2004年9月30日

今日の日記はお休みです

代わりというわけではないですが、こちらに綴っています。

20th Anniversary Self Cover Best Album「THANK YOU」 / 吉川晃司

Disc 1
1.The Gundogs
2.パンドーラ
3.ナイフ
4.アクセル
5.BOY'S LIFE
6.KISSに撃たれて眠りたい
7.Brain SUGAR
8.せつなさを殺せない
9.終わらないSun Set
10.キャンドルの瞳
11.にくまれそうなNEWフェイス
12.LA VIE EN ROSE
13.モニカ

Disc 2
1.Mis Fit
2.LUNATIC LUNACY
3.FANTASIA
4.FOREVER ROAD
5.WHISKY NIGHT
6.RADIO GUITAR
7.この雨の終わりに
8.マシンガンジョー
9.スティングレイ
10.Pinky Oyster
11.BOMBERS
12.KATANA FISH

Disc 3
1.TOKYO CIRCUS vs PRETTY DOLL
2.ジェラシーを微笑みにかえて
3.You Gotta Chance -ダンスで夏を抱きしめて-
4.フライデー ナイト レビュー
5.HOT LIPS
6.Rainy Lane
7.青より碧く -Bluer than Blue-
8.Rain-Danceがきこえる
9.すべてはこの夜に
10.SEXY
11.Rambling Rose
12.Fame & Money
13.INNOCENT SKY
14.真夜中のストレンジャー

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2004年9月29日

ゆるキャラ大図鑑

五輪=トリノ冬季五輪のマスコット発表(ロイター)
 9月28日、2006年トリノ冬季五輪の大会マスコットが発表された。マスコットは、「ネーベ」(左)と「グリツ」

トリノ冬季五輪のこのキャラクター、何かパッと見た感じだと、腐りかけのタマネギと豆腐みたいだ...。
しかも、全身が映し出されていないわ、顔がはみ出しているわ。しかも表情がなんだか微妙だし、おまけに名前が「ネーベ」と「グリツ」来たもんだ。絶対この名前を聞いて、「そりゃネーベ」っていう人出てくるぞ、多分(あ、僕か...激寒)。「グリツ」だって、最初「グリッ」だと思っちゃいました。「グリッ」って何だよ!と思ったのですが、「グリツ」だったんですね。何か中途半端な名前だなぁ。でも、ちょっとだけインパクトはあったぞ。

インパクトのあるキャラクターといえば、みうらじゅん氏が発掘することで有名な「ゆるキャラ」ですが、最近のキャラクターは今ひとつインパクトが薄いですね。アテネオリンピックのキャラクターの顔と名前、出てきますか?僕は全く思い出せません。最近では愛知万博の「キッコロ」と「モリゾー」がゆるキャラの代表格として持ち上げられているようですが、恥ずかしいお話、愛知万博のキャラクターは「モッコリー」だと、つい最近まで思い込んでいました。

全国を見ても各自治体の警察や、自治体が主体となって行ういろんな大会には、いわゆる「ゆるい」キャラクターが登場するわけですが、このキャラクターを集めた「ゆるキャラ大図鑑 」なる本まで登場しているようです。もちろんみうらじゅん氏が監修したもの。1,980円という「高額」本のため、購入するのは勇気がいりますが、是非近いうち購入してみようと思います。身近で購入された方がおられましたら、是非ご感想を一言。

2004年9月28日

この半年をちょっと振り返る

田舎にある「支社」への異動を命ぜられたあと、2年間の「派遣」を終えて4年ぶりに「本店」に戻り、「普通の仕事」に復帰してからまもなく半年が経とうとしています。「真面目なお仕事」をしていると周囲から見られる関係上、いろいろ言いにくいこともあるのですが、今日は敢えてこの場を借りて、半年間を振り返ってみた雑感を吐露したいと思います。

2年間というブランクは、自分にとっていろんな意味で影響があったらしく、良くも悪くもそれが内外から現れてくることを感じました。
私が一旦業務を離れるに際しては、「外部の立場という視点から自分の行った業務や職場を監視、見直してみる」という意気込みを持っていました。派遣されていた2年間で、ある程度それは達成したと思っていましたし、自分なりの思考を醸成し、意気込みを持って業務に復帰したわけですが、配属されたのは典型的な「縦割り社会」の残る部署でした...。更に、私が「派遣」という形で2年間のブランクがあることを知るやいなや、派遣内容も知らないクセにこき下ろす、という方もいました。さすがにこの時は、この人は何て小さな人間なのだろう、と呆れてしまいましたが...(ただしこの輩とは現在、良好な関係を形成しています)。
今の仕事に就職して10年以上経過しましたが、私としては2年に及ぶ「派遣」によって、これまでの仕事内容を一旦リセットし、新人気分で仕事に臨むことができたのも事実です。しかしその一方で、2年のブランクは予想以上に大きいものでした。未知の業務に携わる部署に配属されたということもあったのですが、見るもの聞くもの初めてのことばかりでした。当たり前のことではありますが、いろんな物事や見識を吸収する能力も、新人の頃と比較すると格段に低下していましたし、今もまだ知らない、わからないことばかりです。
さらに、私の所属するグループは分業制ではなく、個々の業務を全うするというような雰囲気ですので、そういう部分では、難題が生じた場合の対処方法で困惑することもあります。サポートしてくれる上司も全幅の信頼を寄せるところまでに至らず、こちらからの提案に対しても、「長」の顔色を窺いながら可否を判断するという有様。しかも、グレーゾーンと判断したものについては「我関せず」と言わんばかりに直接「長」への説明を促されることもあります。結局のところ、自分がよかれと思って進めている業務に対しても、疑問を抱きながら仕事をしなければならない、そういう状況だと言えそうです。ただ私の場合、詰めの甘さを相変わらず露呈したり、肝心なもののチェックが抜けていたりと、あまり成長の形跡は見られません。そんなわけで、こうやってみるとあまり「良い職場」とは言い難い感じなのですが、その大きな要因の一つとして、「私自身の物事の受け止め方」というのもあると思います。
お恥ずかしい話ですが、新人職員の頃は、まるで自分が「エリート」で「優秀」であるような、そんな驕りと錯覚の意識を持っていたのも事実です。しかし、勢いだけで遂行できるような仕事ではありません。日々の業務の中で自分の力量を知るにつれ、そのメッキは剥げ落ち、そしていつしかポンコツでボロボロに近い状態になっていたのも事実。再度磨きをかけるという意味も込めて、2年間の派遣を希望したわけですが、磨かれたのは外面だけ、いや、何も磨かれなかったのかも知れません。結局のところ、相変わらず自分から殻を打ち破っていない、周囲の目を気にしすぎて萎縮している、あるいは周囲との接触を意図して避けているのではないか、そんな気もします。
ただ、この職場にきてまだ半年。これで結果が出たというわけではありません。「常に疑問を持つ」「コスト意識の醸成」「後腐れのない人間関係の形成(笑)」を目標に、最低あと半年はこの職場で頑張ってみたいと思います。こうなったらとことん、歩兵に徹してみたいと考えています。

