【あと5日】さいたま国際マラソンのナンバー引換券が届きました。

15日に行われる第1回さいたま国際マラソン。大会開催まであと1週間を切ってもやってこなかったナンバー引換券が、9日月曜日になってようやく我が家に届いていました。早速開封してみると、Dブロックからのスタート。制限時間4時間だし、公認レースで3時間28分台がベストタイムだから、まあ、当然といえば当然だよね…と割り切っておりました。

今回の大会は、僕だけではなくクラブの仲間数名もエントリーしており、メッセンジャーを利用して確認したところ、サブ3ランナーのNさんはAブロックからのスタート(さすがです)、他の2人がCブロックからのスタートとのことでした。

…あれ?ちょっと待てよ。これってもしかして、何か手続きを忘れたかな?と思考を巡らせます。というのも、前方のCブロックからスタートするお二方、持ちタイムは僕より若干遅いんですね。そういえば、届いたゼッケンナンバーもやたらと大きな番号になっています。
ひょっとしたらエントリーの際に何か手続きを忘れてしまったかも知れない!と焦りましたが、現に引換券が届いているということは、ひとまず出場できるということ。仮に何かを忘れていたのだとしても、今更それを嘆いたところでどうにかなるものじゃないし、こんなことで滅入ること自体が無駄なエネルギーの消費。ここは黙って素直に受け入れて、レースに集中する方が賢い選択ですな。

もっとも、制限時間4時間というちょっとハードルの高い大会なので、周りも本気走りのランナーばかりのはず。きっと、そんなにストレスを感じることなくスタートラインを超えることができることでしょう。(…ということを期待しつつ、スタートのロスタイムは5分前後を想定しようと思います。)

今月に入って大切にしていたはずのものを紛失したり、もう少し長く使おうと思っていたものが壊れたりと、ちょっと身の回りが慌ただしくなっています。もしかしたらこれは、自分自身が何か変化を求めている兆しなのかも知れないという都合のいい解釈をしています。いつまでも過去の栄光にすがることなく、いい加減今の自分から一皮剥けろ、ってか?

そんな感じで色々思うところはあります。相変わらず頑張らない、という考えに迷いはありません。頑張らない…というか、気張らない、頑張りすぎないといった方がいいかも知れませんね。

スタート時の流れに飲まれ、ツッコミ気味になることなく、1キロ4分50秒のペースでどこまで繋ぐことができるか。事前にコースの下見を兼ねて走ってみたHさんの情報では、細かなアップダウン(というか陸橋らしいんです)が連続する、結構ハードなコースとのことでしたので、やはり想像以上の難コースみたいです。(国際マラソンって、記録を出すためにあまりハードなコースにしないって聞いていたんだけどな…。)

前半のアップダウンを抑えながら乗り切り、20キロから30キロに掛けての平坦でどれだけ我慢して、30キロ以降から再び現れるアップダウンに臨むことができるか。正直、関門は一切気にしていません。頑張らない頑張らないといいながら、関門に引っかかるのはイヤなので、一応ここまでのプランを練っています。これぐらい練らないと、後半垂らしまくるといういつもの展開が見え見えなので。実際、過去の大会結果を分析してみたら、30キロ以降の失速がまあ酷いのなんのって…。

あとは、当日の天候や風向(特に北西の風。後半向かい風になるため)が気になるところではありますが、こればかりはどうすることもできないため、要するに平常心でレースに挑めればいいかなあ、といった感じ。…でも待てよ、オレの平常心ってどんな感じだったっけ?

