2004年10月31日

『岡村ちゃん大百科』 岡村靖幸

岡村靖幸がEPIC在籍時に残した作品をメインとした『岡村ちゃん大百科』なる10枚組のBOXセットが発売されることになったそうです。

岡村靖幸の完全限定生産BOXセット『岡村ちゃん大百科』が2005年2月23日にリリースされる。本作はCD8枚+DVD2枚のBOXセットとなっており、その内訳は、『yellow』から『禁じられた生きがい』までのオリジナル・アルバム5作品、オリジナル・アルバム未収録楽曲を収めた2枚のCD、1990年代ツアー(1991年のパルコ劇場、中野サンプラザ、1992年の東京ベイNKホール、1996年の日本武道館のライブから収録予定)の〈弾き語りコーナー〉の模様を収めたCDの計8枚と、エピック時代のすべてのプロモ・クリップを収めたDVD、伝説のテレビ番組「eZ」に出演したときのライブの模様や名場面集で構成されたDVDの計2枚。彼の全作品を持ってる人にも、最近彼のことを知った人にも必携の岡村ちゃん完全ガイド・アイテムといえそうです!

18,900円というのはちょっと高額かな。『yellow』以外のオリジナルアルバムは全て持っておりますが、ちょっと興味アリ。

ただし。

「あの曲」が収録されているか否かでちょっと購入は迷いそうな感じ。その曲というのは、

「Dog Days」

この曲ならベスト盤『早熟』『Oh!ベスト』に収録されているじゃないですか、とおっしゃるあなた。それは甘い。
まず、このBOXセットだと、シングルのみで発売された「Dog Days」は収録されないということになります。
しかもしかも「Dog Days」は、現在アルバムに収録されているものとシングルとして発売されたもののバージョンが異なるのです。
というのは、前述のベスト盤で聴くことのできるバージョンは、ボーカルを録り直ししたものなんですね。このセットにはPVをDVDに収録するらしいので、是非そちらと聞き比べしていただきたい。ハッキリと違うのがわかります。
なんて言うのかな、アルバムに収録されているのは声に艶や丸みがあって、シングル盤はもっと音痴で荒削りなんですね。

ちなみに。僕にとってこの曲は、毎年夏になると聴きたくなる曲の一つです。もちろん、シングル盤のバージョンじゃなきゃ駄目です。だから、知人にお願いして借りたDVDから、PVの音だけを抜き取り、それをCDに焼いて聴いています。
PVも名作です。江ノ島とスイカ、そしてケミカルウォッシュのジーンズを身に纏う岡村ちゃんが何とも印象的。

是非ともこの曲は、「シングル・バージョン」で収録していただきたい。それでこそ「大百科」の名にふさわしいというもの。この曲がシングルバージョンで収録されなければ、僕はこれを「大百科」とは認めないぞ。というか、収録予定曲に「Dog Days」の名がないのが、とてもとても疑問なんですが...。

金の牛

おはようございます。コンビニでペットボトルを購入する時は、どうしても「おまけ」がついているものに目が行ってしまうnonveyです。つい先日も、コンビニで飲料を買おうとペットボトル・缶ジュースが並ぶコーナーに行くと...無糖のコーヒーを購入しようと思っていたところに、妙なものが目につきました。それが、これ。

妙というか、もの凄く「おまぬけ」なアイテムだったので、無糖ではなく、このコーヒーを購入。サッポロから発売されている「北海道贅沢ミルク&コーヒー」。これは、「乳牛フィギュア」なる首掛けのおまけなのですが、ホルスタインやジャージー種など(全部で5種)に混じって、たまにこの「金の牛」が紛れ込んでいるらしいです。ただ、「希少な確率」とは謳っていますが、何せ中身が見えているので、プレミア度がない(笑)。
「牛」というのがまた、何ともマニアックです。こんなアイテムに喜んで飛びつくのは、多分僕みたいな物好きなヤツ、酪農関係者、業界関係者くらいではないでしょうか。その上なぜか「金色」の牛。これ、いったい何の意味があるんでしょう(笑)。
しかし、よく見るとこの牛、結構丁寧に作られています。目鼻がきちんと模られ、臀部には星型の烙印も押されています。強いて言えば、しっぽの先と蹄も黒くして欲しかったかな。

一応「金色」ですので、何らかのご利益を期待しつつも、どこにぶら下げようかな、これ...。

2004年10月29日

今週の「どんだんず」

今日は、物凄くローカルなお話をしたいと思います。まず、題名の「どんだんず」という言葉は、ビートルズとかドリフターズの類ではなく、「どうなってるの?」といった意味の津軽弁です。
かれこれ20年も前になるのですが、「SAY! MUSIC FELLOW!」という地元AMのラジオ番組がありました。「今週のどんだんず」というのは、その番組の人気コーナーで、金曜の深夜0時頃にもかかわらず、聴視率が6%を超えるというお化け番組だったといいます。
ちなみにこの番組では、まだブレイクする前の岡村靖幸や渡辺美里、そして地元出身の小比類巻かほるをプッシュしたり、最新の洋楽情報を提供していました。ちょうど私が中学生の頃でしたので、今思えば、洋楽にどっぷりハマる礎となったといっても過言ではありません。タワーレコード渋谷店店長お勧めの輸入盤の紹介コーナーもあり、そのレコード(CD)をプレゼントするということで、僕も幾度となく葉書職人に徹し、いくつかの作品をゲットしたこともあります(一時期懸賞にもハマったのも、この番組が原因でした)。しまいには、よほど葉書を投稿していたのか、高校一年の時には、大晦日の特番に(録音ではありますが)電話でクイズ回答者として出演させられたこともあるという、いろんな思い出が詰まった番組なのです(嗚呼、恥ずかしい)。