余談ではありますが、4年ぶりに本店に戻って来て、一番変化があったこと。
飲みの回数が激減しました。

2004年9月27日

何と5周年!

...とはいっても、このサイトが5周年を迎えたのではありません。私がプロバイダー(nifty)と契約、すなわちインターネットと本格的に付き合いを開始して、今日で5周年だということでした。そういう内容のメールがniftyから届いて判明。

しかしまだ5年と考えればいいのか、もう5年と考えればいいのか。日進月歩の勢いで進化し続けるIT社会、接続環境は当初「ピーガラガラ...」だった64Kから、いつのまにやらADSLになっていました(これは妻のお陰です)。まだ光に手は届きませんが、思い起こせばまだ「パソコン通信」と呼ばれていた頃、Princeの5枚組アルバム「Crystal Ball」欲しさに市営体育館で行われていた産業博覧会の「パソコン通信体験コーナー」に潜入、購入手続を終えるまでに約1時間も格闘したのが今となっては懐かしい思い出です...。

ちなみにこのサイトは、何事もなければ来年5月中旬に5周年を迎えることになりそうなので、その頃には一人でパーッとお祝いしたいと今から密かに計画を練っているところではありますが、思い起こせばよくもまぁここまで続いているものだ、というのが本音です。これまでの生活を振り返ってみても、何をやっても継続しないし、根本的に飽き性であるため、あっという間にサイト運営にも飽きが来て、すぐに閉鎖するだろうと思っていたのですが...。

さて、ブログが軌道に乗ったことも考えて、そろそろこのサイトも大々的なリニューアルを、と考えてはいるものの、こちらもどうやら「考え」だけで終わりそうな感じです。せいぜい、色替えして終わりというのがオチでしょう。でもこうやって、カスタマイズだリニューアルだといろいろ考える楽しみがあるからこそ、今もサイト運営を継続しているんでしょうね。ホントはブログを柱にして考えようかな、と思ったんですが、何せうちのブログは雑記帳。柱にするような中身ではないということからも、あまり現実的ではありません。

あ、何かプロバイダー契約から5周年の話題から話が逸れてしまいましたが、そんなわけでネット生活6年目突入です。別にめでたくも何でもない話ですが...。

2004年9月25日

船上のベリークルシミマス

結局12時間以上も船上にいたことに。それでいながら釣れたのはたったの2枚(30センチと50センチオーバー)。船酔いはするわ嘔吐はするわ仕掛けは切られるわで散々でした。やはり前回はまぐれと見た。

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2004年9月24日

先行き不透明のプロ野球

いつものことながら、居酒屋で出された干涸らびたお通しのような、面白みも旨味もない話を。
というか、いつか書こうと思っていたが、この件に関してはようやく一段落しそうなので、一気に書き殴らせて頂く。

プロ野球選手会と日本プロ野球組織(NPB)との間で一定の合意に達したということで、今週末のスト回避、そしてようやく収束に向かいそうな気配のプロ野球問題。一部新聞では、古田選手会長が勝った、みたいなことを書いている記事もあったが、それはちょっと違うのではないか、という気がする。そもそもの発端は、急に持ち上がったオリックスと近鉄の合併問題であり、結局この点に関しては、凍結あるいは延期という回答を得ることができず、来季から近鉄という球団は消滅するという現実を突きつけられた。これまでの協議の過程、スポークスマンそして協議の調整役としての古田会長は、見る者に「かわいそうだ」という印象を与え、株が上がった。しかし、昨日の古田会長は明らかにホッとした表情で記者会見に臨んでいた。が、その横ではオリックス・三輪選手会長そして近鉄・礒部選手会長が、目を真っ赤にし、涙ながらにファンに謝罪した。これが今回の騒動の全てを物語っているのではないだろうか。

もっともこの点に関しては、球団合併を認める代わりに、来季からの新規球団の参入を検討するということで、問題解決の方向に向かっているようにも見えるが、新規球団の参入に関しては、今後の紆余曲折が予想される。
名乗りを挙げているのは、ご存じ「livedoor」と「楽天」。「シダックス」の名前も挙がったが、恐らくこちらの参入の可能性は低いだろう。正直、livedoorであれ楽天であれシダックスであれ、いずれの企業が参入しようが別に興味はない。というか、単なる「数あわせ」のための参入を認めるくらいなら、最初から新規参入など認めない方がいいのだ。

