2010年3月 3日

iTunes Card 20% OFF!!

今月からサークルKサンクスで、iTunes Cardの割引販売を開始しています。

iTunes Card 20% OFF!! | お得情報

期間は3/28まで。ただし例のごとくカルワザ値引による購入のみ対象となっており、カルワザカードあるいはカルワザ値引きアプリを登録したおサイフケータイでのEdy支払が条件となっています。
カードの種類は1,500円と3,000円、割引によりそれぞれ1,200円と2,400円で購入することが可能となります。

カルワザカードとおサイフケータイの紐付けについては、以前非常に手続きが面倒だということを述べましたが(「カルワザカードとおサイフケータイの紐付けは登録が面倒」を参照)、少しは改善されているのかな?ただ、iTunesユーザーで、まだカルワザカードをお持ちでない方も、300円のカードを購入する価値はあると思います。

いずれにせよ、お近くのサークルKサンクスへ急げ!

2010年1月23日

DOWNLOAD TO DONATE

DOWNLOAD3HAITI.jpg

music for relief.

Music for Relief has brought together an incredible album of artists who have all generously donated original songs to support the Haiti relief effort. Artists include: ALANIS MORISSETTE, THE ALL-AMERICAN REJECTS, DAVE MATTHEWS BAND, ENRIQUE IGLESIAS, HOOBASTANK, KENNA, LINKIN PARK, LUPE FIASCO, PETER GABRIEL AND SLASH.

ハイチで起きた大地震の被災者救済のため、海外の10組のアーティストが立ち上がり、チャリティアルバムを完成させました。メンバーは上記の通りですが、個人的には武藤敬司...じゃなくてPeter GabrielとSlashが参加している時点でDonate決定。

Paypal経由で1ドル以上の寄付をすると、登録したメールアドレスにアルバムのダウンロードサイトのアドレスが送信されてくるという仕組みです。

幾らDonateするのは個人の意志ですが、金額の大小ではないと思います。まずは手をさしのべるという善意が大事なのではないでしょうか。

それにしても日本って、こういうのが全く不得手ですよね。国内の一流アーティストが2~3組でも声かけしてこんなのを作れば、結構参加する人が増えるだろうし、賛同する人もいると思うんですが...。なんかこういうチャリティ的なものを表現するのが下手なんでしょうか。
ガッチャマンではありませんが、地球は一つ。対岸の火事だと思ったら大間違い。明日は我が身だということを、肝に銘じなければならないと思います。

追記。
ちなみにアルバムの音源はMP3形式でビットレートは320kbps。悪くありません。

2009年12月28日

今年の一枚

昨日一昨日は、ずっと家に籠もっていた。
少しずつ我が家の掃除を始めながら、年賀状を制作していた。
要件を簡単に済ますことを例えて「こんなのまだ朝飯前」だとか「まだまだ序の口」なんていう言いぶりがあるが、そういう意味では我が家の冷蔵庫は「夜明けを知らない夜」であり「横綱級」と評すればいいのだろうか。恥ずかしながら、ハッキリ言ってブラックホールである。

例年のことながら、一体いつから姿を隠していたのか、化石級のアイテムが登場する冷蔵庫に辟易し、若干具合悪くなりながら、かなり丁寧に磨き上げた。恐らく、我が家の大掃除はこれで佳境を迎えることになるのだろう。

家族が一人減ってから、2度目の正月を迎える。
「派手に、賑やかにしたくない。質素な正月でいい。」という母。
といいつつ何やら妻と勝手に仕出し屋にも負けないオードブルを作ると張り切っている。どうやら年末は包丁を握る機会が多くなりそうだ。

年賀状の図案は、毎年暮れになるといろいろひねり出しながら作成していたのだが、昨年の暮れは喪に服していたということもあり、その作業がなかった。
どうやら一年のブランクが、年賀状を作成する意欲も削いでしまったようで、あまり見栄えのしない年賀状に仕上がってしまった。更に困ったことに、昨年のうちに引っ越しで住所の変わってしまった人たちの新しい住所を整理していないことに気づいた。
嗚呼、どうやら大晦日ギリギリまで年賀状作りに勤しまなければならないらしい。