そんな「音楽番組」から生まれた名物コーナー。地元ではこの「どんだんず」という言葉は、ごくごく当たり前に使われていました。イヤ、今思えばこのラジオの影響だったのかも知れません。いわば流行語みたいな感じ。週明けの学級は「どんだんず聴いた?」という話題で持ちきりだったというのも、誇張した表現ではないと思います。
さて、このコーナーがどういう内容かといいますと、どこにでもありがちな話題を、津軽弁で面白おかしく綴り(もちろんネタは、全て津軽弁で葉書に書かれている)、締めで「どんだんず〜!」と絶叫するもの。恥ずかしながら私も何枚(何十枚?)か投稿し、何度かネタがOAされたことがあります。その週のネタで一番面白かったものに与えられる「今週のどんだんず賞」を貰ったこともあるのです。
しかしながら、時代の流れと共に番組は終了し、新番組が始まったのですが、この「今週のどんだんず」だけはしばらくそのまま残っていました。

私もそれなりに年を重ね、深夜番組を聴くこともなくなり、今やごく普通の平凡な給料取りとなりました。
ところが、見つけてしまったのです。
ローソンのレジ横に並ぶCD。何とそこには「今週のどんだんず」の字が躍っているではありませんか。
ウラ面を見ると、過去の作品から厳選したものを約70分に渡って収録しているというのです。それも、ローソン限定販売。

懐かしい...。

気が付くと僕は、そのCDを手に2,100円を払っていました。
急いで家に帰り、早速MDに録音、今朝の電車で途中まで聴いてきました(電車に乗っているのは35分だから、全ては聞くことができないのです)。とにかく、懐かしさと嬉しさがこみ上げると共に、笑いをこらえるのが大変で、何度咳払いをしたことか...。

恐らく、津軽弁を知らない方、とりわけ青森県以外の方には何の食指も動かないCDでしょう。というか、青森県以外では購入できないんですね。
地元民よ。
「どんだんず」を知る有志よ。

これを聞いて笑いなさい。青春を思い出しなさい。笑うことがストレス解消になるというのは、ウソではないぞ。

青森県内のローソン各店で発売中。2,100円。

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2004年10月27日

初雪

今朝は、非常に冷え込みました。上空5,000mには、この秋一番の寒気(-20度)が入ってきているんだとか。
僕が毎朝乗る快速電車は、二駅ほど過ぎると田園地帯を疾走します。そして、西側には岩木山、東側には八甲田山を臨むことができます。刈り入れの終わった田園の遠くに佇む岩木山、今朝は頂上付近こそ雲に隠れて見えなかったものの、中腹あたりまで白いものが見えていました。八甲田山に至っては、頂上付近から8合目あたりまで真っ白になっていました。

何と、青森市内でも早朝に初雪を観測したそうです。思えば、ついこの間まで「猛暑だ猛暑だ」と騒いでいたのはいったい何だったのか。秋は、駆け足どころか猛スピードで駆け抜けていきました。例年より約10日、昨年より約3週間も早い初雪の観測。

ああ、秋だなぁということも感じることなく、冬の足音がすぐそこまで迫っています。外を吹く風が、秋の風ではないのです。ハンパじゃなく冷たい風が吹いています。

今日の天気予報は「曇り時々雨または雪」。降水確率も「雨または雪の降る確率」。

思えばもうすぐ11月。でも、まだ10月。今年の冬は、長そうだなぁ...。

冬が来る前に、いい加減地震も落ち着いて欲しいですね。一刻も早く復興することを祈っております。

Me-imi / 岡村靖幸

DISC 1(CD)
1.5!! モンキー
2.モン・シロ
3.ア・チ・チ・チ
4.ファミリーチャイム
5.ミラクルジャンプ
6.未完成
7.軽蔑のイメージ
8.マシュマロハネムーン 〜 セックス


DISC 2(DVD)
1.ミラクルジャンプ (Video Clip)

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2004年10月26日

今年の大晦日は「モスッ!」

TBS系の人気番組『さんまのスーパーからくりTV』の企画で格闘家デビューを目指す“ボビー”が、大みそかの「K−1 Dynamite!!」に出場することが26日、決定した。対戦相手は現在のところ未定。会見には同番組の「セインのファニエスト外語学院」で先生役を演じるセイン・カミュと、ボビーと同じく生徒役のアドゴニーも同席。ボビーは「アイスの食べ過ぎで今日は下痢気味だが、選手としてはバリバリ」と冗談混じりに意気込みを語ると「相手は(ボブ・)サップと曙、どちらがいい?」との質問に「人間であれば鹿でも亀でもやります」と答え、セインに「人間じゃないだろ」と突っ込まれていた。

本名ボビー・オロゴン。知っている人は知っているけど、知らない人には、「誰じゃそりゃ?」という無名の新人。格闘技好きで知られる関根勤や長嶋一茂から絶大なる評価を受け、番組でも「今年の大晦日は格闘技参戦」を掲げていましたが、まさかホントにK-1に出るとは思っていませんでした。

しか〜し。

こいつ、マジで強いです。ホントに侮れないです。どれくらい強いか?

番組内でパンクラスGRABAKAの菊田早苗とスパーリングを行い、押さえ込みを振り解くなど、特筆すべきスポーツ経験がないとは想像し難いポテンシャルを発揮。今春には、ホイス・グレイシーとも対戦し敗れたものの流血に追い込んだ。また、柔道の昇段試験では5人を相手にオール一本勝ちを決めて、黒帯取得に成功した。

番組、そして年末を盛り上げるためにも「仕掛けられた」といったイメージは否めませんが、個人的には、こいつの活躍を密かに期待しています。今年の大晦日は「モスッ!」で行きましょう。

仕事上のチョンボ

誰もが経験あるであろう仕事上のチョンボ。

次は気をつけよう、で済むこともあるでしょう。

僕は今日、同じ業務で同じ内容のチョンボを2度も続けてやってしまいました。

一度指摘を受けたにもかかわらずやってしまったチョンボ。

それも、普段なら考えられないような、ごくごく単純なチョンボ。

やってしまったものは仕方がないです。

でも、仕方がないで済まされないこともある。

猛烈に凹んでいます。

そして、猛烈に自己嫌悪。

こんなに落ち込んだのは、今年に入って初めてかも。

でも全ては自分の蒔いた種。

自分で蒔いた種です。自分で刈り取ります。

こんなに自分がイヤだと思ったのも、いつ以来だろうか。

ごくごく単純なチョンボだから、なおさら腹が立つ。

嗚呼...。

Time To Share / TOSHI



1. Beating of My Heart
2. Living For Today (featuring Mos Def)
3. Breaking Through (w/Interlude)
4. Hold Me Down (featuring Angie Stone)
5. Neva Satisfied
6. Shadows of Your Love
7. It's Time
8. 'Cause You're So Bad
9. Hope You'll Be Well
10. Voodoo Woman (featuring Rene Neufville)
(以下日本盤のみ収録)
11. Living For Today/D-Moet Toshi's Joint Remix

