2012年12月28日
2012年12月27日
弘前公園RCの「望年会」
昨日、僕が所属するランニング同好会、「弘前公園RC」の忘年会が行われました。...いや、忘年会というよりも、今年を忘れることなく来年に望みを繋ぐ会、といった趣旨だったので、敢えて「望年会」と表現させて頂きます。
10月のアップルマラソンを目指し、ジョギングがてら個人練習を続けていた中で、高校同期のT田くんから「一緒に練習しない?参加してみない?」と声を掛けられたのが今年8月。
一人でのジョギングに退屈と限界を感じていた中でこの会に参加したところ、目から鱗が落ちる内容の練習方法にただただ驚愕するとともに、走行中にもかかわらずフォームを改善して頂くなど、日に日に走ることの楽しさを覚えるようになり、おかげでハーフマラソンを完走することができたという、僕としてはとても恩義を感じている会なのです。
ところで、かねがね疑問だった「RC」が一体何の略語なのか、昨日になってやっとわかりました。
僕としては
・ランニング・サークル
・ランナーズ・サークル
・レーシング・サークル
・ランニング・クラブ
・ランナーズ・クラブ
・レーシング・クラブ
のいずれかなのだろうと思っていたのですが、どうやら「ランナーズ・クラブ」ということで落ち着いたようです(ロータリークラブではないということだけは明らかに。笑)。
さて、昨晩は年齢も性別も職種もバラバラな総勢27名もの精鋭が一堂に会したワケですが、初顔合わせとなる方々も大勢いる中で、話題になるのは当然「走る話」。
僕のこれまでのレース経験は、7月のクソ暑い中に行われる「AOMORIマラソン」の10キロを1回、10月に行われる地元「弘前・白神アップルマラソン」の10キロを4回(改称する前の大会も含む)、ハーフを1回完走した程度と、実績としては全然箸にも棒にもかからないような内容なのですが、他の方々は東京、大阪、神戸、北海道(札幌)や長野、仙台、更にはサロマ湖や岩手の100キロマラソン、更に更にはホノルルやニューヨークなど、色んなレースに参加されています。
なので昨晩は、それぞれが酒を飲み交わしながら、どのレースが楽しいか、どうやって戦略を練るか、等といったことについて、時に真剣に、でも楽しく盛り上がっていたわけです...。
今後予定されている県内外のレースが紹介されたあと、出席者が今年の反省と来年の抱負を述べる、ということに。
皆さんが今年の反省を踏まえつつ、サブ4やサブ3.5など、色んな目標、抱負を述べる中、僕は「ここしかないな」と思い、自分が今思い描いているイメージを抱負として述べました。
それはひょっとしたら、「弘前公園RC」がこれから進もうとしている方向や目的とはちょっと異なるのかも知れませんが、これだけの精鋭が集まる中で弘前を盛り上げなければどうする!?みたいな自負のようなものもあって(というか、それぐらい凄い人たちが集まっているんです)、不躾ながらそのことを僕の抱負として述べさせて頂きました。
とはいえまだ雲を掴むような内容なので、ある程度形が見えてきたら、またお知らせ?宣伝?させて頂きたいと思います。
ちなみに、この日同席されていた秋田修さんからは、「視覚障害者のランナーを支える取組みをして頂きたい。是非このRCから多くの伴走者が出て、アップルマラソンを盛り上げて欲しい。」とのお話があり、その場で多くの方々が賛同する、という場面も。
秋田さんは「盲目のランナー」として、弘前市内のランナーであれば知らない人はいないぐらい有名な方なのですが、一通り皆さんの挨拶が終わると、突然秋田さんから名前を呼ばれました。
秋田さんとはこれまで数回お会いしたことはありますが、実は直接お話をさせて頂くのはこの日が初めて。
さて、何かと思い秋田さんに近づくと...。
「いやぁ、キミのアイディア、素晴らしいよ!うん、是非やってよ!ところでキミ、声もしゃべり方もお父さんにそっくりだな!ビックリしたよ!」と声を掛けて頂きました。