閑話休題。
年末だというので、今年見聞きした音楽の中で、勝手に寸評をつけてみようと思う。
しかし今年は洋楽邦楽問わず明るい話題に乏しかった、というのが率直な感想。何かと失うものが多かった年だった。何といってもマイケル・ジャクソンの急逝。これに尽きる。

国内に目を転じても、忌野清志郎や加藤和彦、川村カオリに三木たかしなど、本当に惜しい人ばかりが亡くなってしまった。

ヒットチャートを席巻していたのは「嵐」ばかり。彼らを観ない日はない、というぐらい毎日テレビに登場していたようだ。

さて、今年一番聴いた一枚(気に入った一枚)を挙げようと思うのだが、今年はあまりパッとした作品がなかった、かも知れない。というより、最近新しい作品(アーティスト)に耳を傾けるということをせず、過去の栄光(といっては語弊があるが...)ばかりを追いかけているため、大した作品がチョイスできないのが正直なところ。

マイケル関連だと「THIS IS IT」ということになるのかも知れないが、サントラ盤は特に面白いものではなかった。いっそのこと、発売予定だったという「7even」を発表してくれた方がよかったのに。

恐らく来年であればDVD部門は文句なしで『THIS IS IT』ということになるのだろうか。今年はつい先日紹介したジョージ・マイケルの『LIVE IN LONDON』で決定。久し振りに見る動くジョージ・マイケル、それも初のライブDVDというだけでも十分なのだが、内容も素晴らしかった。




しかしこの人幾つになるのかなぁ、と思いながら観ていたのだが、63年生まれということで今年46歳ということになる。確かに年を食った感は否めない。相変わらず踊りは今ひとつだったが(笑)、圧倒的なその声量というか歌声にはすっかり魅了されてしまった。

CD 部門。というか最近はiTunesやMORAでの音楽ダウンロードが主流となっていて、CDを購入する機会そのものがめっきり減ってきている。昨今、アナログ盤が珍重されるように、近い将来CDも珍重されるようになるのかも知れない。そして、MDはカセットテープ並みに消耗品化が進むことだろう(実際この間部屋の整理をして、5年以上聴いていない大量のMDを廃棄した)。

で、いろいろ考えてみるのだが今年の一枚。
全く浮かんでこないのはなぜだ!?
まぁ、順番に挙げていくか。



まずプリンス。米国のスーパーマーケットでのみ購入可能という変則販売での3枚組。に本国内での入手を危惧する声も聞かれたが、杞憂に終わった。
3枚組のうち、2枚がプリンスの作品(それもタイトル上独立した別個の作品)、もう1枚がプリンスのプロデュースによるBria Valenteという女性シンガーのアルバム。
何となくプリンスの毒が薄れてきているような気がしなくもない作品で、評価も二分されているようだ。この作品の発売前に$77の会員制サイトを立ち上げたのだが、アルバムの発売前にサイトを経由して事前に音源を入手することができたことも、良くも悪くもこの作品の評価に作用しているような気がする。
嫌いじゃない。嫌いじゃないんだけど、一押しとまでは、うーん...。




続いて、Jesse JohnsonのVerbal Penetration。プリンスのファンには注釈不要なんだけど、この方、THE TIMEというかつてプリンスがプロデュースしていたバンドのギタリストで、プリンスとはいろいろと因縁めいたものがあるらしい。
まずこの作品が彼名義の13年ぶりの作品であること、しかも2枚組であること、更に非常に統一感の取れた作品だということで、正直言ってかなり衝撃的だった。丁寧に奏でられるギターのサウンドも心地よく、個人的にはかなり聴く機会の多かった作品。



エレファントカシマシ「俺の太陽」。久し振りにエレカシ節炸裂を感じさせる作品。歌詞に横文字、カタカナが氾濫する作品が多い中、日本語を大事に扱っているよなぁ、と感じさせる(といいつつ一曲目は「Sky is blue」というタイトルだが)。
しかし今年のエレカシは何か、発売ラッシュでしたな。ベスト盤は出すわ廃盤は再発するわDVDもボンボン発表しちゃうわで。来年どうなるんだろう?



