2004年6月28日

うちのパソコンが...

我が家のバイオが不調を訴え始めています。癇癪を起こし、フリーズすることもしばしば。BBSへのレスやこの日記への書き込みがおろそかになるかも知れませんが、あらかじめご容赦下さい。ゴメン。

2004年6月24日

舌戦スタート

皆さん。選挙です。17日間に渡る参院選がスタートしました。
我が職場の周辺では、手続きを済ませた候補者たちが一斉に演説を始めたため、賑やか...というより非常にうるさかった。
今回は、今ひとつ争点が定かでないというか、イラク派兵や多国籍軍への参加、年金問題に北朝鮮拉致、さらには憲法改正論など、争点がありすぎて各党攻めあぐねているという感も否めません。
各党の動向をかいつまんでみると...。

【自民党】
相変わらずタレント頼みというか、目玉候補を擁立するという古い手法。中でも、置かれた立場を理解していない神取忍(比例区)は苦戦必至だが、関節技等を駆使して逆転勝利も。党執行部は、神取が当選した場合、馳衆院議員、大仁田参院議員とともに「自民党プロレス」を立ち上げることも視野に入れている。ちなみに大仁田は、無所属で出馬の鈴木宗男と越境タッグを希望している模様。

【民主党】
年金未納問題では、ミイラ取りがミイラになった形の民主党。何せ自民党以上に一枚岩ではないため苦戦も。党公認の候補者からは、前回の「巨泉ショック」を教訓に「当選しても辞めない」という念書を取っているらしい。それでも議席大幅増の際は、イオングループのジャスコが記念セールを予定しているとのこと。

【公明党】
前回は、神崎代表による「そうはいかんざき」によって、どちらかといえば宗教色の強かったイメージの払拭に成功。今回も風変わりなCMを放映し、アピールしている。当初、今回のCMにも登場している片岡知恵蔵扮する遠山の金さんに出馬を打診したが、故人であるため断られたという経緯も。

【共産党】
実は、さりげなく議席漸増を続ける共産党。今回も、自民民主激突の陰で密かに議席増を狙う。CMはなく、ヒマワリの描かれたポスターのみという至ってシンプルな戦略。そのヒマワリ、選挙戦終盤まで花が散らないよう党員が毎日水やりをすることになっているらしい。

【社民党】
党の存亡をかけた戦いになっているため、議席確保よりも、党の存在を宣伝することを目的としている。かつては「おたかさんブーム」で女性候補を多数擁立し大躍進したが、実は昨今の「男女共同参画社会」こそが、女性進出を曖昧にし、党に悪影響を及ぼしていると判断、今回から男女共同参画社会の形成には断固反対の立場を取る。

【みどりの会議】
代表を務める中村敦夫が再当選を狙う。そのキャラクターを生かすため、木枯らし紋次郎での出馬も検討したが、自身が枯れることを恐れ、断念。

【選挙区】
東京選挙区は、拉致被害者家族連絡会の増元照明と元都知事の青島幸男の参戦で混戦。北海道選挙区の鈴木宗男、大阪選挙区の辻元清美は、いずれも苦戦を強いられている模様。状況によっては「収監コンビ」として結託する可能性も。

【比例区】
届け出制党が減ったのが特徴的。また、前回は参院選後に、「巨泉ショック」「田嶋ショック」と呼ばれた辞職、離党があったため、自民党を除いてはタレント候補の擁立に消極的。長嶋一茂や原辰徳、相撲の若貴兄弟や舞の海と名前は浮かんでは消えた。「お笑い」からの候補者も消えた。
今後はお笑いやタレントから議員出馬ではなく、議員からお笑いやタレント進出という流れが生まれるのでは(ハマコーが顕著な例)。

【無党派層】
今回の大躍進間違いなし(=投票率大幅下落と見た)。今後は、「無党派」を語る政党や派閥が登場することが予想される。杉田かおるを筆頭とする「無頼派」の動きにも警戒。

(以上敬称略)