なぜここまで僕が不快感を覚えるかというと、まずはlivedoorのこれまでの経過に疑問を感じるということ。そして、あからさまな楽天の参入表明。
というのも、当初livedoorは「本社を大阪に移転してでもプロ野球に参加したい」と言っていたのだ。それが今はどうだろう。大阪府知事に「そこまで言うなら先に本社移転するくらいの気概を見せろ」と言われ萎縮、結局いつの間にか大阪での新球団設立構想は立ち消えしてしまった。「野茂の所有球団の話」はどうなったのか。はて...と思っていたところに今度は「楽天」参入表明のニュース。既にヴィッセル神戸を所有していることから、球団を所有することも難ではないという見方がされる一方で、今回の参入表明はlivedoorに対する当てつけ、という私見を感じざるを得ない。

それが顕著に現れたのが、両者がぶちまけた「仙台本拠地」構想。かつてロッテが仙台に拠点を構えていたことがあったが、以降東北に拠点を置く球団は存在しなかった。そういう空白地を埋めるために仙台...かといえば、そうではないようだ。livedoorの社員が話していたが、彼らは単に新球団の「目玉」として、東北高校のダルビッシュ投手を獲得したいという。この点、どうも短絡的というか安直というか、結局目先のことしか考えてないんだなぁという気がする。「ファンありき」が心底伝わってこないのだ。
それは、楽天も同じ。なぜ急に仙台本拠地構想を掲げたのか、真意を測りかねる。ここまでくると、単なるlivedoorに対する嫌がらせだろうとしか思えない。
マスコミの間では、どちらかといえばlivedoorが不利、楽天有利とも言われているようだが、これは要するに「根回し」の巧い下手の問題であり、(世論に多大なる影響を与えるマスコミを含め)誰を味方につけるのか、ということだけで球団設立に動いているようにも見える。
さて、思うままに好き勝手ここまで書いてきたが、これまでの経緯と問題点を整理したい。

1.NPBと選手会は一定の合意に達し、今後のストは回避された。
2.新球団の参入は来季から認められそうだが、近鉄とオリックスの合併も決定した。
3.減る球団は1チーム、参入表明した球団は2チーム。
4.NPBの瀬戸山委員長はマスコミやファンの矢面に立っているが、彼はロッテの球団代表であり、いわば仲介役のような存在。
5.中日の選手会は、昨日の会議途中で退席、「あと15分ほどでまとまる」と言ったが、結論が出たのは6時間後だった。
6.近鉄とオリックスは、やる気が失せたのか既にパ・リーグの5位と6位が確定している。
7.合併問題然り、スト問題然りで、いずれのケースも結局ファンの声が届くことはなかった。
8.新球団設立を表明した2社は、いずれも仙台本拠地を希望。
9.仙台・宮城球場は老朽化が進んでおり、仮にフランチャイズが決定した場合、改修は必至。


こうやってみると、各球団の思惑や選手会、NPBそれぞれの意識に温度差があるようにも思われる(もちろんそれは、年齢的な問題もあるだろう)。急に本拠地構想をぶつけられた宮城県知事や仙台市長も困惑しているようだが、下手をすると「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということにもなりかねないとして、事態の推移を静観する構えのようだが、正しい選択だろう。こういう場に、政治的介入はあってはならない。また、楽天は「うちの球団に優先的に球場を使わせてくれたら、球場の改修費用を出す」とのことだが、これではエビでタイを釣るようなもの。また金が物言う事態になってしまうのではないだろうか。
「収束だ」とは言いながら、これから解決しなければならない問題は山積しているのも事実であり、再びNPBと選手会が衝突、ということだってあり得ないとも言えないだろう。
何より皮肉だったのは、それまで客の入りが悪かったのに、ストを決行した直後の試合は、どの球場も軒並み満員に近い状態だったということ。これなら、客の入りが悪くなったらストを起こせばいい、なんて声も聞こえてきそう。

そうは言ってもやはり気になるのは今後の展開。NPB側は公平かつ透明性の高い審査を行うとしているが、結果的にlivedoorと楽天の参入も認める一方で、宙に浮いているもう一つの合併も進めたい、そんな急転直下の事態だけは避けて欲しい。そして、ここまで来たのであれば、livedoorも楽天も、とことん争って欲しい。
「うちはやっぱりやめます」こそが、野球ファンに対する冒涜とも言える行為だから。

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2004年9月23日

ソーシャルネットの可能性

最近、ブログを立ち上げている方を中心に、ソーシャルネットの輪が広がっています。他聞に漏れず私も、既にキヌガサに参戦し始めたわけですが、昨日は高校時代からの友人に誘われるがままに、GREEというソーシャルネットに参加することになりました。こちらも基本的にはキヌガサと一緒で(というかどちらが先なのかは不明)、さまざまなグループに参加することで、輪を広げていこうというものです。
私自身、この輪がどこまで広がるのかはわかりませんし、ひょっとしたら最小限の輪のままで終わる可能性だって無きにしも非ず。

ちなみに今のところ、キヌガサに関しては「趣味嗜好中心」、GREEは「私的関係中心」という風に自分の中では色分けしているわけですが、おそらくどっちがどうなんだか訳がわからなくなることでしょう。
いずれにせよ、実のところソーシャルネットって何じゃらホイ?の状態ですので、しばらくは手探りというか、様子見が続きそうな気配です。といいつつ、キヌガサには「GEORGE MICHAEL」のグループを立ち上げてみたり、初心者の分際で!という行動は一応起こしています。そんなわけで、キヌガサやGREEで私を見かけた方。私はどうもネット上でも人見知りの気があるような感じですので、どんどんリンクしてくださればこれ幸いです。