秋田さんと亡父とは、生前お付き合いがあったことは知っていましたが、父の声も話し方も秋田さんが覚えていて下さったことに驚き、感銘を受けるとともに、なるべく父に似ないように心がけてきた僕としては、ちょっと衝撃でもありました(笑)。まぁ、裏を返せば亡くなってから4年経った今もなお秋田さんの記憶の片隅に残っていた父は、それだけ特徴があった(アクが強かった)ということなのでしょう。
秋田さんからは、「今度一緒に走ろう。伴走してよ。」とお願いされました。そして、「お父さんの思い出でも話しながら、走ろうよ!」と、握手を求められました。
...これも父が繋いだご縁なのだと思うと、涙が出そうなぐらい嬉しかったです!実は秋田さんだけではなく、この会を通して知り合った方の中には、父の繋がりや関係で知り合いになれた方がたくさんいるのです。なので、この会には父への思いをいつも抱きつつ参加させて頂いている、ということをここで明かしましょう。
...さて、宴席では僕の持ちタイムならフルマラソンも大丈夫だ!と散々焚きつけられたところですが(笑)、来年の僕は一体どんな走りをすることができるのでしょう。
昨晩皆さんと談笑し、色んなことに思いを馳せながら、どうやら来年は今年以上に楽しく走れそうな、そんな予感がした昨晩の「望年会」。
12月後半になって真冬並みの寒さが続き、すっかり外走りには向かない季節になってしまいましたが、雪解けの時期が早くやってくることを願うばかりです!
そういえば気づいた事が一つ。昨晩は、僕やM方君を含め、誰も写真撮影をしていなかったようですね。あれだけ凄い顔ぶれが揃ったのに!(笑)
2012年12月26日
来年の今頃のための備忘録
来年の今頃、去年を振り返るための備忘録。
12月25日からクリスマス寒波襲来。急激に弘前市内の積雪量が増える。
今年は初雪から青森より弘前の方が雪が多い状態が続き、24日夜からは津軽地方を中心に断続的に降雪。25日に発達した低気圧が通過した後、26日は最高気温がマイナス7度を下回るという低温状態に見舞われ、更に24日から一日で約20センチ積雪が増えるという事態に。
16時現在の積雪は、弘前が64センチ、青森は半分以下の27センチ。
電車の遅延は25日の帰りが出発到着ともに15分遅れ、26日朝は定時出発も15分遅れで到着。ちなみに25日は単線の宿命、行き違いとなる特急が遅れて到着し、更に青森駅構内でポイントが切り替わらないという不具合が発生、新青森駅で乗換予定だった乗客は、泣く泣く新幹線一本を見送らざるを得ないという状況に。
今年は何か、雪の降り方がおかしいというのが正直なところ。
岩木山が壁になっているから雪が少ない、と思い込んでいたが、どうやら誰かが岩木山を少し動かしたか?
2012年12月20日
355/366
閏年の関係で一日多かった2012年。
40代に突入して2年目、厄年を迎えたということで色々気を付けたつもりだったけど、僕自身が気を付けていても、どうにもならなかったこともあって、今年を通して眺めてみると、どちらかといえば波瀾万丈の一年だったのかも知れない。
喜怒哀楽。
今年の「喜」
何といっても妹が結婚したことに尽きる。
不本意な形で父を亡くしたあと、ある方に家相を見て頂いた時のこと。
妹の今後について、「結婚はなさそうですね。」と言われ、妻が笑いを堪えきれずその場から逃げた、ということがあった。
しかし縁というのはどこでどう繋がっているのかわからないもので、ひょんなきっかけで交際の始まった方と、あれよあれよという間に入籍、そして7月には結婚披露宴が開かれた。
披露宴の間号泣していた僕とは対照的に、妹は終始笑みを浮かべていたが、数日後、当日の思いを綴った僕のブログを読んで号泣したらしい。
妹よ、こんな形でしか「おめでとう」を伝えられなかった兄を許せ(笑)。
今年の「怒」
いろいろあったけど、「怒り」はその時その時で忘れるようにしたので、なし!