皆さんの一票は非常に重みのあるものです。7月11日、投票所には足を運びましょうね。

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2004年6月22日

時給2億円

日本のJリーグも、つくづく舐められたモノだと思う。
ヴィッセル神戸が、元トルコ代表イルハンの解雇を決めたそうだ。
イルハンと言えば、日韓W杯での活躍で一躍名をあげ、「トルコの貴公子」として、特に女性ファンを中心に人気のあった選手。
経営難にあえぎ、新たなスポンサーの下で再スタートを切ったヴィッセル神戸がそのイルハンを獲得したのは今年のこと。契約金などを含めると、およそ9億円が支払われたという。恐らく、三顧の礼をもって迎えたかったことだろう。
ところが、なかなか来日しないという騒動に始まり、怪我に次ぐ怪我で、Jリーグのピッチに立ったのはわずか3試合。1試合90分で単純計算すると、何と時給2億円ということになる。野球界でもたまにこういう傍若無人的な振る舞いをする外国人選手がいたが、イルハンの右に出るものはいないだろう。
しかも、挙げ句の果てに無断帰国。Jリーグはもちろん、日本のサッカーファンを愚弄したとしか言いようがない。というか、彼は日本で一体何をしたかったんだろう。金だけもらって、あとは怪我した振りでごまかそうとしていたんだろうか。
真意は知る由もないが、恐らく彼は、別にJリーグでプレーしたいなどと望んでいなかったんだと思う。ヴィッセル側にしてみれば、新生ヴィッセルの起爆剤、いや広告塔として活躍して欲しかったんだろうが、その思惑は見事に外れた。いやはや、何とも高い「買い物」をしたものだ。しかも、補償の効かない「粗悪品」を。
それにしても、「トルコの貴公子」とはよく言ったものだ。もはや彼は、「貴公子」ではなく「金に目のくらんだ暴君」にしか映らないのは僕だけだろうか。

2004年6月21日

ディアンムー

台風6号が四国から近畿にかけて上陸しました。直撃を受けた方はもちろん、被災された方もそうでない方も、謹んでお見舞い申し上げます。こちらには今夜から明日明け方にかけて最接近するようですが、恐らくその頃にはかなり勢力が弱まっているのではないかと思っています。しかし、なんとも季節外れな台風って感じですね。こちら、気温はさほど上がってないにせよ、今朝からとにかく蒸し暑い。私的には電車に乗るあたりから不快指数120といった感じです。いろんな意味で(笑)。
日本では「台風○号」と呼称されていますが、台風に名前が付いていることはあまり知られていないようです。2000年から導入されたものですが、これは日本独自のものではなく、各国が提案したものが採用されており、最初に採用されたのはカンボジアが提案した「ダムレイ(象)」という名前でした。以降 中国、北朝鮮、香港、日本、ラオス、マカオ、 マレーシア、ミクロネシア、フィリピン、韓国、タイ、米国、ベトナムの順に名前を提案しています。米国は、本国のハリケーン同様「女性の名前」を採用しています。
一方、日本が名付けた名前をズラリと並べてみると、テンビン、ウサギ、ヤギ、カジキ、カンムリ、クジラ、コップ、コンパス、トカゲ、ワシ...どうやら星座の名前らしいのですが、何かピンと来ませんねぇ。もともと国内向けには使用されないということでしたが、ニュースなんかで「非常に勢力の強い台風『ヤギ』は...」なんて言われても、ちょっと拍子抜けしそうな感じです。
ちなみに今回の台風6号の名前は「ディアンムー」。中国が名付けたもので「雷の母」という意味だそうです。
うーん。それにしてもホントにイヤな暑さ。じわりじわりと木々が揺れ始めています...。