考えてみると、ソーシャルネットの繋がりはチャットと似て非なる、そんな感じでしょうか?誰か教えて。

キヌガサ: http://kinugasa.cc/
GREE : http://www.gree.jp/

2004年9月22日

久米島ガイドの補足、そして東京にて

土日祝日を挟んで1週間にわたる休暇を終え、今日から仕事復帰です。復帰したはいいのですが、時間の経過がやたらと遅く感じられるのはなぜでしょう。
そうそう、久米島ガイドの補足を一つだけ。シークヮーサー関連の飲料が結構あちこちで飲むことができますが、これがなかなか美味い。スーパーやコンビニでは、500ミリのペットボトル入りも販売されていますが、100%果汁で販売されているものがやたらと高い!というのもこれ、もの凄く濃厚なのです。ペットボトルにも記載されていますが、「お好みの濃度に水で薄めて...」とのこと。酸味が強く、甘みが少ないですので、原液のまま飲むと大変なことになります。普通に市販されている100%果汁のジュース感覚で飲まないように。ちなみに空港で、このペットボトルを片手にプラプラ歩いている人を見かけましたが、一口か二口飲んだ状態で、ほとんど手つかずでした。まぁ、あの酸味じゃ飲めないよなぁ。
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18日は、那覇経由で東京にやってきました。この日は、都内に宿泊。翌19日、夕方まで時間があるので、妻の買い物がてら日本橋・銀座を中心にあちこちを歩いていました。ちょっと野暮用があり、秋葉原に向かったのですが、この時、通りがかった店の店員が訳のわからぬ言葉で話しかけてくるのです。それも、どう聞いても異国の言葉。中国語か韓国語っぽい感じです。どうやら、私と妻、そしてこの日同行してもらった妹との会話(もちろん、周囲に憚ることなく津軽弁)を聞いた店員が、同国の人と思い込んでしまったようです。いろいろ話しかけてくるのですが、当然何を言っているのか理解不能。その場は「何を言ってるんだ?」と笑っていましたが、時間が経ってからそのことを振り返り、何かとても複雑な気分になりました...。いやぁ...久米島で生活する現地の人たちの会話もちんぷんかんぷんでしたが、我々の言葉もきっと異国の言葉に聞こえていたんでしょうね。本当にショックだ...。

2004年9月21日

nonvey的久米島ガイド

3泊4日久米島の旅を終え、東京経由で青森に戻り、2日が経ちました。暦の上は3連休が終わったわけですが、私の夏期休暇はあと一日残っているため、本日その消化のために休暇継続中でございます。
最初は21日ころ再登場という話でしたが、携帯からメールを送ることで画像もアップできるように仕込んでいたことを思い出し、こういう形になりました。しかし、3枚のうち醜い写真が2枚(笑)。ご容赦ください。
さて、我々夫婦が旅行に行くと、必ず何かのネタ(土産話)を作って来るんですが、今回は天候にも恵まれ、本当に何事もなく旅行を楽しむことができました。そんなわけで、今回はネタはありません。あしからず。
ただ、それではあまりにつまらないので、旅行中に気づいたことなんかをメモ書き程度にまとめてみたいと思います。今後久米島への渡航を考えてみようという方への一助となれば、これ幸い。ただし、拠点を宿泊したホテル周辺(イーフビーチ)と考えておりますので、ご了承ください。

【観光】
ハッキリ言って、久米島は名勝史跡やプレイスポットが多い島とは言えません。中には、無理やり作ったような観光スポットもあります。よって観光は、丸1日あれば、充分に余る可能性アリです。ただ、6月にオープンした「バーデハウス久米島」。ここは、海とはまた違った楽しみを味わうことができますし、長い時間過ごすことができます。ここに入場する際、「会員入会」を求められますが、入っておいて損はなし。もらったカードで、さまざまな恩恵を受けることができます。できることなら、渡航後早い段階でここを訪れることをお勧めします(ただし入場料3,000円(定価)と、ちょっと高めではありますが...)。
あと、白砂でできた無人島「はての浜」に、ただの「観光目的」でやってきた年配のグループがいましたが、最後は服を着たまま海の中へドボン。あれは、いろんな意味で「迷惑」ですので、恥ずかしがらずに水着を着用しましょう。

【移動手段】
私はレンタカーを借りて移動していたのですが、中にはレンタサイクルで島内を走る強者も。ただ、起伏の激しい島ですので、島内一周なんて無謀なことは考えないほうが賢明です。なぜレンタサイクルが強者なのかというと、日中でも25度以上、更に時折スコールのような雨にも見舞われるため。イーフビーチ周辺を回るのでしたら問題はないと思いますが、そこから一歩踏み出すのは、気力体力が必要かと思われます。なお、島内には、バスが走っていますが、民営ではありません。初乗り100円だということのようですが、何と「白バス」です。それと、主要ホテルとバーデハウスの間は無料シャトルバスが運行しています。
ホテルでレンタカーを借りようとしても、ほとんど空きはないようです。ちなみに空港からホテルまでは、私の運転するレンタカーで約20分足らずでした。どこも見学せずに車で島を一周すると、おそらく1時間は要しないと思われます。

【食事】
ホテル周辺には、比較的飲食店が集中しています。島内唯一(!)のコンビニも、ホテルの近くにあります(24時間営業)。ラーメン屋は結局見つけることができませんでしたが、どこの飲食店にも「久米島そば」「ソーキそば」があります。久米島とソーキの違いは、麺の上に乗っている食材に違いがあるらしです。麺はほとんどラーメンと一緒。焼きそばにも同じ麺を使っているらしいです。あ、あと、知ったかぶりで「うん。ここの麺はコシが強くてうまいねぇ」なんて、うん蓄を垂れないように。島内には製麺所が一ヶ所しかないので、どこの麺も一緒らしいです。

【食材】
ゴーヤや豚肉のほか、魚も豊富です。あと、島豆腐と島かまぼこという食材があります。島豆腐はキメが細かく滑らか。島かまぼこは空港売店でも販売されていますが、並んでいるのを見るとあまりおいしそうに見えません。が、食べてみるとこれがまた美味。個人的に気に入ったのは、「海ぶどう」。こちらもあちらこちらの店で見かけることができます。