「喜」とは対極的に、今年は失ったものも大きかった。
今年の「哀」
ちょうど妹の披露宴が行われる1か月前の6月、母方の祖母が95年の人生に幕を下ろした。
90歳近くになってもなお元気だった祖母。米寿を迎える頃までは、北秋田市から電車に乗って一人で弘前までやって来たこともあったが、90歳を過ぎた頃から体調を崩すようになり、いよいよ一人で出歩くこともままならなくなってしまった。
今年の正月に施設に入居していた祖母を見舞ったときには、こちらの呼びかけにも応じることなく眠ったままで、「その日」が近いんだということを確信せざるを得なかった。
享年96歳というのは大往生だろう。しかし、100歳まで生きて欲しかった、というのが正直なところだ。
僕の頭の中では、今も時折元気だった頃の祖母の声が聞こえてくることがある。
ばあちゃん、本当にありがとう。
今年の「楽」
去年からご縁や絆を意識する機会が非常に増えたが、今年はそれを強く思う機会が更に増えた。
高校の同期だったT田さん(現在五所川原市でお医者さんをやってます)に誘われ、今年の8月から、ランニング愛好家で構成された弘前公園RCの朝練に参加。おかげで、世代も性別も走力も異なる色んな方々と一緒に走ることの楽しみを得るとともに、それまで10キロしか走ったことのなかった弘前・白神アップルマラソンのハーフマラソンにエントリー、無事完走。
個人的にはもう少しいけるんじゃないか、という勘違いをしているので、もうちょっと頑張ってみようかな。あ、そうそう。来年は弘前公園RCの名を借りた仕掛けを一つ考えているので、それはまた改めて。
弘前市で行われた東北OM勉強会や街あるきフォーラムなど、地元を見直す機会を得られたことも僕の中では非常に大きかったし、色んな方々と新しいご縁を頂くきっかけにもなった。
僕がなぜこの類の行事・イベントに参加することを今まで避けてきたか、それを公言するのはもう少し後にしようと思うけど(笑)、今まで燻っていた何かに火が付いたというか、胸の仕えが取れたというか、ちょっとだけ僕の心境に変化があったような気がする。
ご縁を頂いた皆様には心から感謝です。これからもよろしくお願いします。
...ということで駆け足で振り返ってみた2012年。
残すところあと10日あまりとなり、何とか大過なく一年を終えられそうな気配。
2013年は「喜楽」に過ごしたいものですね。
2012年12月 4日
東京スカパラダイスオーケストラの新作も、いいね!
17作目となるスカパラの新作「欲望」。 3月にアルバム「Walkin'」を発表、5月にはアルバムをひっさげ、弘前でもライブを行った。 僕はそのライブを肌で感じて、ますますスカパラのことが大好きになった。 そして、前作から僅か8か月というインターバルを置いての新作発表に驚いたが、今作を聴いてまた生で観たいという思いが強くなった。 アルバムの発表に合わせたライブが既に始まっており、残念ながら青森県はその行程に組まれていなかったが、「また絶対来る」と言ったメンバーの言葉を信じて、またその日が来るのを待ちたいと思う。 さて、今作は今年の夏に行ったヨーロッパツアーの最中に、何と全曲一発録りで制作されたそうだ。 収録曲数が13曲とやや多めながら、収録時間が40分ほどしかないことを差し引いても、凄く勢いのある、ライブを主戦場とするアーティストならではの激しいアルバムだと言えるかも知れない。 前作に引き続き、中納良恵(EGO-WRAPPIN')がゲストボーカルとして参加しているほか、今回新たにハナレグミが参加しており、ともに息の合った共演を聴かせる。 一発録りの良さといえばいいのだろうか、多少の音程違いなんてお構いなし。聴いてみると、え?これで収録時間が約40分なんですか?ってぐらい物凄くボリューム感があって、何かもう、とにかく圧巻なのだ。 僕は結局アルバムをダウンロード購入したけど、初回限定盤は12インチアナログサイズで、フォトブックが付いているそうだ。前作「Walkin'」の裏バージョンというか双璧というか双頭というか、そんなアルバム。 ナタリーで今回のアルバム発表に合わせた特集が掲載されており、こちらはとても読み応えがあります。
2012年12月 1日
Lionel Richieの新作が、いいね!
