村上春樹 『1Q84 BOOK3』を読了
当然ストーリーの核心に迫る部分も明らかになりますので、まだ読んでいない方、現在進行形の方は、この先ご覧にならないことをお勧めします。
あ、そうそう。この書籍に関しては、いきなりBOOK3からではなく、やはりBOOK1とBOOK2を読み終えてからBOOK3を読み始めることを、強くお勧めします。
では、以下短い読書感想文です。
2010年4月30日
2010年4月27日
2010年4月22日
「津軽弁」販売を開始/JR弘前駅
津軽の伝統料理や郷土料理、名産品をたっぷり詰め込んだ弁当「津軽弁」の販売が21日、JR弘前駅の自由通路でスタートし、津軽弁に認定された36種類のうち7種類が店頭に並んだ。
津軽弁は、観光客や地元住民に愛される津軽ならではの弁当づくりを目指す「駅弁・空(そら)弁(べん)・津軽弁プロジェクト」から生まれた。
この日は午前10時から販売が始まり、貝焼き卵みそなどの郷土料理やシャモロックのカツサンド、蔦温泉(十和田市)名物の「鶏重」など個性豊かな津軽弁が売られた。
駅を訪れた観光客や市民は津軽の味を試してみようと、店員から説明を受けながら、それぞれ興味のある津軽弁を買い求めていた。
秋田屋仕出し店の秋田麗子専務は「津軽の食材を使った弁当をお客さんに味わってもらうことで、地域活性化につながれば」と話し津軽弁をPRした。販売は毎日午前10時から午後3時まで。価格は500~1100円。
(2010/4/22 木曜日 陸奥新報)
その昔、弘前駅にも駅弁を販売する伯養軒があった時代があったんだけど、2度にわたる駅の大改築とかいろいろ経て、気がついたら伯養軒はなくなっていた(まあ、伯養軒自体が債務超過に陥って事業譲渡した、という経緯もあるのだけれど)。
弘前駅の売店も、駅が改築されるたびにどういうわけかどんどん規模が小さくなってしまったため、旅行客のための弁当がほとんどなかった。聞いたところでは、改札横にある申し訳なさそうなぐらい窮屈な売店で、青森の駅弁が売られているらしいが、おそらく大概の旅行客であれば、観光地の駅にありそうな当たり前の「駅弁売り場」を探すだろうし、まさか観光客も多く訪れる弘前に、JR秋田支社管内で乗降客数第2位を誇る弘前駅に「駅弁売り場がない」なんてことは想像もしなかったことだろう。だから地元民としては、楽しみにしていた駅弁を買いそびれ、隣接する駅ビル1階のコンビニから寂しげに弁当やおにぎりの入ったビニール袋を手にして出てくる観光客を見るたびに、本当に忸怩たる思いに駆られたし、実際仕事でお付き合いのあった商工団体の関係者には、「なぜ弘前駅ビルにはまともな飲食店がないのか。なぜ弘前駅では駅弁を販売しないのか。観光客がどういう思いでコンビニから弁当を購入するか真摯に考えて欲しい」と伝えたことがあった。
このことについては、以前から「弘前の人たちは、東北新幹線新青森駅開業に向けて全然観光客をもてなそうという気概が感じられない」とこのブログでも嘆いていたところだが、それはとんでもない勘違いだった。
実際わざわざ僕が商工団体の関係者に言わなくとも、(社)弘前観光コンベンションを始め、同じような危機感を抱いていた人や団体はいたようで、その結集の賜物が今回の「津軽弁」ということになるわけだ。
弘前駅の自由連絡通路の他、青森空港でも販売が始まったようで、この他の駅や地域でも相次いで販売が始まるようだ。青森の人は売り込みが下手だ、というのをどこかで聞いたことがあったが、開発に携わった人たちが自ら手売りすることで、県内外にいろんな繋がりが生まれて行くことにも期待。
単なる足の引っ張り合いだけでは何も生まれないということを、他の関係者にも思い知らせて下さい(笑)。
東北新幹線新青森駅開業後は、更に乗降客が増えるであろう弘前駅。「弘前はいいところだ、津軽にまた来たい!」と思っていただけるような取組が、どんどん広がればいいと思う。
個人的な話になるが、インタビューに応じていた秋田専務とは昔からかなり深いお付き合いがあるし、弘前料理飲食業組合理事長の竹林さんとも、父の生前から懇意にして頂いている。「津軽弁」の取組は、津軽の食材を利用しながら、津軽を県内外にPRする絶好の機会だ。何よりも、「駅弁空白地」だった弘前駅にとっても、プラスとなる取組ではないだろうか(まぁ、JR関連企業が最初から取り組んでいれば話は別だったけれど)。ということで「津軽弁」、陰ながらではあるがずっと継続されるよう是非とも応援したい。ただ、僕が駅を利用する時間帯は、「津軽弁」が販売されていないというのが痛いところ。
アンケートとか、取っているのかな。弁当に対する評価とか、気になるな。ああ、またいろいろまた口を挟みたくなってきたけれど、我慢我慢。取りあえず土曜日様子を見に行こうっと。
2010年4月20日
弘前市の国道7号から、県道弘前田舎館黒石線(旧国道102号)を黒石市へ向けて進み始めると、程なく左側に現れるラーメン屋。
昨年5月にオープンしたとのことではあるが、実は訪れるのが今回二度目。ちなみに前回は、最近すっかりひいきにしている「なかた屋」との食べ比べをしたくて、10月頃に訪れている。それ以来2度目だ。
ホントはもうちょっと訪れていても良さそうな店なのだが、家からは結構離れているということ、しかも国道を跨がなければならないということもあって、なかなか足を伸ばすことができなかった。