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2004年10月25日

今だから話す金〜土曜日のお話

昨日も綴ったとおり、土曜日は友人の結婚式でした。それも2回目の(笑)。

青森市内で一番大きなホテルで行われたのですが、隣では地元選出国会議員のパーティーがあるらしく、耳にイヤホンを差し込んだ厳ついSPがゴロゴロいて、なにやら物騒な雰囲気でした。
そんなことはお構いなしに、披露宴そのものは、参列者が60名ほどと、非常にこぢんまりとした雰囲気で、和やかに行われました。
そして、実はこの披露宴で、新郎から友人一同の余興を頼まれていました。
実はこれまで、友人の結婚式で余興なんぞ披露したことがなかったので、何をやるかでギリギリまで揉めていたのですが、結局「世界に一つだけの花」を唄うことで落ち着きました。

ただ、それだけでは「いかにも」で、つまらないよね...。

ということで金曜日、突風吹き荒れ、激しい雨に打たれ、荒波に揉まれながら、早朝から陸奥湾へ出陣。もちろん仕事を休んで(おいおい)。
天候や波のせいにはしたくありませんが、実に食いの渋い釣りでした。大体、用意したエサが減らない...。
ポイントを替えてもダメ。ようやく釣れたのは、さすが師匠S先生。こういう状況でもしっかり結果を出します。ようやく僕にも同じポイントで釣れたのですが、手のひらほどの小さな鯛。しかも、水面で針からポロッと落ちていきました...。

結局、5人で釣行に出かけ、釣れた鯛は3匹...。

それでも披露宴当日、我々のそばには、白い発泡スチロールがありました。もちろん、この3匹の鯛が収められていました。

余興開始。トップバッターということもあり、景気よく、ということでなぜか「マツケンサンバ」の前奏に乗って、僕は手のひら大の鯛を2匹手に持ち、釣り上げた本人は30センチほどの鯛を抱え、その後ろから友人3名がダラダラと壇上へ。

客席がキョトンとしています。

マイクを持った僕が、「実は...」と、経緯を説明。そして新郎を壇上に呼び寄せ、鯛を贈呈。
新郎は、釣りに行っていたことは知っていたのですが、本当に鯛を釣ってくるとは思っていなかったらしく、感激至極。
で、引き続き「世界に一つだけの花」を友人5人で新郎を囲み、文字通り【熱唱】。
ふと見ると、新郎の目には涙が...。

あららら...と思いきや、こちらも思わずもらい泣きしそうになり、イッパイイッパイの状態で唄い終えました。

トーチを手に、我々のテーブルにやってくるや、再び涙目になる新郎を見てもらい泣きしそうに。
さらに、ご両親へ宛てた新婦の手紙を聞いて、またまたもらい泣きしそうに...。

物凄く自分が、年を重ねたことを実感させられた一日でもありました(苦笑)。

サトルそしてアケミさん、末永くお幸せに。

2004年10月24日

新潟中越地震

その第一報を知ったのは、結婚式の三次会の席上でした。

「おい、新潟で震度6の地震3回も起きたんだってよ!」
トイレから戻ってきた友人が、驚いた表情をしながら我々に教えてくれました。
青森での結婚式から弘前に戻る途中、酒の飲めない友人の車に揺られながら、オトコ4人が車に備え付けられたテレビにかぶりつき。しかし、一人が眠りにつき、気がつくと僕も眠りについていました。
被災された方々は、まさに眠れない夜を過ごしたことでしょう。謹んでお見舞い申し上げます。

...と偉そうなことを書いても、全然説得力がない。はぁ...。

一夜明け、惨状が明らかになるにつれ、ブラウン管を通じて自然の脅威をまざまざと見せつけられ、背筋が凍る思いに駆られました。実は、浅間山の噴火にかこつけて地震の話を書こうと考えていたところ。だからこそ、ゾッとしました。

遅々として進まない復旧作業。というか、どこから手をつけたらいいのか...というのが実態ではないでしょうか。正直、何かしたいと思うけれど、何もしてあげられない。
自然の前では、人間とは、ほんのちっぽけな存在でしかないのでしょうか。

まだまだ余談は許さないとのこと。
どうか、どうかこれ以上被害が拡大しませんように。

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2004年10月21日

青森シャモロック

青森県が新たな地場産品としてブランド化を狙う「青森シャモロック」という鶏を食べてきました。
青森シャモロックとは、「横斑シャモ」と「横斑プリマスロック」という品種を掛け合わせて開発した鶏です。10月1日から職場のすぐ近くにある居酒屋で、この食材を利用したメニューが登場したということで、昨日行ってきました。
メニューの一つに鍋があったので注文してみたのですが、火の付いていない鍋の中にあった時は、一見マグロの切り身か?と思われるほど大きく赤々としていたのですが、鍋に火が通されると、あっという間に小さくなってしまいました...。串盛も頼んでみましたが、こちらは手羽が非常に固かった。焼き物向きではないのかも知れません。
それなりに味はありますが、身が締まりすぎているのが難点かな。あと、鶏は脂が命だと思っていましたが、その脂もそれほど多いわけではないみたいだし。三大地鶏といわれる比内地鶏、名古屋コーチン、薩摩シャモと比較するのは申し訳ない。辛口評価ですが、三大地鶏のようなブランドの確立には、まだまだ遠い道のりかな...。それと、「青森シャモロック」というネーミング。何か、いかにもという感じがして、そそられない名前だと思いました。もうちょっと気の利いた名前にして欲しいなぁ。
と、ここまで辛口なのも、やはり地場産業として成長して欲しいから。青森といえばリンゴがありますが、「大間のマグロ」や「田子のニンニク」、ひょっとしたらこれからブレイクしそう「嶽きみ(岩木山麓で収穫されるとうもろこし)」などのように、地味な産品でありながら有名になっているものもあります。しかし、田子、大間の名が表すように、それらは県内でもごく一部の地域に限られたものばかり。その地域に特化することなく、青森県の看板になるような産品に育って欲しいというのが本音です。大体、何で青森駅に北海道名物があるのでしょう。僕の所属する課の向かいには、そういう県産品などの販売戦略などを総合的に担当する課があるのですが、どうもこれまでの青森県の売り方というのは、打ち上げ花火的というか、宣伝が下手というか、新しい産物を生み出そうという意識や意気込みにかけるというか、とにかく枚挙に暇がないくらい不平不満が沸々と出てくるわけですが、「青森シャモロック」も「売れないからや〜めた」というのでは、これまでと全く同じことになってしまいます。せっかく大手スーパーと提携して販売する道を拓いたのですから、是非、新たな地場産品として確立して欲しいものだと思いました。
もっとも、そのためにも大いなる品種改良は必要かと思いますが...。