2004年6月19日

世界の中心で、「タイ!」と叫ぶ

皆さんこんばんは。一瞬のチャンスをモノに出来る人間こそが勝者たることを実感したnonveyです。
一昨日の日記にも書きましたが、今日は自身3度目となる船釣りでした。狙いはズバリ、陸奥湾の「タイ」。
しかしこれまで二度の船釣りは、いずれも惨敗。2度あることは3度あるのでしょうか。それとも3度目の正直となるか...そんなことより、夢見もあまりよくなかったし、天気と波の具合が気になっていました。
13時に青森港のマリーナから出港、湾内へと進出。今回も、釣り竿をS先生から借りました。タイを釣るための竿なんぞ、僕は持っていないのです。それでも、リールは自分のものを持参、しっかりと新しい糸を巻き、セッティング。ちなみに今日の乗船メンバーは私を含め5名。いずれも釣りに関しては玄人さんばかりで、僕は皆さんの足手まといとならないように気を遣っていました。
何せ不得手とする新月。波はほとんどなく(お陰で船酔いしませんでした)、しかも潮も全くといっていいほど動いていないようでした。こうなると、魚の活性が低く、釣りになりません。それでも、40分ほど経ったときに初めて僕の竿にアタリがきました。それも、かなり明確に。「来た!」一瞬竿を止め、食いついたその瞬間、グッと竿を上げました。「来た!」リールを巻き、手応え充分...と思ったら、フワッと竿が軽くなりました。嗚呼。バラし名人の本領発揮。一同「またバラしたの?」と失笑。
いいんです。他の人たちには、アタリすらないんですから...。
その後最年長のSさんが、何故かエイを釣り上げましたが(ちなみにエイはしっぽに毒を持っているので危険なのです)、それ以降は全く釣れる気配なし。船頭さんが「移動しようか」と提案。何となく焦燥感漂う中、約10分ほどで次のポイントに到着しました。いきなりヒットは、アイナメ。でも僕ではなかった...。その後もソイ、アイナメがポンポンと釣れるのです。僕以外は。
本当に何も釣れない。満潮時間が近づくにつれ、ますます焦燥感、いや失望感が漂ってきました。
「多分、仕掛けが悪いのかも知れない。」そう思った僕は、軽めの錘の付いた針に取り替え、みんなが狙う方向とは違う方向にキャストしました。着底したのを感じながら、何度となく竿を上げては煽ってみます。
「ダメだ...」と思い竿を上げたその時。ガツン!!!

「!!!!?」

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2004年6月17日

コカ・コーラをタダで飲もう

DoCoMoユーザーの皆様へ朗報(?)。ご存じの方も多いかも知れませんが、今月23日までコカ・コーラがタダで飲めます。
コカ・コーラの新商品「C2」の販促キャンペーンということで、毎日10万名に無料でどうぞ、ということらしいです。
まずは、このURL(↓)を携帯メールに送ってみましょう。

http://cmode.jp/c2/yahoo

問題は、シーモード(Cmode)なるシステムの付いた自販機が近くにあるかなのですが...。
なお、自販機の設置場所については、上記アドレスから検索が可能です。
ちなみに私、昨日本当に商品が出てくるのか、半信半疑で試してみました。帰路、わざわざこの自販機のある店に立ち寄って(笑)。
仕組みとしては、i-mode対応の携帯電話で上記アドレスにアクセス、そこでバーコードを入手し、シーモードシステム自販機にある赤外線「読み取り口」にバーコードをかざすだけ。液晶画面に「認証中」と表示され、認証が終わると、商品ランプが点灯します。あとは、普通にボタンを押すと...ホントにタダで商品が落ちてきました!
取りあえず「C2」をゲットしたのですが、その時に気づいたこと。「C2」以外の120円商品のランプが全てが点灯したんですね。今思えば、別に「C2」でなくても良かったのかな...。で、その「C2」、飲んでみたんですけど、心なしか炭酸の抜けるスピードが速いような気が。
あ、それと、返却レバーを倒しても120円が落ちてくるということはないようです。もっとも、これも試したわけではないのですが...(情報待ってます)。
注意事項としては、バーコードをかざす時は、決して携帯端末を動かさないこと。読み取り口にかざすというより、携帯の液晶をピタッと押しつけた方が、読み取りしやすいようです。
あ、それとバーコードは1回限り有効。2度目はないみたいですのでご注意を。

