2005年7月14日

そして「運命の再会」は果たされた。

東京への公務出張。13日からの出張日程であったが、前述のとおり12日夕刻に青森を発ち、ホタテ貝柱と青森の駅ビルで購入した食材をつまみに、缶ビール片手にほろ酔い気分で電車+新幹線移動。22時過ぎに東京到着。

13日。昼はどこかで担々麺でも、と思ったが、銀座INZ内にある大勝軒で、大勝軒ラーメンを堪能。煮干しダシのスープは非常に飲みやすかったが、麺がちょっと太かった。どうやらここは、味噌がおすすめらしい...。

そして、13時30分からの会議。睡魔が襲うも、最前列に席を指定されてしまったため、うたた寝すらすることができず、いつになく真面目に会議内容に耳を傾けることとなった。会議そのものは、昨年のように、質疑応答の席上で担当者が愚痴をこぼし続けるといったトラブル(笑)もなく、16時40分に終了。

大手町から東西線で飯田橋に移動し、ホテルにチェックイン。シングルだったが、先方の都合でツインの部屋が用意された。
昨年と比較すると、全く暑くはなかったが、重い荷物を抱えて歩いたこともあり、軽くシャワーを浴びる。

そして遂に、今回の出張の際に約束していた、二十数年来の「再会」へ...。(経緯はこちら

待ち合わせ場所は、東京ドーム脇にある「デニーズ」前。

水道橋駅西口から東京ドームに通じる通路は、ソフトバンク対日本八ムの観戦に向かう人でごった返していた。
どんな風に話を切り出せばいいんだろう。挨拶は?「やぁ久しぶり!」「どしてら?」「どうも、お久しぶりです。」...。
津軽弁丸出しでいいんだろうか?やっぱり標準語?ブツブツと呟きながら歩を進める。

次第に高まる緊張。そして、遂にデニーズの前に到着。

ここで、今回の再会の相手であるへな子さんに電話を入れてみる。
思えば、二十数年ぶりに交わされる会話である。

「どうもこんにちは。お久しぶりです。」
緊張で声が上ずる。

聞くと、へな子さんとラヴさんは、近くまで来ているとのこと。
大勢の人の中に紛れて、到着を待つことにした。

緊張が高まる。二十数年来の再会。果たして先方は、僕のことを覚えているのだろうか...。

ところが、不思議なものである。今回、へな子さんと一緒にやってきたラヴさんとは仙台で面識があるので、へな子さんの顔がわからなくてもラヴさんを見つければいいんだ、と思っていたが、ラヴさんを発見する前に、へな子さんを見つけた。へな子さんも、人混みの中に佇むこちらの存在に気がついた。

そして果たされた二十数年来の再会。

「変わってないね〜!!」
二人で爆笑したが、実は僕はちょっと涙ぐんでいた。

あの人ごみの中、一目見てお互いがわかったのだから、二十数年経ても変わることのない「何か」を、互いに持ち合わせていたのだろう。
程なく、この日の再会を心待ちにしていたnonvey妹も合流。
この再会の一部始終を見届けてくれたラヴさん、遅れて到着したでびしるさんも加わり、デニーズでしばし談笑。

その中で、へな子さんがちょっと感極まって涙するというシーンがあったのだが、実は僕は再会を果たしたあとも幾度となくウルッと来る場面があったことを、今だから明かしておこう。

ちなみに、僕が遠方に在住するプリンスファンとこういう形でお会いしたのは、実は今回が初めてで、ちょっとだけ緊張していたのだが、冷えたビールが後押ししてくれたこともあり、すぐにその緊張は解けた。
ただ今回は、プリンスファンと会うというよりも、幼なじみと再会するということに重きを置いていたので、ひょっとしたら同席した他の方々にはちょっと物足りなかったかも知れない。何せ、プリンスの話題がほとんど出てこないのだから。

場所を移動し、二軒目では、何故かムッとしながら(笑)遅れてやってきたとーますさんも加わる。これで、今回の「運命の再会」の場に集まった人たちが一同に会した。

何度交わされたか、わからないくらいの乾杯。

ここでようやくプリンス談義に花が咲く、と思いきや、ここでもやはり全く違う話題で盛り上がり、勢いよく吹き出す噴水を眺めながら、それはそれは楽しい時間を過ごすことができた。プリンスファンではない妹も楽しめた様子。

最後は、水道橋西口近くにある、やたらと換気の悪い某居酒屋で「締め」。

23時近くになっていたが、へな子さん、とーますさん、ラブさんと、それはそれは固い握手を交わしてお別れした。

今回の「運命の再会」は、mixiに参加して間もない僕に、へな子さんが何気なしに送信してきたメッセージがきっかけだった。だから僕はへな子さんに、「僕にメッセージを送ってくれてありがとう。」と伝えた。

私的メッセージになってしまうが、昨晩伝えられなかった「ありがとう」を。

ラヴさん。今回の件、一部始終を見届けて下さって本当にありがとう。実は2年前のカイロのお礼を言いそびれていたことが、ずっと引っ掛かっていました。そういうことからも、「ありがとう」では言い尽くせないほど感謝しております。今度は妹がお世話になるかも知れませんね。よろしくお願いします。

でびしるさん。ご多忙(そして金欠?笑)のところわざわざ来て下さってありがとう。予想はしていましたが、でびしるさんはホント好青年といった印象でした。へな子さんに対するボソボソッというツッコミ、端で見ていて面白かったです。ところで一つ気になったんですが、僕って何で「有名」なんでしょう?