2004年10月19日

くたばれ人事評価制度

今日は、支障のない程度で内情を暴露したい。
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自己申告書(異動希望)の面談が始まった。今回は、今年から(試行的にではあるが)全員が対象となった人事評価についても併せて面談が行われるらしい。
役所というのは、とかく大企業が導入している制度を真似したがる傾向にあるような気がする。しかし、役所と民間企業というのは組織構造も目的も理念も全て異なるわけであり、民間企業で成功した制度を役所なりの解釈で導入しても、それがうまくいくとは限らない。今回のこの人事評価制度にしたって、僕がいる職場でうまく機能するかは、非常に懐疑的である。
さて、この制度の導入に当たり、5月には各々が目標を立てたのだが、「グループの目標に沿った形で」という指導があったにも拘らず、僕はそれとはちょっと離れたものを目標として提出した(ちなみにその目標は、9月までに達成することになっているが、未だその見込みはない...)。ところが、その件に関しては、誰から指導されることも咎められることもなく、今日に至っている。僕にいわせれば、そもそもグループの目標自体が、グループ員不在でというかその場しのぎで掲げられたということに対する反論の意味もあったのだが、結局のところこの目標は「どうでもいい」ものなのだろうか。更に、この制度にあっては自己評価もしなければならないのだが、設定された項目に無理がある。部下もいない人に対して「リーダーシップ」や「指導力」を発揮しているかと聞かれて、「良い」も「悪い」もないだろう...ってこと。
ついでに言えば、評価するのが上司だというのも、あんまりいい気分はしない。客観的な評価を、とはいうものの、例えば全く同じような評価になった人物に優劣を付けるとしたら、100人中90人は、(いろんな意味で)より自分に近い人に優を付けるのが普通ではないのか、と思う。要するに、嫌われているようなヤツは端から「斬り」ってこと。それとも、全員「優秀だ」という評価をするつもりなんだろうか。これでは、人事評価なんて形骸化されたようなもので、最初からやらなければいいのだ。
結局僕が言いたいのは、こんな紙切れや「良い」「悪い」だけの数字だけで評価したって、何になるのか?ってことですよ。客観的とはいうものの、評価の点数を高くしたいのであれば、結局上司のご機嫌を取っていればいいのか、ってことですよ。それじゃその人物の評価も何もあったもんじゃない。だって、本質が見えないでしょう。
あんまり内情を暴露するのもイヤだけど、実は私、勤務してからこれまで自分の異動希望なんて叶ったことがありませぬ。強いて言えば大学院への派遣くらいだが、あれだって他に希望者がいなかったという話だし。ま、そんなわけで何を言ってもどうもがいても自分の希望なんて叶うわけないし、いつも悪態をついているので評価も高くないと踏んだ私、こう書きました。

「上司に一任」

これだけ。今年は、上司に首を預けてみるよ。ま、所詮まだ半年しか付き合いのない上司だ。評価のしようがないだろうってことで。
多分、制度として始まったのが今年からなので、当面は様子見の雰囲気があるような気もするのだが、うまく使いこなせれば、素晴らしい制度に化けそうな気がするし、その一方で、評価する側がその内容を理解していなければ、本当にただの大義名分的アリバイ的制度に終わってしまうのではないだろうか。

うーん...年度末は小波乱が起きそうだなぁ。この制度の導入で、希望の叶わなかった職員から、憎まれ口を叩かれる上司が出ると見た。

2004年10月17日

危うく25万〜秋競馬・秋華賞(GI)

秋のGIが始まりました。先週から再び肩慣らしと称して馬券購入を開始。先週は、1Rのみの挑戦ながら初の3連単をゲットするなど、少しずつ調子があがってきました。ちなみに、東京競馬場で行われた府中牝馬Sは、直感で購入した両端枠番の馬(1-16)が見事1,2着で入線、3連複5,260円をゲット!
こりゃ幸先がいいと、10分後に行われる秋華賞のファンファーレをテレビの前で待ちます。ちなみに、2-11を軸にこちらは3連単で勝負。ただ、圧倒的な支持を受けた時の武豊(騎乗する2番ダンスインザムードの最終オッズは単勝1.7倍と、圧倒的な支持)には、いつも裏切られているので、今回も抑え馬を慎重にチョイスしました。2頭のヤマニン勢(12,16)、15を2着3着と予想。
さぁ、ファンファーレ!レースは予想通り縦長となったのですが、末脚に期待をかける11はかなり後方からのレースに。そして、最終4コーナーを通過した時点で、2が早くもトップに。あー...こりゃ一気に行っちゃうのかな、と思ったのですが、それほど末脚が伸びない...と、大外から一気に駆け上がる馬が2頭!
11と16だ!一気に抜けた11が1着、2着に16が入線。3着は!?...4頭が団子状態で入線。その中には2、15、12の姿がありました。

来た...初の3連勝...!