2004年6月16日

土曜日

最近釣りの話をあまりしていなかったのですが、この間の土曜日、日中一人で釣行に出かけました。津軽半島の西側、日本海に面した七里長浜を中心に攻め倒していこうと、気合い十分で...。

大体、「釣るぞ!」という気合いとか「釣らなきゃ...」という気負いがあるときには、釣れないものなんです。
天気は良かった。風もほとんどなかった。仕掛けの選択を間違えたのと、釣り方が下手くそだっただけでしょう。隣のオヤジは、巨大ウグイを釣り上げていましたが、ハッキリ言ってあんな魚、釣りたくありません。むしろ、釣れない方がいいのです。
3ヶ所ほど場所を変えましたが、夕方から風が強くなり、ついに釣りができる状況でなくなってしまいました。久しぶりに、空っぽのクーラー持参で帰宅。思えば、日中の釣果はあんまり芳しくないような気が...。

今朝、通勤途中に釣りの先生でもあるT先生からメールが。「土曜日はタイです!船に乗ります。仕掛けを用意しておいて!」

船に乗ってタイに行く?いやいや、鯛釣りに行くんです!

というわけで、自身3度目となる船釣り決定。過去2回に及ぶ船での釣果は、30センチ弱のカレイが1枚、60センチの鮫(ホシザメ。ちゃんと唐揚げにして食った。)が1匹(それも初回のみで、2度目の乗船はボウズでした...)と、記録より記憶に残る程度でしかないため、今回こそ「3度目の正直」と行きたいところです。

...と、気合いを入れると痛い目に遭うんだよ。「二度あることは三度ある」になってもイヤなので、期待しないで行こう。船酔いしなきゃいいなぁ(笑)。

2004年6月14日

近鉄+オリックス=オリッ鉄?

合併に向けた動きが新聞紙面に出たと思いきや、その後は光並みのスピードで合併合意に達した近鉄とオリックス。これが承認されると、パ・リーグは5球団となるため、試合のできない球団も出てくることから、現在の2リーグ制から1リーグ制に向けた話が一気に加速しそうです(次はダイエーとロッテがくっついてダッテになる?とか囁かれているようですし...)。以前から球団経営を放棄したがっていた近鉄と、常勝球団を目指すオリックスとの思惑が一致した、ということのようですが、当の選手やスタッフには何も知らされていなかったようで、まさに青天の霹靂とはこのことをいうのではないでしょうか。
個人的には、Jリーグ「横浜フリューゲルス」消滅のニュースがオーバーラップしました。
大阪というか、近畿圏の野球ファンにしてみれば、いてもたってもいられないような話題なんでしょうね。思えば、南海がダイエーに売却された時も、大騒ぎでした。もっとも、近鉄ファンが「阪神と組むのだけはイヤだ」というのが笑えましたが。近鉄に関してはもともと、球団命名権売却のニュースから一気に経営難が囁かれていたわけですが、よりによってオリックスとの合併という手段を取るとは、誰が考えていたでしょう。しかし実は、事前に根回しは済んでいたんだとか。もちろん、選手やスタッフ抜きで。
もしこの合併話が進むと、密かに大リーグ移籍を狙っている両球団の選手が、一気に動き出しそうな気がします。近鉄でいえば間違いなく中村、オリックスだと誰だろう...谷とか?あ、あと監督はどうするんだ?スタッフは?...いろんな問題を孕みながら、今年のストーブリーグは何だか賑やかになりそうな気配。
個人的に思うのですが、もともと狭い島国にあって、別に1リーグでもいいんじゃないか、という気もするんです。その方が、いろんなチームとの対戦が見られるし、盛り上がるような気もします。欲を言えば、これで弱小チームの入れ替え戦なんかがあればもっと面白そうですが。
思い切って、台湾や韓国のプロ野球球団と「アジア・リーグ」を作ってみる。ああ、でもこれは移動の経費がかさむから大変かなぁ。そうでなければ、日本の優勝チームと、台湾や韓国の優勝チームが、アジア・ナンバーワン決定戦みたいなのをやれば面白そうな気もするのですが、どうでしょう。
いずれにせよ、今回降って沸いたような合併話によって、野球界全体の構造的な見直しが図られることを期待しています。
あ、そうそう。こういう問題って大概、(野球に関しては特に)運営者側が「勝手に」話を進めるというパターンが多いみたいですが、理事者と現場との意思疎通は、ちゃんと図らないとダメだよ。両チームの奮起を祈ります。