4月の岩手県宮古市とその1週間後の花巻市、7月の沖縄県への私事旅行、8月の北海道札幌市、9月の秋田県仙北市、そして10月の鹿児島県~宮崎県への出張と全国各地を行脚し、さいたまスーパーアリーナを舞台に繰り広げられる「ジャパンツアー2015 最終公演 ~あわてない、あせらない、あきらめない…でもがんばらない~」も、いよいよ公演まであと5日。

人生9度目のフルマラソン、初めて4時間以内という厳しい制限時間内での大会に出場するということで、関門に引っかかることなく無事に走りきることができるのだろうかという不安の方が正直言って大きいです。でも、その一方でやることはやった、という自負もあります。

今年の大会最後の走り納めということで、一緒に色んなところを走った皆さん、そして声援を送ってくれた皆さんに心から感謝しながら、さいたまスーパーアリーナに笑顔で戻ってくるのが今回の大会に臨む最大の目標です。あくまで今回は無欲で、まずはしっかりと自分の走りをすることに専念します。

記念すべき第1回大会ということで、何らかのトラブルもあるかも知れませんが(一番怖いのが、給水のトラブル)、そんなトラブルすらも跳ね返すぐらいの気持ちで、コツコツ走ってみたいと思います。
しかし今回のコース、ホント難しそうだなあ。

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後悔か、納得か。

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やれることをやらないで後悔するぐらいなら、やるだけのことをやってもできなかったと納得しよう。
- のりお

第1回さいたま国際マラソンまであと10日ちょっととなりました(15日9:40号砲)。
結果はどうあれ、走り終えたあと自分自身で少しでも納得できるように、やれることはやってみることにしました。人事を尽くして天命を待つ、みたいな感じでしょうか。そんな大それたことではないにせよ、国際大会という初のレース、しかも制限時間4時間という中で果たして自分がどれだけの走りができるのだろうかという、言わば今年の集大成みたいに考えているレース。頑張りません、とは言いましたが、否応なしにも力が入ってくることは間違いないでしょう。もっとも、そういう精神状態をコントロールしつつ、平常心を保ち続けることが、凄く重要なことなのだろうと思いますが。

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とはいえ、何せ第1回大会に出場することが出来るなんて、二度とないことですからね。それだけでも胸を張って気持ち良く走ってもいいんじゃないかと思っています。
頑張らないというか気張らない、要するに気合いばかりが入り過ぎて、当日空回りしない程度に気持ちを落ち着かせようというのが、今の本音です。なので、周囲に流されないように、自分のペースでしっかりと最後まで走りきる、これが今回の大会出場に当たっての最大の目標、といってもいいかも知れません。
まあ、来年の五輪とか世界陸上出場を狙っているワケじゃないんだから、ねえ。
というわけで、まずは「やれること」をピックアップ、早いものでは先月から既に手をつけ始めています。

(1)内臓負担を和らげるためのアルコール抜き
これは賛否両論あるところ。「別に飲んでもいいじゃん。」という方がたくさんおられるのも知っています。
でもね、「ああ、やっぱり飲まなきゃよかった。」と後悔するぐらいなら、最初から飲まない方がマシだよね、ということなのです。2週間前からというのは早すぎるのかも知れませんが、折しも明日、人間ドックがあるということで既に着手しています。いや、どうせなら走り終えた後で美酒に酔いしれたいじゃないですか、ねえ…。

(2)食事を抜かない減量
(1)にも関連してくることですが、アップルマラソン以降、体重がドドドッと増えました。と同時に、体脂肪率も劇的に跳ね上がりました。昨年のNAHAマラソン、色々要因がありますが、体重の調整がうまく行かなかったことも失敗の一つだと思っています。
でも、先週の南九州出張においても、結構飲み食いをしました。一方で、ランニングも心掛けた結果、体重の増加はほとんどありませんでした。
この先10日間も暴食に走らないよう、適度にコントロールしながら体重を調整していきたいと思います。最終的には62キロ台前半でスタートラインに立つのが目標です。

(3)腹筋、ストレッチ
今、両脚のふくらはぎから足首にかけて痛みが残っています。アキレス腱周囲炎と思しき症状で、もはや慢性的なものとなりつつあります。といっても歩けない、走れないというほどのものではありません。
普段走り終えたあとで、ちゃんとストレッチやケアをしなかったことのツケが回ってきたのだと思っています。
ひとまず、ふくらはぎや股関節を中心にストレッチをするように心掛けています。もっと早くからやっておけばよかったな、と思います。これこそがまさに「やれることをやらなかった結果としての後悔」です。