店主のこだわりも相当のようで、スープの出来が悪いと休んでしまうことがあるらしい。さらに、店内に入ると、ガラス越しの製麺機が丸見え。以前、他の店があったときは小上がりがあった場所だったようなのだが、そこを改造して製麺機を鎮座させてしまったらしい。その店内には、テーブルが3つ、カウンターが5席。20人も入ろうものなら、空席待ちしなければならないぐらいの大きさだ。
ちなみにスープのベースは魚介系で、メニューは「最高の中華」と「最高の極煮干」の二種類。これにトッピングやらご飯、おにぎりが並ぶ。
夜メニューになると、これに「味噌ラーメン」が登場するらしいのだが、そちらは食したことなし。
大体自ら「最高の」と名乗るぐらいだから、相当の自信を持っているのだろう。さて、その名の通り「最高」なのか、それとも単なる店主の自惚れなのか...。
今回、妻と母が「最高の中華」を、僕は「最高の極煮干し」を注文。
麺も、太波打ち平麺と細波打ち麺の二種類があり、メニューに書かれている内容を見ると、「最高の中華」には細い麺が、「最高の極煮干し」には太い麺が合うらしい。
妻と母の注文した「最高の中華」については、スープが透き通っていて、完全魚介系。煮干しの中に、節系の香りが漂う上品なスープ。母も妻も見事完食。
一方、「最高の極煮干し」については、動物系のスープと混じり合って、混濁したスープに。知る人ぞ知る「たかはし中華」を、少しおとなしくしたような感じである。
魚介系スープ、とりわけ「たかはし」系が好きな僕としては、少々物足りなさの残るスープだ。何だろう、エッジが効いていないというか、とげとげしさがないというか(笑)。もうちょっとだけパンチを効かせてもいいような気がする。そういう点においては、この店に限って言うと、僕的には「最高の中華」の方が好みの味だということに気づかされた。
例えて言うならば、「最高の中華」はズバッと決まる速球ストレートで、「最高の極煮干し」は、曲がりきらなかったカーブ、みたいな。って、何だかかえってわからんな(笑)。
一方の麺は、これはどちらをチョイスしても問題ない。麺の好みもスープの好みも人それぞれなのだし、ラーメンには方程式みたいなのはないので、その日の気分でチョイスするのがいいだろう。
男性諸氏であれば、普通玉(1玉)だけだとちょっと物足りないかも知れない。
1.5玉でも問題なかったかなぁ。ちなみにチャーシューは豚ロース。これがまた結構いい大きさなのだ。なかなか食べ応えのあるチャーシューだ。
もう一つ特筆すべきは、おにぎりの大きさである。ハッキリ言ってデカい。コンビニで売られているおにぎりの1.3倍はあるのではないだろうか。
種類は、鮭、ゴマ昆布、そして焼飯。個人的には、この焼飯おにぎりを是非お勧めしたい。これで100円なのか?というボリューム、そして味。もちろん熱々ではないところは少々痛いところではあるが、冷めても美味しい焼飯おにぎりは数量限定らしいので、もし見つけたら是非ご賞味頂きたい。
結局のところ、これを「最高」と呼ぶかどうかは、皆さんの舌が判断することになるんでしょうね。もう一ひねりあると、有無も言わさず「最高」なんだけどね。その一ひねりがなんなのかわからないところに、中華の奥深さがある、なんて通ぶったことを言って今日は箸を置きたいと思う。
ごちそうさまでした。
以下お店のブログより抜粋
【店舗データ】
住所 弘前市境関亥ノ宮35-11
カウンター席 5席 テーブル席 3席
駐車場 5台
【営業時間】
昼の部 11時~15時 夜の部 18時~21時
定休日 年中無休
※麺、スープ不出来の際は臨時休業とさせていただ きます。
【店舗メニュー】
[最高の中華]
並盛 1 玉 500円 大盛 1.5玉 600円 最高盛 2 玉 700円
昔ながらのあっさり魚介100%スープにこだわりの自家製麺を合わせました。
[最高の極煮干し]
並盛 1 玉 600円 大盛 1.5玉 700円 最高盛 2 玉 800円
最高の中華とは相対する動物系スープに煮干しの香味をまとわせ、こだわりの自家製麺を合わせました。
店主こだわりの最高の自家製麺/太波打ち麺・細波打ち麺をお選びいただけます。
当面、 しょうゆのみの販売となっております。
最高の中華と、最高の極煮干し、店主自慢の自家製麺を、ぜひご賞味ください
自家製麺、スープ共に なくなり次第終了となります。ご了承くださいませ。
2010年4月15日
2010年4月13日
当選 51,699 葛西憲之 (63) 無新
34,314 相馬しょう一 (73) 無現
▽有権者数 149,842
▽投票者数 87,004
▽有効投票 86,013
▽無効・その他 991
▽投票率 58.06%
任期満了に伴う弘前市長選は11日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前副市長の葛西憲之氏(63)が5万1699票を獲得、1万7385票の大差をつけ無所属現職の相馬しょう一氏(73)との一騎打ちを制し初当選した。市民は1期4年の実績を訴えた相馬氏より、市民との対話重視を掲げた葛西氏による刷新を選択した。相馬氏は、市民の関心が高い施設への施策に対する民意とのずれが響いた。投票率は58.06%で前回市長選を2.49ポイント上回った。葛西新市長の任期は16日から。 ※「相馬しょう一氏」の「しょう」は「金」へんに「昌」
2010年4月12日
2010年4月 7日