2004年6月12日

レイ・チャールズとレーガンに、さようなら。

レイ・チャールズが亡くなりました。
ある意味では、米国のみならず、世界規模で影響を及ぼした人たちかも知れません。
レイ・チャールズといえば、和田アキコが敬愛し、日本ではCMに登場したり、サザンオールスターズの「いとしのエリー」をカバーしたことで有名。個人的には、ビリー・ジョエルとのデュエット「Baby Ground」が、物凄く好きでした。まさにいぶし銀、米国のR&Bを、間違いなく背負っていた人。別に、個人的な思い入れがあるというわけではないのに、大大ファンだというわけでもないのに、ポッカリと穴が開いたような気分になったのは、何ででしょう。個人的には、レーガン元大統領の逝去よりショックでした。
一方のレーガン元大統領。大統領が今のブッシュになってから、また何だかおかしな方向に進んでいるけれど、彼の言う「強い米国」は、一国至上主義ではありませんでした。確かに軍事力は発揮していたけれど...でも、融和的世界形成に尽力したことは誰の目にも明らか。旧ソ連との冷戦終結が最たる例でしょう。アルツハイマーを公表し、第一線から退いて以降は、隠居生活を送っていたようだけど、そういう意味ではこのたびの逝去が、本当に「よき時代の米国」が終焉したような、そんな思いに駆られました。

レーガン元大統領、享年93歳。レイ・チャールズ、享年73歳。
歴史を築き上げた二人に、さようなら。

ちなみに、レーガン大統領の頃の副大統領は、ブッシュ元大統領(現大統領の父)。何とも歴史の巡り合わせとは奇妙なものです...。

2004年6月11日

無意味な体力と精神力の消耗

今週は、僕の関連する業務の会計検査が行われていた。会計検査というのは、国からもらった補助金や交付金が適正に支出されているかを検査するというもの。
実は、僕の業務も検査対象業務にはなっていたんだけど、他県の状況を見る限り、殆ど実績はなく、まず大丈夫だろうとタカをくくっていた。そしていよいよ検査最終日を明日に迎えるという昨日、滞りなく終了するはずのところに一本の電話。イヤな予感が的中。明日、僕の担当する業務の状況を検査員が聞きたくなったという。別にやましいところがあるわけではないので、気にとめる必要はなかったのだが、4月に着任して2ヶ月ちょっとの状況での会計検査受検を目の前にして、一体何を聞かれるんだろう、果たしてうまく説明することができるだろうか...という不安が頭の中をグルグル駆けめぐった。昨日は結局午後からこの準備作業に追われることとなり、終業のチャイムが鳴ったことにも気づかないくらい没頭していた(今の職場に来てこんなに没頭したのは初めて)。

まぁ、なるようになるさ。

開き直るしかない、と思いつつも、帰りの電車の中では一人想定問答。
今朝も、目が覚めた途端に想定問答を開始(ちなみに朝5時過ぎに目が覚めた)。

電車の中でも想定問答を繰り返しながら、職場へ。
9時には受検会場入りしなければならなかったため、朝の挨拶もそこそこに、そそくさと職場を後にした。
会場には、月曜日から木曜日の間に検査官から指摘された事項(いわば宿題)に対する回答を持った事務所の人たちでごった返していた。9時過ぎに担当官が会場入り、程なく検査が始まった。様子を見ると、5つのテーブルにそれぞれ担当官が座り、厳しい視線を送りながら質問している。実は、僕にとっては初の会計検査なのだ。ふと見ると、1つのテーブルの検査が終了した。時計を見ると、9時30分。僕の担当官の席は、一向に動く気配がない。
10時過ぎ。僕の前となる二組目が受検開始。
長い。待つのがこれほど辛いとは、思いもしなかった。

