2010年6月29日

スタバ・スペシャル テイスティングパーティーに行ってきた

6月27日午前11時30分から、弘前文化センターでスターバックスのテイスティングパーティーが開かれました。

ようやくスタバが青森県内に出店することが決まったということで、いわば顔見世興行的なイベントだったのですが、ひょっとしたら参加者は一桁しかいないのでは?と会場に行くと(実際青森市での開催は平日だったため、一桁だったらしい)、日曜日だということもあってか、何と40名ほどが集まっていました(しかも圧倒的に女性比率が高く、男性は数名のみ)。

スタバ・テイスティングパーティー

今回は青森県内在住のスタバメール登録者を先着招待ということで、僕も応募したら見事に当選したのですが、集まったのは県内でもかなりディープなスタバファンと思われ、「豆はほとんど全種類飲んだ。」とか「スタバを利用するため盛岡に行きます。」など、皆さん結構自慢げにディープな話をしていました。

スタバ・テイスティングパーティー

今回は妻と母と僕の3名で参加したのですが、実際のところ僕なんかはせいぜい豆を購入するぐらいで、スタバでコーヒーを飲む、という機会はあまりないのですが、今回はハウスブレンドを試飲しながら、いろんな種類のパンフレットを片手にラテの作り方、カプチーノの作り方など、ブラックエプロンを着けたバリスタの方(店員さんの多くはグリーンエプロンで、ブラックエプロンはそれなりに造詣を深めた方のみが着用できるみたいです)による懇切丁寧な説明に注意深く耳を傾けていました。

目の前にあるエスプレッソマシンでコーヒーを抽出し、「飲んでみたいという方、おられますか?」というので、何のためらいもなく「はい。」と手を挙げました。層に分かれたエスプレッソ、苦みと香りが口の中に広がって美味しかったです。

スタバ・テイスティングパーティー

お子様連れの方も結構多く、「僕、コーヒー飲めないんだよな」なんて正直に呟く子供もいて、何だか暖かい雰囲気に包まれていました。 同じテーブルに座る皆さんが交互に無調整の牛乳(某コンビニの牛乳だった!!)を攪拌し、泡立て、自分でラテに仕上げます。今まで入れたことのなかったシナモンなんか振りかけてみたりして。

ビスコッティをつまみながら、自分でオリジナルのコーヒーを仕上げる。そんなこともしながらあっという間の1時間30分。
説明をして下さった仙台某店のバリスタさん、実は青森県出身ということで、今回青森県に出店することがどれだけ嬉しいかを口にした途端、目からはポロポロと大粒の涙が。いやー、この方ホントにスタバが好きなんだな、というのがひしひしと伝わってきました。

事前に情報は入手していたのですが、何と、ハウスブレンド(豆を挽いたもの)と、この日のイベントでも使ったコーヒープレスと、総額約4,000円相当のお土産が、この日参加した全員(子供も含む)にプレゼントされたのでした。他の地域でやっているテイスティングパーティーもこんな感じなんだろうか!?となると競争率高そう...。

スタバ・テイスティングパーティー

青森県、まずは五所川原市にあるショッピングモール「エルムの街」内に出店することが決まっているのですが(個人的には何でエルムなんだろう、という疑問符が延々と?????...)、どうやら青森市内にも出店する可能性がありそうですし、ひょっとしたら弘前にも...?って、その可能性はかなり低そうですが、淡く期待してみたいと思います。でも、「イトー○ーカドー」店内に出店とかはやめてね(笑)