吉川晃司「Double-edged sword」。
初回限定盤は、直近のライブ盤と初期の頃に発表されたライブ盤(「ZERO」)が同梱されていて、何がメインなのかよくわからない作品。ちなみに、今年7月に亡くなった元thee michelle gun elephantのギタリスト、アベフトシが数曲参加している。アルバム発売に合わせてメディアへの露出が増えたけれど、結局個人的な念願だった紅白歌合戦への再出場は叶わなかったか...。

しかしこうやってみてみても、今年はこれだ!という作品に未だ遭遇していない。
ということで、今年は「該当なし」ということでよろしいでしょうか...(苦笑)

2009年11月 6日

佐野元春90'sリマスターBOX 詳報

先般お伝えした佐野元春の90年代リマスターボックスの詳報が公開されていた。

が、しかし。

これほど食指の動かない佐野元春作品も、ないかも知れない。

■90年代リマスターBOX、MWSで11/25より予約開始

先日第一報をお伝えした、90年代作品デジタルリマスターBOXの詳細が決定した。「MOTOHARU SANO 1990 - 1999 ORIGINAL ALBUM REMASTERED」と名付けられた今回の完全生産限定セットは、最新のデジタルリマスタリング技術+Blu-spec方式CDで提供。6作品のCDに加えて160Pを超える豪華ブックレットが収められる。価格は15,000円(税込)。販売方法はMWSストアでの予約販売(プレオーダー)方式となり、プレオーダー開始日は2009年11月25日(木)。そしてお手元への発送は2009年12月21日(火)から順次開始となる。

90年代のオリジナル6作品、『タイム・アウト!』『スウィート 16』『サークル』『フルーツ』『THE BARN』『Stones and Eggs』を1BOXに収めた今回のボックスセットは、マスターテープに記録された原音により忠実なサウンドを奏でるよう最新のデジタルリマスタリング技術が施され、ディスクも高音質CDとして評価されているBlu-spec方式を採用。皆さんがお使いのCDプレーヤーで最良のサウンドを得られる仕様となっている。

アルバム単体ごとの販売は来年春を予定されているが、今回はボックスセットならではの特別仕様となっており、CDパッケージはすべて見開きタイプの紙ダブルジャケットで統一。さらに6作品のオリジナルブックレットを一冊にまとめ、あらたにテキストを加えた160Pを超える豪華ブックレットが収められる。

現在、元春の90年代オリジナル6作品は廃盤となっており、ネットでのダウンロード販売もされていない。このため新旧のリスナーは音源を入手できず、音楽文化の観点から見ても大きな損失といえる状態が続いていた。それだけに今回の90年代リマスターBOX発売は、すべての音楽リスナーにとって嬉しい知らせであると同時に、旧作の廃盤化が続いている昨今において大変意義深いことであろう。

MWSでは今一度90年代作品を再評価するために、新たなガイドともなる元春の作品解説インタビューをはじめ、さまざまなコンテンツを用意して、90年代リマスターボックスを多面的に紹介していきます。お楽しみに!

