2009年8月30日

【ネタばれあり】MISIA 星空のライヴV Just Ballade 青森公演

圧倒的声量。あの小さな体のどこからこれだけの声量が出てくるのか。

18時20分前に会場に到着し、席に着く。2階の奥、後ろには数列しか座席がない。しかし、既に座席はほとんど埋まっている。観客は若い女性が多く、カップルの姿もあちらこちらに見られる。開演のコールが告げられ、場内が暗転。5分ほど経つと、幕の向こうから前奏が流れ始める。
観客からはこれまでに聞いたことのない、物凄い量の拍手が打ち鳴らされている。

そして、幕が上がり、いよいよMISIAがステージに登場...。


(以下、ネタばれあり)














1曲目が始まり、彼女の歌声が会場に響き渡った途端、全身に電流が走ったかのような震えが走る。
「星空のライヴ」を謳っているだけあって、ステージの奥には星のような電飾がちりばめられているが、それ以外は特に凝った、派手なセットがあるわけでもない。

ステージメンバーは6名。一切コンピューターを使わない生演奏によるステージ。ステージ上を右へ左へ所狭しと動き回るMISIA。一気に3曲歌い上げた時点で、MCが始まる。その歌声と、話し声のギャップも凄い。
「ねぷた」と「ねぶた」を使い分けるMISIA、勉強してます。早春、ちょうど桜の季節に弘前を訪れたこと、十和田湖に向かう途中、雪の壁の間から枝木が出ている光景を見て、不思議に思ったこと、その木が実は折れているのではなく、雪の重みでたわんでいること等...。

若干長めのMCの後、11月に発売を予定しているアルバム(ツアータイトルでもある「Just Ballade」という名のアルバムだそうです)からの楽曲を披露する。そして、今回のコンサートで青森が初披露となる「眠れぬ夜は君のせい」。観客からは驚嘆の声と歓声が上がる。

それにしても、曲間の拍手が本当に凄い。コール・アンド・レスポンス、とでも言えばいいのだろうか、MISIAの圧倒的な声量に乗せられ、観客もそれに呼応した拍手を送っているような感じだ。
後半のMCでは、もはや彼女の眼が世界平和といったレベルを超越し、宇宙的なレベルに視線が向けられているのを感じさせる。
会場入り口で手渡された袋には、てっきり今後の他のコンサート案内や、ファンクラブへの入会案内が入っているのかと思いきや、「ホシゾラBOOK」という、パンフレットのような小冊子が入っていることを教えてくれた(まぁ、宣伝的なものもふんだんに含まれていたが)。ツアータイトルが「Just Ballade」だったので、バラードばかりやると思ったら、そういうことではなかったようだ。ああ、勘違い。


MISIA 星空のライヴV Just Ballade
8月28日(金) 青森市文化会館 セットリスト

01. 少しずつ 大切に
02. Stay in my heart
03. MISSING AUTUMN
04. 僕の気持ち
05. 眠れぬ夜は君のせい
06. Angel
07. Call me Love me??
08. 地平線の向こう側へ
09. Everything
10. 唇と唇
11. To Be In Love
12. 星のように

アンコール
13. いつまでも
14. 銀河


1曲1曲に注ぐパワーが半端ではなく、呼吸を整えるためなのか、曲間の間合いも長い。その間も鳴りやまぬ拍手そして歓声。これは今までどこのコンサートに行っても見たことがなかった光景だ。
トレードマークともいえる金色のドレッドヘアを振り乱すMISIA。

中盤の山場(というかこれを聴きたくて来た人も多いはず?)ともいうべき「Everything」が始まると、会場は一転して静寂に包まれる。

本編が終わり、一度幕が閉じられる。
アンコールの拍手は鳴りやまない。やがてステージが明るくなり、再び幕が上がる...と思いきや、幕が上がったのはほんのわずか。
新曲のカップリング曲を少しだけ披露すると、すべて幕が上がる。最後は最新曲「銀河」を歌い上げ、コンサートは終了。歌い終わった後、再度ステージメンバーを紹介し、「また呼んでください!」と笑顔でステージに別れを告げた。
時間にしてほぼ2時間。8時40分には会場の外に出る。空を見上げると、残念ながら星空ではなく、雨が降っていた(しかも大雨警報が出ていたらしい)。
正直僕はMISIAの曲にあまり真剣に耳を傾けたことがなかったが、あの圧倒的声量に包まれてしまうと、聞く側の姿勢も真剣になってしまいそう。

ところで、考えてみると先週の絢香と初音(ただしご存知の通り延期になってしまったけど)と今回のMISIA、女性のアーティストのコンサートそのものが久しぶりで、前の女性アーティストのコンサートって誰だったっけ?と考えても浮かんでこない。それぐらい遠ざかっていたということか...。

それにしても一つ気になったのは、コンサートの間、トイレに行きたくなったのか、曲が終わると席を外す人の姿が非常に多いように思えた。アップテンポな楽曲があまりなく、いわゆる会場総立ち、ということがなかったので、余計に目についたのかもしれない。

2009年8月28日

景気の「上方修正」

7月の消費者物価はまたしても下がるわ失業率は過去最悪まで上昇するわ求人倍率も過去最低を更新中だわと、全体的な景気判断からすると決して予断を許す状況ではないのに、それでも内閣府の景況判断だけは、相変わらず景気低迷からの脱却を謳うのに必死のように見える。

景況判断、10地域を上方修正=沖縄は観光低迷-内閣府
(8月26日17時1分配信 時事通信)

内閣府は26日発表した8月の地域経済動向で、全国11地域の景況判断について、沖縄を除く10地域を上方修正した。7地域を上方修正した5月の前回調査では全地域で「悪化」の表現を使っていたが、今回、沖縄以外は「悪化」の表現を削除した。
各地域の景況判断は、最も良い東北、中国、四国、九州で「持ち直しの動きがみられる」に引き上げた。以下、北海道、東海、近畿は「下げ止まっている」、北関東、南関東、北陸は「下げ止まりつつある」とした。沖縄は新型インフルエンザの影響による観光関連の低迷などを反映し、「悪化しつつある」との判断を据え置いた。