とーますさん。僕が言うのも変ですが、へな子さんを優しく見守ってくれてありがとう。というかとーますさんは、「心優しいお兄さん」といった印象を強く持ちました。今回、ラヴさんとともに一部始終を見届けて頂き、ご一緒できたことにも心から感謝します。今度は青森でお会いできるのを楽しみにしております。これからも、末長くお幸せに。

みなさん今後ともよろしくです!本当に、本当にありがとうございました。
又お会いできる日を楽しみにしています!

多謝 nonvey

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コメント(4)

nonveyさん!運命の再会を果たす事が出来て私は物凄く深く感激致しました!!!!!!!!!!
しかし25年ぶりだというのに普通にのんちゃんも妹さんも難なく発見してしまった!!!しかも顔を見るなり、子供の頃の面影があっという間に蘇ってきて嬉しさのあまり爆笑してしまいましたね!!!幼なじみって凄い!
私も実は元来おセンチさんなので、何度もおセンチモードに入り泣きそうになったのですが、nonveyさんと妹さんの顔を見てるとなんだか笑ってしまって(!)とっても楽しいモードになりっぱなしでした。でも!語りたかった事の半分も語れずでしたね...
でもね、ちょっとした会話で父やnonveyさんのお父さんの思い出話を「笑いながら」する事が出来て感動しまくりだったのですよ!笑いながら父の話をするなんて、実は今までの自分からは全く信じられない事なのですもの。今回の再会は予想通りに私の中で大きな変化をもたらしたのは紛れも無い事実なのです!私こそ本当にありがとう!!!!!!
それにしても父の話を涙無く話せたのは初めてではないだろうか?のんちゃんに心の底から感謝です。乗り越えられなかったモヤモヤをのんちゃんとの再会をきっかけに乗り越えられそうですよ!!!本当に本当に心の底からありがとう!
(直接いえなくてごめんなさいだ、YO...)
付き添いで来てくれた、ラヴさんとでびしるさんも本当にありがとう!!!!!!お陰でますますリラックスして楽しめました!
とーますさんもいつもありがとう!特に今回は話を聞いてくれたとーますさんの存在も大きかったYO...青森でもよろしく!
ってな事で!のんちゃん!青森での再会を楽しみに待ってろよ〜〜〜〜!これからもヨロシク!!!!!!!!へばの!
お父様、お母様との再会もとっても楽しみです!よろしくお伝えくださいね!!!!!!

nonveyさん、【運命の再会】に立ち会えてじ〜んと感動しました。
再会の瞬間のお二人を一生忘れないと思います。
あの雑踏の中で、お互いにほぼ同時に見つけるなんて・・・ドラマみたいでした(笑)

ご兄妹の仲の良さにも感動!
しかも笑いのツボが一緒(笑)
でも、何故笑ってるのか判ってしまった私も・・・(^^;

へなちゃん・妹さん・私・・・の3人で呑んだら、凄い辛口トークが炸裂すること間違いなしですね。
お泊まり体勢で妹さんをお迎えしたいと思います!
また東京出張の際には、集結しましょうね。
と−ますさんとへなちゃんの青森遠征も感動的でしょうね・・・
今から想像してウルウルしちゃいます。

あっ!Johnny Kemp本当にありがとう・・・(涙)

みんなのカキコを見ると〜、最初から居たかったなぁーと思いました・・・残念。
妹さん含めた3人の嬉しそうな顔が見れてよかったです。
まだまだ、話したかったこともあったでしょうが、時間は尽きてしまいますので〜また次回ということで!
ラヴさん、でびしるさんお付き合いありがとー。

今回の出会い、そして再会は、僕自身にとっても非常に有意義なものでした。
それに、初めてお会いした方が二人もいたのに、まるで旧知の友みたいな感じで楽しむことができました。
また一つ財産が増えました。ほんとうにありがとう。


>>へなこさん

長い間疎遠になっていたはずなのに、25年もブランクが空いていたのに、全く違和感がなかったというのが本当に不思議でした。むしろ、昔より仲良くなれたって感じがします。話したいことの3分の1も話せなかったかも知れませんね。妹のジャン子と楽しそうに話す姿を見て、みんなが楽しそうに笑う顔を見て、何度胸が熱くなったことか...。本当に会えてよかった。そして、これからもヨロシク!


>>ラヴさん

ラブさんにも、本当にお世話になりました。うちの妹、兄とは正反対でなかなかパワフルでしょ。
どうやら今後は、僕よりも妹がお世話になりそうな予感ですね。おじゃまの際には、とーますさんの代わりに肩車でトレーニングさせてやって下さい。
多分ねぇ...こっち(青森)で会う時は、僕は号泣してしまいそうな気がします。もしよければ、また立会人を...(笑)


>>とーますさん

あの現場に居合わせなかったというのは、ちょっと惜しかったかも知れないですね。
そうそう、とーますさんがあの場所に表情を曇らせながらやって来ましたよね。実はその前に、とーますさんのいろいろなお話を伺っていただけに、ちょっといいものを見せてもらったような気分でしたよ(笑)。

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