■「Motoharu Sano Original Album Re-mastered 1990―1999」特設ページ
【Go URL】---> http://www.moto.co.jp/remaster/90s/

品番を見ると、ディスク数が6枚になっているので、結局「The Circle」のリミックスEPやシングルのカップリング曲については同梱されることなく、今のままだとこのまま闇に葬られてしまうようだ。
他にも例えば何か貴重なDVDや音源がコンパイルされる様子もない。
6CDのブックレットを、何と一冊にまとめてしまうという強引さもいかがなものか。
一つの作品としての個性はないのか、個性は!
とまぁ、難癖をつければきりがないほど出てくるぞ、これは。

バカヤロー!リマスターした上でBlu-spec盤が一枚あたり2,500円で手に入るんだ。つべこべ文句言うんじゃねぇ、なんてことになると、ファンはますます買わなくなるよ、間違いなく。

限定編集盤が発売されるたびに価格が少しずつ高くなっていることは気になっていたけど、いくら何でもこれはないって。元春のファンが求めているのは、こんな中途半端なBOXじゃないってことを、Sonyは全然わかってないね。年末商戦に乗っかった商売だよ、これじゃ。

もっとも僕は、今回の作品について元春が嬉々としてゴーサインを出したとは思っていない。

一つの作品を深く掘り下げ、日の当たらなかったところにも日を当てる。その上で、当時の作品を再評価する。今まで出してきたアニバーサリー盤って、そういうことじゃなかったの?佐野元春アーカイブって、そういう主旨じゃなかったの?
別にBlu-spec盤じゃなくても、いいです。普通のリマスター盤で、いいです。僕、そんなに耳が肥えてるわけじゃないし。

やはりここは、来春に予定しているという単体の販売開始を、期待しないで待つしかないか...。

2009年10月13日

エアロスミス、復活の狼煙?

ちょっと古い記事になるのですが、こんなのを見つけまして...。
エアロスミス、S・タイラーの事故から2カ月で活動再開

10月9日13時14分配信 ロイター
 [ボストン 8日 ロイター] 米ロックバンド「エアロスミス」のリードボーカル、スティーブン・タイラー(61)が、公演中の転落事故から2カ月を経て、バンド活動を再開させることが明らかになった。
 同バンドは、企業向けソフト大手の米オラクルが来週サンフランシスコで開催するプライベートコンサートに出演する予定。このスケジュールは事故の前から組まれていたものだという。
 タイラーは、8月5日にサウスダコタ州での公演でステージから転落。左肩を骨折し、頭部を20針縫うけがをした。     
 バンドのギタリストで、発売されたばかりのソロアルバムをプロモーション中のジョー・ペリーによると、タイラーはけがを負った後にバンドのメンバーと話をしておらず、バンドは不安定な状態だという。

ようやくエアロスミス活動再開の報が飛び込んできました。しかし、ジョー・ペリーとしては自身のソロアルバムのプロモーションに専念したいだろうし、しかも、最後の「バンドは不安定」という表現が非常に気になるところ。
まぁ、エアロスミスも紆余曲折を経て、何度も解散の危機に立たされたバンドでした。歴史をひもとくと、70年代後半から80年代前半にかけても、今回と似たようなことがあったようです(しかもその時はジョー・ペリーがホントに脱退してしまったんだよね)。
その後、あり得ないような復活劇を経て、今に君臨するエアロスミス。
スタジオアルバムとしては2004年のカバーアルバム以降全く音沙汰がないところですが(ベスト盤とライブ盤が交互に出るような状態)、新しいアルバムの製作にも取り組んでいるということなので、ちょっとだけ期待したいと思います。

しかしスティーブン・タイラーって、うちのオカンと同い年なんだ...(笑)。

2009年9月15日

BoseからMarantzへ

通勤時、iPod nano(所有しているiPod touch、しかも前世代型は未だデビューできず)に接続して聞いていたイヤフォンがいよいよ大変な状態になってきた。ちなみに今使っているのは、Boseのin-ear headphones。Appleのオンライン福袋に同梱されていたものだ。

