2013年3月14日

ホワイトデー

気がつくとバレンタインデーの返礼の日としてのホワイトデーがすっかり定着し、ウハウハしながらこの日を迎えた男性女性も多いのではないかと思う。

僕も、結婚する前は結構一生懸命こういったイベントに乗っかっていたが、いざ結婚してしまうとどうでもいいようなことになってしまい、気がつくと義理のやりとりすらなくなってしまった。
うちらが、そんなものいらないぐらいに深い愛で結ばれているのか、あるいはそんなやりとりすらないぐらい醒めきった関係なのか、どちらなのかは皆さんの想像にお任せしよう(笑)。

まあ、根底にあるのは、こんな些細なイベントで金を使うなら、もっと大きなイベントで投資しろ。
さながらそんな感じだろうか。

幸か不幸か(端から見ると圧倒的に後者なのかも知れないが)今年は、職場やその他の方からもバレンタインデーに何かを頂いたということがなかったため、特に返礼する相手もなく、今年のバレンタインデーもホワイトデーも、何が起こるということもなく、平穏に終わった。

ちなみにホワイトデーって、一体いつ頃から始まったんだろうと思ったら、30年以上前から始まっていたらしい。

全国飴菓子工業協同組合(全飴協)は1980年(昭和55年)からホワイトデーをスタートし、3月14日に定めた理由を、269年2月14日、兵士の自由結婚禁止政策に背いて結婚しようとした男女を救うためにウァレンティヌス司祭は殉教したが、その1ヶ月後の3月14日、その2人が改めて永遠の愛を誓い合ったと言われていることに由来するとしている。全飴協はその後、ホワイトデーをキャンディの日に変えた。
(Wikipediaより)


菓子屋が仕掛けたイベントだということは容易に想像が付いたが、今となっては菓子よりもバッグやアクセサリーなど、一部の女性にとってはまさに「海老で鯛を釣る」的なイベントになっていることも否定できないだろう。

ということで、僕には全く関係ない日だということで、ちょっとしたデマを流布した。

3月14日、ホワイトデー。

縁起のいい方角を向いて、木綿豆腐一丁を無言で1分以内にムタムタど食べきれば、死ぬまで長生きできるんだよ、という古くからの言い伝えは、この地域でもあまり知られていないようです。


...こんなのもちろんウソだし、広がるはずがない。
もしこんなのが全国に普及したら、その暁には全豆連から木綿と絹と寄せの三種を詰め合わせた豆腐一生分を贈呈していただきたいぐらいだ。

最近急速に普及している恵方巻をはじめ、ハロウィンもクリスマスも盆も正月もひな祭りも何でもかんでもイベント化してしまう風潮への皮肉。

まあ、早い話が白いものだったら、別に牛乳1リットルでもうどん10玉でも白米でも片栗粉でも塩でも何でもよかったわけですよ。

というわけで僕は、グループの解散会で聞かされた話題に、「顔面蒼白」になりながら帰路に就きます。
そう、もちろんホワイトデーだけに(笑)。...いや、笑えないな。

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