10時30分。終わりか?と思わせておいて「あ、それから...」で延長。10時40分にようやく二組目が終わった。
このペースだと、30分以上の受検は覚悟しなければならないようだ。
周りを見ると、殆どのテーブルの検査は終了している。
緊張が走る。自己紹介もそこそこに、説明を始めた。
検査官から質問が出される。それに答える。自分でいうのも変だが、いざ席に着いてみると、思った以上に冷静に対応している。
一方、受験前で緊張している僕に、「何か(トラブルが)あったら誰に連絡すればいいんだ?」などと不謹慎な発言をした上司は、僕の背後で石のように固まっている。
何度かやりとりがあり、しばし沈黙。
この時間がある意味一番辛い。

「そうですか。わかりました。わざわざありがとうございました。」

何と、あっさり10分で終了。昨日午後からの緊張感が、一気に解けた...。と同時に、ドッと疲れが出た。

2004年6月 8日

父親の手記を読んで

長崎で起きた女児殺傷事件、被害者の父親が寄せた手記を読んだ。悲しくて切ないんだけど、何だか無性に空しくなった。

女子児童の担任教師は、教壇に立つことができず入院したという。他の児童たちはみんな一生懸命登校しているというのに。

こういう事件が起きると必ず議論になるのが、少年犯罪に対する刑罰と、社会構造の歪みやそれを作り上げた大人に対する責任論。
でも、どれもみんな当たり前の話ばかりをして、何一つ問題解決に繋がっていない。
「こういう事件が起きました。悲しい出来事です。」ニュースキャスターは口々に言う。でも...
「こういう事件が起きないためにはどうすればいいんでしょう」

誰も答えることができない。答えてもみんな一般論で、何の役にも立たないような内容ばかり。

結局、誰も的確な答えを持ち合わせていない。そして、こういう社会が悪い、という方向に持って行こうとする。じゃあその「悪い社会」を作ったのは誰だろう。そしてその人たちは、どんな善処策を講じたんだろう。僕自分も含めて...。

きっと世論は、また「社会が悪い。」と無理矢理結論づけようとするだろう。

恐らくこういう事件は、残念だけど今後も続くと思う。そしてそのたびに「社会が悪い」と堂堂巡りを繰り返すことだろう。何の解決にも繋がらない堂堂巡りを。

2004年6月 7日

自画自賛

昨日のblog冒頭でも触れましたが、Photoblogに2枚の画像をアップしました(携帯からは閲覧できないみたい。ごめんなさい)。
土曜日夜から日曜早朝にかけて、釣行に出かけた際にデジカメを持参したのですが、マニュアルモードで撮影した写真が、まるで自分で撮影したんじゃないような、そんな衝撃を受けました。でも、個人的には「こういう写真がデジカメで撮れたら...」という、これぞまさに理想型といった感じでした。アップした2枚の画像は、いずれも青森市内で午前3時過ぎ(笑)に撮影したもの。特に、「The Dawn」(夜明け)と名付けた一枚は、かなりお気に入りです。あ、念のため申し上げますが、別に画像に手を加えたわけでもなく、ちょっとだけ露出時間を長くし、絞りを調整して撮影しただけです。同じ要領で撮影した「Warehouse」(倉庫)は、ロシアあたりの小さな漁港にある古倉庫兼工場みたいな雰囲気と、街路灯や周囲から差し込む光彩が、何か青森っぽくないところといった感じで好きです。
というかデジカメで、いとも簡単にこういう写真を撮ることができるということに、ちょっとした感銘すら覚えてしまいました。
今度は「ブレ」を試してみたいと思います。

2004年6月 6日

1匹だったのに...???

