつとして、掲載させていただくことになりました。
ついてはひとつお願いなのですが、コースマップをおこす関係で、簡単なマップをいただけないでしょうか?”

(一財)アールビーズスポーツ財団が主催する「走ろうにっぽん」は、ランニングコースという観点から日本の魅力を再発見するプロジェクトで、投稿してもらったランニングコースから、都道府県別の10撰を投票で決めていくというものです。既に47都道府県のうち、半分以上の都道府県でコースが選定され、そこから10撰が選ばれています。

そして何と今回、僕が提案した内容が、青森県の25候補に選ばれたのだそうな。
ちなみに僕が提案したのは、以下の内容でした。メールを見て思い出しましたが、一昨年前の話ということで、提案したことすらすっかり忘れていました。

●コース名 「弘前城・弘前公園」コース
説明:外周約3.3キロ。適度なアップダウンもあり、練習コースには最適。
途中道幅が狭くなるところもありますが、弘前公園内もランニングすることができますので、縦横無尽にコースを組み立てることが可能です。

…え?と思われた仲間の方も多いことでしょう。そう、正直言って僕じゃなくとも弘前市内でランニングに取り組んでいる人であれば、皆さん誰でも知っている公園の外周コース。1周3.3キロで信号に引っかかることもほとんどなく、適度なアップダウンがあることから、多くの皆さんがジョギングにランニングにと楽しんでいるようです。
ただ、この約3.3キロのコースだと、青森県の10撰には選ばれるのかも知れないけれど、地元民としては何だかありきたり過ぎて面白みがありません。
事実、先方からも今回、こういうリクエストがありました。

*弘前城と、弘前公園内を組み合わせたコースをご提案いただけないでしょうか?
距離:3km~10km程度

弘前城と、弘前公園内を組み合わせる!捉えようによってはとてつもなく壮大かつ難解なコースになりそうな感じ。7月8日(土)に放映されるNHK総合の「ブラタモリ」も真っ青の内容です。…いや、そういうことじゃないんだな。

ちなみに、事前に僕が提案した弘前公園の外周コース、恐らく僕だけではなく多くの方がこのコースを紹介したのかも知れません。それもあって、組み合わせたルートをリクエストされたのではないかと勝手に推測しているところです。

そこで今回は、時々僕が練習で走っているルートを紹介することにしました。
その名も、「弘前公園・弘前城を目一杯楽しむコース」
全長約8キロ(ルートラボでは7.9キロ)のコースで、有料区域である本丸エリアも駆け抜けるルートなので、走る時間帯が限られる、といってもいいかも知れません。かといって、先日開催され、このブログでも紹介した「弘前城リレーマラソン」のコースを付け足しただけ、というのともちょっと違うものです。

近日中(おそらく来月中)に、このルートを含む青森県内の25のルートが掲載され、投票が始まることと思います。
ルートが長過ぎて(ゴチャゴチャし過ぎて)敬遠される可能性は否定できませんが、もしも10撰に選ばれたらちょっと嬉しいかも!

10撰に選ばれると、その中からロケイニングイベントも開催されるようです。
ちなみに僕が紹介したコースがどういうものなのかは、まだ応募中の段階なので、敢えて公表しないでおこうと思います。(どうしても知りたい!という方は個別にお知らせください…いるわけないか。笑)

あわよくば、10撰に選ばれますように!

(今回設定したコースから眺めることができる、弘前公園のさくら。)

走ろうにっぽんFacebookページ


予想外の顛末 – 第22回平川市たけのこマラソン


(今日の画像は、弘前公園ランニングクラブの仲間が撮影してくれたものを皆さんの承諾を得て使わせていただいてます。佐々木さん、成田さん、吉田さん、ありがとう!)

多分、レース当日に記事を投稿するのは初めてですかね。勢いに任せた殴り書きみたいな感じになってしまったかも知れません。


2年ぶりとなる「平川市たけのこマラソン」への参戦。今回で4回目となりますが、エントリーするまでは毎回のように「今年は10キロでいいや..」と思っているのに、エントリー終了時にはハーフをぽちっとしているという不思議な魔物の棲む大会。
前回の投稿でもお伝えしたとおり、コースの大半は上りか下りといった感じ、平坦なところはスタート・ゴールの数百メートルぐらいしかありません。stravaでの記録を見たら、8キロ通過時に標高差が0mになっているので「おっ!」と思ったのですが、なんてことはない、上って7.5キロで折り返して下ったので、標高差が±0になっていた、というだけの話でした。ちなみにこの前後は、1キロで88mのアップダウンがあったようです。それぐらい、アップダウンが凄いコースなのです。
山登りと山下りの練習、と割り切れば大したことはない…と言いたいところですが、さすがに割り切ることもできず…。
ちなみにこのコース、これまでの自己記録は1時間40分。なのでまあ、それを切れれば御の字だけれど、別に切れなくてもいいや、とかなり楽観的にレースに臨むこととなりました。よってレースの前夜も断酒することなく、普段以上に飲み過ぎたというオチ。