...と思いきや、なんと3着入線は5番。当然マークはしていませんでした。だって、単勝の最終オッズが74.4倍...。こりゃ買えないよなぁ!と悔しさを滲ませつつ言い訳を一人でぶつぶつ言いながら、JRAから発表された払い戻し情報をみて目が点になりました。

3連単 11→16→ 5 249,510円

あははは...こりゃ買わないよなぁ...(苦笑)

補足。馬単の払戻は11→16 3,850円 。
素直に馬単で購入すればよかったんですよね...(競馬なんて、こんなもんです)。

2004年10月16日

BADDESTとRHYTHM NATION

札幌で2晩とも暇な僕につきあってくれたのが友人D君。中学校から同学年だったのですが、この頃はただの知り合い(ちなみにこのD君、非常に頭脳明記で、学年のテストでは常にトップ、高校入学時もトップだったらしい。僕ですか?最高位は3番、高校入学時は360人中200番でした...)で、高校1年で同じクラスになってからすっかり仲のいいお友達となり、洋楽系特にPrinceの良さを僕に教えてくれたヤツです。あ、そういえば確かGeorge Michaelも彼から借りた記憶が...(汗)。
で、彼は大学に関しては迷いもなく北海道・札幌に行ってしまった(僕は地元に残らざるを得ない状況に)わけですが、電話や手紙でしばらくやりとりしていたものの、徐々に疎遠となっていきました。とはいえ二度のPrinceライブを一緒に観に行った仲、30になる前に無性に会いたくなり、実家に連絡して居場所を掴み、それからまたちょこちょこ連絡を取るようになりました。ちなみにその後彼は大学を退学し、ススキノへと歩を進め、現在は、ソムリエの資格を得て札幌市内の飲食店に勤務中。
そんな彼との懐かしい話の中で出てきたのが、久保田利伸「the BADDEST」の話。というのも、このCDに関しては二人ともほぼ同時に購入したのですが、当時彼から、困惑した様子で電話があったのです。
「おかしい。何かおかしい。これ、久保田じゃない。誰だ?これ。」と言う彼。電話越しにその音を聴かせてもらったのですが、数曲進んでからようやく誰の曲か判明。そのアルバムは、外見は全く「the BADDEST」なのですが、中身がJanet Jacksonの「Rhythm Nation 1814」だったのです(その後、現物も見せてもらいました)。なぜこの時すぐにJanetと気づかなかったのかと言えば、まだこの時点でJanetの国内盤が発売されていなかったから。つまり、プレスの行程で何らかの手違い(?)があり、とんでもないCDが紛れ込んでしまった、ということなのです。単なる珍盤なのか、それとも貴重盤なのか...二人で悩んだ挙げ句、結局D君はこのCDを記念に取っておくことにしました。ところがその後、彼は他のアーティスト(外人女性ですが、名前は忘れました)のCDを購入したら、中身が男性カントリー歌手のアルバムだったという「被害」に見舞われました。90年代に入るか入らないかの頃の話、今も彼はこの2枚のCDを大事に持っているということなのですが、誰かこの「珍盤騒動」が身近であった、という情報をお持ちでないでしょうか。私は残念ながらこのような「珍盤」を持っていないのですが、もしご存じの方がおられましたら、情報提供お待ちしています。

2004年10月15日

疲労困憊で帰ってきました

2泊3日の出張を終えて、先ほど青森に戻ってきました。新千歳空港から青森空港までなんて、約30分くらいで着くような距離なんですが、滑走路が一本しかない青森空港、ちょうど着陸が重なったとかで、陸奥湾の上を3周もしていました。結局機上に約1時間も乗っていたことに。ドッと疲れました。
ドッと疲れたのはそれだけが原因というわけではなく、高校時代の同級生(といっても中学校も一緒の古くからの友人)と夜な夜な飲み明かしていたのも大きな引き金に。久しぶりに、二日続けて午前様でした。
彼に関する話は尽きないので、今日は割愛。ただ、十数年前からずーっと燻っているちょっと面白いネタを書きたいと思います。

ヒント。久保田利伸とジャネット・ジャクソン。この組み合わせは有名なのか。続きはまた明日にでも。

2004年10月14日

道庁赤レンガ

今日の会議の場所です。イヤ、マジで。

2004年10月13日

久保田利伸は(今度こそ)全米で成功を収めるか

この話はMusicblogに書くべきネタだと思うのですが、前編としてこちらに掲載したいと思います。後編は、ディスクレビューとしてMusicblogに寸評を掲載します(ただし、そのうち)。

これまでにも、多くのアーティストが全米デビューを果たしました。一番ヒットしたのは坂本九(「SUKIYAKI」)ということになってしまう(ちなみにこの曲は、iTunes Music Storeでも配信されているそうです)のですが、日本で相当の名声を得たアーティストであっても、米国では一アジア人。いわば何もないところからのスタートと言っていいでしょう。よって実際のところは、全米デビューを「華々しく果たした」というのは、日本に向けられた「表向きの」話題であり、チャートアクションを見ても、なかなか思うようなヒットに繋がっていないというのが現実ではないでしょうか。この一番の要因は、英語の発音にある、といいますが、本当のところはプロモーションの問題やいろんな要素があるんだと思います。
昨年は吉田兄弟、今年に入ってからはPuffyやLL Brothers(!!!)などが相次いで全米デビューを果たしていますが、そんな中、日本の音楽界にとっては全米への「最終兵器」でしょうか、宇多田ヒカル(Utada)が全米デビューを果たしました。彼女の場合、長い間アメリカに在住しているので、英語は堪能、そこそこヒットするのでは、という楽観した雰囲気があるようですが、結局のところ評論家の方々は、日本人の耳に馴染めるかどうか、という切り口だけで全米でヒットするしないを判断しているのではないか、という気がします。だから正直、例えば全米のヒットチャートで上位に入るということは、あり得ないんじゃないかな、という気がします。せいぜいクラブ・チャートの上位に食い込むのが精一杯ではないか、と(そう考えると、坂本九の「SUKIYAKI」はやはり凄いということに)。もっとも、日本と米国というお国柄の違いや国民性、さらには感覚の問題ですから何とも言えませんが、恐らく期待されたほどの結果には繋がらないのではないか、と思います。
そういう意味では、三味線で勝負に挑んだ吉田兄弟なんか、この先案外面白い結果を生み出しそうな気がします。