2010年6月28日

2ねんぶりのつり

「たのしかったけどくるしかった」

ききょうの小学校33ねん2くみ まがのんべ

土ようび、ぼくはおとうさんが死んでから2ねんぶりに、いつもの先生たちと海につりに行きました。前の日、サッカーをみて日本がかったのでうれしかったです。でも、とてもねむかったのですが、土ようびも、おなじ時間におきました。4時すぎに、たがし先生がむかえに来ました。にもつをつんで、5人で小泊というところにむかいました。ぼくは船に乗るとすぐにようので、よい止めのくすりと、シーバンドというよいにきくおまじないをしていきました。
小泊につくと、風がつよかったです。ぼくはジャンパーを忘れてきたので、船に乗ったときはちょっとさむかったです。
6時すぎにたがし先生が船をうんてんして、海に出ました。なみがざばんざばんと立っていました。てんきよほうはなみの高さが0.5から1メートルだといっていたのに、うそつきだと思いました。
10分ぐらいすると、「このへんでつってみよう」とたがし先生が言いました。いそめというきもちわるい虫をはりにつけて、海に落としました。しばらくすると、あい先生がかれいをつりました。いいな、と思っていたら、ぼくにもかれいがつれました。2ねんぶりにつれたので、うれしかったです。そのあともぼくはかれいをつりました。でもあい先生は、ぼくのとなりで50センチのひらめをつりました。いいなとおもいました。
たがし先生が場所をかえるといいました。15分ぐらいして、「ここでつろう」といいました。ぼくは、きみどりいろから赤いいろのしかけにかえました。でもぜんぜんつれません。ぼくはねむくなってきたので、すこしねることにしました。だれかが何かをつったので起きたら、ぼくは、げーとはいてしまいました。
そのあともずっとげーげーしていました。ほかの人たちは、「のんべ、まだはいてらのが。」といってわらっていました。でも、ぼくはしにそうなくらいくるしかったです。
あたまにきたのでもう一回ねてから、またつりをはじめました。すると、こんどはたいがつれました。ちいさかったですが、ひさしぶりにたいをつったのでうれしかったです。
でも、またすぐにぐあいがわるくなってげーげーしていました。そしてねました。よいどめのくすりもおまじないもぜんぜんききませんでした。だから、おとうさんたすけて、とこころのなかでいのりました。
でも、またおきてたいをつりました。ほかの人たちは、「のんべ、しんじられないな。」といっていました。
おひるになりましたが、ぐあいがわるいのでなにもたべませんでした。
かぜはすこしおさまりました。でも、なみが高かったです。
ぼくはまたたいをつりました。あいなめも、つりました。そのあとは、もうげーげーしませんでした。
たがし先生は「3時におわる」といいましたが、4時におわりました。
みんなでかれい、ひらめ、たい、あいなめ、そい、どんこがたくさんつれました。でも、一人だけつれなかった先生がいたので、ちょっとかわいそうでした。

たがし先生が「のんべ、大じょうぶだが?」といいました。ぼくは「うん。」といいましたが、ほんとうはぜんぜん大じょうぶでなかったです。

ぼくはかれいを4まい、ちだいを3ひき、まだいを1ひき、あいなめを1ひきつりました。

船によってくるしかったけれど、ひさしぶりにつりをしたのでたのしかったです。

そのあと6時にともだちと飲みました。2けん目のおみせでつったたいとあいなめをさしみにしてもらいました。どちらもあぶらがのって、とてもおいしかったです。

いつかまた、なみもかぜもないときにつりにいきたいとおもいました。

おわり。

(先生から一言)
たくさん魚がとれて、楽しい釣りだったようですね。でも、そろそろいいかげん船酔いしないようにがんばりましょう。

2010年6月25日

参院選・第一声の原稿(案)

今朝はW杯サッカー一色で、参院選の話題はすっかり消えてしまいました。私も4時頃から見ていましたが、久しぶりに安心感のある試合、というか日本ってこんなに強かったっけ?と思わせるような試合でした。まだ次があります。頑張って欲しいものです。
さて、そんな昨日は参院選の告示。ひょっとしたら、と淡い期待を寄せておりましたが、結局どこからもお呼びがかかりませんでしたので、熟慮を重ねた結果、今回の参議院選挙は出馬を見送ることにしました。第一声の原稿案まで作っていたのですが...。パクるなよ(笑)。

このたびの参議院選挙に無所属で立候補しました、     でございます。生まれ育った大好きなこの弘前で、皆様に第一声をお伝えすることを大変うれしく、誇りに思いますとともに、これからの長い戦いに向け、今一度自らを奮い立たせたところでございます。

さて皆様、日本は長い景気低迷からようやく立ち直りつつあるといわれております。しかし、どうですか。皆様の周りに景気回復を実感する声は聞こえておりますでしょうか。残念ながら私の周りでは、そういった声は一つも聞くことが出来ません。かつての自公政権も民主党政権も、景気回復に力を入れると声高に叫んできました。しかし、この青森県においては、この一年間の有効求人倍率が0.29倍で、この20年間で最低の水準まで落ち込んでいるのが現状です。つまり、景気回復どころか雇用の場すら確保されていないのが実態なのであります。

東北新幹線の全線開業がこの12月に迫る中、本県はいかにして他県からの観光客を呼び込まなければならないか、そのことにばかり気が回っています。確かに本県にとって東北新幹線全線開業は大きなビジネスチャンスであります。

しかし忘れてはなりません。新幹線は本県に人を運んでくるばかりではなく、本県から県外にも運ぶのです。新幹線の開業にうつつを抜かしている場合ではないのであります。

働く場のない青森県に、子供たちが未来を思い描くことはできるのでしょうか。このままだと、新幹線の開業が、若くて優秀な本県の人材をどんどん県外へと連れ去ってしまうという事態にもなりかねないのです。

まずは本県における雇用の場を確保し、人口の流出に歯止めをかける。そのためには、新たな産業の創出も必要になることでしょう。そこで私は、まず青森県の新たな産業創出と、雇用の場の確保に重点的に取り組みます。

さて、本県における自殺者の割合は全国でも非常に高いという悲しい実態があります。ご存じの方もおられるかも知れませんが、先進各国における日本の自殺率は、群を抜いております。各都道府県別に見ましても、残念ながら我が青森県は、秋田県に次ぐ高さとなっており、分析によると、その要因としまして、健康問題や経済事情といったことが挙げられております。

