2012年2月26日

【今年14杯目(多分)】南津軽郡藤崎町・おやま食堂


弘前市の隣にある南津軽郡藤崎町。国道7号と国道339号と分岐する町であり、いわば西北五地区と弘前市を結ぶ要所、と言ってもいいのかも知れません。県内でもかなり早い段階でイオン(旧ジャスコ)が出店し、中心商店街の衰退も懸念されたところではありましたが、国道339号の旧道沿いには今も数多くの店が建ち並んでいます。

そんな中、いわば老舗と言ってもいいぐらい昔からある食堂が、今日訪れた食堂。

青森銀行藤崎支店の向かい、国道339号と県道131号との交差点に位置する「おやま食堂」です。
少なくとも僕が大学生の頃、つまり20年以上前には既に存在していたので、一体いつからあるのかはわからないのですが、とにかく昔から一度入ってみたいと思い続けていた食堂でした。


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今日たまたまそちら方面に行く用事があり、昼だったということで、遂に潜入することになりました。
まずもってこの食堂、駐車場がありません。ということで、いかんと思いつつ、お向かいにある青森銀行の駐車場を拝借しちゃいました(ごめんなさい)。

近所の方の出前が多いらしく、おか持ちがたくさん置かれてあります。ちょうど僕らが訪れた時にも、注文の電話が掛かってきました。。

「あー、まだやってねんだよな...。」

聞き耳を立てていたら、注文を受けたおじさんが苦笑しながら「冷やし中華やってねが、だど。」
さすがにまだ早いだろ。

ということで中華そば(550円)とカツ丼(700円)を注文。
出てきた中華そばが、こちら。はいドーン。

藤崎町・おやま食堂

好みはあると思うのですが、大好きな縮れ麺です。しかも、スープから溢れんばかりにてんこ盛り。結構豪快です。
スープは、煮干しというよりも鰹が結構効いています。実は鰹節の残骸も浮かんでいます(笑)。
味はちょっと濃いめかな。でも、スルスルと胃袋に収まって行きます。
個人的にはこの麺が結構ツボ。弘前市大町にある「千石食堂」の麺とほぼ同じかな。...あ、千石食堂はまた改めて。

ちなみにカツ丼はちょっとご飯が少なかった。まあでも、美味しかったです。ごちそうさまでした。

青森県南津軽郡藤崎町藤崎村元75
0172-75-2087

2012年2月22日

ここまで来た風評被害

那覇市が本県の雪使った行事中止

那覇市は21日、本県の雪を使って、市内の児童館広場で23日に開催予定だった恒例の行事の中止を決めた。東日本大震災後に沖縄県に避難した住民らから「放射能の影響が心配だ」との声が出たのが理由。本県などによるモニタリング調査では、空からの降下物に異常は見つかっていない。那覇市の担当者は「検査では安全だが、避難者の不安に配慮した」としている。
(平成24年2月22日付Web東奥)

このニュースには心底ガッカリしました。

不安の声を上げたのが沖縄県民ではなく、避難していた住民だというのだから、なおさらガッカリ。というか、何か悲しくなってきましたよ。
あんたら、どういった見聞、知識を持って避難してるの?と激しく詰問したい!

一方、沖縄の新聞ではどう報じられていたかというと...
那覇市が雪遊びイベント中止 放射能不安で要請受け

那覇市は21日、那覇市松尾のにぎわい広場で23日に開催予定だった青森県から運んだ雪を使った雪遊びのイベントを中止することを決めた。放射能汚染を恐れて沖縄に避難してきた幼い子どもを持つ保護者らが20日、雪の放射能汚染や子どもの被ばくを不安視し、市にイベントの中止を求めていた。
同広場内にある久茂地児童館で21日に行われた保護者に対する説明会で、那覇市平和交流・男女参画課の比嘉勉課長は「中止を求める意見書に名前を連ねた大半が自主避難者だ。被ばくを恐れて避難して来た方々の放射線の汚染に対する心情に配慮して、中止を決定した」と説明した。
市担当者は20日、県外からの避難者らに対し、イベントで使われる雪に関する青森県側の調査記録を示し「危険との認識はない」と説明していた。しかし、避難者からは調査結果を疑問視する声やイベントの中止を強く求める声が相次いだ。
横浜市から昨年10月に家族で避難してきたという久野綾子さん(34)は「他の児童館でもイベントが予定されているのなら、久茂地児童館だけでなく、他の児童館も同じように中止してほしい」と訴えた。
1995年から毎年、雪を輸送している海上自衛隊第5航空群は那覇市役所の要請で、取りやめを決定した。
(平成24年2月22日付琉球新報)

あのさオメダヂ、どごまで気揉めば気済むンダバ...。

那覇市の対応にも疑問。「検査では安全」だというのであれば、何故そのことをちゃんと(ピシャリと)伝えることができなかったのでしょう。

青森県民の一人として、凄く憤りを感じています。

那覇市関係者の方に聞きたい。
青森県から運んだ雪のどこに、どういった悪影響があるのですか?これが「不安に配慮」するということなのであれば、金輪際、東北からのものは一切受け付けないということですか?