さて、米国に軸を移し、9月には全米で3作目を発表した久保田利伸ことTOSHI。これまでも、地道に活動を続け、それなりの成果は挙げているようですが、今回も米国の一部批評家からはウケがよかったらしく、この度「ソウル・トレイン」に出演することになったというのは結構話題となりました。何でも、番組プロデューサーが彼の作品を気に入ったらしく、そこからオファーが来たらしいです。いずれにせよ、この番組出演がきっかけとなって、ファン層が広がればいいと思うのですが...。
彼の場合、完全に「R&B」に的を絞っているのが功奏しているのではないかと思います。今作を端的に評価すれば、前作よりまたパワーアップしていると思われますし、かなりR&B色が濃いですね。ねっとりした雰囲気がまた、良くも悪くも彼の個性を出していると思いました。ただ、強いていえば、彼が全米で発売するアルバムは、どちらかといえばゲスト頼みの感があるので、より「TOSHI」としてのカラーを前面に打ち出せれば、面白い作品ができあがるような気がします。そういうことからも、知名度を高めるという意味で「ソウル・トレイン」に出演できるのは、ラッキーではないかと思います。
...と、ここまで書いてふと思いました。一体、何をもって「全米で成功を収めた」と判断するか。
僕の視点も、作品が売れるか売れないかをその指標に据えたような書き方をしてしまいました...。
そりゃ作品は売れるに超したことはないと思いますが、それ以上に大事なのは、聴き手のハートを掴むことができるか、ということでしょうか。何だか締まりのない結論ですが、後編は後日改めて、ということで。

それでは、札幌に行ってきます。

2004年10月12日

プレーオフと新球団参入問題

後者に関しては、既に何度か触れているので、今更ここで語ることもないような気もするのですが、改めて「青森県に住む者」という立場からこの問題を斬ってみたいと思います。またこの話かよ...と嘆かないで下さい。

まず、プレーオフ。最初は「ホントにうまくいくのか?」という声もあったようですが、白熱した試合展開が繰り広げられたこともあり、意外なほど盛り上がりました。結局勝者は西武。日本シリーズは、就任1年目の伊東監督率いる西武と、こちらも就任1年目の落合・中日との、「1年生対決」が見られることになります。王ダイエーは、シーズン最高勝率をマークしながら、結局あと一歩のところでパ・リーグ制覇がスルリとこぼれていきました。本県には、ダイエーは数店舗存在するのですが、西武系の直営デパートがありません。恐らく便乗セールという形でセールは行われるとは思いますが、やはりダイエーが優勝した時に直営店舗で行われるそれとは比較できないくらい、小規模なもので終わりそうです。
また、ダイエーに関しては時同じくして、親会社の再建問題が風雲急を告げる事態となり、いよいよもって「身売り話」が本格化するのでは、そんなイヤな予感も付きまとっています。
ふと思いました。現在新球団設立を争っているライブドアと楽天。最終的に、一方には新球団設立を認め、一方にはダイエー球団購入権を認める。そんなウラの筋書きがあるんじゃないか、と。いや、そんなことを勘繰りたくなるほど、ダイエーは球団存続の危機に瀕していると言っていいのではないでしょうか。
ところで、新球団設立を巡る動きについては、既に2社の代表が東北各県を行脚していますが、実は青森県だけまだ訪問がなく、協力要請がありません。これは恐らく地理的要因もあると思うのですが、もう一つの要因として、県の反応が極めて鈍かったということもあると思います。今日になって、ようやくライブドアが来青、14日には楽天が来青し、協力を求めるとのことですが、何を今更...といった感も否めません。隣県の秋田県では、既に寺田知事が率先して「こまち球場」を無償提供するといった話をしたり、庁内連絡会議を立ち上げるなど、非常に積極的な取組が見られるのですが、本県ではそういった話が全く聞こえてきません。

なぜか。
答えは簡単。県が財政難で、数十億とも言われる県営球場の改修費用を捻出できないからです。
実は、県営球場は新たに作られるはずでした。ところが、3塁側スタンドを作っている途中に、次々と歴史的な出土品が発掘され、結局球場建設は中断。その後その跡地は、「三内丸山遺跡」として全国的に有名となりました。しかしその代償として、新球場の建設は困難となりました。
知事は、この間閉幕した10月議会において「青森でプロ野球を観たい」という感想を述べたものの、その具体案については示しませんでした。業を煮やした議会側が、知事にプロ野球の誘致を要望する始末。
また、知事は「県予算がないので民間から寄付を募る」、というようなことも言っていましたが、仮に改修が決定した場合、寄付ではなく半ば強制的にその資金を(それも特定の企業から)集めることになるのではないかという気もします。子供達にプロ野球を見せたい、という声も議員の中から聞こえてきますが、本気でそう思うのであれば、県民から100円でも500円でもいいから、土下座してもプロ野球誘致のための協力を求めるという姿勢が見たい。そういう積極性があってもいいような気がするのですが、議会の最中も取りあえず言ってはみたものの、話題となっているから取り上げてみた、という感じで、結局のところは他人任せといった雰囲気です。単純計算で、県民145万人から100円集めれば、1億45百万円となります。改修費用からすると微々たる金額かも知れませんが、そういう善意は県や議会が県民に説明し、理解を求めてもいいんじゃないか、という気もします(もちろん募金ですから、払う払わないは別ですが)。でも、誰からも「本気の姿勢」が見えないのです。

県財政が悪化していることは周知の事実。非常に厳しい財政運営を強いられていることぐらい、誰でも知っているのです。だからといって、この案件を「予算がない」という一点張りで消極的に有耶無耶にしていいのか、という気がします。こういう状況から、いかに予算を捻出するかが知事の手腕の見せ所ではないかと思うのです。
「青森でプロ野球を観たい」
この言葉が口から出任せでないのであれば、それくらいの気合いを見せて欲しいものだ、と思いました。

現段階で、東北6県の中では既に大きく遅れを取っている青森県。結局、宮城・仙台を拠点とする新球団の設立が仮に決定しても、青森県内でプロ野球の試合を観ることができるのは、はるか遠い遠い先になりそうです。
個人的には、2社との面談を終えた知事が、どういう「感想」を述べるのかに興味を持って見てみたいと思います。
全く。何が「スポーツ立県」なんだか...。

2004年10月10日

早すぎました...?