【交通】
前述したとおり、移動手段はバスかタクシーかレンタカー。ただ、島内は非常にのんびりした雰囲気が漂っていて、車が渋滞することなど、まずありえません。それと、制限速度は30〜40キロ。スピードを出してもせいぜい60キロ程度。これ以上スピードを出して走っている車は、まず間違いなく「わ」ナンバー、つまりレンタカーです。ただ、島内を走る車、方向指示器を出さずに右折左折する人が多いので要注意。中には、方向指示器も付いていない、どう見ても拾ってきたとしか思えないようなバイクも走っているので気をつけましょう。

【匂い】
歩いてみるとわかるのですが、時折悪臭の立ち込める場所があります。久米仙の工場近くは、死にそうなくらいに悪臭が立ち込めていました。あと、道路端。なぜ道路端から悪臭が立ち込めるのかというと、側溝のゴミが相当期間そのままになっているからと思われます。これ、なかなか強烈でした。

【土産】
空港やホテルでは、島の特産品を始め、いろいろな土産が販売されています。ただ、そういうところで購入する前に、近くの店に立ち寄ってみましょう。特に食料品や酒類に関しては、はるかに安価(=正規の価格あるいはそれ以下)で手に入れることができます。ホテルの近くでは農協に併設したスーパーや、町中心部にある店などは要チェックです。

【日焼け】
車で移動している途中でも日焼けします。9月いっぱいは海で遊泳できるようですが、もちろん日焼け対策が必要です。あと、水分補給はこまめに行うべし。

メモ書き程度のつもりが、力いっぱい書いてしまいました。久米島の海は、本当に綺麗でしたよ。島ものんびりした雰囲気。日ごろの喧騒から逃れること請け合い。ぜひ一度渡航してみることをお勧めします。

2004年9月17日

はての浜

思ったほど暑くはないです。

2004年9月16日

畳石

いい天気だなぁ…。

2004年9月15日

無事到着!

やっと食えた海ぶどう。うまかったあ!

2004年9月14日

そんなわけで

私、明日から遅ればせながらの夏期休暇に突入します。15日から21日まで1週間という長期の夏期休暇。多分、こんなに長い休暇を取るのは結婚休暇以来じゃないかな。
台風も今回は来ていないようですし、やっと、やーっと天気に恵まれた休暇を満喫できそうです。
そんなわけで、19日まで不在となります。多分ここには、21日頃に再登場する予定。
それまで、 キヌガサ参加への段取りも進めたいと思います。

では皆さん、しばしの間さようなら。

2004年9月13日

(今度は)日本海の端ッこで「タイ!」と叫ぶ

青森はあいにくの雨模様。雨が降るたびに秋が深まっていく、そんな気配です。
さて私こと、日焼けにより、鼻の先が季節外れのトナカイのように真っ赤になってしまいました。ついでに言えば、右手人差し指にも、魚の背鰭が刺さって赤く腫れ上がっております。

昨日は、父の誘いで、父の友人の乗り込む船に便乗させていただきました。
早朝4時、日本海に面した鰺ヶ沢漁港を出港(深夜3時に家を出ました...)。10名の乗り込んだ中型漁船は、北に向かってスピードを上げて進んでいきます。約40分程で、最初のポイントに到着。聞くと、津軽半島のかなり北の方まで来たようです。
5時頃から、いよいよ鯛釣りがスタート。仕掛けは、陸奥湾と同じブラー釣りなのですが、水深が平均で約60mと非常に深い(陸奥湾では30-50m)ため、私の持っている軽いブラー(28号)では使い物にならないかも、と言われてしまいました。実際他の人たちの使っているブラーは、最低でも40号。この時点でこりゃ勝負アリか?と思ったのですが、そういうセオリーが単純に通用しないのも釣りの楽しいところ。誰に何を言われようと、とことん金色のブラー28号にこだわり続けました。
確かに潮の流れが速く、底が取れずに苦心しましたが、リールからしばらく糸を出した状態にすることで着床させることにしたところ、この作戦が見事成功。最初はアタリを合わせることができず、なかなか釣り上げることができなかったのですが、ようやく6時前に約50センチほどのマダイを釣り上げました。あとはもう、揚がるわ揚がるわで納竿までに13枚!多分、普段の釣りでもこれほど釣り上げたことはなかったのではないのか、というくらい記録的な釣果でした。最低でも約30センチ、圧巻は最後の一投げで捕らえた64センチ(前回の記録と同じで、自己タイ記録)。そんなわけで、実は午前7時の段階でクーラーから溢れていました。というか、クーラーが小さすぎた(写真がその状態)!

そんなわけで、僕にもこれくらい釣れるのですから、ひょっとしたらここでは、海底に鯛が敷き詰められていたのかも知れません(もちろん冗談ですが)。

正直、これまで日本海での釣果は芳しいものではなく、また、湾内と違って波風が強いため、今回も大して釣れるとは思っていませんでしたし、船酔いへの危惧もありました。ま、釣れてもせいぜい小振りだろう、と。事実、7時頃に波の感覚がなかなか掴めず、船酔いしかけたのですが、空腹であることに気づき、持参したパンを食べたところ完全復活。波を掴む感覚が蘇り、もうあとは、何の迷いもなくがむしゃらに釣り続けていました。風もほとんどなく、絶好の釣り日和だったと言っていいでしょう。

5度ほどポイントを変えたのですが、釣れなかったのは1ヶ所だけ。あとはコンスタントに釣り上げることができました。日頃の夜釣りで鍛えられたのでしょうか、我ながらアタリあわせ、魚へのフッキングがうまくなったものだと自画自賛。

父も、初めての鯛釣りながら約50センチを筆頭に5本も釣り上げることができました。結局同船した10人のうち、一匹も釣り上げられなかった人は皆無。釣り上げた数では私が2番目、大きさでも1-2位を争う結果となりました。もちろん、船頭さんのポイント選びが的確だということは言うまでもありませんが、船上での情報交換や玉網入れなどの意思疎通が非常に巧く、かつスムーズに行われたのも、釣果が伸びた理由の一つかも知れません。聞くと、この地域でのアベレージは30センチ前後で、50センチを超える鯛がこんなにたくさん釣れることは、滅多にないんだとか。ただ、同行したメンバーの中には、今回初めて鯛のブラー釣りに挑戦したという方が数名おり、まだ日本海側ではこの釣り方そのものが主流ではないようです。
14時に納竿、15時前に漁港に戻ってきました。