(4)適度な睡眠と休息
平日の日中はデスクワークがほとんどですので、仕事をしながら身体を休める(変な意味ではなく)ことができる体制です。その一方で、目などを酷使するため、終業の頃になると頭が重くなっていることもあります。なるべく時間外に及ばないように仕事は早く切り上げて、早い時間の帰宅を目指すとともに、早寝早起きに努めます。願わくば、就寝時間6時間以上の確保を目指したいところです。サブ6は目指しません。

(5)モチベーションのアップ
昨日、ランニングクラブの仲間とともに30キロ走をやってきました。レース前にどうしてもやっておきたかったことの一つです。途中数回にわたって休憩を挟んだり、信号で足止めされたりで、「完全に走りきる」ことはできませんでしたが、高低差約250メートルのメリハリあるコースで、いい刺激になりました。今までであれば、アップルマラソンが終わると腑抜けになっていましたが、今年はちょっと違うようです。何よりも、毎週ずーっと走り続けていられることだけでも、充分モチベーションのアップにつながっています。
これを維持しながら、15日に繋がればいいな、と思っています。
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前にもお話ししましたが、さいたま国際マラソンは、敢えて狙いません。正直言って、PBを狙うほど自信がありません。自然体で走ってみた結果として記録が出るのであれば、それはそれで本望。でも、もう一度3時間40分切りを狙って走った初心に帰って、今持っている力を発揮できればと思います。ワクワクドキドキしながら、初めて開催される大会を楽しめれば最高ですね!本当に楽しみです。

※画像は、3日に行った30キロ走の際に撮影したものです。

人生初の九州探訪記(ウラ復命書)

狭くて広い日本の中で、生まれてこの方訪れたことがないのが、九州地方と四国地方。それが今回、仕事の関係で南九州方面を訪れる機会を頂きました。

あくまで仕事とはいうものの、移動の都合上、前泊と後泊をしなければならないという関係で、4泊5日の長期間滞在となりました。私事旅行で沖縄を訪れる時ですら、ほとんど3泊4日なのに。

で、しつこいようですが仕事での訪問でしたので、そちらの方はちゃんと職場に復命書を提出することにして、こちらではウラ復命書とでもいいましょうか、箇条書きで探訪記みたいなものを綴ってみようと思います。

(1)見た山
26日 八甲田山、岩木山、会津磐梯山、富士山
27日 桜島
28日 霧島連山(高千穂山、韓国山など)
29日 桜島

(2)食べたもの
鶏のたたき、チキン南蛮カレー、金目鯛の刺身、黒豚串焼き、祓川神楽そば、鶏だしラーメン、にぎぃめし、その他いろいろ

(3)見て感動したもの
機上から見た富士山~知多半島~室戸岬~四万十川の河口~足摺岬、夕日に照らされた韓国山、朝の霧島連山、霧島連山の遠くに見える桜島、霧島からの湧水池、めがね橋、えびのループ橋、スイッチバック駅(真幸駅)、D51170(矢岳駅)、えびの市の地層、鹿児島市内の路面電車、間近で見た桜島、西郷隆盛像、その他いろいろ

富士山
富士山。雪がないのでぬべーっとした感じ。

室戸岬
台風でおなじみ、室戸岬

韓国山
左側の山、女性の横顔に見えませんか。

霧島連山と桜島
霧島連山の向こうに、桜島

D51
蒸気機関車D51。

いさぶろうじんぺい号
スイッチバック駅の真幸駅

めがね橋
めがね橋。森林軌道が通っていたそうな。

(4)走った距離
26日 11.3キロ 鹿児島県霧島市内
※夜ラン。ちょっと市の中心部から離れると、街灯もないぐらい真っ暗でした。

27日 20.0キロ 鹿児島県霧島市~姶良市
※前日からのセット練習のつもり。十三夜の月がまだ沈む前で、周囲は暗く、国道10号線に出ると、歩道はとぎれとぎれで車道も狭く、挙句の果てに大型車両がビュンビュン。死ぬかと思った。
桜島