毎回思うことだが、「上方修正」という表現は、何か景気悪化が底を打ったという誤解を与えていないか、ちょっと不安になる。確かに上方修正とはいうものの、「下げ止まりつつある」地域については、下がっているペースが若干弱まっているものの、「相変わらず下がっている」のは事実。例えて言うならばこの「上方修正」というのは、通知票でいうところの1から2に上がったと喜んでいるのと似たようなもので、端から見ると決して喜ばしいことではない、ということなのではないか。スキーを履いた途端、山の頂上から直滑降させられたものの、まだゲレンデまでには到達していない、あるいはようやくリフト乗り場を見つけたが、まだリフトが動いていなかった...今の景況はこんな感じなのだろう。

仕事柄僕も、県内の商工業関係の人たちから直接お話を聞かせていただいているが、少なくとも今年に入ってから、青森県内で景気が底を打った、好転したと言った人にはお目にかかっていない。むしろ、依然景気が悪化傾向にあると感じている人の方が多い。東北は持ち直しているとはいうが、本当に持ち直しているのかは大いに疑問を感じる。それでも、昨年度相次いだ大型倒産が減っただけでも、大分落ち着きを取り戻した、ということなのだろう。それだけでもヨシとしなければならないが、とかく青森県は、基幹産業である農業に左右される地域でもある。今年は天候不順が農作物の収量減を招いている。稲作も今のところパッとしないというし、あとはリンゴに賭けるしかなくなってくるのだろうか。

しかし、物価指数は下落、消費意欲は沸かない、その一方で人事院勧告は公務員給与削減(このことがまた各種団体や一部民間企業の給与へ大なり小なり影響を与える可能性アリ)と、ますますデフレ傾向が強まっている予感満載なんですけど。

2009年8月26日

官公庁は認識が甘い。

弘前市ソフト無断複製 - PC用 賠償金2700万円で和解へ(2009年8月26日  読売新聞)

弘前市は25日、複数の職員がパソコンのソフトウエア計697本を無断で複製し、業務に使用していたと発表した。市はソフト制作会社側に約2680万円の賠償金を支払うことで和解協議を進めており、9月市議会に承認を求める議案を提出する。

市企画部情報政策課によると、2007年12月と08年2月、それぞれソフト制作会社の代理人を務める法律事務所から、「ソフトが不正に使用されている」との指摘があった。

市で調査した結果、調査したパソコン1215台のうち593台で、ワープロソフトや表計算ソフトなど15種類、計697本の無断複製が判明。合併前の旧弘前市、旧岩木町、旧相馬村庁舎のいずれでも確認されており、02年頃から行われていたとみられる。

市は、職員らが著作権侵害の認識がないまま、正規にソフトを購入していないパソコンにもインストールしたとみており、組織的な無断複製は否定した。

賠償額は、本来の代金の1・5倍で算出。無断複製したソフトの制作会社は国内4社、アメリカ4社の計8社で、このうち、ジャストシステム(徳島市)の「一太郎」が583本と、全体の83%を占めていた。

市は28日、課長級職員を集め、法令順守の徹底などを周知する方針。相馬市長は「市民の皆様に心からおわびし、再発防止に向け、ソフトウエアの管理体制の強化を図りたい」とのコメントを出した。

今日は自戒の念を込めて訴えたい。

最近このPCソフトの「無断複製」が官公庁で行われているという実態が明らかになっている。
弘前市がこのような形で明らかにしたのはまだマシな方で、我が社を含め、恐らく県内の他の自治体においても、このような無断複製が行われているという実態を把握していないのではないかという疑問を呈しておこう(青森市はこういったことのないよう、管理が行き届いているらしい)。

ここでいう無断複製というのは、いわば一本のソフトを使い回しすることを指していることは言うまでもないのだが、官公庁の中では、「無断複製」=市販のCD-R等に複製する、という意味に捉えている人たちが非常に多いようだ。

そもそもこういうシステム管理に対する甘さがあるというか、ウィルス対策や不正侵入の防止など、外部からのアクセスに対しては過敏でありながら、内部統制が機能していない。つまり、システム管理に関するコンプライアンスが、末端まで浸透していないということが挙げられる。

このような認識の甘さ、根本的なことがこれまで問題視されていなかったことこそ、非常に由々しき問題ではないのだろうか。それとも、所詮対岸の火事だと思っているのだろうか。早急に対応する必要があるはずなのに、何故今まで有耶無耶になっているのか、不思議でならない。

我が社でもようやく内部調査が始まったようだが、少なくとも、某社の文書作成ソフトが、人数分購入されている、あるいはライセンス購入している部署は、これまで一ヶ所しか見たことがない。

おそらく今後実態は明らかになっていくものと思われるが、こういう膿は、悪化する前にすべて出し切った方がいい。

オオカミと少年

昨日の朝に発生した緊急地震速報の誤報は、一歩間違うと「オオカミと少年」の話にもなりかねない、非常に憂慮すべき問題であることを提起しておこうと思う。
ご存じの通り「オオカミと少年」というのは、何度も村人に対して「オオカミがきた!」と嘘をついた羊飼いの少年が、本当にオオカミがやってきたことを村人に伝えても、誰も信用せず、羊がオオカミに食べられてしまったというイソップ童話である。つまり、嘘つきはたとえ本当のことを言っても、誰も信じてくれないということを説いている。

「誤報でよかったじゃん」というのもごもっとも。でも緊急地震速報は、生命の危機にも関わる問題になりかねないわけであり、少なくともこのような事案が生じたということに対して、気象庁は今後こういったことが起きないよう盤石の体制を築くとともに、信頼回復に努める必要がある。

<緊急地震速報>業者、地震計ソフトを無断改修 誤報の原因
8月25日23時36分配信 毎日新聞

25日朝に千葉県東方沖を震源とする地震が起きた際、同県南房総市の地震計から過大なデータが送信され緊急地震速報が誤って発表された問題で、気象庁は同日午後、この地震計のソフトの改修ミスが原因と発表した。

同庁によると、この地震計は設置した「明星電気」(群馬県伊勢崎市)が24日に改修を実施。その際、委託された震度情報送信に関するソフトだけでなく、 緊急地震速報にかかわるソフトも無断で改修した。その過程でミスをし、過大な観測データが速報システムに送られる設定になった。同社はこの改修を同庁に報 告せず、同庁も気付かなかったという。

同社は大阪市など他の3カ所の地震計も同様の改修をしていたため、いずれも改修前の状態に戻した。同社の役員らが25日に同庁を訪れて謝罪し、作業態勢などを見直すことを約束した。同庁は改修を引き続き委託するという。