国や各都道府県を挙げて、自殺予防対策を講じておりますが、残念なことにそれでも自殺率の低下にはあまり歯止めがかかっていないのが実情であります。

私が今回取り組みたいのは、いわゆる自死遺族へのケアであります。突然家族や愛する人を失う悲しみは、簡単に言葉に出来るものではありません。遺族の方の中には、その後体調に変調を来したり、精神的に不安定になったり、残された家族の苦しみは一生続くのであります。

しかしながら、国家レベルで自死遺族をケアする体制は未だ整っていないのが実態であります。もちろん自殺予防は国を挙げて今後も継続していかなければなりません。しかしその一方で、自死遺族の精神的ケア、そして生活をサポートする体制づくりに、自死遺族の一人として、私は政治生命をかけて取り組んで参ります。

民主党政権による事業仕分けが話題となりました。
連日ワイドショーなどで報じられたこの政治的取組、いや政治ショー、「必殺仕分け人」と揶揄された人たちが一刀両断とばかりに詰め寄る様に、国民は万雷の拍手を送り続けました。
しかし実態は、仕分け人の言葉は単に提言レベルであり、実際蓋を開けてみると名を変え品を変え、事実上継続的に予算要求されている事業が数多くあるという実態をご存じの方はどれだけいることでしょう。
そんな事業仕分けからは、こんな名言も生まれました。

「二番じゃ駄目なんでしょうか?一番じゃなきゃ駄目ですか?」

今の日本の政治を顕著に表す言葉だと思います。自ら先頭に立って世界の陣頭指揮を執る、そういった気概が今の国会議員にはないのであります。
アメリカや他国の顔色ばかりを窺うような政治を行ってどうする。こういう思想を持つ政治家ばかりが国を司る限り、日本が再び世界の一翼を担うようなことはないでしょう。アジアでは韓国、中国やインドが急成長を遂げており、このままですと恐らく近い将来、日本を凌ぐ強国になることでしょう。

日本人としての誇りを取り戻したい。日本に生まれてよかったと、声高に叫びたい。そんな時、今の政治家に日本を任せておくことはできますか?私はそうは思わない!

そこで私は、国会を対象とした事業仕分けに取り組みたいと思います。無駄が多いと外郭団体や公益法人をバッサリと斬り捨てた政治家の皆さんに言いたい。無駄なのは、あなたたちの方ではないのか?と。

まずもって国会議員の定数と議員報酬の見直しを行います。
衆参合わせて定数が722もある国会議員。他国と比較すると、これは決して多い数字ではないそうです。しかし、ヤジばかり飛ばして質問にも立たないような数合わせだけの議員は不要です。

そこで、各議員の任期中の実績を公表するとともに、数値化しながらランキング形式で発表します。規定値に達しない議員がいた場合、その議員の報酬は大幅に削減します。また、各議員の報酬は年俸制とし、議員の働きぶりにより数値化した係数でもって報酬を算出し、報酬の削減を進めていく。
このような、誰から見てもわかりやすい制度設計を進めて参ります。

運営の正常化を図るため、いわゆる時間外・深夜国会や会期延長に伴う省庁職員の人件費、国会運営費などは、全て議員に請求することとします。

...ここで私、今回の参院選は非常に無駄だということに気づきました。なぜ参議院は半分ずつ議員改選が行われるのか。なぜ242も議席数が必要なのか。

「半分じゃ駄目なんでしょうか。242じゃなきゃ駄目ですか。」

ということで私は、この場を借りて参院選への立候補を取りやめることを宣言し、皆様方への第一声に代えたいと存じます。ご清聴ありがとうございました。
ちなみに明朝は朝4時過ぎに我が家を出発です。さすがに睡眠不足が心配になってきました。では皆さん、よい週末を。

2010年6月21日

最近の出来事

この土日は久しぶりに犬を美容院に連れて行ったり、合間を縫って弘前市内を駆け抜けたり、結構多忙な時間を過ごしました。
ざっと拾ってみると...

1.地デジ対応液晶テレビを購入しました。

給料日前、更にはボーナス前で閑散としている某電機店に行ってみると、5台のみ限定特価で販売されていたテレビがまだそのまま残っていました。見ると、他の特価テレビも売れ残っています。
どうせいつかは買わなければならないしなぁ...。僕の中では結構腹を括っているところがあったので、即決しても良かったのですが、妻の提案で母の寝室にも一台ということになり、翌日再度母を引き連れて電機店に。
当初目論んでいたテレビではなく、もう一台に目移りを始めた妻と母。
結局2台同時購入なので少しだけ値切ってくれ、とお願いし、諸々込みで12万円ちょっとで決定。まぁ、2台なので仕方ないかな...。

2.車に試乗してきました。

妻の車は13年選手。しかしまだ7万キロほどしか走っておらず、冬場に強いという安定感もあって、それほど欲は出なかったのですが、どうせ減税+補助金が出るというのならば、このタイミングで購入しようかということになり、今月から本格的に新車の品定めを始めています。
もちろん予算のこともあるのですが、どうやら大分車種は絞られてきた感じです。土曜日、見積もりをお願いする間試乗車を運転、市内をグルッと走ってきました。音も静かで安定感もありますし、個人的にはかなりいい感じでした。ただ主にハンドルを握るのは妻なので、最終的には妻の意向になると思うのですが...さて、補助金がなくなる前に購入までたどり着けるかな?