28日 9.6キロ 鹿児島県霧島市内
※前日走った後半のルートの再走。国分駅から隼人駅までの一駅ラン。
天降川

29日 5.1キロ 宮崎県えびの市
※京町温泉駅界隈を朝ラン。日の出前で気温6度、半袖ランパンは寒すぎました。
京町温泉駅

30日 7.3キロ 鹿児島県鹿児島市
※念願の鹿児島市内ラン。
バスを待つ人

といった感じです。しつこいようですが、走りに行ったわけではありません。あくまで仕事で行きましたので。ハイ。

チャレンジヒルクライムランニング岩木山 - 今年は観光ラン、名付けてジョグクライム

昨年9月に初めて走った時が74分。今年は79分。5分遅延となったのは、撮影に夢中になっていたから。
今年のチャレンジヒルクライムランニング岩木山は、紅葉の見頃とバッチリでした。
そもそも自動車専用道路の津軽岩木スカイラインを、自分の足で走ることができるというだけでも、楽しいじゃないですか。ワクワクしませんか。オレだけですか。いや、そんなことないと思います。
他で行われる大会の日程とバッティングしたため、昨年より参加者は減ってしまいましたが、それでも男女合わせて約70名がエントリー、朝5時前に嶽温泉に集合しました。もう、これだけでも十分ドMだと思いますが…。
ちなみに私、早朝3時40分に起床。こんな早起き、釣りに行く時ぐらいですぞ…って、最近は全然行ってないけどさ。

4時過ぎに自宅を出発し、津軽岩木スカイライン横の駐車場を目指します。まだ夜明け前、外は真っ暗。しかも、何せ岩木山に向かっているので車両の数も少なく…と思ったら意外と多い。なんて事はない、皆さん同じところを目指している同志だった、というだけの話。

4時50分頃に受付を済ませ、ゼッケンナンバーを装着。5時からの選手ミーティングで、一戸実行委員長から注意事項が伝えられ、5時25分にバイクの選手が「移動」を開始、そして、我々ラン部門にエントリーしていた皆さんも5時30分に嶽温泉郷から「移動」を開始しました。約1.2kキロ先にある津軽岩木スカイラインのゲートを通過し、本戦がスタート。昨年はこの1.2キロでアホみたいなスピードで突っ込んでしまったため、今年は最初からペースを落として移動開始。クラブのメンバーの方々と談笑しながら右折、いよいよゲートをくぐります。

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高低差約800メートル、距離にして10キロと言っていますが、実際はもうちょっと長い。平均斜度8.1%、最大斜度11.8%。うちらはいったい何のために山を登るんだ?…いやだって、その山は岩木山だからさ…。

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4つ目のカーブを超えて(というかこの手前の3つのカーブがどこなのか怪しいんだけど)、残りカーブ数は65。料金所でも止まらず、無銭で自動車専用有料道路に侵入ですよ。これだけでワクワクしませんか。
周囲は紅葉がだいぶ進んでいて、赤色黄色緑色、それに空色と雲の色、さらに日の出で染まり始めたオレンジ色で、景色を見ているだけでも全然飽きません。もっとも、ペースも全然上がらないんですけどね。

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いや、今日はもう最初から飛ばさないって決めていたんです。今年の最終レースはあと28日後、ここでケガしたら元も子もないし、実際大腿部とふくらはぎに張りを感じていたし、だから無理しない、って。代わりに、普段は自動車でしか通ることのない道を、自分の脚で思い切り楽しませてもらおう、と。
あ!と思った光景は立ち止まってスマホで撮影し、苦しくなったら当たり前に歩き、ホントにヤバいと思ったら競技をやめよう、それぐらい軽い気持ちで臨んでいました。

この大会、実は自転車がメインでして、ランニングの大会は後発的にできたもの。ところが今年は、6月に自転車の大会が行われる予定だったのですが、大荒れの天候に見舞われ、ゴール地点である8合目の仮設テントもぶっ飛ばされそうになる、という状況になり、やむを得ず大会当日に中止にした、という経緯があります。だからきっと実行委員会の皆さんやボランティアスタッフの皆さんは、今日の大会は是が非でも成功させたい、という思いがきっと強かったと思うのです。