同庁の伊藤秀美地震火山部長は「気象庁にも監督責任はある。改修などを外部委託する際は、どんな作業がどのように実施されたのかをしっかり確認できるようチェック態勢を見直したい」と述べた。

こういった業者に引き続き作業を委託するのもどうかと思うが、裏を返せばこういう作業をできる業者がいないということだろうか、あるいは更に裏事情があるのか...。

今回のトラブルは、火災報知器の誤作動でも同じようなことが言える。
しょっちゅう誤作動を起こす火災報知器だと、誤作動に慣れてしまった人たちが、本当の火災が発生した時に作動しても、誰も信用しないということだ。
僕も以前むつ市に出張で宿泊したホテルで、早朝の火災報知器の誤作動により部屋から締め出されるということがあった。少なくともあの時、誰も火災が発生しているなんて信用しておらず、何となく警報が続くので避難してみた、といった感じだ。結局(予想通り)誤報であったわけで、後にホテルからは謝罪の手紙と宿泊の割引券が送られてきたが、ホテル側の対応やら誘導やらいろいろ思い返すと腹立たしいことばかりで、あの事件があって以来、そのホテルには二度と泊まろうという気にならなくなった。

まぁそれはともかく、火災報知器というのが我々の身近にある分、誤作動が続いているようでは、信頼度も落ちてしまう、ということだ。

さて、話を元に戻して、もしこのような誤報が続けば、気象庁への信用はもちろん、緊急地震速報への信頼度も薄れ、前述の「オオカミと少年」の話にもなりかねない(もっとも、テレビやラジオを介してなので、そういったことにはならないと思うけれど)。
オオカミ(地震)が来たときに誰も信じてくれなければ、そもそもこのシステムそのものが何なんだ?ということになってしまう。

緊急地震速報そのものを今回初めて目にしたこともあったので、あれは「訓練」だったということにしておくが、二度三度「訓練」が続くようなことがないように。ただ、少なくとも昨日の朝は、震源から遠く離れた青森にいても、相当の緊張感が走ったことだけは、付記しておこう。

2009年8月25日

青森は、もう秋です。

27日、青森県の西海岸を巡る出張は中止になりました。諸般の事情があったにせよ、関係各位の方々を振り回したのは事実であり、この場をお借りして深くお詫び申し上げます(と同時に、私が不在の間に、何の打診もなく勝手に中止を決めてしまったことについては、強い憤りを感じています)。

さて、もうすぐ9月です。ただ、少なくとも今は8月です。この8月、夏祭りが終わり、お盆が過ぎると日照時間が急に短くなり、秋風が吹いてきます。しかし、ここ数年は残暑厳しく、むしろお盆が終わった後の方が暑い、という感じでした。
それが今年はどうでしょう。既に最高気温は25度前後まで下がり、今朝の気温も15度まで下がるようになりました。一過性のことなのかも知れませんが、とても布団一枚で朝を迎えるなんて、考えられません。
ついでにいえばTシャツ短パンも、もはやあり得ない状況になりつつあります。そんな格好で出歩いていたら、風邪をひくこと必至です。嗚呼、今年の夏は短かったな...。

そして9月になると、父の一周忌がやってきます。ここにきて、いろんなことが思い出されています。暑かったあの日のこと、雲一つない青空、そして、突如現れた虹。

一周忌が過ぎれば落ち着くよ。
お盆の時にいらした方がみんなそういったことをお話ししていました。しかし、僕には無理みたいです。むしろ、この期に及んでいろんなことが思い出されてしまい、悲しみは癒えるどころか更に深まる一方です。

というわけで県外から一周忌法要にお越しになる皆様へお知らせです。
青森はもう秋です。とにかく夜になると急に涼しくなります。厚手のものは一枚用意した方が無難です。青森に来て風邪をひいてしまった、ということがないように。

2009年8月23日

忘れてた...

弘前市で10月に行われるアップルマラソンのエントリーが、21日までだったことを忘れていました!
そう、つまり今年大会に出ることはない、ということです。
うーん...アップルマラソンを目的に走っていたわけではないので別にいいんですけど、何か一つの区切りとしてエントリーしておけばよかった、と今更ながら後悔し始めています。もっとも、走るとしても10キロが限界だったのでしょうけれど...。
とはいえ忘れてしまったものは仕方がないです。当日は裏ルートで独りアップルマラソンに勤しみたいと思います。

2009年8月22日

衝撃の「絢香 Dream Summer Live in 地球村」

始まる前の状況(画像)をFlickrに投稿したのですが、その後、とんでもない衝撃が待っていました。

本当に衝撃的。
何と、肝心の絢香がやって来ませんでした...。

「へ?」って思いませんか?

僕らも「へ?」って感じでしたが。

18時15分過ぎ。ようやく会場入りを済ませた観客が揃うと、重々しい口調の司会者が登場し、事務所の社長を呼び込みます。

ムムム...?嫌な予感。

すると、深々と頭を下げた社長から衝撃的な一言が。
「本日公演を予定していた絢香ですが...」

あ...やられた。

「絢香は、持病のバセドー病を今日早朝発症し、都内で症状を覗っていたのですが、結果的にドクターストップとなり、本日こちらに来ることができませんでした。」

えぇぇぇぇぇぇぇぇ.......................。

会場に無理やり詰め込まれた約5,000人の観客からは一斉に溜息。ちなみに僕らは一番後ろに陣取っていました。実は開始前に警察の方々が一斉に配置についたので、これは爆破予告か何かあったのかな、と思ってしまいました。しかし、ふたを開けてみると絢香が来ることができなくなったことで社長がお詫びして、そのことが観客の騒乱につながることを危惧した対応、ということだったのでしょう。
絢香は8月20日に東京国際フォーラムでコンサートを開催したばかり。と考えると、スケジュール的にも無理があったのかも知れません。

ちなみに公式HPにはこんなお詫びが掲載されていました。

絢香公演延期のお知らせ   < 2009 / 8 / 22 >

本日予定されておりました「Dream Summer Live in 地球村」~みんな空の下~ 公演は、絢香の体調不良のため、急遽出演を中止させていただくことになりました。
公演を楽しみにしていただいていたお客様および関係者の皆様には、多大なご迷惑をお掛け致しましたことを深くお詫び申し上げます。

代替公演の開催に関する詳細につきましては、本人の体調の回復を見ながら協議の上、関係先とも検討しておりますので、本公演のチケットは、そのままお手元に大切に保管いただけますよう、お願い申し上げます。

今後のスケジュール等に関しましては、後日改めて当ホームページにてご案内いたします。

本公演の公演延期に伴うお問い合わせは以下までお願い致します。

[お問い合わせ]ABAチケットセンター:017-777-4545

※チケットの払い戻し方法につきましては、振替日程と合わせてご案内させて頂きます。
払い戻しを希望される場合もチケットが必要になりますので、ご注意ください。

ファンの皆様には大変ご迷惑・ご心配をお掛けし申し訳ございませんが、重ねてご理解の程お願い申し上げます。

社長からのお詫びを聞き、怒号が飛び交い、ステージにはペットボトルや空き缶が投げ込まれ......

