2012年2月 7日

iPod nano(1st) の交換手続終了

年も押し迫った昨年12月の暮れ、iPod nanoの交換プログラムに申込み、ほぼ休眠状態となっていたiPod nano(1st generation)をAppleに送った。

あれからほぼ6週間が経過した2月7日、Appleからメールがやってきた。

蒔苗 様

お客様の修理サービス依頼が完了しましたので、IPOD NANO を発送いたしました。お手元に届くまで 2 営業日お待ちください。

配達伝票番号:32xxxxxxxxxxxx

運送会社:ヤマト運輸株式会社

発送日:2012-02-06

*なお、運送会社の配送システムに配達伝票番号が反映されるまで少々お時間を要することがございます。

配送先住所:036xxxx 青森県弘前市xxxxxxxx 日本

元の製品のシリアル番号 : xxxxxxxxxxx

交換製品のシリアル番号:xxxxxxxxxxxx

今回の修理サービス依頼によって、お使いの製品のシリアル番号が変更となりましたので、こちらのメールを変更の記録として保管いただけるようお願いいたします。

修理 ID:xxxxxxxxxxx

お申し込みになった修理サービスの進捗状況については、「修理状況」サイトでご確認いただけます。

今後ともご支援、ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
AppleCare チーム

シリアル番号が変更になった...ということは、やはり噂に聞くように1st generationのバッテリー交換ではなく、現行モデル(6th generation)そのものとの交換のようだ。
長年僕の走りを応援してくれた初代iPod nanoは没収され、現行モデルが代替品として送られてくるらしい。2日ということは、早くても到着は8日か...と思っていたら、何と7日に到着。やっぱりシルバーのiPod nano 8GB(第6世代)だった。

これで黒く輝いていたiPod nano(1st)とは完全にさようなら。今更だけど何か惜しい気もする。
チューインガムのような形をした白いiPod shuffle(512MB)を経て、初めて手にしたiPod nanoだったし、あの機種を手にしてから走るようになったことを考えても、愛着のある機種ではあったけれど、仕方がない。こうなると、諦めの境地というよりむしろ新しい機種と置き換わったことへの悦びの境地に切り替えるしかない。

今回交換対象となったiPod nanoは、バッテリー問題が「過熱」してから使用を手控えるようになり、2年以上前に八戸市に泊まりがけで出張した際、Nike+と連携させるために装着して外走りした時に使ったのが最後と記憶している。でも、それ以降もたまに充電するとちゃんと動いていたんだから、歴代のiPodの中では一番長持ちした機種だった。

...ふと思い出したことが一つ。
確かあのiPod nano、Apple Storeで販売されていた初期整備品モデルだった。なので、市販されている機種より若干安価で手に入れたんだ。

バッテリーこそ大分消耗していたが、保護シールは液晶はもとより裏表の本体、クリックホイールにも貼って、見た目はそれほどくたびれていなかった。でも、それを5年以上も使って、ここに来て新品の、しかも現行機種のモデル(少なくとも容量は8倍になった)と変わるって、何だかちょっと申し訳ない気分もしないわけでもない。

さて、新たにお供となる第6世代は、小型の筐体で最低限の機能しかないといいながらも、FMラジオは聴けるし、時計のアプリが充実しているし、しかもNike+とも連動しているという。
こうやってみると、初代iPod nanoとも、今使っているiPod  touchとはまた違った魅力がありますな...。

やっぱりまずは、腕時計にしてウォーキングかな。
...あれ?でもGPS時計を先に買っちゃったな。

2011年12月27日

iPod nano(第1世代)をAppleに送ってみた。

iPod nano (1st generation) 交換プログラム

Apple では、ごく稀に iPod nano (1st generation) のバッテリーが過熱して安全上の問題を引き起こす可能性があることを確認しております。対象となる iPod nano は 2005 年 9 月から 2006 年 12 月の間に販売されたものです。