不安を口にした住民の方に聞きたい。
何か裏付けがあって「不安」を口にされているのですか?青森県の雪から高い数値の放射線が測定されたのですか?それとも、青森県が福島県と同じ東北にあるからですか?福島第一原発と青森県って、どれぐらい離れているか知ってます?青森県の場所ワガルガ、綾子!?

東北だから、青森だからといって根拠のない不安ばかりを口にして、更に人々の不安を増幅するのはやめて頂けませんか。東北の人たちは一日も早い復興に向けて努力しているのに、日常の生活を取り戻そうと日々奮闘しているのに、どうして水を差すようなことをするんですかね。

避難された住民の方々に不安を与えないためにも、東北からの観光客を出入り禁止にして頂けませんか?さもなければ、那覇空港の到着口に、除染のための装置を設置して頂けませんか?

Facebookにも掲載しましたが、今一度青森県民の一人として、反論覚悟で意見を述べさせて頂きます。ただし、津軽弁で。

オメダヂ、ドモナンネダゲウダデグハンカクセンデネナ、コノタナ。

青森の雪サ、ナニホド放射線含まれデラって?ナンボ身体サ影響あるって?根拠もネクセしてホンズネゴト喋るナジャ。

オメダヂ持ってラ何とかカウンターで、防護服借りデ雪トバ測ってみればイイッキャ。それがらモノ喋ろジャ。

オメダヂミンタハンカクセヤヅダッキャ、イラネゴド喋スナ。東北の人ダヂケッパッテラドギニ、アシフパリこの。オメンドダッキャ3月11日、アホヅラコイデ黙祷ダノスナヨ。

ナンド青森サ来るんだッキャ、ワッキャプタステケルハンデナ!

青森県のスキー場関係者の皆さん!即刻スキー場を閉鎖した方がいいですよ!放射線に汚染されてるみたいですよ!スキー場に行かれた皆さんも、今すぐ病院に行って検査受けて下さい!

あ!今年は雪が多かったからなぁ。一杯雪かきしたしなぁ...。数年後には俺も甲状腺ガンか...。あーハンカクセ。

2012年2月19日

【今年12杯目(多分)】黒石市・やきそば専門店秋元食堂



青森県黒石市。
青森県内でもどちらかといえばネガティヴな話題を振りまいていた黒石市。突如ポジティブな立場から脚光を浴びるようになったのが、B級グルメとしても名を馳せた「つゆやきそば」でした。
今でこそ「やきそば」といえば街おこしの代名詞のようにこぞって扱われるようになり、B-1グランプリにおいても必ずといっていいほどどこかの街のやきそばが入賞するようになり、正直ちょっと食傷気味かな、という気もしないわけでもないのですが、そんな中でも異彩を放ち続けていたのが「つゆやきそば」ではないでしょうか。
ただのやきそばならまだしも、それをそばの出汁に入れちゃうっていうんですから、確かに奇妙といえば奇妙。でも、一口食べてみると、これがまた意外とイケるんですね。邪道だ、という人もいますが、個人的には「アリ」だと思っていますし、数多ある店舗でそれぞれ味が微妙に異なるというのもまた素晴らしい。

さて、今日はその「つゆやきそば」を久しぶりに食べてきました。
黒石警察署の近くにある「秋元食堂」です。

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実は妻が先日この店を訪れ、美味しかったというので、ならばどんなものなのか食べてやろうじゃないかと、何故か上から目線で足を運んだわけです。

ハイ、まず店の正面ドーン。
黒石市・やきそば専門店 秋元食堂
小綺麗という言葉からはほど遠い、田舎の一食堂って感じです。

黒石市・やきそば専門店 秋元食堂
土日だけ何故かみそ汁をサービスしてくれるんだそうです。今日は日曜日。注文時に「みそ汁サービスしますけどつけますか?」って聞かれ、迷わず「ハイ」と答えてしまいました。