いきなりのトップ変更を強行しました。ホントはまだちょっと直したいところがあるんですけどね...。背景も一部修正。あと、あるところには某大型コーヒー店、某超有名アニメキャラで見たことのある文字形態を採用させていただきました。どうでしょう?おかしなところがあったら教えてくださいね。
結局新しいブログ立てには至らず。ま、最初はこれくらいかな。

2004年10月 9日

まぁ、台風は過ぎつつあるということで

ぼちぼちですね、サイト更新に取りかかろうと考えています。ネタはないんですが...(苦笑)。
最近一気にブレイクしたブログをメインに据えようと思っています。ブログをメイン...?ま、数本ブログを立ち上げることになりそうな感じです。更新が楽だしね(笑)。今年中には何とかしたい、かな(遅っ)。

続きを読む "まぁ、台風は過ぎつつあるということで"

22分の9

台風22号が上陸。日本に接近、上陸したのはこれで9個目となり、めでたくない記録更新だそうだ。そして、東日本では950hPaで上陸したというのも、これまでで最大級だそうだ。それにしてもいつも思うことだが、確かに首都圏直撃だから致し方ないかも知れない、でもずっと報道しっぱなしというスタンスは何とかならないのだろうか。それより何より、東京に住む人たちは、「東京=絶対安全」のような錯覚を起こしているのではないかと思う。
キャーッと叫びつつもヘラヘラ笑いながら、暴風雨の中を走る老若男女の姿が映し出される姿を見ると、腹立たしさすら覚える。こっちはこれまでの台風で、死活問題にも繋がるような被害が起きているんだ。少しは台風の恐怖を思い知るがいい。
線路が浸水したため、運行見合わせとなっている南北線の麻布十番駅では、水防用の柵を乗り越え、暢気に地下ホームに繋がる階段を降りていくオヤジ。「電車、止まっているようですよ」との問いかけに「仕方ないねぇ。待つしかないよ。」と靴を脱ぎ、水浸しのホームへ...。アホかオッサン。少しは状況を考えろや、と思ってしまう。
確かに一過性の台風。すぐに通り過ぎると割り切ってしまえばそれまでだが、これが地震だったらどうなるんだろう。
東京に住む人間には、危機感はあるのだろうか?

2004年10月 8日

気をつけよう

昨晩から今朝にかけて、久しぶりに30件にも及ぶスパムコメントにやられました。ブラックリストの効果がまるでなかった...。それも、全く同じ内容が30件も。いつもは黙って消去するのですが、今回はあまりに悪質で腹立たしいので、IPアドレスを公開します。

65.75.190.110

これでどうなるわけでもないし、僕の腹の虫が治まったわけではないですが、ブロガーの皆さんもお気をつけて。というか、僕がバージョンアップすればいいだけの話なんですが...。

ところで皆さん。また台風が近づいていますね。かなり勢力が強いみたいです。毎度毎度のことなので、もう聞き飽きたかも知れませんが、突風や河川の増水、山崩れには十分留意しましょう。用事がない時は家にいる。これが最善の方法ではないかと思います。

かく言う私、明日は釣りの計画があります。ハッキリ言って、無謀です。まだこっちには影響はないだろうとタカをくくっていたのですが、どうやら状況は悪い方へ悪い方へと進んでいるようです。ちなみに明日のターゲットは、八戸港。いつもの根魚(アイナメ・ソイなど)狙いですが、回遊魚やヤリイカも入って来ているそうな。それはいいんですが、やはり気になるのは天気。というのも明日は、陸続きの防波堤からの陸釣りではなく、渡船に乗って沖にある防波堤に行く予定であるため。風の影響をまともに受けることから、リスクを背負っての釣りとなってしまうのか、リスク回避のため陸釣りに徹するのか。個人的には後者としたいところですが、こればかりはオーナーの言いなりにならないと...。
しかし、ホントにタイミングの悪い台風ですね。大した用事はないけれど、3連休が台無しだ...。

2004年10月 7日

「脳を鍛える大人のドリル」

最近、というかかなり前から話題となり、たびたび取り上げられているこの本。実際店頭に行って実物を手に取ってみたところ、その大きさに「ちょっとこれでは...」と身構えてしまった。「音読」というのも、何だかちょっと恥ずかしいし...。大体にして、毎日継続することが大事と言いながら、やれる時間がないじゃないか!
そんな私のような人間のことを思ったのか、何と「携帯版」が登場していた。

電車の中で、ちょっと集中することで、脳が活性化され、老化の防止にも繋がるという。

適度な厚さの新書版サイズには、フリガナの振られた「古文」と、逆三角形に並んだ一桁の数字を足し引きする「算数」が交互に織り込まれている。
携帯版ということなので、電車通勤する人を対象としていると思われ、古文に関しては声に出さずに、黙読して下さい、とのこと。ただし、できるだけ速く。もう一つの算数は、もちろん計算機を使わず、筆算ではなく暗算して下さい、という。これによってどういう作用があるかというと、前頭葉が刺激され、頭がスッキリする、あるいは集中力が高まるなどと行った効果が実証されたという。

声に出さなくても良い、筆記用具を手にしなくても良いというのは、かなりポイントが高い。

今更ではあるが、早速僕も購入し、試してみた。もちろんブックカバーは必須。最初は、バカにしているのかこの算数?と思ったが、だんだん難易度が高くなってきており、また、時々集中力が途切れた途端にペースが乱れる。当然解答は×。古文も、速く読むということを忘れ、内容に没頭してしまうこともしばしば。簡単な現代語訳も付いているので、取りあえずは速読することを心がけ、その後で改めて内容を読み返してみるというのが一番いいようだ。というわけで、気づかないうちにのめり込み、現在15回目付近を折り返し中。ちなみに「5分でできる」というが、僕はいつも15分くらい要しているようだ。

果たして、本当に脳が活性化されているのかはわからない。ただ、朝のボーッとしたあの眠気は、あまり感じることがなくなった。どうやら、知らず知らずのうちに、わずかではあるが効果があったらしい。
例えば成功したダイエットのように明確な効果が現れないのは玉に瑕だが、試してみる価値は大いにあると思う。脳の活性化に向けた735円という投資も、決して高くはない。いつになっても成功しないダイエットよりははるかに安価で済むだろう。
毎日通勤電車で「寝る」ことを日課にしている方へ、特にお勧め。