→どうでしょう右の写真。新しいデジカメの本領発揮です。我ながら上出来。→→

久しぶりに釣りに行ってきました。午前3時過ぎに納竿、午前4時30分頃帰宅→睡眠。でも、8時には目が覚めてしまったので3時間ちょっとしか寝ていないんですが、安田記念で馬単、三連複(計17,000円)をゲット、それだけで睡眠不足から解き放たれました。
さて、昨日の釣果。釣れるには釣れるんですが、型が小さい。某温泉街周辺の海岸で、目的もなく打ち上げ花火に興じる若者を尻目に始めたのですが、とてつもなくデカイ獲物(30センチはオーバーしていたと断言できます)に仕掛けを切られ意気消沈、その後場所移動。
で、青森市内の中心部付近で釣りを始めたのですが、10センチにも満たないような小物ばかりが釣れ、「ああ...今日はクーラー空っぽだなぁ...」と思っていたところに釣れたのがこの一匹。結局昨日はこの一匹だけが唯一の収穫でした。

背筋をピンと伸ばして28センチのクロソイは、惜しくも尺足らずでした。市価780円、といったところでしょうか。
ところが、帰宅してクーラーをみると、二匹に増えているんです。それも、釣った記憶のない「鰯」が一匹。
そう。どうやらこのクロソイが口の中に詰め込んでいたらしいんですね。
さすがにこちらは喰う気がしないのですが、クロソイの方は私の手でしっかり捌かせていただきました。今日はクロソイの刺身とアラ汁です!

2004年6月 3日

「Body Style Water」を飲んでみました

コカ・コーラと資生堂のコラボによるアロマワークス。資生堂が化粧水を販売し、コカ・コーラは同じパッケージの飲料水を販売。それがこの、「ボディースタイルウォーター」です。
化粧水はちょっとだけ試用してみたのですが、グレープフルーツの香りが心地よく、気分が落ち着くような、なるほど「香りが気分に働きかけるグレープフルーツの香り」というのも頷ける商品でした。
一方の飲料水。内容量が410ミリリットルと、通常のペットボトル飲料より内容量が少なめながら、143円という価格設定を考えると、若干割高感が否めません。が、しかしそこは資生堂とコカ・コーラのコラボ商品。ちょっと期待を寄せてみましょう。

エネルギー0、タンパク質、脂質ともに0と、いかにも「ダイエット美容飲料」を彷彿させる内容です。

では、いただきまーす。






















......(しばし絶句)。










マズい!







(と、再度口に含む)





......(やはり絶句)。





(こ、これは劇的にマズいかも...)



今まで飲んだ水の中でも、ワースト3に入りそうな勢い。
といいつつ何度も口に含みながら、僕は一体何を期待していたんだろう、と考えていました。

そうなんです。僕は「味」に期待を寄せすぎていたのです。よく考えれば、単なる水に1%の果汁が入っているだけですから、味がしないで当然なのです。ただ、グレープフルーツの香りが漂ってきたために、それに見合った「酸味」を求めすぎていたのですね。
もう一度パッケージを見直し。

「フレーバーウォーター」の文字が。「味」ではなく、アロマ効果のある「香り」を楽しむ水だったのですね...。
うーん。言われてみれば、眠気が取れて気分がちょっと軽くなったような...(←単純ですな)。

香りが好きな人は好きかも知れません。でも、多分僕はもう買わないと思うけどね(笑)。

2004年6月 2日

定員の「謎」

今朝、快速電車に乗りながら向かいのホームに停車している車輌を何気なく見たら、「定員114」の数字が。
その時、どうでもいいことをふと思ったのです。例えば、朝夕や帰省ラッシュの時に使われる「乗車率○○%」というのは、どういう算定で出しているんだろう、と。ついでに思った。これって、何かの法令に違反していないのかな?と。
例えば車。それぞれの車両の乗員数は定められており、例えば5人乗りの車に7人乗って公道を走ると、道路交通法違反で検挙されます。単純に計算すると、7÷5で「乗車率140%」ということに。同じく飛行機も、運行の安全上、定員以上の乗客を乗せるということはまず考えられません。
転じて鉄道。不思議なことにこちらは、定員が120%であろうと300%であろうと、それを咎められることはないんですね。

