2010年2月15日

【新】 今日の名盤(不定期更新)

Q's Jook Joint/Quincy Jones

今までいろんなCDを購入してきた中で、この作品については生涯でも3本の指に入る名盤ではないかと思っている。
クインシー・ジョーンズが、当時の旬ともいうべきアーティストやら新人やらいろんな人を集めて作った作品。息継ぎする間も与えずこれでもか!これでもか!と、まるで玉手箱をひっくり返したようにアーティストが登場する。その数総勢100人を越すとか越さないとか。スティーヴィー・ワンダーにレイ・チャールズ、マイルス・デイヴィスにU2のボノ、LLクールJにブライアン・マクナイトにチャカ・カーン、ベイビーフェイスにフィル・コリンズにハービー・ハンコック...と、参加アーティストを羅列するだけでこのアルバムの「凄み」が伝わってくる。
この作品と『Back On The Block』の双璧は、ホントに凄い。

僕にとってクインシー・ジョーンズといえばそれまでは、マイケル・ジャクソンのプロデュースや「We Are The World」を手がけた人という領域を出なかったのだけれど、この作品を初めて聞いた時は本当にビックリして感動して、凄い人なんだということを改めて知らされた。

もっともマイケルの場合は、クインシーの手から離れた頃から何やらおかしな方向に進み始めたという評価をする人もいるみたいだけれど、かといっていつまでもクインシーの傘下というか息のかかったアーティストであったとするならば、亡くなったとかそういうことは別として、今日のような高い評価は受けていなかったかも知れない、と思う。

クインシーについては「愛のコリーダ」を推す人も多いけれど、僕ならば間違いなくこちらを推す。

クインシー・ジョーンズという冠さえあれば、歴史や時代、肌の色なんて関係なく誰だって呼べるし、「We Are The World」も簡単にできちゃうんだぜ、なんてことを強烈に印象づけた一枚。

15年経った今も斬新な作品だということが、いつ聴いても凄いな!という感想しか出てこない。
そんなクインシーも、もう75歳を越えたんだ...。


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