川島隆太教授の脳を鍛える携帯版大人のドリル

2004年10月 6日

「林業」と自己評価

先月28日の続きみたいな内容かも知れません。お許し下さい。
ご存じの方も多いと思いますが、私は青森県の農林水産業に携わる仕事をしています。今更のカミングアウトではありますが、青森県の職員として、主として林業に携わる仕事をしています。
青森県では、「攻めの農林水産業」を掲げ、総合的な販売戦略や青森ブランドの確立、地産地消の推進などに対する積極的な取組が始まっています。首都圏での青森県産品の販売などは、まさにその戦略の一環ではありますが、一過性のものにならぬよう、継続的に忍耐強く取組むことこそが結果を生み出すのではないかと考えています。
さて、一言で「農林水産業」と言ってみたものの、その言葉には様々な要素が含有されています。主な基幹産業として「農業」「林業」「水産業」という第一次産業があり、そこから枝葉のように多種多様な分野、形態の産業が広がっています。一次産業そのものが低迷あるいは衰退の途にある一方で、人間が生活していくための根幹、いわば「食」を支える産業であることからも、低迷を黙認できないというのも事実ではないかと考えます。
しかし、その「食」とはあまり関係がないと思われるのが「林業」です。しいたけやきのこの栽培は「林業」に含まれているのですが、やはり「素材生産」と呼ばれる植林や造林が主体となっています。

今年は、国内各地で台風や大雨などの被害に見舞われました。河川の決壊や土砂崩れなども発生しましたが、まず取り上げられるのは人的な被害、公共物(道路や河川)への被害、そして農作物の被害、水産物への影響ですが、林産物の被害というのはほとんど聞こえてきません。なぜでしょう。ある人に言わせると「林産物に被害が出るくらいなら、農水産物は壊滅的な被害を受けているからだ」というのです。
これは実話なのですが、大雨による農作物の被害に見舞われた方が、農作物の処分や後片付けを終え、約半年してから自己所有の山林に向かったところ、見るも無惨なほど木々がなぎ倒されていた、ということがあったそうです。
このことが表すとおり、「農林水産業」の中でも、極めてマイノリティ的要素を含んだのが「林業」であると言えるでしょう。養生に手間がかかること、生育に時間(50〜80年と言われる)が掛かること、その割には費用対効果が見込まれないこと、最近は価格が低迷しているため、販売したとしても経費分さえも確保することが難しいこと、が、その主たる要因として考えられます。林業は、決して明るい未来の開かれた業種ではありません。林業単独で経営を営む人たちは、林産物の価格低迷も影響し、必ずしも安定した経営状態にあるとは言えない状況にあります。よって、多くは農業との並立で取り組んでいるケースが多いようです。そのことが、「林業は二の次」という意識を生み出していると思われます。

このことは、農林水産業関連の業務に対する我々各人の思い入れにも反映されているような気がします。1に農業、2に水産業、3-4はなくて5以降に林業。これが現実ではないかと考えます。もっとも私の場合、今の仕事に対して別に悲観的になっているというわけでもなく、むしろその方が気楽でいいと考えています。ただし、時々猛烈な閉塞感に襲われることも...。また、農業、水産業の業務に携わる人からは恨み節を買うこともありました。特に今回の台風や大雨被害にあっては、私はカヤの外のような状態でしたから...。
別に自分から選んだ業務ではないにせよ、与えられた仕事に対する責任感や使命感を持てなくなってしまうと、自分から腐ってしまうような気がします。それは、第一次産業、とりわけ林業に携わる人に関しても同じではないかと思います。これまで、約20人近くの林業経営体の方とお会いしましたが、そういう意識の有無が、業績にも繋がっているのではないか。そういう思いに駆られたこともあります。
人事評価制度の自己評価締め切りを明日に控え、客観的な視点で自己の業務環境を分析してみました。
うーん...何書こうかな...。自分を評価するって、一番難しい作業のような気がします。

2004年10月 4日

札幌出張


土曜日朝に犬と散歩しているところを、上司に目撃されたらしいのですが、あの時はジャージにサンダル履き、髪は寝ぐせのついた状態だったことを思い出し、意味もなく赤面してしまったnonveyです。

今月14日に、札幌に出張することになりました。思えば約2年前、札幌厚生年金会館にてPrinceのライブを観るために訪問して以来の札幌となります。
用務は、14日午後の半日だけなのです。しかしながら青森と札幌は、千歳空港を利用すれば2時間足らずで到着するという距離にあるにもかかわらず、飛行機の便数が少なく、しかも非常に不便な時間(昼と夕方)に設定されているため、たかだか半日の会議でありながら、下手をすれば2泊3日で旅行しなければなりません(ちなみに陸路を利用した場合、約5時間30分)。私の場合も、14日午後から行われる会議に出席するために、わざわざ前日(青森空港18:35発の札幌便)から札幌入りし、14日の会議を終えたあとも、陸空ともに交通手段がない(夜行列車の利用は制限されているのです)ため、15日(千歳空港10:30発の青森便)まで滞在しなければならないという不便を強いられます(これを「不便」と考えるか「幸運」と考えるかは、個人差があるとは思いますが...)。
たかだか半日のために2泊3日。札幌在住の友人と会う約束もあるのですが、ひょっとしたら大いにヒマをもてあます可能性も。出張日があと10日ずれていれば、イーグルスの札幌ドーム公演(24日)を観に行けたのに...。あ、そうだ!肝心の厚生年金、14日晩は誰かコンサートの予定がないのかな、と思ったら...天童よしみ公演の予定が入っていました...。

2004年10月 2日

イチローの快挙をテレビで観た

何も言うことはありませぬ。野球を観て、久しぶりに感動しました。ただ、一つ気になることが。

赤い紙に「祝一郎」と書かれたカードを掲げる日本人らしき女性と、外国人男性が映し出されていました。祝福するのは自由ですが、まるで売れない演歌歌手みたい。ついでに指摘をさせていただけば、イチローは「一郎」ではなく「一朗」です。

観ているこちらが恥ずかしくなりました。