メニュー。
黒石市・やきそば専門店 秋元食堂
ハッキリ言います。「専門店」ですので、やきそばしかないんです。間違えてもラーメンとかカレーとか注文しないように。
ちなみに僕は隣にあるコンビニからおにぎり買って持ち込みしましたよ。何も言われなかったです。
しかし凄いメニューです。やきそばが100円刻みで5種類!今日は550円のやきそばを注文してみましたが、結構なボリュームでした。
それがこれです、はい、ドーン。

黒石市・やきそば専門店 秋元食堂
もちもちの太麺に、キャベツと豚肉というシンプルなやきそばです。紅ショウガはお好みで自分で取ってくるシステムのようです。

そしてもう一つがつゆやきそば(並)。
黒石市・やきそば専門店 秋元食堂
どうですかこのトッピング!先ほどのやきそばをそばの出汁にぶち込み、ネギにモヤシにナルト、そして天かすが乗っかってます。うまそうじゃないですか?これに僕が食べられない(嫌いな)お新香が付いて500円ですよ!

ソースの味が濃すぎてせっかくのスープの味が消されてしまうことがあるんですが、今まで食した7杯のつゆやきそばの中で一番バランスが良かった!これ、ホントに美味いですよ!

黒石駅からは少し離れた場所にあるので、特にこの季節は歩いて行くのが少々難儀かも知れませんが、行ってみる価値アリです。
ただし、しつこいですがやきそばしかありませんのでご注意を!

...ところで、メニューにあったやきそばだけのオードブル3種類、何でしょうね。
聞いてみました。
「いやぁ、やきそばだげ乗ってるオードブルだのさ。」

...そのまんま(笑)。ちなみに僕たちが食している最中に、1,650円の予約1件入っていましたよ!


やきそば専門店 秋元食堂
青森県黒石市青山84-2
電話:0172-52-7315
営業時間:10時~14時(時間外でも電話注文受け付けます)
定休日:水曜日

2012年2月18日

実験投稿

実験です。FacebookからTwitterへの連携が可能になったみたいで。TwitterからFacebookへ連携していたんだけど、これってループしないのかな?色々気になるところですが、一番気になるのはFacebookへの投稿連携。この投稿がFacebookにうまく反映されていたら「いいね!」でよろしく!(笑)

2012年2月16日

【読書感想文】第146回芥川賞受賞2作読了


ちょうど1ヶ月前の1月17日、平成23年度下半期の芥川賞が発表された。テレビでご覧になった方も多いと思うけれど、強烈なインパクトを与えた受賞者の一人である田中慎弥氏による記者会見、とりわけ、某審査員を痛烈に批判するようなその記者会見を観て、溜飲を下げた人もいたのではないだろうか。

以前もつぶやいたことがあるが、芥川賞受賞作を読むなら単行本ではなく、文藝春秋を購入することをお勧めする。理由は3つ。
(1)時機を逸することなく、単行本より安価に購入できる。どうせ興味本位で読んでブック○フに二束三文の値段で売るぐらいなら、890円で購入した方が遙かにお買い得。
(2)選考委員の選評が掲載されている。受賞に至った経緯というよりも、各委員それぞれの選評がまた非常に興味深く、選から漏れた作品についてもコメントを寄せる委員も少なくない。ただし、作品の内容に踏み込んだ選評も多いので、まずは作品を読んでから選評を読んだ方がいい。
(3)芥川賞作品以外の内容が興味深い。今回は「テレビの伝説」と銘打った大型企画の他、解散総選挙を見込んだ選挙予測、日本の経済を憂う論評などが掲載されている。

芥川賞作品に興味のある方は、他の内容に興味があるかどうかは別として、是非書店で文藝春秋を手にしてみてはいかがだろうか。

さて、今回の芥川龍之介賞、受賞作は2作。
「道化師の蝶」円城 塔
「共喰い」田中 慎弥

受賞者には「正賞」として時計が、「副賞」として100万円が贈られる。

では、私個人として読み終えてみての感想なんぞを少々...。

【注意】以下ネタバレ含みます。【注意】

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2012年2月14日

インフルエンザ「感染」記


今年は厄年。
今年の目標は「耐」です。と声高に宣言した今年の元旦。
雪が多いのは致し方ないとして、2ヶ月続けて高熱にうなされるとは、しかも、インフルエンザにまで罹患するとはさすがに思ってもみなかった。
流行り物が嫌いではない、むしろ好きな方とはいえ、この流行には乗っかりたくなかったなぁ、というのが正直なところだ。

顛末はこうだ。

先週月曜日にグループ員の一人がインフルエンザの兆候を見せ始め、翌日インフルエンザ陽性の診断を受けて休暇に突入したのが発端だったのでは、という声もあったが、弘前・青森間を電車通勤するという立場上、不特定多数の人たちと1時間近く密室に近い車内に閉じ込められていることを鑑みても、いつ発症しても不思議ではなかった。