と思いきや、意外と皆さん冷静な目で、ステージ上で頭を深々と下げる社長に拍手を送っています。
そしてこの後、(いわゆる前座の)初音さんのライブが行われることが伝えられると、諦めにも似た観客からの拍手。あくまで公演は「延期」とはいうものの、絢香が本当に来ることができるのか..いや、無理なんじゃないか。もちろん席を立ち、そそくさと会場を後にする人の姿も見えました。

しかし...会場を後にしたのは1割足らず。つまりほとんどの人は、普段は「前座」でありながら急遽主役を任されることになった初音さんのコンサートに耳を傾けてやろうじゃないか、そんな何となく暖かな空気が広がっていたのです。西日が傾き、空も大分暗くなってきた中、絢香の代役という重い重責を担った初音が登場...。

1曲、2曲と歌が進み、その合間に観客はパラパラと席を立っていきます。
途中のMCで、「私は運が悪い」みたいなことを言っていましたが、それは今日のことでしょうか。いや、むしろ今日は運がいいんじゃないですか?これだけの観客が、期待を持ってステージを凝視しているわけですから。

結局1曲も知っている曲はありませんでした。ただ、7~8曲ほど歌い終えて「次が最後の曲です」というと、観客からは一斉に「えーっ!?」という歓声。その時点で7割以上の観客が残っていたのではないでしょうか。

最後の曲が終わると同時に、観客からは万雷の拍手とアンコールの声。や、優しいぞこの会場の人たちは...。

所詮「前座」の初音でしたので、アンコールの曲など用意していなかったようで、「すいません、アンコール用意していなかったんですけど」...と言うと、暖かな笑い声。新曲をもう一度歌い上げると、本当に暖かな拍手と歓声がステージに向けられました。

はー終わった。ま、しょうがないよな。

...とそこへ、再び事務所社長が登場。観客からは罵声ではなく、「社長ー!」という声援そして拍手!

社長、その光景を目の当たりにし、号泣。

それを見た観客からは「頑張れ!」の声。

何なんだ、これは...。何故かこちらの胸が熱くなりました。
社長はこの件を東京に帰って絢香に伝えること、そして必ず公演を行うことを我々に誓ってステージを下りました。

終演時間は19時30分。1時間弱のステージではありましたが、誰ひとり不平不満を口にすることもなく、何だか満足そうな表情を見せながら席を立っているのがとても印象的でした。

正直、明らかにキャパを超えているチケット販売や、待機場所への案内を含め、入場に際してのグダグダなスタッフの対応、誘導も何もない適当な運営には、本当に腹が立っています。これは運営する側が、延期公演までに修正してくださることを強く望みます。

それは別として、ある意味貴重で伝説になりうるようなステージを拝見させていただきましたし、ますます絢香のステージが見たくなりました。
延期公演がいつになるのかはわかりませんが、どうか体調を整えていらして下さい。楽しみにしています。

2009年8月20日

マドンナとエレカシと嵐

全然脈絡のない3組のアーティスト。
共通点は「ベスト盤」。

今月から来月にかけて、この3組が相次いでベスト盤を発表します。

マドンナのオール・タイム・ベストについては、昨日もTwitterで「これまでのベスト盤の続編であってほしかった」と呟いたように、何も初期の頃から通した音源じゃなくてもよかったのになぁ。それやるんだったら、前2作とそれ以後の楽曲を収録したディスクをコンパイルしたベスト盤で十分なんだけど、とかいろいろ考えています。本人選曲ということは、裏を返せばどれだけ本人の思い入れが強い楽曲が選ばれるかということに焦点が当てられるわけで、マイケル・ジャクソンみたいにファン選曲でも面白かったんじゃないの?とか思ったり。
同時期に発売されるDVD、こちらはとても楽しみなんですけどね。というか、DVDソフトってホント安くなりましたね。20年以上前、コンサートの模様などを収録したVHSソフトが1万円以上で販売されていたことが今となっては考えられません。

販売のタイミングは若干異なりますが、エレファントカシマシもオール・タイム・ベストを発売することが決定しました。しかもこちらは、メジャーデビュー後渡り歩いた3つのレコード会社から発売されるということで、全部で5枚組になります(笑)。あ、でもこれってその昔、吉川晃司も同じことやりましたね(ただしディスクは1枚ずつ)。

メジャーデビューの荒々しいエピック時代から、いきなりポップな方向転換が図られた東芝時代、そして再び迎えた低迷期のポニー時代と、なかなか聴き応えのある内容に仕上がりそうな予感。ちなみにこちらもボーカルの宮本浩次自ら選曲だそうです(個人的には絶対「買い」)。

それにしても最近すごいなと思ったのが嵐のベスト盤。通常盤である2枚組は定価の3,200円で星5つの評価であるのに対し、初回限定盤の3枚組を入手できなかったファンの悲痛な叫びが、怒りに変わってアマゾンの評価に寄せられています。おかげで星一つの数が凄い。でもしれって作品の評価を下げてるんじゃ...。

ちなみにこのベスト盤、初回限定盤は既に売り切れ、オークションでの高値取引が始まっているようです。Amazonをみても、新品60点以上で最低価格が12,000円オーバーって、皆さんかなり強気。というかこの人たちは完全に転売を狙って購入したんでしょうね。この煽りを受けて、本当に手に入れたくても手に入れられなかった人が、ちょっと可哀想。

2009年8月19日

久し振りに七里長浜港

七里長浜港で県産木材を初出荷/鯵ケ沢
(2009/8/19 水曜日・陸奥新報)