3.7月の旅行は、また例のところに行きます。

これまでとは異なり今回の旅行は、妻の誕生日を挟んだ日程なので、ホテルでささやかなお祝いも用意して下さるそうです。ちなみに今回のホテルは夕食付きの宿泊プラン。ホテル周辺は飲食店が少ないため、ホテル内のレストランはいつも満員。夕食には本当に苦労するので、今回はホテルに事前に連絡をし、レストランを予約しました。
行き当たりばったりだったこれまでとは異なり、今回はかなり用意周到に準備を進めています。ただ計画が狂ったのは、ホテルへの連絡を妻が行ってしまったために「何か記念日はございますか?」と聞かれた際、「私、誕生日なんですけど...。」と自ら言ってしまったことでしょうか。ホテル側でそういったものを用意していることを妻は知らなかったので、こっそり連絡しようと思っていたのに...(苦笑)。

4.今週末は約2年振りの釣りです。

思えば約2年前、父とともに船に乗り、電動リールで痛い目にあったのが最後の船釣りでした。あの日、家の中で一番大きなクーラーを持って行ったのに3匹しか釣れなかったこと、普段であれば船に乗り込んだ途端おもむろにビールを飲み始める父が、妙に大人しかったことなど、いろんなことが思い返されます。その後父が亡くなり、それ以来釣りに行くことは自粛していたのですが、今週土曜日、ついに「解禁」です。釣れれば儲けものですが、何も釣れなくてもいいです。海に出て、釣りが出来るという悦びに浸りたいと思います。オヤジ、2年前のリベンジだ!見てろよ!(笑)

この他来週の出張のこととか2週間後の10Kマラソンのこととかいろいろ書きたいことがありますが、それはまた別の機会にでも。

2010年6月15日

掌返しのW杯

勝てば官軍負ければ賊軍。
今の岡田JAPANにピッタリ当てはまる言葉だ。

W杯南アフリカ大会、予選リーグ初戦の対カメルーン戦を1-0で勝利した日本。
岡田監督は「目標はベスト4」と雲を掴むような目標を掲げた割には結果が出ず、ここ最近の対外試合では勝ち星に見放されていたこともあり、下馬評では「決勝トーナメント進出どころか勝つことすら怪しい」と言われていた。挙げ句の果てにはあまりの不甲斐なさに公然と進退問題を聞かれたり、選手内からも不平不満の声があがるなど、岡田監督を取り巻く状況は日に日に厳しさを増していた。

勝負の世界は恐ろしいものだ。
一つのきっかけでガラリと空気が変わることがある。そういう意味では昨日のカメルーン戦は、まさに空気をガラリと変えるにふさわしい戦いだったと言ってもいいだろう。

...あ、訂正。僕、昨日は前半35分でお互いに様子見を続ける戦い振りに「こりゃいいとこスコアレスドローだな。」と見切りを付けてしまったのだ。理由は、決定的なチャンスが生まれそうな気配がなかったから。お互い手探り状態だったのかボールを回すシーンが多く見られ、果敢にゴールに攻め込むという姿勢は、少なくともあの35分までは見られなかった。いわば、「退屈な試合」だったというわけだ。

もちろん日本にしてみれば、勝ったから「いい試合」ということにはなるのかも知れないが、「内容的にいい試合」だったかどうかといえば、いささか疑問を感じる。実際後半になるとカメルーンの攻撃に押されっぱなしで、いわば第二のゴールキーパーとも言うべきクロスバーに助けられていたようだが...。まあ、反省すべきところは反省して、次戦に繋げていくことが今は大事なのだろう。

さて、そんな昨日の試合を改めて振り返ると、いくらカメルーンの調子が今ひとつ(チーム内の不協和音など)とはいえ、日本の決定力不足を考えると、この結果は正直言って驚きに値したし、僅かながらではあるが今後に期待の持てる内容だった。
正直、0-1ぐらいで負けているんだろうと思っていたので、今朝のニュースを見て思わずガッツポーズしてしまった人の一人なのだ。

恐らく昨日の結果が敗戦だったとすれば、「ほら見たことか」と言わんばかりに岡田JAPANはこき下ろされていたことだろう。

そう考えると、昨日の勝利によって、これまで散々罵倒してきたのに、掌を返したように「やった!」なんて見出しの躍るスポーツ紙をはじめ、全国紙でも各紙1面に勝利を大々的に報じているのを見ると、何か居心地の悪い小恥ずかしさを覚えた。いや、それは岡田 JAPANを見る目、雰囲気が一気に変わったことへの違和感なのかも知れない。