金曜日そして土曜日の時点では、日曜日の天気が「曇り」の予報、最高気温も23度だということで、まあ、会場は山間の碇ヶ関だし、そんなに暑くなることもないのかな、と考えていました。でも、こういう機会でもなければ着用することがないかな、と思い、弘前公園RCで別注したランニングシャツに初めて袖を通してみることにしました。…あ、袖はないのか。

大会当日。予定よりも遅れて7時10分過ぎに自宅を出発。
遠くに見える大鰐、そして碇ヶ関の山々には霧が立ち込めていましたが、近づくにつれて徐々に霧が晴れ、雲が広がっていたはずの上空には青空が目立ってきました。ううむ、暑くなりそうな予感。

8時前に会場に到着し、弘前公園RCのテントが置かれた場所へ。そう、この開放感と澄んだ空気。あー、帰ってきた!って感じ。…これから地獄みたいなコースに挑むのに。
弘前公園RCのメンバーも続々と集まり始め、気が付いたら結構な人数に膨れ上がっていました。前日の朝練の時点で確認した時はそんなに参加者がいないという認識でしたが、この大会の怖さを知っている皆さんが逆に朝練を回避した、ということなのでしょう。きっと。

スタートの15分前、9時15分になってもスタート地点には人影がまばら。「そろそろ、行った方がいいような気が…」
何となくスタート地点に向かったら、それを合図にしたかのように続々と方々から選手の皆さんが集まってきました。
しかし、この時点で既に暑い!これは下手をするとぶっ倒れるんじゃ…。
往復2キロのアップの時点でかなり発汗していたのに、昨晩のビールが更なる汗となって怒涛の如く流れ落ちてきます。なんだか独りだけ既にレースを終えた人みたいな感じ。
あー、脱水に陥らなきゃいいなあ、脚が攣らなきゃいいなあ、まあいいや、最悪の場合DNF(途中リタイヤ)でも。
頭に浮かんでくるのは、そんなネガティブなことばかり。

(まるでやる気のないこの表情)

よく聞こえない拡声器が「スタート1分前」を告げました。さあ、行くか…。
9時30分、いよいよスタート。
勢いよく飛び出したところですぐに上り坂があるため、失速するのは目に見えていました。
まあ、最初の折り返しまで辛抱すれば、あとは何とでもなるか。
さて、ではこのレースの高低図をご覧ください。(画像はstravaから)

ドMドSの集いというのが、お分かりいただけるでしょうか。
上り基調の最初の1キロを4分15秒で通過した後は、5分台まで一気にペースダウン。その後1キロほど続く下りで一気にペースが上がり、4キロ地点から再び7キロ過ぎまで上り基調に。行きが上りということは帰りは下り、5分半まで落ちたペースが、下りで一気に3分台に。
ところがここで調子に乗ったせいで、下りが終わり、再び上りとなった12.5キロから、ガクンとペースが落ち、ついに歩く羽目に。嗚呼…。
再び走り始め、上りが終わった13.4キロから14キロまでは、一気に60メートル下ります。以前ここで足が攣った悪夢が蘇ります。
実はレース前の一つの課題として、いつもブレーキ気味となる下りをいかに走るかということを据えていたので、恐る恐るながら果敢に下り坂を走ります。
しかしこのコース、下りがあると上りがあるという。
水を口にするも足りないのか、せっかくのランシャツは汗で完全に重くなっていました。結局17キロ前後で再びダラダラ歩く羽目となり、ようやく残り3キロ地点でこの姿。もはや脳がアホになりかけています。

(このガッツポーズは何を意味しているのか…)

しかしここまでくればあとは下り、一気呵成にペースアップ。
するとその姿を見ていたバサマが僕を見ながら一言。

「んろー、すっかど機関車だばな!」(訳:うわー、すっかり機関車みたいだね!)
「んだべー!?」(訳:そうでしょう?)

ゲラゲラとけたたましい笑い声を背後にしながら、いよいよ右手下にゴールが見えてきました。あと1キロ、もう少し!

何人に追い抜かれ、何人を追い抜いたかは全く分かりません。時計も一切見ていなかったので、どれぐらいのタイムでゴールに近づいているのかもわかりません。

もはや疲労困憊ではありましたが、仲間の声援に手を振りながら、ゴール!
手許の時計を見て、ビックリしました。
1時間33分台!?えっ?何とこれまでの持ちタイムを、7分も縮めたことに。
…冷静に考えると、二度歩いたことで逆に心拍を落ち着かせることができたのかも知れません。

しかしゴールした後は干からびたように大半の水分が身体から抜けたような感じ。水をがぶ飲みし、記録証の受け取りへ。公私ともに色々世話になっているS君がいたことを知ってたので、「帰ってきたぞ!」と言わんばかりの表情で向かい、記録証を発行してもらうと…。S君がビックリしたような顔で、「すげえ!やったな!」と一言発したので何事かと記録証を見たら、何と第5位の文字。昨年10月のきみまち二ツ井マラソンでの6位入賞以来、人生2度目の種目別入賞!