この問題は、製造上の欠陥があるバッテリーを生産した特定のバッテリーメーカーに原因があることがわかっています。実際に過熱事故が発生する可能性はきわめて低いとはいえ、バッテリーの経年に伴ってその可能性は高くなります。

iPod nano(1st generation)をお持ちのお客様は使用を中止し、下記の要領で無料交換手続きをされることをおすすめいたします。

注意:これは iPod nano (1st generation) に限られた問題であり、他の iPod には影響がありません。

実は我が家には、この交換プログラムの対象となる機種が1つあって、今はあまり使ってはいないんだけれど、ちゃんと充電できるし再生も普通にできる状態になっている。
この交換プログラムが始まったこともメールで知っていたけど、なかなか申し込むタイミングがなくてそのままにしてたのだが、先日になってようやく手続を終えた。

ウェブ上からiPod nanoのシリアルナンバーを入力後、住所と名前、連絡先などをエントリーし、集荷の日時を指定するだけ。

あとは、指定した日時に宅配便のお兄さんがやって来て、「専用の箱をこちらで用意しますのでお預かりします」と、裸のままのiPod nanoをお兄さんに手渡しして手続き完了。あまりにあっけなく、拍子抜けしてしまった。

この次の機種として購入したiPod nanoの第3世代が先にダメになったことを考えると、この第1世代、実は一番動作が安定していて、故障にも強い機種だったのかも知れない。ただし、バッテリーを除いては。

しかし、経産省も問題視したバッテリー発熱問題、爆発事故から約6年も経ったこの期に及んで、何故突然交換プログラムを発表したのか、Apple社の真意はわからない。
大分騒動から落ち着いたから、対象となる機種をもう手放している人も多いからなど、勘ぐればいくらでも勘ぐることができるんだけど、とにかく「やっぱり何か危なっかしいみたいから交換してやろうじゃないか。」ということらしい。

でも、Apple社の製品は芸術的なデザインを有している機種が多いので、この第1世代を手放さずに持っていた人も結構多いんじゃないかな。そういう意味では、予想以上の数のiPod nanoがApple社に送られている可能性も拭いきれない。

2010年にも確か一度このバッテリー交換を行っているのだが、「錆びているから」とか、色々難癖を付けられて交換してもらえなかった人がいたり(苦情の電話を入れたところ、渋々交換に応じたそうだ)したようで、交換プログラムがあるとはいえ、必ずしも交換対象になるかはちょっと怪しいのではないかと踏んでいる。

ただ、わざわざ無料交換手続をおすすめしますといいながら、ごめんなさいやっぱり出来ませんというのは、企業体質以前の問題、そもそも6年も問題を放置してしまったというコンプライアンスにも関わる問題ではないか、と。あ、ちょっと違うかな(笑)。

もう一つビックリしたのが、交換プログラムを利用した人なのかどうかは定かではないのだけれど、iPod nanoの第6世代が送られてきた人がいたらしい、ということだ。まあ、この事実を知って慌てて申し込んだ人も大勢いると思われるけれど、僕もその一人です。ハイ。

確かに文面を読む限りでは、「交換品」とは記載があるが、「何を」交換するとは触れられていない。バッテリーのみなのか、本体そのものなのか、あるいは...。

まあ、6週間待てということなので待ってみましょう。
ちなみに今日になって修理状況のメールが来ました。

お客様の IPOD NANO を 2011-12-27 に Apple リペアセンターにて受領いたしました。修理サービス依頼が完了した時点で、電子メールでお知らせします。

結果はまた改めて。

2011年11月16日

iTunes Store利用者の皆さんはご注意を。

お客様の iTunes Store アカウントに関する重要なお知らせ

iTunes Store をご利用のお客様へ

iTunes Store をご利用いただき、まことにありがとうございます。

最近、お客様の iTunes アカウントが他者によって無断アクセスされた可能性があります。セキュリティ保護のため、ご利用のアカウントのパスワードをリセットさせていただきましたのでご連絡させていただきます。iTunes アカウントのログインページに表示される指示に従ってアカウントを再有効化してください。また、次のWebサイトからパスワードを変更いただけます。
・・・・・
パスワードを変更することにより、第三者が無断であなたの iTunes Store アカウントへアクセスすることを防ぎます。アカウントのセキュリティを強化するために、まだ誰にも知られていない、現在他のオンラインアカウントなどで使用されていないパスワードをお選びください。パスワードは英文字と数字の両方を含み、8文字以上である必要があります。
ご面倒をお掛けしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

iTunes Store カスタマーサポート

今月12日、こんなメールが僕宛に届いた。
最初気味が悪いな、とは思ったが、大して気にもせずに、指示に従ってパスワードを変更した。ところが、全く同じ内容のメールが15日にも届いた時には、さすがにちょっと焦った。

ひょっとして、12日のメール自体がフィッシング詐欺のメールだったのか?僕はまんまと騙され、パスワードを盗まれたのか?