ただ、誰が何を言おうが日本は勝った。予選はあと2試合残っているが、岡田JAPANは海外で開催されるW杯初勝利という歴史的偉業を成し遂げたのだ。これは素直に喜んでいいと思う。

日本の対戦相手は全てが格上。昨日の試合が偶発的だったと言われないように、次のオランダ戦でも胸のすくような戦いをして欲しいし、そういう戦いを見たい。もっとも、そんな容易く勝てるような相手ではないことは、みんな知っているから大丈夫。

他方、オランダに敗れた同組のデンマーク、地元紙が日本対カメルーンの試合を「今大会最低の試合」と酷評したらしい。こういうのを「負け犬の遠吠え」と言うことを是非思い知らせて下さい。

いや、俄然面白くなってくるかも知れないぞ、これは。

2010年6月14日

念願の皇居ラン

8ヶ月振りの東京出張。
11日は予定通り12時08分に東京駅に到着したのですが、なぜかこの時点で携帯電話の電池がほとんどない状態。何はさておき、まずは応急措置用の充電池を購入。何となくこれを使うと電池の持ちが急に悪くなるというトラウマがあって、ホントは使いたくなかったんですが、連絡が取れなくなるというのは一番痛い。電源を切った状態で泣く泣く充電池を電話に差し込み、そのまま放置。
地下街でラーメン食いたかったんですが、とにもかくにも時間に追われていたので、適当に腹に入るものをぶち込んで虎ノ門へ移動。

八戸駅で無事に受け取った前日の忘れ物(会場までの地図等)を頼りに、建物を目指します。といっても道は一本なので迷うことはないだろう、と思ったのですが、虎ノ門駅から地上に出た時点で、自分がどっちを向いているのかわからなくなりました(苦笑)。

どうせまだ時間あるし、と勘を頼りに歩き始めると、約5分で目的の建物発見。一階のロビーでしばらく涼んだ後(心地よく冷房が効いていた)、集合時間の5分前に会場入り。

いや、ちゃんと打ち合わせはしたんですけどね...何か出席すべき(出席して欲しい)人が欠けていたこともあって、何か物足りない感がありました。
しかも次の打ち合わせまで1時間も待たされるというオチまで付いて、結局全ての用務を終えたのは18時40分を過ぎた頃でした。
おかげで携帯電話の充電もほぼ終わっていました。

この日は事前に妹のじゃん子と会う約束が決まっていたので、待ち合わせ場所でもある銀座へ。
で、「最近見つけた立ち飲み屋に行く」というのでガード下かどこかに行くのかと思いきや、僕が行きたいと思っていた「アサヒスーパードライ エクストラコールドBAR」でした!

ここに来て...

まさか1時間近く待たされるとは思いませんでしたが、1時間待った後のビールの味も格別。

これ飲んで...

積もる話もあり、立ち飲みバー(笑)で約1時間を過ごし、続いてホテルの近い神楽坂に移動、もう一軒で泣き笑いながら酒を飲み、妹と別れました。

ところで、実妹と二人で飲むって、変なんですかね?あまり気にしてないんですが、中には「信じられない!」っていう人もいるみたいで。まあほら、うちの場合いろいろあったので、近況報告も含めお互い話したいことがあるわけですよ...ええ。

結局飯田橋にあるホテルにチェックインしたのは23時近くで、その後荷物の整理とかしていたら0時を過ぎてました。よし!明朝は走るぞ!

zzz...

12日。
6時前に目が覚め、おもむろにベットから起きあがります。二日酔いは...大丈夫です。そんなに飲んでませんから。

ということでついに皇居ラン、行きましょう。ホテルから大通りに出て左に曲がれば九段下に行くことだけは頭の中にインプットされていましたので、まずはゆっくりと走ってみることにしました。思えば皇居なんて、中学の修学旅行の時に(確か)二重橋の前で記念写真を撮って以来なので、二十数年振りに訪れることに。最近では皇居ランがブームになっていて、マナーの悪さも指摘されているようなので、どれほど凄いのかという興味本位もあってのことだったのですが、約10分後、竹橋まで来てみると、走っている人の数は非常にまばら。そりゃそうだよな、時計を見るとまだ7時前だし、歩道が大渋滞になっているわけないよな...。
竹橋から右回りに進み始め、千鳥ヶ淵~桜田門~二重橋~大手町と駆け抜け、1周約5キロを周回。何かこれで終えるのももったいなくなり結局2周。キロ5分06秒のペースをほぼ崩さないまま、再び竹橋から右手に逸れ、飯田橋のホテルに向かいました。多分あのペースなら3周目も行けたかも知れないのですが、無理がたたって帰れなくなるということもイヤでしたので、ちょっぴり後ろ髪を引かれるような気分でホテルに戻りました。信号で引っかかった時以外はノンストップで走り続け、12.8キロを1時間15分ほどで完走。おお、自身の最長距離だぜ!という感慨無量な気分と達成感に浸りながら、シャワーを浴びたのでした。