初めて使うBoseのイヤフォンは、決して相性の良いものとは言い難かった。とはいっても音質は素晴らしいし、結構好きだったんだけどなぁ。
使い始めて1年間で失くしたイヤーチップの数、3個。Boseに送ってもらったイヤーチップの数も、3個。平日はほぼ毎日1時間~2時間の使用。雨風雪、高温にさらされながらも耐え続けた結果、使用後1年が経った頃、噂に聞いていたケーブルのほころびが出てきた。ケーブルの強度が弱い、というのは総じて見られたレビューだった。

まず最初の状態は、左側のケーブルが折れ曲がり、中の軸線がちょっとだけ顔をのぞかせ始めた。そして今月に入って、ワイヤーストッパーを引っ張った時、それと一緒にあら不思議、ケーブルの被膜まで一緒にスルスルと...。嗚呼、軸線が剥き出しに(泣)。
取りあえず今も騙し騙し使ってはいるものの、傍目にも非常にみすぼらしい姿になってしまった。辛うじてBoseのロゴがあるのでそれとわかるが、ここまで来ると本当に恰好悪い。

たかがイヤフォン、されどイヤフォン。1年半持ちこたえただけでも良しとしなければならないかも知れないが、元は12,000円を超える高額商品である。それ相応の耐久性は欲しかった。
何よりイヤーチップを紛失した、あのムキーッと来る気分、あの時のストレスを思うと、今まで使っていた中で1~2位を争う音質とはいえ、また同じ商品を購入する気にはなれなかった。

同等でなくてもいいので、何かめぼしいイヤフォンがないかと探していた時に見つけたのが、MarantzのHP101だ。
いろいろレビューを見ても評価は頗る良く、購入を決意。アルミ削り出しというおしゃれで高級感あふれるデザイン、付属品も延長ケーブルや航空機用変換プラグ等と、バラエティに富んでいる。1万円以下でこの品質は、「買い」かも。

ちなみに低音部が弱いというレビューが多く見受けられたが、さほど弱いとは思わなかった。
まぁ、これからしばらくいわゆる「エージング」でもやってみますか。といっても、正直あまり変化に気づくことができないんですけどねー。

Michael Jackson's This Is It

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10月28日から2週間限定で公開されるMichael Jackson最後の記録映画「This Is It」の予告プロモーションが始まった。
MTVビデオ・ミュージック・アワードでのマドンナの発言。懺悔にも似た彼女の言葉に、何か、自分の一番触れてはならないところをもみくちゃにされたような、複雑な気持ちと激しい悲しみの感情が入り混じった気持ちになった。

【9月14日 AFP】MTVビデオ・ミュージック・アワード(MTV Video Music Awards)が13日、ニューヨーク(New York)のレディオ・シティ・ミュージック・ホール(Radio City Music Hall)で開催され、6月に急死した故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんに多くのアーティストから称賛の声が贈られた。

式のオープニングを飾ったマドンナ(Madonna)は、マイケルさんを「史上最も偉大な才能を持った人物の1人」とたたえると、マイケルさんはわたしたちに踊りたいと思わせてくれただけでなく、空を飛べるかもしれないとも信じさせてくれたと語った。

しかし、称賛が終わると声のトーンが変わり、マイケルさんが健康問題、歌手業、そして児童に対する性的虐待容疑に苦しみ始めた頃に手を差しのべない人が多かったと語った。

「わたしは彼を見放した。わたしたちは彼を見放した。世界を照らしてくれたこの素晴らしい人物が見過ごされていくのを許してしまった。彼に背を向けた人がほとんどだった」

こう語ったマドンナは「キング万歳!」と叫び、ステージを後にした。

誰も決して触れようとしなかった事実。そう、我々はマイケルを卑下し、そして見放していたのだ。彼が亡くなるまで。
彼が亡くなった途端、「大事な人を失った」と嘆き悲しみ、そして称賛する。ついこの間まで、「マイケル?もう彼の時代じゃないでしょ。」なんて罵倒していた人たちも含めて。
しかし、いくら嘆いたところで彼は戻ってこない。気付くのが、遅過ぎたのだ。