水曜日あたりから喉の痛みを覚えるようになり、法人向けの説明会が行われた木曜日午後には、既に咳が出始め、頭がボーッとするという自覚症状。関節も痛い。この頃からグループ員からインフルエンザを怪しむ声が出始めるが、何の脈絡もなく「違うよー。」とやんわり否定。
しかし帰宅し、体温を測定すると37.6度まで熱が上がっていた。
これはやられた!かも知れない...。

翌金曜日はマネージャーの休暇が既に決まっていて、僕も休むわけには行かない。騙し騙しでもいいから出勤しないと...と、普段ではあり得ない時間に就寝、翌朝の体温を36度台まで下げることに成功(?)、とはいえかなりギリギリの状態で何とか金曜日の仕事をこなした。

土曜日。
身体がだるい。が、体温は36度台と大したことではない(実はこの時、どうも体温の測定を誤ったようだ)。妻が出勤だったため、頼まれていたことをとりあえずこなして、文藝春秋を購入してきたあと、ひたすら惰眠、惰眠、惰眠...。食欲もそれほどあるわけでもないし、まずもってアルコールを身体に入れたいという気分になれないのだ。やっぱりこれはおかしいぞ...。

日曜日。
身体のだるさが依然として抜けないため、再度体温を測ると、今度は38度を軽く超えていた。もはや感覚が麻痺していたのだろうか、関節の痛みはまるで感じなかった。この時点でインフルエンザに罹患したことを確信。幸い休日診療を行っている医療機関が我が家から車で5分も掛からないところであることを知り、9時の診療開始15分前に病院に到着。

聞いたところでは、弘前総合保健センターは急患含め1時間以上の待ち時間を要するとか。とりわけインフルエンザを発症した患者も相当数いるらしく、個人的にはもし日曜日の休日診療を利用するのであれば、医師会の当番医に診てもらうことをお勧めしたい。

僕の順番は2番目であったが、結果は推して知るべし、だった。A型のインフルエンザだそうだ。
今日から5日間は出勤はもちろん、急を要する以外の外出を控えることなどの指導と、タミフルの処方を受けて帰宅。この時点で頭がガンガン痛み始めていた。

考えてみると、生まれてこの方何度インフルエンザに罹患したかわからないが、少なくとも四半世紀ぐらいはインフルエンザに罹患した記憶がない。実際この年になってインフルエンザに罹患してみると、何をどうすればよいのか、まるでわかっていないことに気付く。とりあえず処方されたタミフルを服用し、ただひたすら寝る。
熱は38度前後を行ったり来たりの繰り返し。イベント等で盛り上がっていた弘前市内、僕の楽しいはずの週末は、暗澹としたままこうやって過ぎていった。

月曜日。
37.3度まで熱は下がってきたが、頭痛が酷い。あまりに酷すぎて、何もする気が起きない。食事を口にするのも僅かだけ、ただ寝ていても腰が痛いし、寝返りを打つと今度は頭が痛い...と、一体どうしていいのやらワケがわからん!といった状態。

それでも、午前中ちょっとだけ楽になった時間を利用して、文藝春秋に掲載されていた芥川賞受賞作の「共喰い」を一気に読み終えたが、内容が内容だけに、かえって具合が悪くなったような気分になった。

布団の上を何度もごろごろしながら、頭痛と発熱との戦い。インフルエンザというのはこれほど苦しいものだったのか。
気力と体力がどんどん奪い取られていくような感覚。夕方になってようやく眠りについたようだが、目が覚めてもいっこうに頭痛だけは拭い去れなかった。

火曜日(今日)。
マスクを取った自分の顔を見て愕然とする。そういえば、金曜日の朝から一度も髭を剃っていない。白い物のだいぶ混じった無精髭。生気のない顔。自分の顔とは思えぬほど情けない顔だ。熱は平熱に戻ったが、頭だけはガンガン痛む。もう、これさえなければ何とかなりそうなのに!この頭の中に手を突っ込んで、痛みの根源を取り去ってしまいたい、そんな衝動にさえ駆られそうだ。
昼になり、遂に我慢の限界を超えた。もう無理。耐えられない。タミフルとは違う市販の頭痛薬、バの付く薬を一つだけ服用してみた。

3時間後。
それまでの痛みの根源はどこへやら、何事もなかったかのように、数日ぶりにスッと頭の回路が元に戻ったような感じだ。それはちょうど、奥羽線の除雪がようやく終わって平常運転に戻った時にも似た、安堵の感覚。