皇居の周囲を走ってみての感想は、ランナーの数が思ったほどでもなかったので、不快な思いはしなかったこと、詰所に立つ警察官から「おはよう!」と声をかけられてビックリしたこと、気温が上昇する前だったので風が心地よかったこと、確かに信号に引っかかることもないし、多少ではありますが起伏がありますので、相応に楽しめるコースだということを感じました。

また出張する機会があったら走ってみようかな(笑)。

2010年6月10日

公益法人は天下り先ばかりではない

明日から土曜日まで東京出張でございます。といいつつ荷物の割合からすると、圧倒的にジョギング用のアイテムが多いのは気にしない気にしない。

今回の出張先は虎ノ門で、公益法人関係のお話を聞いてくる予定になっています。

ご存じの方も多いかも知れませんが、現存する社団法人、財団法人(いわゆる公益法人)は、法律の改正により現在「特例民法法人」として位置付けられており、平成25年11月末までに「公益○○法人」に移行するか、「一般○○法人」に移行するかの選択をし、移行に係る申請を行政庁に対して行わなければなりません(○○には「財団」「社団」という言葉が入ります)。

もし現行の法人が平成25年11月末までに移行申請しなかった場合、その法人は解散したものとみなされ、定款の規定に従い、それまで保有していた財産を、類似する公益法人や国又は地方公共団体に無償譲渡(寄附)しなければならなくなります。申請したにも関わらず、平成25年12月以降に不認可、不認定となった場合にも、同様の扱いとなります。

先日、鳩山政権下において公益法人が事業仕分けの対象になっていました。結局天下り先としての公益法人や関連法人との密接な関連をもっているがために、運営が不透明な法人に目くじらを立てていたようですが、全てが全てそういう法人ではないということは、一応ここで断言しておきたいと思います。

僕に言わせると公益法人が抱える「闇」、つまり所管官庁との緊密な繋がりを断ち切るためにも、早いところ法人の移行を進めた方がいいような気がします。言ってみれば、わざわざ国があんな事業仕分けをしなくても、自ずと事業仕分けをしなければならないような構造になっているというのが今の制度なのではないかと思っています。

それとも、平成25年11月末までの移行作業は無駄骨に終わるのでしょうか。こればかりは、その時になってみないとわかりません。

いわゆる「公益社団・財団法人」への移行を選択するか「一般社団・財団法人」への移行を選択するかは各法人の判断に委ねられますが、申請に当たっては、作成・提出しなければならない書類が非常に多岐にわたることや、「公益目的事業」として移行後の法人が実施する事業の公益性の判断が一筋縄でないこともあり、申請から半年ぐらいは審査に時間がかかる、というのが実情です。余談ではありますが公益社団・財団法人に移行すると税制上の優遇を受けられますが、行政官庁の監督の目が厳しく光ることになります。一方、一般財団・社団法人に移行した場合は、税制上の優遇はないものの、行政官庁の監督はなく、いわば自らが責任を持った運営をしなければなりません。いずれの法人に移行するにせよ、法人のガバナンス(内部統治)がしっかりしていなければならないということです。

青森県内には370前後の特例民法法人がありますが、このうち移行を終えた法人は現在のところ2法人(いずれも一般法人への移行)のみ。

どうも法人の雰囲気を見ると、まだ様子見というか周囲の状況を窺っている法人が多いようで、法人としてのスタンスは決めたけれど本格的に申請書の作成まで取りかかっていない、というところが相当数あるような感じです。
また、何から手を付けたらよいか、どういう検討をすればよいのか、前例がないためにわからない、動きようがない、という担当者もいるぐらいです。

平成25年11月末までならまだ時間はあるし、ギリギリになってからでも何とかなるだろう、とお考えのご担当者もいるかも知れませんが、残念ながらそれはNO!です。実情を知っている私から言わせると、そんな流暢なことは言っていられないし、今すぐにでも移行手続きに着手しないと、後で大変な目に遭うことになる、というのが実情だと思います。もう刻々と時間は迫っているのです。

どうやら平成23年度頃には申請が集中すると思われ、審査期間が大幅に延びる可能性も孕んでいます(裏を返せばそれは、移行が当初の計画より遅くなる可能性があることを意味します)。

そしてこれは、青森県に限ったことではなく、各都道府県どこも共通の事情だと思います。

もし法人関係の方が偶然にもこの記事を目にされましたら、あるいはご存じの方の中に社団法人、財団法人の関係者の方がおりましたら、是非とも早い段階で移行に向けた取組をご検討いただくようお伝え頂けたら幸いです。

国、各都道府県にはそれぞれ担当窓口がありますので、ご不明な点(どんな些細なことでも構わないと思います)がありましたら、お問い合わせいただくのが一番ではないかと思います。