鯵ケ沢町の七里長浜港で18日、津軽産のスギ材を積んだ貨物船が宮城県石巻港に向けて出港した。1997年に供用開始から県産木材を出荷するのは初めてで、関係者100人が参加して出港セレモニーを行った。
同日は、七里長浜利用促進協議会副会長の長谷川兼己鯵ケ沢町長が「七里長浜港は津軽地域の物流の拠点として、今回、念願だった地域資源の木材を搬出することができた。今後も港を利用してほしい」とあいさつ。その後、県森林組合連合会の本間家大代表理事会長と、船の船長に花束が手渡された。
七里長浜港は83年に工事を着工。96年に5000トン級岸壁、97年に2000トン岸壁と埠頭がそれぞれ完成し、2008年度まで、貨物船476隻、客船11隻など合わせて578隻が入港。取扱数量は砕石23万トン、石灰石17万トン、15万トンなど合わせて68万トンとなっている。今回は県森林組合連合会が津軽一円から集めたスギ材1500立方メートルを、石巻港に海上輸送する。供用開始以来、県産の木材を搬出するのは初めてで、関係者は同港利用促進に向けて、弾みをつけたいとしている。

やっとこの日が来たか、という思いが去来している。

開港して3年ほど経った時に、この港の事務的な管理を2年間任された。その頃から木材の搬出や輸入についてはいろいろ検討されていたのだが、特に輸入の場合は検疫や薫蒸等の施設がないことや、コストの割が合わないといった、ハードルの高いいろいろな問題がネックとなり、結局輸出入は見送られた。それでも確か一度だけ、中国からの外材を輸入したことがあったような気がするが、こちらも結局割が合わずに一度限りで終わったと記憶している。
ただ、少なくとも僕がいるうちは、七里長浜港に水揚げされる貨物は、砂利以外にほとんどないという、なんだか寂しい港になっていた。

どういう因果かその後僕は、今回出荷を行った事業者(団体)と仕事で3年間おつきあいすることとなった。その頃も相変わらず七里長浜港を活用した木材の出荷については検討されていたようだ。しかし、「県営釣り堀」と揶揄されたぐらい稼働率の低かった七里長浜港には、冬場は船の往来もままならないほど荒れた海になるという気候の問題はもとより、岸壁が5,000トン級の割には水深が浅く、大型船が接岸できないというネックがあった(今も浚渫やってるのかな...)。

港のある周辺は工業地帯でもないし、周辺に大型工業施設があるわけでもない。そもそも漁港と港湾とは機能が異なっているため、果たしてあの場所に港を作る必要があったのか?という疑問は拭えない。まぁ、これから津軽自動車道が延伸するというので、その鋼材等を運搬するにはいいのかもしれないけれど。

そんなことをぼんやりと思いながら、一番の思い出は、平成13年の海の日に合わせて開催された「海の祭典」だろうか(ちなみに「海の祭典」は現在「海フェスタ」に改称されている)。全県を挙げて行われたイベントに、ぺーぺーの立場でありながら、鰺ヶ沢地区の実行委員として参画させてもらった。港の良さを知ってもらおうというイベントが行われ(といっても祭りの山車が飾られたり、フリーマーケットが行われたり、海を知ってもらうにはちょっと物足りないイベントだったような気もするが)、花火大会やステージが繰り広げられた(ちなみにステージのゲストは山川恵里佳...)。

その後、七里長浜港がどれだけ整備されたのかは、ほとんど足を運んでいないのでわからない。強いていえば冬場になるとハタハタの大群が押し寄せ、ここぞとばかりに網を持った人たちが殺到すること、数の中には網の重みに耐えられずに海へ転落し、亡くなる人もいた、ということをニュースで知るぐらいだ。

久しぶりに七里長浜港が活気づいたニュース。あの頃お付き合いのあった皆さんとは、すっかり疎遠になってしまったな...。

ということで27日は深浦町と鰺ヶ沢町を訪問します。あ、別件ですが(笑)

2009年8月18日

国民審査もお忘れなく

最高裁の9裁判官をチェック  国民審査、18日告示

最高裁の裁判官が「憲法の番人」としてふさわしいかどうか国民が直接チェックする国民審査が18日、衆院選公示と同時に告示される。審査は30日の衆院選投票に併せて実施され、31日に結果が判明する見通し。

審査を受けるのは、2005年9月の前回衆院選後に任命された桜井龍子、竹内行夫、涌井紀夫、田原睦夫、金築誠志、那須弘平、竹崎博允、近藤崇晴、宮川光治の裁判官9人(告示順)。

国民審査は、任命後初めて衆院選を迎える裁判官が対象。初審査から10年を経た衆院選時にも審査に付される。

有権者は、辞めさせたい裁判官の欄に×印を書き、有効投票の過半数となった裁判官は罷免される。何も記入しなければ「信任」とみなされ、×印以外の記入はすべて無効となる。

1949年の第1回からこれまで20回、延べ148人が審査を受けたが、罷免された例はない。148人のうち罷免を求められた率は最高で15・2%。

国政選挙についてはどの候補者に投票しようかとか、どの党を選択しようかといろいろ考えるところですが、、国民審査については意外と疎かといいましょうか、適当に審査しているのが実情ではないでしょうか。

今回、9名の最高裁判事の国民審査が衆議院の投票日と同日に行われます。
特に裁判員制度が始まった今日、直接最高裁の判事の方々と議論を展開することはないにせよ、それぞれの裁判官の略歴については一通り目を通しておいた方が良さそうな気がします。今回審査対象となる9名の裁判官が関わった裁判や思想等については、それぞれWikipedia等に詳しく掲載されています(中には詳しくない人もいますが)ので、そういった情報を参照された方がいいかも知れません。何となくちょっとクセのありそうな人や、「なるほど...。あの事件に関わっていたのか...。」というのがわかります。
その過程で最高裁判事として適切か否かを審査するわけですが、実際生の声を聞いたことがあるわけでもないし、その判決を見たわけでもないということで、なかなか判断材料に乏しいというのが実情。
そういう意味では、どうしても審査しづらいというのが現実だとは思いますが、Webを見ると、いろんな情報が掲載されています(中にはネガティヴキャンペーンが繰り広げられている人もいるようですが)。
ひょっとしたら、さすがに×が過半数を超えて罷免...とまではいかないまでも、今回は最高の15.2%を超えてしまう人が出るかも知れませんね。
過度の情報に惑わされることなく、適正かどうかを判断する目を養う。これも結構大事だと思います。
というわけで、国民審査もお忘れなく。