マイケルは死んだ。マイケル・ジャクソンはもうこの世にいないのだ。
マドンナのコメントは、そのことを痛感させられる、悲しくもあり、向き合わなければならない冷たい真実を突き付けられる内容だと思った。

10月28日。人々は一体どんな感情を持って、このフィルムの公開を目の当たりにするのだろう。

2009年6月26日

さようなら、Michael

gremz 地球温暖化

未だ現実として受け入れたくないのだが、Michael Jacksonの死を悼み、そして敬意を表したい。
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朝起きてシャワーを浴び、テレビに目をやると、信じられないニュースが目に飛び込んできた。

「歌手のマイケル・ジャクソンさんが、心配停止状態でLA市内の病院に緊急搬送されました。」

その瞬間、僕の口から出た言葉は、あまりに冷淡な言葉だった。

「そうか、マイケル、死んじゃったか。」

しかし実際のところは、ニュースを見てひどく狼狽してしまい、それを必死に隠すために口から出た言葉だった。

結局、何が起きているのか、Michaelが無事なのかどうなのかもわからぬまま通勤電車に乗り込むも、いつもは惰眠を貪るはずなのに、そういう気分にもなれなかった。
やがて「マイケル、死亡か」という疑問形が「マイケル、死亡」という完了形にかわり、NHKの昼のニュースでも取り上げられていた。

この焦燥感と悲しみの入り交じった何ともいえない感情は、Luther Vandrossが亡くなったことを新聞記事で知った時のそれに似ている。James BrownやRay Charlesの時は、彼らの年齢も年齢だったし、「そうか、ついに亡くなってしまったのか」という感情の方が強かったのだが、そう、今回は先日亡くなった三沢光晴の死を知った時に限りなく似た感情だ。何故だ、どうして?まだこれからなのに...いろんな思いが交錯して、どう表現をしていいのかわからない。

ただ一つハッキリしていることは、Michael Jacksonがこの世を去ったという、信じがたくも受け入れざるを得ない事実だ。

中学校に入学する頃から洋楽にのめり込んでいった僕にとって、Michael Jacksonはまさにスーパースターだった。

世間からみても80年代を代表するアーティストであり、いろんな意味で世界中から注目されていた。しかし、その注目の度合いが高まれば高まるほど彼の奇っ怪な行動がクローズアップされるようになり、度重なる整形手術とも相まって、音楽以外の面でばかり注目されるようになっていった。その間、相次ぐトラブルで心労もたたっていたはずだ。
今年3月に行った、ロンドン公演に向けた記者会見の姿を見ても、決して元気な姿、とは言えなかった。

彼の音楽活動は2001年のアルバム「Invincible」を最後に実質途絶えていて、前述の通り最近は音楽以外の話題ばかりで注目を集めていたが、来月から始まるはずだった復活ツアーを機に、きっと何かをやらかすに違いないと期待を寄せていたのに...。
新しいアルバムだって、ほとんど完成しているとかいないとかで、昨年あたりから音源が何度もリークされていたことを考えても、結局なんだかんだ言いながらもみんなMichael Jacksonに大なり小なりの興味を持っていたんだと思う。

それにしても、何て表現したらいいんだろう。

本当に空しいというか悲しいというか、そういう次元じゃないんだよな...。
結局Michael、あなたを生で観るという僕の夢は、叶わぬものになってしまった。

でも、ひょっとしたら本人はこれでホッとしたのかな。

いろんなところから追いかけられる心配もないし、トラブルに巻き込まれることもない。
この死はMichaelにとって、迎えるべきタイミングだったのだろうし、それを静かに受け入れざるを得なかったのかも知れない。
疲れたでしょう、Michael。
もう、何も悩むことはないから。今はただ、安らかにお眠りください。

ありがとう、Michael。さようなら、Michael。

合掌

嘘だろ!?

 朝から冗談きついよな。

Michael Jackson Dies

We've just learnedMichael Jacksonhas died. He was 50.

