2004年10月25日

今だから話す金〜土曜日のお話

昨日も綴ったとおり、土曜日は友人の結婚式でした。それも2回目の(笑)。

青森市内で一番大きなホテルで行われたのですが、隣では地元選出国会議員のパーティーがあるらしく、耳にイヤホンを差し込んだ厳ついSPがゴロゴロいて、なにやら物騒な雰囲気でした。
そんなことはお構いなしに、披露宴そのものは、参列者が60名ほどと、非常にこぢんまりとした雰囲気で、和やかに行われました。
そして、実はこの披露宴で、新郎から友人一同の余興を頼まれていました。
実はこれまで、友人の結婚式で余興なんぞ披露したことがなかったので、何をやるかでギリギリまで揉めていたのですが、結局「世界に一つだけの花」を唄うことで落ち着きました。

ただ、それだけでは「いかにも」で、つまらないよね...。

ということで金曜日、突風吹き荒れ、激しい雨に打たれ、荒波に揉まれながら、早朝から陸奥湾へ出陣。もちろん仕事を休んで(おいおい)。
天候や波のせいにはしたくありませんが、実に食いの渋い釣りでした。大体、用意したエサが減らない...。
ポイントを替えてもダメ。ようやく釣れたのは、さすが師匠S先生。こういう状況でもしっかり結果を出します。ようやく僕にも同じポイントで釣れたのですが、手のひらほどの小さな鯛。しかも、水面で針からポロッと落ちていきました...。

結局、5人で釣行に出かけ、釣れた鯛は3匹...。

それでも披露宴当日、我々のそばには、白い発泡スチロールがありました。もちろん、この3匹の鯛が収められていました。

余興開始。トップバッターということもあり、景気よく、ということでなぜか「マツケンサンバ」の前奏に乗って、僕は手のひら大の鯛を2匹手に持ち、釣り上げた本人は30センチほどの鯛を抱え、その後ろから友人3名がダラダラと壇上へ。

客席がキョトンとしています。

マイクを持った僕が、「実は...」と、経緯を説明。そして新郎を壇上に呼び寄せ、鯛を贈呈。
新郎は、釣りに行っていたことは知っていたのですが、本当に鯛を釣ってくるとは思っていなかったらしく、感激至極。
で、引き続き「世界に一つだけの花」を友人5人で新郎を囲み、文字通り【熱唱】。
ふと見ると、新郎の目には涙が...。

あららら...と思いきや、こちらも思わずもらい泣きしそうになり、イッパイイッパイの状態で唄い終えました。

トーチを手に、我々のテーブルにやってくるや、再び涙目になる新郎を見てもらい泣きしそうに。
さらに、ご両親へ宛てた新婦の手紙を聞いて、またまたもらい泣きしそうに...。

物凄く自分が、年を重ねたことを実感させられた一日でもありました(苦笑)。

サトルそしてアケミさん、末永くお幸せに。

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