ご参考までに。

公益法人information
公益法人 - 青森県庁ホームページ

2010年6月 4日

津軽弁ゲット

津軽弁といっても方言ではなく、弁当の津軽弁です。
「つがるコンコン弁当」、お値段は500円。

「駅弁・空弁・津軽弁プロジェクト実行委員会」の認証マークももちろん付いています。

それにしても、「えきべん・そらべん・つがるべん」...何だか小気味いいテンポです。(笑)
ちなみにこちらは弘前市稔町にある「めん房 たけや」さん謹製です。

つがるコンコン弁当


蓋を開けてみると、いなり寿司と若生こんぶに包まれたおむすび、鮭の入ったおむすび、鶏の唐揚げに「たけや」の焼き印が押された卵巻き等が入っています。

つがるコンコン弁当

パッと見た感じでは、ちょっと少ないかな?と思われるかも知れませんが、これにお茶やアルコール類等の飲み物があれば、意外とお腹は満足感に満たされそうな感じです。
JR弘前駅、青森空港などで販売中。

ECO RIBBON

ブログの右上に「ECO RIBBON」なるものが現れるようになった。僕が設定したわけではなく、gremz(このブログにある樹木のブログパーツを提供しているサイト)によるものだということはすぐにわかった。クリックすると太陽光発電とオール電化の広告サイトに移動する仕組みだ。

勝手に他人のブログに広告を設置するなんて、ちょっとあんまりじゃないか、と憤慨したのだが、ちょっと待てよ。

ブログの投稿数が一定に達すると大人の樹木に成長したとして、世界に本物の苗木を植林する、というのがgremzの取組だ。その取組に共感し、このブログパーツを設置したのは僕の勝手であって、しかも実際今までこのブログから2本の木が大人の樹木に成長し、いつか植林される日を待っている(現時点ではまだ植林されていない模様)。ちなみに1本目は昨年8月に、2本目は11月に大人の樹木に成長したことを考えると、3本目の成長がいかに遅いかよくわかる(裏を返せばそれだけ投稿の頻度が落ちたということになる)。

さて、話を元に戻すと、このgremzのサービスは無償で提供されていて、当然のことながら広告料や寄附がなければ運営は継続できないと思われる。そういう観点から見ると、gremzにとって一つの運営方法としてこのような「ECO RIBBON」が登場したのかも知れない。イヤ、実際そういうことらしい。

どうやらgremzサイトから非表示にする設定も出来るようなのだが、うーん...。ブログの体裁ばかりを気にしていわば持ちつ持たれつの関係をこちらから一方的に断ち切るのは、ちょっと身勝手すぎるか。

ということで、こういう広告は正直言って好きではないのだが、gremzのエコ精神を尊重して、しばらくこのまま放置してみることにした。
リボンにぶら下がる広告をクリックしてサイトを閲覧すれば、それが微々たる額でもgremzの運営費に回るという仕組みのようだし、サイト経由で太陽光パネルなんかを購入すれば、gremzに対していくらかキックバックがあるのかも知れない(まぁ、そんな財政的余力は残念ながら私にはございませんが...)。

ということで気が向いたらクリックしてみてくださいな。

ちなみに、このパーツが邪魔な場合はリボン右隅の×をクリックするとリボンを消すことができます。

2010年6月 3日

津軽の一代様

先日、妻との会話の中で「津軽の一代様」の話が出てきた。妻によるとこの「津軽の一代様」、津軽とは言いながら実は弘前市や中津軽郡、南津軽郡の一部など、ごく限られた地域での、独特な民俗風習だということがわかった。

「一代様」というのは、自分の生まれた年の干支によって、それぞれを氏神として祀る寺院への信仰で、年が明けると、それぞれの干支を祀る寺院に参拝に出向くという風習が今でも根強く残っている。もちろん年始だけではなく、厄払いや結婚、出産といった人生の節目をはじめ、機会がある毎に一代様への参拝に訪れる人もいるようで、自分の干支が何であるかを告げると、「じゃ一代様は○○だな。」という年配の方もいる。それぐらい地域に根ざした風習なのだ。

恐らく他の地域で言うところの「守り本尊」の考え方に極めて近い風習だと思うのだが、僕の住む弘前では、「守り本尊」という言い方をせず、あくまで「一代様」と言うのが実態だ。そして決定的な違いは、決められた(祀られた)寺院のみを「一代様」だということだ(そしてそれはほとんどの場合、いわゆる菩提寺とは異なる)。

歴史を遡ると藩政時代からこの風習が始まったらしいが、今でも一代様のお守りや干支にまつわる何かを身につけるということが、ごく当たり前のように行われている。また、干支によっては同じ寺院だったり、複数の寺院がある一代様もある。