いろんなこと(もちろん悪いことばかり)が頭の中を駆け巡る中、15日夜に慌てて自宅のパソコンからiTunesを立ち上げてみると、確かに設定したパスワードが無効になっていた。しかし、パスワードを設定し直し、アカウントを見たとき、冷や汗がダラリと流れた。クレジットカードの情報を消去し忘れていたのだ。

恐る恐る購入履歴を覗いて見ると、僕が購入した以外のアイテムを第三者に勝手に購入したという痕跡は残っていなかった。もうこれは、不幸中の幸いとしかいいようがない。

どうやらiTunes Storeのチャージ残金が325円しかなかったこともあって、実害はなかったようだ。でも、当然のことながらクレジットカードの情報はすぐ削除。今のところ購入のメールが届いていないので大丈夫だと思うが、この後しばらくは、クレジットカードの請求状況も注視していかなければならない(今のところ購入形跡はなし)。

しかしこの一連の作業を終えて、怒りにも満ちた数多くの疑問が沸々と。

12日に届いたメールに従ってパスワードを変更したにも関わらず、15日にはまた同じメールが届くって、どういうこと?iTunes Storeは個人パスワードダダ漏れの、セキュリティ管理全くなってませーんのサイトだったってこと?

メールにも書いてるじゃない?

パスワードを変更することにより、第三者が無断であなたの iTunes Store アカウントへアクセスすることを防ぎます。

これって、詭弁ですか?意味がわからないんですけど。

それからもう一つ。僕に初めてこのメールが届いたのは11月12日なのだが、既に6~7月からこのような事態が発生しているにもかかわらず、なぜiTunes Storeはトップ画面等でパスワード変更や購入履歴確認などの注意喚起を行わないのだろうか。

確かに自己責任といえばそれまで。第三者にも識別されやすそうなパスワードを設定する方が悪い。

ただ、同様のメールが届いた人が結構いるらしく、調べてみると中には身に覚えのない中国語のアプリ(1500円)が勝手に購入履歴に残っていた、という人や、5000円以上不正購入されたという人もいたという...。

それとも、お前ら、別に被害が起きてないんだからいいじゃねえか、実害起きたら何か文句言えや。そしたら何か考えてやっからよー、みたいな、傲慢な会社になっちゃったってことですかiTunesを運営するAppleは。

まあでも多分こういった苦情に対しては、どうせ「規約第○条に書かれてあるとおりです」的な話で、シャンシャンと済まされそうな気がするんだけれど、誰も血眼になって真剣に規約なんか読まないっつうの(あ、それとも僕だけですか?)。

AppleID(iTunesアカウント)もパスワードも、きちんと自己管理する必要はありそうですな。

それから、今一度規約を読んでおいた方がいいかも。とかくこういった規約、何かあったときは利用者が不利益となること(運営側に損が出ないこと)が書かれている場合が多いので、他のサイトでも要注意ってことかな。

iTunesカードでチャージしている人は、残高が減っていないかも確認。もちろんクレジットカードの登録は即削除した方が賢明と思われ。
iTunes Storeからの購入メールが届いたら、メールをすぐに捨てずに、速やかに内容を確認。身に覚えのない購入内容だったら、すぐにAppleサポートに連絡すること。

特に、AppleID(iTunesアカウント)を乗っ取られた場合や知らぬ間に不正購入された場合、こちらからの申し出がない限りは、Appleは動いてくれないようですよ。IDは無効化されちゃうみたいだし。

このサイトに、iTunesアカウントを不正利用された皆さんの書き込みがあるので、参考まで。

http://iphonech.com/archives/52520656.html