いよいよ選挙が始まった

今日からの12日間、職場の周囲が賑やかを通り越してうるさくなる。

戦況や予想についてはそれを業としているプロの人がやればいいことなので、ここでああだこうだというのはやめようと思う(というか、ブログで政治や宗教や男女の問題を話題にするのは非常にリスクを伴うような気が...icon:F9C8)。

中にはTwitter等を利用した選挙活動ができないものかと、模索した人たちもいたようだが、結局文書図画の頒布違反と見なされるようで、18日の午前0時からピタリとWeb上での活動が停止しているようだ。まぁ、使いこなせる人にとっては格好の選挙公報媒体になる一方で、使いこなせない人にとっては、使えないということ自体が足かせになる(時代から遅れている)ような感じを受けるのだろう。

ふと思ったのは、いわゆる勝手連の人たちがTwitterやWeb上でどのような活動を展開するのか。根も葉もない噂が増幅して、誹謗中傷合戦が繰り広げられたり、違法行為に繋がりかねない活動を展開しないことだけを願う。

いずれにせよ、早い段階でWeb上での選挙活動が始まるのかも知れない。そして、電子投票ということで、投票所に足を運ばなくても、自宅で候補者を選択し、テレビのリモコンを使って投票することができる、なんて時代がやってくるのかも。「最も投票数(押下数)が多かったのはリセット(クリア)ボタンでしたicon:F9FC」、というのはシャレにならないが。

今回はいつになく世間の注目が集まっている選挙でもあるし、選択する有権者は、世論等に流されて投票するのではなく、本当に適任な人物や政党を吟味した上で選ぶべきだということだけは言いたい。もう一つ言いたいことは、選挙があるたびに言っていることだが、投票所に足を運ばずしてああだこうだと物言いをするのはやめよう、ということだ。たった一票、されど一票。その一票が、国政にもの申す権利だということを念頭に置いて、8月30日の投票日には投票所に足を運び、自分の意志を一票として投じましょう。

2009年8月17日

gremz 大人の樹に成長

1246954093_06836.jpg 1248756334_00710.jpg 1250472907_02287.jpg

のんべ 様

こんにちは、グリムス運営チームです!

大切に育てて頂いた苗が大人の樹へ成長しました。育てた樹は、ログイン後のマイページにて確認可能です。

今回育てて頂いた樹に相当する植樹はNGOの準備が整い次第実行されますので、現在は「植林スタンバイ」の状態となります。
タイミング的に次回植林時に間に合わない場合もございますのでご了承下さい。

ブログパーツはこれから10日間ほど大人の樹が表示されますがその後また新しい苗が育ちます。
そして、ある一定数以上の樹を育てた方には、なんと「プレミアムブログパーツ」が出現したりします。

これからも一緒にグリムスで多くの樹を育て、地球環境へのエコアクションを実現しましょう!

5月28日の発芽から約2ヶ月半。ようやく一本目の樹木が大人の樹に成長し、これにあわせたNGOの植樹が行われるというメールが届きましたicon:F995icon:F8F5

一時期は、環境キーワードを探すことに躍起になり(カタツムリや鳥は、ブログのタイトルや記事にかかれている言葉が、このキーワードと合致した時だけ登場します)、既に10ほどの動物を登場させることに成功しました。

記事を投稿しないと萎れてしまうということもあるようで、フォトスペースにあった隣の樹木は、かなり萎れ気味でした。

しかし、しょうもない記事を投稿するだけで樹木が生長し、しかも本物の苗を植樹していただけるのは本当にありがたい話です。

まだ1本目ですが、2本目、3本目の植樹に繋げることができるよう、これからも種々雑多な記事を投稿していきたいと思いますicon:F9EB

送り火

13日から昨日まで4連休だったにもかかわらず、まるで休んだ気分がしていない。「夏季休暇」とはいうものの、「休み」も「暇」もなかった、といったところだろうか。

客人もさることながら、県内外から親戚もたくさん我が家にやってきた。
その人たちをすべて見送った昨日の夕刻。家にはいつも通りの静寂が戻ってきた。
日が暮れるのを見計らい、19時頃から外で送り火を焚いた。桜の樹皮を乾燥させたものを細かく切って、火をつける。

その火を眺めながらぼんやりと、火の向こうからやってくるかも知れない父の幻影を探し求めていたが、残念ながら父が姿を現すことはなかった。どうやら母も似たようなことを考えていたらしく、突然、南東の空に明るく光る星を身ながら、「オトン、無事帰れたかね...icon:F9D3」と呟いた。

宇宙にまつわる調査研究では、宇宙でヒトの魂を発見した、あるいはそういった痕跡があった、という調査結果は今のところないようだ。天に召される、星になるなど、亡くなった人たちが還るところについてはいろんな例えがあるが、これらはひょっとしたら、誰にも涙を見せない、あるいは涙をこらえるための方便から生まれたものなのかも知れない。
僕が思うに、僕の父が還る場所は、天や星ではなく僕たち家族の胸の中に秘められている。ただ、残念ながら昨今の人体にまつわる調査研究においても、その場所は発見されていないようだが、誰にも決して見つけることのできないその場所を、僕たちはいつまでも大事に大事に守っていかなければならない。

2009年8月14日

カレーの隠し味、そしてトッピング

家でカレーを作る時は、市販の固形ルーを溶かして作るという、ごくごく一般的な普通の、ありきたりなカレーに仕上げる。
しかしこれでは何か物足りないような気がして、さまざまなスパイスを投入する。
最近では100円ショップでもいろんなスパイスが置いてあるので、手軽に楽しむことができる。
最近だと、カレー粉にターメリックパウダー、コリアンダー、シナモンにインスタントコーヒーを一つまみ。

こんな感じだろうか。
ソースだけでも味に変化を加えることができるが、ウスターソースは入れ過ぎるとカレーの味が消え、ソースカレーになってしまうので気をつけなければならないし、醤油も同様。最後に和風だしを入れると、何となく味が落ち着くこともある。

続いてトッピング。
最近見かけるチーズ、僕的にはどうも苦手。どちらかといえば黄身がまだ半熟っぽい目玉焼きの方がいい。ラッキョウは全く食えないので福神漬け派だけど、なければなくても構わない。
変わり種では「納豆」というのを見たことがあり、一度試したことがあったが、カレーと納豆は別々の方がいいと思う(笑)。