ちなみに。鉄道営業法には次のような規定が。
「第26条 鉄道係員旅客ヲ強ヒテ定員ヲ超エ車中ニ乗込マシメタルトキハ30円以下ノ罰金又ハ科料ニ処ス」

要するに、混んでいる電車に駅の係員が「無理矢理乗客を押し込んだら」罰金、ということになるわけですね。

はて...。

こっちじゃ通勤ラッシュというのにはほど遠いので何とも言えないのですが、首都圏やその近辺では結構こういう光景を目にしませんか。
ただ、「強ヒテ」ということなので、「自発的に」電車に乗り込んだ場合は、これは罰金を処されない、ということになるのでしょう。多分そういう解釈なんだと思います。よって、自分から満員の電車に乗り込んで、無理矢理押し込まれたことに腹を立て、駅員に「あんた、それ罰金だよ」と食って掛かるのはお門違い、ということになりかねませんのでご注意を。

さて、話がちょっと「脱線」してしまったようですが、乗車率も実は結構曖昧というか、鉄道会社が勝手に作り上げている数字なんだという感じがしませんか。大体、乗客の実数を駅員や車掌がいつもカウントしているとも思えないし。
で、結論。車輌の定員そのものは、実際あってないようなものなのかな、とか思ったりして。ラッシュ時に座席が消える「立ち席専用」の車輌なんかを考えると、あれは「定数」ではなくて「不定数」ですしね。

この辺のお話、ご存じの方がおられましたらご教示を。

2004年6月 1日

選択

月末になると、資金繰りの悪化から営業停止に追い込まれる企業がポツリポツリと出てきます。昨日も、県内外でフランチャイズを展開していた青森市内の酒類卸売店の事業廃止と、弘前市内にある住宅建築大手の営業停止が報じられました。いずれの会社も、自己破産申し立ての手続きに入る見込みとのこと。
どちらも一時期、もの凄い勢いで業績を伸ばしていたようですが、栄枯盛衰を地でいったと言いましょうか...。
実は後者の会社、よーく知っています。会社というよりも、社長さんを存じています。というのも、今もしもこの仕事をしていなければ、僕はこの会社に勤務していたかも知れないのです。
学生時代、といっても就職活動を行っている時でした。社長の話に感銘を受けた僕は、まだ内定を貰っていなかったということもあり、この会社に興味を持つようになりました。ところが逆に社長に見初められ、「是非我が社に!」と頼まれました。言われるがままに入社試験を受けましたが、大した成績も上げられず、「不真面目」と言われた履歴書を提出したにもかかわらず、面接では社長の一言で「内定」。
ところがその後、何となく受けた今の職場の試験に合格し、自分の将来を賭けてみることにしました。ということで、丁重に内定辞退を申し入れに行きました。社長からは「こんな丁寧に辞退を申し入れした人はいない。実にもったいない。」と恨み節を連発されました。
確かにあの頃、県内でも非常に勢いのある、ノリに乗った企業ではありましたが、明らかにトップダウンと思しき社長の経営手腕、一見無謀とも思える事業展開には、正直疑問を感じたことも事実でした。しかしその後も社長は、県の外郭審議会などの要職に就いたり、本を出版したりと、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでした。実は内定辞退を期に、ちょっとだけ個人的なお付き合いもあったのですが、いつの頃からか疎遠となっていきました。
県内の企業では珍しい、有名タレントを起用したCMもいつの間にか消え、会社として徐々にトーンダウンしているのは明らかでした。
そして、昨晩のニュース。
実は僕以上にショックを受けていたのは、父でした。社長とは、同胞として、同年代として、公私ともにお付き合いがあっただけに、相当ショックだった様子。
ただ、今から10年も前の話ではありますが、僕の選択は、間違いではなかったと自負しています。社長には申し訳ないけれど。

負債総額は30億円を超えるとのこと。社長という立場上、会社経営という部分では「失格」の烙印を押されるかも知れません。しかし、一人の人間として非常に素晴らしい方だけに、是非また頑張って頂きたいものです。