それが、もうキャンバスにでも描いたような星空と、わずかながらうっすらと雲が広がる晴天を拝むことができたというだけでも感激…日頃の行いとかそういうことじゃなくて、本当に今日は良かったですね!と終わった後にスタッフの方皆さんと握手したいぐらいの気持ちでした。

さて、レースに戻りまして…いや、もうレースじゃないですね。最近マラソンとピクニックを掛け合わせたマラニック、という言葉がありますが、僕の場合、ジョギングとヒルクライムを掛け合わせたジョグクライム。…全然ひねりも何も効いてねえし。
まあ、そのジョグクライムをしながら、69のカーブを一つずつ一つずつ、それはそれは丁寧に進んでいきました。(…というか、単にゆっくり走っていただけですが)
津軽岩木スカイラインのカーブには、今いくつ目のカーブという表示があります。何を思ったのか私、自分の年齢と同じ番号のカーブの前で足を止めて写真を撮っていました。すいません、酸素が足りなかったようで、無意識のうちにでした。

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ところが、このあたりから徐々に道が険しくなっていきます。上るにつれて辛くなる…何か人生みたいです。

一旦離れたO先生が背後からやってくるのに気が付いたので何枚か写真を撮り、さらに中学時代の同級生だったSの写真も撮り、そして眼下に広がる光景を撮り、そんなことを繰り返しているうちに、気づいたらゴールが近づいていました。

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赤く色づいた山。こんなの見たら、足を止めちゃいますって…。

この頃になると、流石に走り続けるのも辛いため、人目がなくなった時点で走るのをやめて歩き、人の気配を感じた時に走り出す…そんな姑息なことを繰り返していました。ホントすいません。

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世界自然遺産の白神山地もクッキリ。

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あっ!岩木山の影が映っている!

ようやく69個目のカーブ。先着していた仲間たちが待っています。今日は遅くて、いや今日も遅くてごめんね!ナンバーコールをするスタッフ、旗を振るスタッフ、タイム計測をするスタッフ、みーんな知っている方ばかり。本当に頭の下がる思いで、今日はゴールした後の一礼は、コースだけじゃなくてスタッフの皆さんに対して、そして寒い中待っていてくれた仲間に対しても心の中で感謝と祝福をしていました。

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看板の向こうにも、岩木山の影。

開催できて、本当に良かったね。天気が良くて、最高だったね!岩木山、ありがとうございます!

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ゴール直後にキャプテンに撮影してもらいました。

皆さん無事に完走し、集合写真を撮影した後、それぞれバスに乗り込んで下山開始。料金所の横を通過すると、開門を待つ他県ナンバーの車がズラリとならんでいました、とさ。岩木山、本当に最高でした!

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陸の果ては、日本海。左手前にも、岩木山の影。

今回は色々重なってこの時期になったようですが、たぶん来年も開催されればまた出るんだろうなあ。ゴールした時には、二度と走るもんか!って思ったんだけどなあ。。。また岩木山に行きたいなあ、って考えてるしなあ。。。
僕、ドMじゃないつもりなんだけどなあ…。
ということで、実行委員会の皆さん出場した選手の皆さん、本当にお疲れさまでした。岩木山、本当にありがとうございました。

みんな、また来年も行グベシナ!

最後に、今日のランのGPSログ。カラフルですが、赤や黄色の地点が紅葉しているという意味ではありません。

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【あと30日】2015年最終レース、ツアータイトル決定。

今年最終レース、第1回さいたま国際マラソンまであと30日となりました。今回のテーマはズバリ、「頑張らない」でいこうと思います。

当初は、昨年の田沢湖マラソンではじき出したタイムがフロックでなかったことを証明しようと、それ以降、サブ3.5をコンスタントに出すことばかりを念頭に考えていました。しかし、結果は御存知のとおり、あれ以来一度もサブ3.5を出していません。
前半突っ込みすぎて、後半脚が持たずに大失速、という展開を昨年暮れから3度続けたにもかかわらず、僕は全く学習をしていなかったんです。きっと、オ●ニーを覚えた猿と一緒みたいなものです。

そして何よりも、走り終えたあとで「楽しかった!」という思いよりも「何でこんなことまでして走らなきゃならないんだろう?」という思いの方が強くなっていって、正直、走ることに対する楽しさを感じなくなりつつあったのです。