というわけで今日の昼はカレーにします。
20090814113016.jpg


おまけ。
庭で採れたミョウガ。

20090814112946.jpg

2009年8月12日

新盆

明日から2日間、夏季休暇を取ることにしている。
ここ数年は盆の時期に休むことなどなかったのだが、今年は新盆ということもあって、当然のように夏季休暇を取った。

ここに来て何となく、先日母が突然涙した際に感じていたであろう複雑な思いというのが僕の胸にも去来していて、父がいわゆる「先祖」の一員になってしまったことに対して、未だにどこかで受け入れることができないというか、受け入れたくないというか、うまく説明することのできない、何ともいえぬ心境に置かれている。

この間の日曜日、弘前公園をジョギングした時のこと。本丸の西側にある蓮池に、綺麗な蓮の花が咲いているのが見えた。そういえば「あの日」も、僕たちはなぜか蓮の花を見に行っていたことを思い出し、そこから一気にペースが乱れた。だいぶ落ち着きを取り戻したつもりでも、ふとした拍子、何かのきっかけで突然誰にも言えぬ悲しみ悔しさがこみ上げてくることが、今でもたびたびある。

あの日からもうすぐ一年。雪の少なかった冬を越し、早咲きの桜に翻弄された春を迎え、雨と低温に悩まされた夏が過ぎ、父が大好きだったねぷたまつりも幕を閉じた。梅雨明けせぬまま迎えた晩夏、そして初秋。

とにもかくにも、明日盆の入りを迎える。
お盆にしては珍しく、天気が悪いらしい。
1ヶ月を切った一周忌法要の案内もまだ出してないし。いずれにせよこの週末は、全て父のために時間を捧げようと思う。

2009年8月11日

地震

なんだか嘘くさい、ホントの話。

...ちょうどその時僕は空港にいた。
突如横揺れが始まったと思いきや、それは激しい縦揺れへと変わった。慌てて近くにあった柱にしがみつく。天井からはコンクリートの破片が落ちてくる。

キャーッ!!大丈夫かーっ!?

あちらこちらから怒号が飛び交う。
砂塵が立ちこめる空港ターミナル内は、パニック状態に...。

....という夢でハッと目覚めた今朝のこと。それも、5時前後のことだ。

その後起床し、テレビを見て事実を知り、ただ驚愕した。

静岡県で震度6弱=3県で64人けが、重傷も-「東海地震に結びつかず」・気象庁  (8月11日6時48分配信 時事通信)

 11日午前5時7分ごろ、東海地方を中心に広い範囲で地震があり、静岡県伊豆市や焼津市などで震度6弱の揺れを観測した。気象庁の観測によると、震源地は同県御前崎市の北東沖約35キロの駿河湾で、震源の深さは約23キロ、地震の規模(マグニチュード=M)は6.5と推定される。静岡県と愛知県によると、計62人がけがを負った。神奈川県でも2人のけが人が出た。
 気象庁は地震観測データの推移を監視する「東海地震観測情報」を初めて発表し、午前8時から東海地震の判定会委員打ち合わせ会を開催。その結果、「想定される東海地震に結び付くものではない」と判断した。
 同庁は地震探知から3.8秒後には、緊急地震速報の警報を発表した。
 静岡県と伊豆諸島に一時、津波注意報が出され、同県御前崎市で最大40センチ、焼津市で同30センチの津波を観測した。

静岡県を震源とする地震ということもあって、テレビをはじめとする報道は「ついに東海地震か!?」と色めき立っているのが何となく感じられた。
しかし、想定される東海地震はM8クラスで震源も深い位置を想定しているようだ。今回の地震は震源が20キロと浅め。気象庁の発表でも、東海地震とは関連性がない、別個の地震という位置づけになっている。
しかしそう考えると、まだ依然としていつやってくるかわからない東海地震への備えは必要ということになる。と同時に、今回の地震による余震にも警戒しなければならない。

地球が間断なく動いている以上、地震や台風をはじめとする気象災害は避けて通れない道であり、また、人間がいくら備えようとも万全ということはあり得ないことで、それを遙かに凌ぐ災害が何時やってきても不思議ではない。我々にできることといえば、日々の暮らしの中でそういった災害が発生した際に、どう対処すべきかという心がけを常に持っておくことぐらいしかできないのかも知れない。

早朝5時の地震であり、まだ日常の生活行動に入る時間帯ではなかったことが、せめてもの救いだったのだろうか。
それにしても、震度6クラスの地震が起きたところにやってきた台風9号。
ご存じの通りこの台風、勢力は大したことがない割に各地で大雨の被害をもたらしており、特に東海地域では地震で地盤が弱っている可能性もあることから、今後は大雨による二次災害を引き起こすことがないか、心配である。

被災地の方々には謹んでお見舞い申し上げます。

2009年8月10日

実害はないけれど...

■クレジット情報及びメールアドレス情報の流出のご報告とお詫び■

このたび、当社の通販サイト「アスマート」(http://shop.amuse.co.jp/asmart/)(以下「本サイト」)の運営業務を委託しております株式会社テイパーズ(テイパーズ社 代表取締役 森高幸 埼玉県川口市差間2-6-35)のウェブサーバーに対して海外(中国)からの不正アクセスがあり、その内容を調査いたしましたところ、本サイトをご利用いただいておりますお客様の個人情報が一部流出したことを確認いたしました。
お客様にご心配・ご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ございません。
弊社では、今回の事態を厳粛に受け止め、お客様の信頼回復に全社一丸となって、全力
で取り組んでまいります。

現在、弊社及びテイパーズ社では第三者のセキュリティ専門会社「株式会社ラック サイバーリスク研究所 サイバー119」に調査と不正アクセス対策の強化を依頼し、既に実施しております。

本日メールを送らせていただいておりますお客様に関しましては、クレジットカード情報(カード番号・有効期限)及びメールアドレス情報について、不正アクセスによる流出が確認されております。
現在までの調査の結果、クレジットカードの不正利用によるお客様への金銭的被害は確認されておりませんが、念のため「アスマート」のログインパスワードと、クレジットカードのパスワードを同じにされているお客様は、クレジットカードのパスワードをご変更されることをおすすめいたします。
また、現在「アスマート」でのクレジット決済に関しては、よりセキュリティ効果の高いシステムを導入するまで一時的に使用を停止しております。