ちなみにそれぞれの一代様は次のとおり。

:千手観音菩薩(目屋の清水観音)
弘前市桜庭清水流104「多賀神社」

丑寅:虚空蔵菩薩(百沢の虚空蔵様)
弘前市百沢寺沢29「求聞寺」

:文珠菩薩(最勝院の文殊様)
弘前市銅屋町63「金剛山最勝院」
文珠菩薩(茂森の天満宮)
弘前市西茂森1-1-25「天満宮」

辰巳:普賢菩薩(愛宕様(将軍地蔵))
弘前市植田山下63「橋雲寺」

:勢至菩薩(袋の観音堂)
黒石市袋字富岡「白山姫神社」

未申:大日如来(大鰐の大日様)
大鰐町蔵館村岡12「大円寺」

:不動明王(古懸の御不動様)
平川市碇ヶ関古懸門前1-1「国上寺」

戌亥:八幡大菩薩(弘前の八幡様)
弘前市八幡町1-1-1「弘前八幡宮」

僕の干支は亥なので、一代様は「弘前八幡宮」。妻も同じ一代様(ちなみに妻の干支は戌)なので、年始には必ず参拝に向かうことにしている(余談ではあるが亡父も同じ一代様だった)。

中には公共交通の利便が悪い場所にある一代様もあるため、こちらを訪れた際には是非どうぞ、といえないのが辛いところではあるが、こういった民俗風習に興味のある方は、ご参考までに。

2010年6月 2日

【一言居士】鳩山首相の辞任

結局何一つ物事を決められぬまま辞任に追い込まれた鳩山首相。正直言って「サッパドした(清々した)。」し、今の政治にはつくづく失望した、というのが率直な感想だ。

本当に、これだけ混乱を引き起こす首相だとは思わなかったし、これほど腹の立つ内閣だとは思わなかった。
野党時代、内閣にキャッチフレーズを付けるのが得意(好き?)だった社民党の福島党首なら、自身も身を置いた内閣に、何とキャッチフレーズを付けるのだろう。

『財源なき』マニフェストを掲げた民主党、そしてマスコミや世論の誘導に流されるまま、勢いだけでそれを選んでしまった国民も、今一度その選択が正しかったのか、考えてみるべきだ。(今だから明かすが、財源の明記されていないあのマニフェストだけはどうしても信用することができず、民主党には投票する気になれなかった。)

それにしても、この8ヶ月は一体何だったんだろう。政治とカネの問題に始まり、高速道の無料化、普天間基地問題、こども手当、郵政関連法案...結局まともな議論が交わされたものは何一つないのではないか。

鳩山政権の成果を挙げるとすれば、国民の目を強く意識した「事業仕分け」ぐらいなのかも知れないが、あれだって結局「提言」しただけのことであって、いくら廃止だ見直しだと言っても、実は槍玉に挙がったいろんな事業が名を変え品を変え予算計上されていることは、あまり知られていないだろう。

蓋を開けてみれば前政権と大して変わらないバラマキ政治、挙げ句の果ては「我々は国民の負託を受けた」と嘯いては、ロクに議論も進めぬまま強行採決に踏み切ったことが何度あったことか。数の論理に物言わせ、横暴かつ強引に物事を進めていく為体は、ハッキリ言って自民党政権より酷いと思った。

一方で、野党に転落した自民党も酷いものだ。メッキの剥げかかったプラ板みたいなもので、いくら声高に何を叫ぼうとも全然響いてこない。そもそもコマの数が減ってしまってはどうにもならない。そしてそれは、他の野党も同じこと。二言目には鳩山退陣ばかりで、結局全然野党としての機能を果たしていなかった。

第三極を謳う新党も、無党派層の受け皿を狙っていることは見え見えで、口を開けば二大政党の批判ばかり、結局何をしたいのかはさっぱり伝わってこない。

今後我々は、鳩山政権になって以降、外交も内政も、ほとんど停滞あるいは後退しているということに、改めて気づかされることになるだろう。

それにしても、無党派層がこれだけ増えていることを鑑みても、もはや政党政治への期待感は大きく損なわれている。おそらく誰が首相になろうとも、期待を寄せる者はそんなにいないことだろう。それだけ政治家の地位はここ数年の間に失墜してしまったといってもいいだろう。

この際、全ての政党には解体して頂きたい。政党本位の政治だから有権者が見放す。これからは党ではなく人を選ぶ時代。選ばれた人物同士が意気投合してグループを作り、お互い是々非々の立場で切磋琢磨すればいい。

もう一つ言わせていただこう。
衆議院も参議院も、本当に妥当な定数なのか検証する必要があるのではないか。「顔だけ」「パフォーマンスだけ」「ただいるだけ」の政治家を、国民は望んでいない。

民主党は党役員が全員辞任し、内閣も総辞職することが決まった。おそらく後任には菅、前原、岡田あたりの名前が浮上してくるだろう(もっとも、我々にそれを選択する権利がないのが痛い)が、次に彼らがコケた時、残る道は衆議院の解散という道しか残されていないと思われる。なぜなら、自民党政権による短期間での首相交代を誰よりも批判してきたのは、他ならぬ民主党だからだ。

ひょっとしたら来年春までには、4年の任期を待たずに再び衆議院選挙が行われることになるのかも知れない。
となると、また無駄な税金が使われることになりそうだ。(敬称略)