先日、テレビで昔よく耳にしたライオネル・リッチーの歌が流れてきた。ダイアナ・ロスとのデュエット、「エンドレス・ラブ」。 僕が学生時代、自宅近所の宴会場でバイトをしていた時、結婚披露宴が行われた時には耳にたこができるぐらい聴いた曲だ。 その後ルーサー・ヴァンドロスとマライア・キャリーのデュエットでリバイバル・ヒットを飛ばしたが、個人的には後者のバージョンの方が好みだった。 さて、それはともかく久しぶりに聴いたライオネル・リッチーの声、何で今更...と思ったが、その時耳にした相手の声がダイアナ・ロスではなく、しかも妙に今風にアレンジされた「エンドレス・ラブ」だった。 数日後。 帰りの車で流れていたのは、これまたライオネル・リッチーの「セイ・ユー・セイ・ミー」。 懐かしい!と思ったけど、これもまた以前耳にした曲とは異なり、何だかとても爽やかな感じで、家に着いた後も曲が終わるまでついつい聴き惚れてしまった...。 これは凄く気になる...。 調べてみると、今春発表したアルバムに収録されている楽曲らしく、そのアルバムも何と1986年以来となる全米1位を獲得していたらしい。
ヴェテラン・シンガーのライオネル・リッチー(Lionel Richie)がカントリー・アーティストたちと共演した新作『Tuskegee』が発売3週目にして12万9000枚を売り上げ、最新の米Billboardアルバム総合チャート1位を獲得。アデル(Adele)が1位に再浮上するというNielsen SoundScanによる推計など大方の予想を覆す形となった。ライオネル・リッチーといえば、僕が解説する必要もないと思うが、僕らの世代であれば知らない人はいないであろうアメリカのR&Bシンガー。とりわけ80年代の洋楽全盛期にはヒット曲連発で、飛ぶ鳥を落とす勢いのあったアーティストであったが、やがてヒップホップやラップの台頭により、R&Bそのものが徐々に影を潜めはじめ、ライオネル・リッチーも「時の人」から「過去の人」になりつつあった。実際、今回この記事を投稿するに当たり、「何で今更ライオネル・リッチー?」と思った人もいるのではないかと思う。 さて、ここまで来たらもはや聴くしかないでしょう。ということで、iTunesからアルバムを購入し、ダウンロード。 しかし、実はAmazonで輸入盤のCDを購入した方が安価だったということに気付いたのは、全曲のダウンロードが終わりそうな頃だった...。 今回のこのアルバムは、ケニー・ロジャースやウィリー・ネルソンなどのカントリー・ミュージシャンとのデュエット・アルバムで、ソロデビュー30周年、キャリア45周年を記念してのものなのだそうだ。 実はライオネル・リッチーのルーツはカントリー・ミュージックにあり、言わば原点回帰といったところなのだろうか。 しかし、実際聴いてみても80年代のコテコテのR&Bサウンドとは一線を画した、非常に聴き心地のよいサウンドに仕上がっていて、それがまた彼の声とピタリとマッチしているのだから不思議なものだ。 ちなみに、日本盤では「エンドレス・ラブ」のお相手をクリスタル・ケイが務めている。 海外盤ではShania Twainという方がお相手。 ライオネル・リッチーの楽曲は何度も何度も聞いたことがあるが、これまでアルバムを購入したことは一度もなかった。 今回、初めてこのアルバムを購入してみたが、聴いてみてこれは「アリ」だな、と思った。 恐らくこれに追随して、類似の企画アルバムを出してくる古株のアーティストがたくさんいそうだなぁ。 国内盤がこちら。 輸入盤は、こちら。