2011年10月20日

昼休みとケータイ電話


「昼休み、コーヒーを一杯飲んだ後に約15分間昼寝すると、午後からスッキリ爽快な気分で仕事をすることができます。」

昔、テレビか何かでそんなことを言っていた。
コーヒーが嫌いな人がコーヒーを飲んだところで爽快な気分になれるわけがないし、昼寝だって15分が適当な時間なのかどうかは、個人によって異なると思う。

かくいう私、最近までは1時間の昼休みのうち、約30分もの時間を昼寝に充てていた。そして、30分寝てみてスッキリするかどうかは、その日の体調や気分で全然違う。

しかしよく考えてみると、朝8時10分に職場に着いてから、早い時であれば18時頃までの約10時間近く、トイレや何かで席を立つことはあっても、ほぼずっと同じ部屋に閉じ籠もって仕事をしている、ということになる。

職場にいると、息苦しいと感じることがしばしばあるのに、よく四六時中籠もっていられるものだ。しかも、昼休みの貴重な時間とはいえ、果たして惰眠を貪り続けていいのだろうか...。
そんな時にふと思い立ったのが、散歩だった。

マラソン大会も終わり、気の抜ける時期。惰眠を貪るよりはいいかな、ということで、昼休みの時間を利用して歩き始めたのはマラソン大会が終わった翌々日。

最初は筋肉をほぐすのが目的で、ある程度落ち着いたらやめようと思ったのだけど、青森市内をいろいろ散策していると、新しい発見があったりしてこれがまた面白い。

真夏の炎天下であれば、わざわざ散歩に行こうなんていう気にはならないだろうし、それは厳冬の吹雪舞う季節も一緒。裏を返せば、今の季節がちょうど散歩には適している、ということだろうか。

で、いつしか昼の散策の途中、3年以上使っている愛用のケータイ(SO905iCS)で風景をパシャリと画像に収めるのが日課になっていった。

最初は青森県観光物産館アスパムに始まり(10月6日)、
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青函連絡船八甲田丸(10月7日)
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青森港周辺のいわゆるベイエリア(10月11日)
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職場の隣にある1ケタ国道の終点とそのモニュメント(10月12日)
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通勤途中でいつも目にしていた看板(10月13日)
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鉄道の日の青森駅構内(10月14日)
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下から見上げた青森ベイブリッジ(10月17日)
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紅葉の進む街路樹(10月18日)
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空を見上げると白鳥の飛来する姿(10月19日)
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...とまあ、毎日いろんな発見があって実に面白い。たかだかケータイでもこれだけの画像が撮影できるのだから、僕のSO905iCSへの信頼度は実は相当厚い。とはいえ最近は電池の持ちも悪くなってきたし(2日に1日は充電しなければならない状態)、そろそろ機種交換も考え始めていたのも事実なのだが...。

そんな矢先、今日の散歩の途中で大事件が発生。

ネタを探しつつ昼の散歩に勤しんでいた途中で公衆トイレに立ち寄った。
普段は絶対にケースに入れて持ち運んでいるはずのケータイを、なぜかその時に限って手に握っていたため、ケータイを洗面台の横に置いて手を洗っていたところ、悲劇は起きた。

ハンカチを取り忘れた事に気づき、ポケットを漁ろうとしたその時、左手がケータイをはじいた。哀れケータイは滑り台よろしく洗面台に滑り込み。何とその瞬間、ケータイに反応した自動の蛇口からジャーッと出水、ケータイが水没するという、バラエティ番組のオチでもあり得ないようなハプニング。

あまりに衝撃すぎる光景に、ただただ可笑しさと悲しさが渦巻く中、慌ててケータイを救い出すも、まともに水を被ってしまったために既に虫の息。しかも慌てて洗面台に手を突っ込んだ瞬間、再び自動蛇口が反応するという不運っぷり。

半べそかきながらショップに向かったところ、何とか電話帳は拾い出すことができたが、画面は完全に真っ黒。動いてはいるようなのだが、ボタンが全く反応しなかった。
3年以上仲良くしてきたケータイとの突然の別れがやってきたことを確信した瞬間だった。

正直、スマホへの機種変更も頭をよぎったが、3年以上愛用してきた機種を手放すのは結構勇気がいることだ。
運良く補償を付けていたので、4,725円(ポイント対応で負担0円になった)で同機種と交換できる事を知り、時間がなかったこともあり「それでいいです!」と返答。しかし、明日夜からは四十男にして初めてのピンク携帯を所有することが決定。何でも、同機種だとピンクしか在庫がないんだそうな...。

ということで来週からは、林家ペーを目指そうと思います。皆さんお楽しみに。

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