棚から牡丹餅ですよ、これ。我々のカテゴリーでエントリーしていたのは80名近く、実際どれぐらいの人数が走っていたのはわかりませんが、何だか申し訳なくもあり…。

まあでも、結果は結果なので、素直にありがとう、と受け取らせていただきます。
しかし毎回言っていますが、次のたけのこマラソンは10キロ以下のエントリーにしようと思います!ちなみにstrava(Nike+)の結果では、この日上り下りを繰り返した結果、600m近く上っていたみたいです。ホントかよ!


クセになる大会


ハーフマラソンに首…ではなく脚を突っ込んでから6年目。フルマラソンだと走歴5年目に突入。
毎年出場するレースはほぼ毎年固定されつつあり、その中に走ったり走らなかったり、というレースが時々挟まってきます。

出場する以上は…と意気込むのも大切ですが、毎回毎回本気を出しては、相当な労力を要してしまいます。しかもそれは、大会に出場する前段階、つまり練習の段階からのことになってしまうので、かなり綿密な計画を立てて臨むことになります。

ご存じかも知れませんが僕は、石橋を叩いて叩いて叩きまくってから渡るタイプ。まあ、叩きすぎて怪我をしたこともたくさんありましたが…。
大会のたびに石橋を叩いているのも疲れるだけ。力を抜いて大会そのものを楽しむ、ということも時には必要だと僕は考えています。

年間のスケジュールを考えた時、春から初夏の積み上げ、盛夏から秋の本格シーズン、秋から初冬のクールダウン、真冬の試行錯誤と、4つに区切って大会を選別しているのですが、もしも他県で生活していたならば、このスケジュールもガラリと変わっていたことでしょう。もっとも今年は4月に職場の異動があり、秋以降の動向が全く不透明である(つまり、安易に大会のエントリーをすることができない)ため、いつもより少し早めにピークまで仕上げなければならないかな、とか考えたり…。初年度でペースを掴むってホント難しいんです、この業界(笑)。

本気を出す、いわゆる「勝負レース」と位置づける大会がある一方で、力を抜く、大会を楽しむ、つまり「ファンラン」という点でうってつけなのが、25日(日)に開催される「平川市たけのこマラソン」。毎年出場を楽しみにしている大会の一つです。実は今年が第22回なんだそうで!
コースの半分以上が上りか下りというこの大会、僕は「ドMとドSの集い」と勝手に銘打っています。

スタート直後から約7キロにわたって延々と続く上り基調、更には折り返した後の下りと、これだけでも十分過ぎるぐらいお腹いっぱいなのですが、その後も2度3度と繰り返される上り下りに、全身が悲鳴を上げるか脳がアホになるかというギリギリの状態まで追い込まれます。道中、声援を送る観客はほとんどおらず(畑仕事のついでに声援を送るお年寄りぐらいでしょうか)、鳥のさえずりと風の音が声援代わり。もう一つの励みは、コースの最高地点へ向かう間、そしてそこを折り返した後、たくさんの仲間とすれ違えること。

ヒーヒー言いながら走り終わった直後は本当に苦しくて、もうこんなコース二度と走るか!と思ってしまうのですが、なぜかまた走りたくなるという、ホントに不思議な大会です。しかし、今年こそ10キロにエントリーするつもりだったのに、間違えてハーフにエントリーしてしまったという…。

昨年はエントリーしたにも関わらず、熊本への支援活動が決まったため、出場することができませんでした。
よって、今年は2年ぶりの出場となります。この2年間で山の形状が変わるはずもなく、道が整備されたという噂も聞いていないので(橋が整備されたんでしたっけ?)、相変わらず泣かせる、いや笑わざるを得ないコースが待ち受けていることでしょう。それが楽しみでもあり、不安でもあり。

実は私、この大会の前後で、必ずと言っていいほど脚のどこかを故障します。2年前は、大会の前日アキレス腱に注射を打って走りました。しかし、それぐらいしてでも出たい、と思わせる何かがあります。ちっとも楽ではないけれど、あー、走るって何か面白いなあ、ということを実感できる大会…といえば大げさかも知れませんが、今年も「途中で歩くことなく最後まで完走する」ということを目標にしたいと思います。

どうやら天気もそれなりみたいですし、タイムは度外視、上り下りの練習の延長と捉えながら、慎重かつ大胆に楽しみます!