Michael suffered a cardiac arrest earlier this afternoon at his Holmby Hills home and paramedics were unable to revive him. We're told when paramedics arrived Jackson had no pulse and they never got a pulse back.


マイケルが死んだって書いてるけど...これって嘘だよね!?
誰か、冗談でした。誤報でしたって、言ってよ。

信じられない!いや、信じたくない!!

2009年2月27日

ナップスターのお試しをお試し中。

ドコモのiメニューを立ち上げたら、布袋のオッサンがヌゥッと現れ、ナップスターでの最新アルバム配信が始まったことと、無料お試し期間があることを宣伝していた。

ナップスターといえばその昔、著作権を無視したネット上での違法配信で名を馳せ、その流れは未だ燻っているといってもいいだろう。言葉がおかしいかもしれないが、いわば、ファイル共有の先駆け的な存在だった。

その後裁判やら何やらを経て今のサービス体系が構築されている訳だが、ナップスターにとどまらず、iTunesやMoraといった音楽配信サービスは複数あり、どのぐらいのレコード会社と提携しているかが、いわば鍵となる。
ナップスターを巡っては、賛否両論意見が分かれているようだが、結局は個人個人が好みのアーティストの楽曲を手に入れることができるか否か、賛否両論はこの一点に尽きるような気がする。

さて、僕の個人的な考えとして、携帯で音楽を聴くことは、バッテリーの持ちを考えると憚られることこの上ないのだが、せっかく布袋のオッサンが青い目をして訴えかけているので、試しにどんなものか覗いてみることにした。
ちなみに僕の携帯電話には写真の保存用に2GBのmicroSDが装着されているし、中身はあまり入っていない(自分で転送したプリンスの楽曲で900MBぐらい占めているが、実際のところ携帯電話で音楽を聴く機会はほとんどない)。

どちらかといえば洋楽に重きを置いている感のあったナップスターは、昨年12月にEMIミュージック・ジャパンと配信にかかる合意に達し、一気に提供できる邦楽を増やした(ちなみに布袋のオッサンもEMI)。

マイメニューに登録した後、ナップスターの携帯サイトを見てみると、EMI所属アーティストの名前がずらりと並び、提携したばかりのEMIにちょっと肩入れしているようにも見えないことはないのだが、洋楽でもU2の最新アルバムが配信されているほか、結構選り好みな顔ぶれが並んでいる。
実のところ、サービス内容もよく確認しないままに、まずは帰りの電車の中で一気呵成にDLをしてみたので、microSDの容量がちょっとだけ減った。
一曲の容量は1~3MB程度で、DLに要する時間は1分程度なので、帰りの電車の中では電波の届かないトンネル内を除いて、約30曲をチマチマとDLした。ただ、家に着く頃にはバッテリーがほとんどなくなっていた。
だから、使い方としては「聴いてみたかったけど購入までは至っていない楽曲を試聴する」ぐらいの気持ちで臨めばいいのだろう。マニアックなものを一人聴いてみるのも楽しそうだ(怪しい...)。

今朝、久しぶりにiPod以外で音楽を聴いたが、イヤホンを介した音質はまあまあだった。

ドコモにしてみれば、音楽配信ではauに完全に遅れを取っており、ナップスターを起爆剤にしたいところだろうが、相も変わらず後塵を拝していることは否めない。
そんな中でナップスターがEMIと手を組んだことは、遅れを取り戻す契機にはなるかも知れない。

一週間以内にマイメニューを解除すれば、無料だということ。ただし、解除すれば、その時点で聴けなくなる仕組みもちゃんと組み込んでいるらしい。そりゃそうだよな。
ただし、パケ・ホーダイにしていない方は要注意。調子に乗ってDLしまくっていると、パケ死すること必至です。

もっとも、ドコモには音楽配信事業の強化よりも、携帯電話のメッキを強化してほしい、というのが僕の願いなんだけどねぇ...。