が、問題はここからでした。父とともに釣り上げた計18匹の鯛を、どうやって捌くのか。
結局、6軒の家庭に1〜3匹の鯛を振る舞いましたが、それでも我が家に残った64センチの鯛と30センチ前後の7枚の鯛。最後は本当に辟易しながら、約1時間30分かけて全ての鯛を捌き終えました。指を腫らしたのもこの時に、誤って背鰭を刺したため。
でも、よく考えるとこれってこの上ない贅沢ですよね。鯛を釣り過ぎて捌くのに困った、だって。
ま、当面鯛釣りは、いいかなぁ(などと、一度でいいから言ってみたかった!)。

2004年9月11日

9.11に寄せて

あれから3年。テレビに映し出される光景が、まるで映画さながらのシーンで、現実と偶像の狭間で「これはいったい何なんだ...!?」とかぶりついていたことを思い出します。

歴史は繰り返すと言います。
あの日以降、確実に「テロ」が増えました。そして、アメリカがイラク攻撃を始めた大義名分である「大量破壊兵器」は未だ発見されていません。

その後いろんな情報が錯綜し、テロ首謀犯と言われるビンラディンも見つからないまま。
実はブッシュの自作自演とまで言われる始末。

でも、真実はいったいどこに行ってしまったのでしょう。

約3,000人の命を一瞬にして奪った悲劇。でも、約4割の方々の犠牲者に関して、身元も遺骨も確認されないという現実。「グラウンド・ゼロ」では、再開発の計画が進んでいるそうです。たかが3,000人。されど、3,000人。この命の重みを、ブッシュ大統領はどう考えているのでしょうか。命の引き換えに命を奪うというのであれば、彼こそがやはり「独裁者」であると言っても過言ではないのでは。

繰り返される無意味な殺戮行為に、ドロップキックを。

さて私こと、まったく話が変わりますが、明朝4時から船釣りしてきます。釣果は明日明らかに。ま、期待はしていませんが...。

2004年9月10日

怪我の功名

ここに来て、トラブル発生か。

昨夕、私の携帯電話に旅行会社から着信がありました。
大変恐縮そうに話す担当者。その話を聞いて、我が耳を疑いました。

「宿泊する予定のホテルから連絡があり、1泊目の分の予約を取りすぎて飽和状態となり、部屋が確保できないかも知れない。」

どうですか!これ、ビックリしませんか。通常ならあり得ないし、考えられないことではありませんか。
聞くと、ホテル側のミスだとはいいますが、それにしても「予約を取りすぎて」とは、何事でしょう。
私たちに野宿しろというのか!!!


ところが、旅行会社は代案を提供してくれました。ホテル側から提示があったようです。

1.ランクが若干落ちるが、代替のホテルを用意する。
2.3泊分の朝食を無料で提供する。
3.1泊目は、本来宿泊する予定だったホテルから代替のホテルまで送迎する。
4.「はての浜」までのツアー料金を無料にする。

以上の条件で、何とか代替ホテルへの宿泊を了承してくれないか、というものでした。
携帯電話の向こうから、本当に申し訳なさそうに話す声を聞きながら、頭の中ではカタカタと電卓を叩く音(笑)。
はじき出された金額は、概算で約1万5千円(2人分)。損得勘定が先に働き、渋々(内心は「しめしめ」)了承しました。
まぁ、初日は16時30分に久米島到着ですし、この日は恐らく、青森→羽田→久米島という大移動の疲れを癒すことで終わると思われます。そういう意味では、寝られればどこでもいいか、というのが本音。

これでトラブル回避。というか、いい代案を持ってきましたな。

2004年9月 9日

あと7日

いよいよ、リベンジ旅行まであと1週間となりました。武者震いではありませんが、そわそわしています。僕の中ではカウントダウン開始。
しつこいようですが、沖縄へはこれまで2度渡航しています。最初は梅雨の影響で海と戯れることなく沖縄を離れ、2度目は本土到着とほぼ同時に台風の直撃を受け、以降3日間に渡りホテルに軟禁状態、那覇空港は5万人を超す人が足止めを食い野宿状態という修羅場を経験、3度目となる昨年は、久米島にターゲットを変更するも、台風の影響で羽田から飛び立つことを断念するという、悲惨な結果に追い込まれていきました。こうやってみると、どんどん渡航状況は悪化しているわけですが、4度目となる今回も、どうなるのかはまったくわかりません。でも、もう既に青森で4度も台風を経験したので、今年はこれくらいで終わりにしたいというのが本音。まぁ、確かにこういう季節に南国へ渡航しようというのが【無謀】なのかも知れません。でもね、羽田発3泊4日で一人40,000円切るといったらそこの貴方、行ってみたいと思いませんか。

ちなみに、今年これまでに上陸した台風を見ると...