咄嗟に思い浮かんだこと。今しかない。
風呂場へ急行し、ボサボサになっていた頭、そして全身を洗い流し、綺麗に髭も剃り落とした。
暗澹としていた気分も少し晴れ、ようやくインフルエンザからの苦しみから解放されるかも知れない、そんな期待感を抱けるところまで気力は回復。

体重計に乗ってみると、予想通り結構体重が減っていた。65.3キロ。そりゃそうだ。ここ4日間ビールは飲んでないし、ご飯だってホント茶碗に僅かしか食べようと思わなかったのだから。
ただ、この体重の減は脂肪ではなく間違いなく筋肉そのものの減。だから筋力も相当落ちていることだろう。

残り2日間でこれをどうやって元に戻していこうかな、なんて考えるぐらいだから、気力もそれなりに回復し始めているということかな。

あ、頑張ってなんて言わないで下さいね。僕にこれ以上何を頑張ればいいんですか?って逆に問い詰めますからね(笑)。ということでこの調子だと今春は、いよいよ花粉症を本格的に発症すると見た。

2012年2月 7日

iPod nano(1st) の交換手続終了

年も押し迫った昨年12月の暮れ、iPod nanoの交換プログラムに申込み、ほぼ休眠状態となっていたiPod nano(1st generation)をAppleに送った。

あれからほぼ6週間が経過した2月7日、Appleからメールがやってきた。

蒔苗 様

お客様の修理サービス依頼が完了しましたので、IPOD NANO を発送いたしました。お手元に届くまで 2 営業日お待ちください。

配達伝票番号:32xxxxxxxxxxxx

運送会社:ヤマト運輸株式会社

発送日:2012-02-06

*なお、運送会社の配送システムに配達伝票番号が反映されるまで少々お時間を要することがございます。

配送先住所:036xxxx 青森県弘前市xxxxxxxx 日本

元の製品のシリアル番号 : xxxxxxxxxxx

交換製品のシリアル番号:xxxxxxxxxxxx

今回の修理サービス依頼によって、お使いの製品のシリアル番号が変更となりましたので、こちらのメールを変更の記録として保管いただけるようお願いいたします。

修理 ID:xxxxxxxxxxx

お申し込みになった修理サービスの進捗状況については、「修理状況」サイトでご確認いただけます。

今後ともご支援、ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
AppleCare チーム

シリアル番号が変更になった...ということは、やはり噂に聞くように1st generationのバッテリー交換ではなく、現行モデル(6th generation)そのものとの交換のようだ。
長年僕の走りを応援してくれた初代iPod nanoは没収され、現行モデルが代替品として送られてくるらしい。2日ということは、早くても到着は8日か...と思っていたら、何と7日に到着。やっぱりシルバーのiPod nano 8GB(第6世代)だった。

これで黒く輝いていたiPod nano(1st)とは完全にさようなら。今更だけど何か惜しい気もする。
チューインガムのような形をした白いiPod shuffle(512MB)を経て、初めて手にしたiPod nanoだったし、あの機種を手にしてから走るようになったことを考えても、愛着のある機種ではあったけれど、仕方がない。こうなると、諦めの境地というよりむしろ新しい機種と置き換わったことへの悦びの境地に切り替えるしかない。

今回交換対象となったiPod nanoは、バッテリー問題が「過熱」してから使用を手控えるようになり、2年以上前に八戸市に泊まりがけで出張した際、Nike+と連携させるために装着して外走りした時に使ったのが最後と記憶している。でも、それ以降もたまに充電するとちゃんと動いていたんだから、歴代のiPodの中では一番長持ちした機種だった。

...ふと思い出したことが一つ。
確かあのiPod nano、Apple Storeで販売されていた初期整備品モデルだった。なので、市販されている機種より若干安価で手に入れたんだ。

バッテリーこそ大分消耗していたが、保護シールは液晶はもとより裏表の本体、クリックホイールにも貼って、見た目はそれほどくたびれていなかった。でも、それを5年以上も使って、ここに来て新品の、しかも現行機種のモデル(少なくとも容量は8倍になった)と変わるって、何だかちょっと申し訳ない気分もしないわけでもない。

さて、新たにお供となる第6世代は、小型の筐体で最低限の機能しかないといいながらも、FMラジオは聴けるし、時計のアプリが充実しているし、しかもNike+とも連動しているという。
こうやってみると、初代iPod nanoとも、今使っているiPod  touchとはまた違った魅力がありますな...。

やっぱりまずは、腕時計にしてウォーキングかな。
...あれ?でもGPS時計を先に買っちゃったな。