ところが、です…。
先日、走る楽しみを「ハッ!」と思い返すきっかけを与えたもらったんです。…そう、例のペースセッターを務めたときに。もう、これぞまさに目からウロコ、ハッとしてGOOD!だったんですよ。

以前にもお話ししたとおり4時間30分という時間は、自分でも走ったことのない未知の世界でした。昨年の4時間00分ですら時間を余したのに、大丈夫か?また時間余しちゃうんじゃないか?と思いながらも、実際のところ今年はコース上でほぼ歩くことなくゴールすることができました。(補給やトイレは除きます。)
あ…いや、昨年が無計画だったということではないんですよ、あれはあれで作戦だったので。

そして何より、一緒に走っている方々がそれぞれの目標に向かって一生懸命に走る姿を目の当たりにして、そうだよ、自分にはこの気概が欠けていたんだよ、と思い出しながら、本当に胸を熱くしたのであります。しかも、走り終えたあとに寄せられた感謝の声。今まで走って、誰かに厭みを言われることはあっても、感謝の言葉を言われるなんてこと、一度もなかったワケですから。

だから、4時間30分のペースセッターとしての役割を終えたあとは、何か一抹の寂しさすら感じたぐらいだし、走ることへの楽しみというか、やりがいを取り戻したような感じでした。

先日、うちのクラブのキャプテンがこんな言葉を教えてくれました。
「納得できるレースは10回中1回あるかないかである。」

これまでフルマラソンは8回走りましたけど、真の意味で納得できたレースは1度、それも、生まれて初めて走った2年前のフルマラソン(弘前・白神アップルマラソン)のみ。

あの時は、初めてのフルマラソンということで自分の走力もよくわからないまま周到に準備を重ね、でも最後は自分を信じ切って走りきったし(42.195キロで一度も歩かなかった)、笑ってゴールできたのって、あの時だけなんですよね…。その後の大会は、あわよくば3時間30分…というタイムばっかり気にしてしまって、心の底から楽しんでいなかったんです、結局。自分の走力を控え目に見越したうえで計画的に走れば、きっとちゃんと走れるはずなのに、自分に対して走力に見合わない過剰な計画を組んでいたんですね。

それが、先日のアップルマラソンで、久しぶりにゴールしたあとに気持ち良い感覚が蘇ったというか、今までにはない達成感に満ちあふれたというか…。

ということで僕、決めました。さいたま国際は、狙いません。
そして、皆さんに感謝しながら走りたいと思います。
いつも一緒に走ってくれてありがとう、色々支えてくれてありがとう、声援送ってくれて、ありがとう、って。
2年後に向けて、今年は足固めに充てることにします。

そして2年後には、驚異の46歳を目指します。
皆さんを「あっ!」と言わせるような46歳のオッサンを目指します。
安心してください。「ギャフン」とは言わせませんから。というかそもそも、「ギャフン」なんて言った人、見たことありませんから。

もともとこの大会、出場条件がサブ4ランナーに制限されていますので、恐らくスタート直後から高速レースが展開されることでしょう。多分、そこがキモ。そこで、いかに自分を見失うことなくペースをコントロールするか。
特に今年の大会では、自分をコントロール(制御)するという心構えを、号砲とともにスタート地点に落としてしまうということが続いていたので、今一度原点に立ち返ろうと思います。だから今回は、色んな方々に感謝しながら、楽しく笑ってゴールすることだけを目標にしてみたいと思います。

…でもこれ、なかなかの難題かもよ(ニヤリ)。

さて、秋田県田沢湖から始まった秋のジャパンツアーも既に佳境ということで、最後のツアータイトル発表です。

「ジャパンツアー2015秋・最終公演 ~あわてない、あせらない、あきらめない…でもがんばらない~」
公演まであと30日!乞う御期待。

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実は小さなアップダウンが連続する難コース。なかなからしいです。

※今更説明もあれですが、ここでのジャパンツアーっていうのは別にコンサートとかライブとかじゃなくて、国内遠征するマラソン大会のことです。