2010年1月13日

大雪と新年会

昨晩見た夢は何かいろんな意味で後味の悪い変な夢だった。
夜中に一人家を飛び出し、戦後っぽい雰囲気を醸し出している鉄製の自転車に乗り込む。
向かった先は、実在しないラーメン屋。どうやら僕は、腹が減っていたらしい。その界隈は、家から車で5分ほどの場所なのだが、みたことのない道路や長屋が建っていた。その一角にあるラーメン屋の前に自転車を停める。赤色の暖簾をくぐると、何とも言えない匂いが漂っている。店内は、厨房を囲むカウンター席のみ。愛想の悪い店員が、コップに入った水を目の前にドンと置き、細麺?太麺?と聞く。じゃ、細麺で。
あっという間に目の前に出されるラーメン。ところが細麺の正体は、ラーメンではなく素麺。スープに口を付けると、お湯に醤油が注がれただけ。しかもやたらとしょっぱい。美味というにはほど遠いラーメン...を一口食べたところで、あまりの不快さに目が覚めた。

時計を見ると5時だった。
あ、雪積もったかな?

玄関に出てみると、まだ仄暗い筈の空にはオレンジっぽい色に染まった雲が広がっていて、雪がちらついている。大雪の前兆だ。ただ、まだそんなに積もったという感じではない。

もう一度布団に潜り込み、惰眠を貪ろうとするも、一度醒めてしまった頭はなかなか切り替わらない。結局5時30分に起床。

しかし、あのラーメンは一体何だったんだろう。普段見る夢はいつも白黒なのに、久し振りに色のある夢だった。赤い暖簾、白い麺、琥珀色の醤油が妙に頭から離れない。

6時50分、家を出る。5時の頃にはまだなかったはずの雪が積もっている。それでも積もった量は3センチぐらいだろうか。
弘前駅から7時21分発の快速に乗り青森へ。遅延もなく、順調に青森駅に到着。青森はそれほど雪が降っていないような感じ。

僕の携帯には、弘前市から24時間での積雪量が10センチを越えた時には、1時間おきにメールが届く。そのメールが、午前8時から毎時間送信されるようになった。8時の時点では、何と積雪量が46センチ。この時点で、僕が家を出た時から10センチ積雪が増えたことになる。更に、9時には49センチ、10時には56センチと、時間を追う毎にどんどん積雪量が増えていく。
結局午後3時にメールが届いた時点での積雪量は66センチ。昨日と比較して30センチも積雪量が増えたことになる。その後小康状態になったようだが、正月以来の大雪だ。ここに来て天気予報が当たってしまった格好に。

こうなると、今晩のボーリングと送別会を兼ねた(ややこしい)新年会も気が気ではない。何せ我が家は男手が一人減った。力仕事は僕の手に委ねられる。妻も帰宅は早くない。しかし、還暦を過ぎた母の手一つでこの雪を掻き出すのは容易なことではない。

電車は動いているのか、無事に帰れるのか、家に入ることはできるのか...。それとも、新年会をキャンセルすればいいのか。うーん...今日は早く切り上げよう!

そうそう、ボーリングを早く終える一番手っ取り早い方法、知ってます?

全部ストライク(爆)。

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