6月台風 4号:6/ 7発生→6/10通過(沖縄)→6/11消滅
6月台風 6号:6/14発生→6/21上陸(四国)→6/21消滅
7月台風10号:7/25発生→7/31上陸(四国)→8/2消滅
8月台風11号:8/04発生→8/04上陸(四国)→8/4消滅
8月台風15号:8/16発生→8/17通過(沖縄)→8/20消滅
8月台風16号:8/20発生→8/29通過(沖縄)→8/31消滅
9月台風18号:8/28発生→9/5通過(沖縄)→9/8消滅

6月に発生した台風が上陸するというのは珍しいこと。台風は普通、季節とともに徐々に西寄りのコースを取る、というのが定説になっているわけですが、ここ最近の台風は、発生箇所やコースが、全くバラバラです。ただ、6号から8月前半の台風を見ると、定説はまんざらウソでもなく、最近の台風より東側のルートを辿って四国に上陸しています。もっとも、11号のように突如発生し、上陸したかと思えば、暴風域を持たないまま一日で消える、という特異な台風もあるわけで。
今年は、海水温が異常に高温だったということで、台風の発生頻度が高くなっています。特に8月は、一週間に一つは発生する異常なペース。しかも、勢力の強い高気圧の影響で、コース取りがほぼ固定されています。その他の要因としては、偏西風が大きく北側に蛇行しているということも挙げられるでしょう。で、ここ最近の傾向を見ると、大体発生から1週間前後で沖縄に近づく、というパターンが続いています。
もっとも、台風15号のように突如発生したかと思えばすぐに接近するものがあるなど、一概に分析が難しいところ。ただ、沖縄周辺ではあまりスピードが上がらないというのは、この時期の台風の特徴かも知れません。
あと、今年に限っての顕著な傾向としては、天気図に「熱低」すなわち熱帯低気圧の表示をよく見かけるようになったこと。これは、台風が崩れたか、台風になりかけのいずれかではありますが、温帯地域にあるはずの日本にこれだけ熱低が近づくということは、地球温暖化の影響で日本が亜熱帯地域になってしまったのかも知れません。
とにかくこの時期は、来週のこともあって台風情報から目が離せず、毎日気象庁の台風情報や、衛星画像(日本近海では足りないので、全世界の衛星画像)をチェックしています。

今のところ、台風に発達しそうな怪しそうな雲が赤道付近にいくつか点在しています。サイパンやグアムでも雨は降っているようですが、これはスコールと考えてもよさそうです。
また、勢力の強い高気圧が、日本の東の海上にほぼ停滞しているのが気になります(この高気圧がいたために、ほぼ同じコース取りの台風に見舞われたといってもいいでしょう)。あとは、今回の18号そして19号によって、潮の流れが若干乱れている(台風が成長しづらい)ので、それが収まった頃(週末あたり)が要注意時期でしょうか。ただ、西から前線を伴った低気圧も接近しているようなので、この動きも気になります。当面、ここ2〜3日の様子を静観したいと思います。
...って、去年もこんな分析をしていたらヒョコッと出てきたんですよね。台風が。

2004年9月 8日

落下したリンゴ

台風18号が、未明から早朝にかけて青森県に最接近しました。
接近・上陸はこれで4度目だったかな?このペース、異常です。今回の台風の特徴は、雨をもたらすものではなく、暴風が吹き荒れるという点。
予想はしていまいたが、電車は軒並み運休そして大幅な遅れ。私が毎日通勤する電車も、約20分遅れました。一部区間では徐行運転となったため、自転車並みのスピードで駆け抜ける快速に辟易。もっともこれはまだマシで、反対側のホームに停車していたのは6時30分に弘前を出発するはずの特急で、約50分遅れで出発していきましたが...。

ゆっくりと徐行する電車の窓から外を眺めると、黄金色に輝く稲穂が頭を垂れて、吹き返しの風に揺られています。その姿は、まるでうねりを伴った海面のようで綺麗...。いやいや、そんな芸術めいたことを言っている場合じゃないのです。雨がそれほど降らなかったのが、不幸中の幸いだったみたいです。稲穂に雨が付着し暴風に晒されると、重さに耐えられずに根元からなぎ倒され、収穫すらできないような、そんな状況になってしまうんだとか。電車の中でおばちゃんが熱弁を振るっていました。確かに見ると、若干倒れていた稲はありましたが、甚大な被害には至らないようです。

一方、悲惨な状況なのは「リンゴ」。
早稲品種は収穫が始まっていたので難を逃れましたが、主力品種である「ふじ」はこれから色づき始めるという段階。果樹園によっては、リンゴの木そのものがなぎ倒された場所もありますし、ほとんどの実が落下してしまった木もあるようです。実際それは、電車の中から見ても確認できました。落下したリンゴは商品にはなりませんし、まだ青リンゴのため、加工品にもならない可能性があります。
手塩にかけて育てたリンゴが、一晩で商品価値のないゴミになる。これが、台風の怖さです。

そこでお願いというのが、恐らくこの先、落下したリンゴなど被害農産物の販売に動き出すはずなのです。いや、現実に動いています。イトーヨーカドー、イオングループなどの支援を受け、落果リンゴの販売が行われる予定になっています。今のところ青森県内だけを想定しているようですが、もしも他の地域の店頭でも見かけることがありましたら、是非手に取ってみて下さい。購入していただければ、なおありがたい。よろしくお願いします。

でもね、生産者側にしてみれば、そういう問題じゃないみたい...。
これ読んでみて。1991年の台風19号に被災した農家の子供が書いた文集です。グッと胸に来ます。

2004年9月 7日

何から書けばいいでしょう...

というくらいに話題に乏しい日々を送っています。そのくせ、ちょっと忙しい。15日までの辛抱じゃ。

ところで、国民保護法が施行されるそうです。いわば有事関連法のホネ。有事の際に、国民の生命財産を守るというのが建前ですが、具体的イメージが沸かない、170もある指定公共機関の基準が曖昧、とかいろいろツッコミを入れたいところもあります。あと、法を策定した国と、地方の温度差が浮き彫りでもあるらしいです。
しかし、有事を想定しなければならないとは、日本も何だか穏やかじゃないですね。
平和よ、どこに行った。

2004年9月 3日

健康診断

入院していたVAIOが、頭だけ大きくなって昨日退院してきました。税込み47,250円也。痛い...。
で、今日は職場の健康診断でした。
僕は、この健康診断が無意味で無駄なものに思えて仕方がありません。結果は「参考数値」にもならない、その程度だと思っています。今年度中(来年1月)には34歳になるのですが、35歳未満の職員は、血液検査や心電図といった、健康診断をする上ではかなり「重要」と思しき検査が免除されます。何を検査するかと言えば、身長体重・血圧・聴力・尿・胸部間接だけ。まぁ、確かに受診する人数がハンパではないので致し方ないのかも知れませんが、ある意味とても大事な時期なのに、重要な検査を怠っている、そういう気分にもなります。思えば、血液検査なんて何年やってないだろう...。