今後もクレジットカード会社と情報を共有し、お客様に金銭的被害とご迷惑をお掛けしないよう対応してまいりますので、ご安心ください。

お客様におかれましては大変お手数をおかけしますが、お心あたりのない請求やメールが含まれてないかどうか、引き続き注意をはらっていただけますようお願い申し上げます。
ご不安のあるお客様におかれましては、下記の弊社お客様専用お問い合せ窓口へお問い合せ下さいますようお願いいたします。

弊社は、このような事態が生じたことを深く反省し、お客様にご負担が生じることのないよう対処させていただく所存です。

本件につきましては、新たな事実の判明や今後の対応の進捗状況に応じ、随時アスマート内特設専用サイトにてご報告申し上げます。

ご迷惑とお手数をおかけいたしますことを重ねてお詫び申し上げます。

去年、サザンのライブの後に買い損じたツアーグッズを注文していた。というか、会場のグッズ売り場に群がる人の多さに辟易し、ネットで注文すればいいか、という甘い考えだったのだが、まさか一年後にこんなことになるとは...。

これまでこういう情報流出というのは対岸の火事のようにしか見ていなかったので、いざ自分がその被害者の、それもかなり深刻な被害者の一人だということを知った時、何をどうしたらいいか全く思い浮かんでこない。

しかし、せっかく楽しかった思い出(少なくとも去年の今頃はまだ楽しかったのだ)が、今回の件で一気に興醒めしてしまった。なるほどこういうオチが待ち構えていたとはね。

ふざけんなよ。ホントに。
ご安心ください、とは言っているが、何を根拠にご安心すればいいのかもわからないし、何かすごい癪な気分。本当に悔しいし、腹立たしさもかなりあって、今すぐ電話して苦情を延々と言いたい気分。

何なんだよ、この仕打ち。

日経WOMAN9月号

ようやくMT4へのアップグレードをほぼ完了した。結局のところ、よくわからないままにアップグレードを実行したため、案の定コメントの設定やらその他のタグの付与などに手間取り、たかがアップグレードに1週間以上も時間を要してしまった。
その間、いろいろネタにしたい内容があったにもかかわらず、ブログの不具合に一喜一憂し、全然投稿することができなかった。

また、mixi経由でご覧いただく場合、一度Twitterを介する形となっているので、非常にご面倒をかけています。そのうち元に戻します。

さて。
一昨日じゃん子からメールが来て、「日経WOMAN9月号に私の写真が2カット掲載されている」ということで、早速近所のTSUTAYAで立ち読みしてみた。さすがに「日経WOMAN」なる雑誌を男性、それもいい年扱いたオッサンが呼んでいる姿は奇妙だろうということで、妻にも一緒に行ってもらった。なるほど確かにじゃん子が写っている。

こんな雑誌に家族が出るなんてそんなにあることじゃないし、折角なので母にも見せてやろうということで、たった2カットの写真のためにわざわざ550円払って雑誌を購入したことを一応付け加えておこう。

しかし、そのコーナーが『日本酒と料理の新たな出会い』というタイトルで、「あー...。なるほどねぇ...。」という写真だった。ということで、じゃん子のことをご存じの方は、日経WOMAN9月号80ページをご覧ください。じゃん子をご存じない方は、僕の顔に少し髪を伸ばしたイメージで探してみてください。

2009年8月 8日

ヤク漬けのゾク

コメント欄に不具合がありましたが、何とか修復できた、みたいです。

さて。

酒井法子逮捕、容疑事実を認める

8月8日21時39分配信 産経新聞
酒井法子逮捕、容疑事実を認める

 覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕状が出され、8日、都内の警視庁施設に出頭、逮捕された女優の酒井法子容疑者(38)=本名・高相法子=は、警視庁の調べに対し、容疑を認める供述をしていることが分かった。

まあ、この件に関しては悲劇のヒロインが犯人だったという、まるで二時間ドラマみたいな展開になってしまったわけで...。話題になっている裁判員制度の映画は、ここ数カ月仕事で何度も裁判所に足を運ぶたびに目にしていたので、「おいおいお前何やってるの!?」って感じだったんですけど。

ええと、私個人としては、この容疑者と年齢が同じだった(酒井容疑者は71年2月生まれ、僕は同年1月生まれ)のですが、出てきた頃からどうも胡散臭いというか好きになれないところがあったのであります。いい年こいてなんとかピーなんていうのも鼻につくといいましょうか、どこかこう、偽善者っぽい感じがあったわけです(これは、常々妻にも言っていることですが、芸能界にはこういう偽善者が多いんじゃないか、と)。

結果的にこうなったわけですが、自宅マンションに残された器具が見つからなければ、ずっと逃亡を続けるつもりだったのでしょうか(そういう点ではツメが甘い?)。

実弟が同じ容疑で逮捕されていたことが報じられ、確かにこの一家は本当にいろいろと苦労もあったようだけど、辿りつくのはこの道しかなかったのか?と。

家ゾクというのは、そんなものか?と。

「ゾク」といえば、夜な夜な行動での違法走行を繰り返す暴走族がまず最初に浮かびます。彼らを「珍走団」と呼ぶ運動は、どうやら普及していないようですが。
あとは、自分たちの権益ばかりを守ろうとする「ゾク議員」に、同性を愛する「バ○ゾク」...。

こうやってみると「ゾク」って言うとあんまりいい印象がないんですが、「家ゾク」っていうのも本当に崩壊しつつあるんでしょうかね...。

家族ってやっぱり大事ですよ。人間のコアみたいなものじゃないですか。
しかし、鎹を失い迷走を始めた家族、実弟も同じ容疑で逮捕されていた、となると、これは何かあるな、と誰でも勘繰りたくなります。
息子と一緒に失踪したと思いきや、その家族を置いてきぼりにして逃走を続けた心境、これから明らかになるのでしょうけれど、「お塩祭り」に次ぐ「境祭り」、しばらくマスコミの格好にネタになりそうですね。

2009年8月 4日

アップデート完了!?

とりあえず応急措置ということで、MT4.261へのアップデートを完了した、みたいです。

いろいろ消えてしまったパーツもありますが、徐々に回復していきます。

...という記事が無事に投稿できればOK。あとはコメント投稿がどうなるか...。