で、何が無意味で無駄かと言えば、健康診断を受けるために、一週間ほど前から急に健康的な生活を心がけようとする人がゴロゴロ出てくること。まぁ、一週間かそこらで何が変わるんだ?という気もしますが、急に飲酒を控えてみたり、タバコの本数を減らしたりする人が、現実にいるのです。これはホント無意味。普段の生活からそういうことを心がけないと。さらには、有所見(血圧・尿で引っかかる)の場合でも血液検査なんて滅多にすることはないのに、35歳未満の人たちにも受診12時間前からの飲食を自重するよう呼びかけていること。よって、前日の晩から午前中の検査終了まで、水やお茶以外は何も口から摂取することができず、この間空腹に耐えなければならないのです。もっとも僕に限って言えば、今日は9時40分からの健診なので、昨晩21時40分頃までビールやら天ぷらやら、「これはヤバいだろう...」というようなものをガツガツ口にしていましたが(笑)。
この健診で、かつて血圧が150オーバーということが2度ほどあったんですが、保健婦の方から「今、階段登ってきたでしょう?」と聞かれ「ハイ」と答えたら、あっさり血液検査を免除されました。それも、2度とも。これが現実なんです。で、検査結果は一度要指導になったくらいで、あとは全て「異常なし」の判定。ホントかよ?と疑いたくなるような内容。ハッキリ言ってかなり適当です。だから今回も、身長が何ミリ伸びて(ここ数年1〜3ミリの幅で漸増)、体重がどれくらい増えているか(ここ数年1〜2キロの幅で増減)チェックする。僕にとって健康診断を受診するということは、この程度でしかその意義を見出せないんです。まぁ、そうは言いつつも数字を気にするあたりは、小心者といいましょうか、ハイ。ちなみに今年は、血圧125-75でごくごく普通、身長は173.0センチと2ミリ増、体重は65.2キロと0.6キロ減で、体脂肪率は15.3%でした。
来年からはいよいよ血液検査が始まるわけで、ようやく本格的な検査を受診することができます。でも、そう考えると自分も年を取ったなぁ、と改めてしみじみ。

2004年9月 2日

Amazonのリンクについて

ご存じの方も多いと思いますが、最近右側にAmazonのリンクを貼りました。注目は一番上。かねてから噂のあった、イヤ、既にファンの間で話題となっているPrinceのDVDボックスです。今回DVD化されるのは、映画作品としての3本。既にDVD化されている「パープル・レイン」、初DVD化作品となる「アンダー・ザ・チェリー・ムーン」、さらに「パープル・レイン」の続編で日本未公開・初ソフト化となる「グラフィティ・ブリッジ」の3編。「パープル・レイン」に関しては約132分の映像特典を追加した特典DISC付スペシャル・エディションでのリリースだそうです。特典DISCの内容については、キッドさんのサイト(BBS)などで紹介されているようですので、ご参照下さい。ちなみに今のところ一番安価で購入(予約)できるのはAmazonのようです。
こうなるとやはり「Sign O'The Times」や、その他の既発ビデオ作品全てのDVD化を望みたいところですね。

プリンス・フィルムズ・コンプリートBOX 〈4枚組〉
定価10,290円 (税込)が、20%(2,058円)Off8,232円 (税込)。発売予定日は2004/10/29です。

2004年9月 1日

VAIO顛末記

先日緊急入院を余儀なくされた我がVAIO。わずか2年足らずの稼働で入院と相成ったワケですが、診断の結果、残念ながら脳死状態(ハードディスクを認識しない)にあると宣告されました。
ドナーカードが見つからなかったので、臓器移植手術は行わないことにしたのですが、先方から提示のあった内容は次のとおりでした。
「リカバリなどを施しましたが、残念ながら既に脳死状態にあり、このままではウンともスンとも言わないでしょう。ただし、脳(HD)の交換により、再び命は蘇ります。しかも脳の容量を2倍にすると、今ならお安くなります。」
病院送りしてしまった時点で覚悟はしていましたが、やはりこういう結末を迎えました。診察料だけで13,000円。で、知能指数30GBの脳から60GBの脳への交換で、計約50,000円ということになりました。高いですよね...。でも仕方ないんです。個人病院ではなく、総合病院(SONY直営)に送り込んでしまったんですから...。
5万円も払うなら、新しいの買えば?といろんな人から言われました。でも、それ以上出費する、いや、5万円でさえ出費する余裕などないのです。でも、なければないでちょっと困る我がVAIO。ここは、我が身を削る思いで費用をかき集めるとともに、一旦脳死を宣告されたVAIOには再度生き返っていただいて、今後の余生を送ってもらおうと思います。
...って、PCなどの機械はこうやって部品の交換ができるから、何とか命をつなぐことができます。でも、人間はこんな簡単には行かない。部品で構成されているわけじゃないですからね。「バカの壁」でおなじみの養老先生もおっしゃってましたが、「なぜ人を殺してはいけないか」という理由は、この辺りにあるのではないでしょうか。人間は、飛行機を製造し空に飛ばすことはできるけど、同じように空を飛ぶ鳥やトンボを生み出す技術は持ち得ていません。いかなる手法でも、機械的に「生命だけ」作り出すことはできませんからね(あ...ちょっとだけ真面目な話になってしまった)。

ところで私こと、噂のキヌガサにぼちぼち参戦してみようかと考えています。というか、実は既に登録だけ済ませました(笑)。ただ登録はしたけど、この後どうすればいいのかな、といった感じですが...(汗)。