2005年11月14日

自分に影響を与えた10曲

多かれ少なかれ、自分にとって何らかの影響を与えた曲があります。10曲では到底収まりそうにないのですが、無理矢理10曲選んでみました。色んな節目や転機に触れたり、色んな思い出が詰まっている曲です。

♪01 Kiss / Prince
何と言っても僕がプリンスにはまることになった曲。高校1年の時、同級生だったD君からこの曲の収録されたアルバム(レコード)を借りて聴いたのがきっかけ。雨の降る土曜日の午後、部屋に籠もり昼飯を食うのも忘れてずっと聞き入っていたことは、今でも結構記憶に残っています。ホント衝撃的だったな。

♪02 Growin'Up / 渡辺美里
これは中学生の時、深夜の地元ラジオでヘヴィローテーションされていたことがきっかけで、彼女に対する興味を抱くことに。いわゆる「アイドル」ではなく「本格派アーティスト」を聴くことこそが格好いいんだぜ!みたいな幻想を抱き、手当たり次第に洋楽を聴き始めたのもこの頃。
恥ずかしい話ですが、僕が初めて自分のお金で買ったレコードは、彼女のレコード(アルバム『Lovin'You』)です。

♪03 Without You / 宮原学
これは、従姉のmin姐さんが持っていた彼の『SCRAMBLE』というCDアルバムを偶然聴いて出会った曲。その後、このCDは彼女に懇願して僕のモノになり、ほとんど毎日のようにこのアルバムを聴き通していたんだった。歌がうまいワケじゃないんだけど、切ない歌詞が何かこう、心を揺さぶられるというか...。その後も僕は、彼のアルバムが発売されるたびに購入しておりました、ハイ。隠れファンでした。レベッカのメンバーと組んだ「Baby's Breath」はもう少し売れるのかな?と思ったけど、鳴かず飛ばずだったな。Charのレーベル「江戸屋」に移籍後、この曲のアコースティックバージョンを収録したアルバムも発表されましたが、こっちも名曲だったよ!!
でも、彼が安室のバックバンドでギターを弾いていることを知ったあたりから、急速に熱が冷めていきました...。

♪04 Here And Now / Luther Vandross
この曲はですね、ちょうど妻と交際を始めて1年くらいの頃に聴いた曲なんです。それまで歌を聴いて涙するなんてことは一度もなかったんですが、この曲を家で一人で聴いていたらポロポロと涙が...。何だろう、聴いていて悲しくなるとかそういう気分じゃなくて、ただ素直にこの曲に感動したといえばいいのかな、うーん。とにかく、この曲を聴いてそういった感動を覚えてから、すっかり彼のファンに。だから、彼が亡くなったことを聴いた時はホントにショックで、家でこの曲を聴いたらまたポロポロと涙がこぼれました。しょっぱい涙でした。

♪05 Walk This Way / Run D.M.C
初めて囓った「ラップミュージック」。それまでは(エアロスミスなんてただのオッサン連中じゃねえか...)と思っていたんですが、この曲を聴き、PVを観て、印象が180度変わりました。(もちろん彼らだけではないと思いますが、)彼らがいたからこそ今のラップミュージックやヒップポップと呼ばれるジャンルが確立したと思うし、エアロスミス復活のきっかけになったことも誰も否定しないでしょう。だからこそ、彼らにはもっと頑張って欲しかった(メンバーの一人Jam Muster Jayが凶弾に倒れ、事実上の解散)。スキー場に足を運ぶと、この曲も収録されたアルバムが、ヘヴィローテーションでした。あの頃は結構スキーも楽しんでいましたが、かれこれ10年以上スキー場から遠ざかっております...。

♪06 Rain-Danceが聞こえる / 吉川晃司
吉川に関しては、デビューした頃はそんなに気に留めていなかったんですが、原田真二や安藤秀樹が絡んできた頃からとても気になる存在になりました。ちょうどその前に、この曲の12インチバージョン(Can't you hear the RAIN DANCE)が出たんですよね。当時、国内でも12インチシングルが隆盛を振るっていたんですが、貧乏な僕は、このレコードを買わずにレンタルしたんです。
この曲をきっかけにして、12インチのリミックスにとても興味を持つようになりました。いやー、面白いなぁと思って聴いていたんですが、以降待てど暮らせどCD化されぬまま。で、5年ほど前に函館に旅行に行った時、駅前のデパ地下で中古レコードの掘り出し市を開催していて、その会場でこのレコードを偶然見つけてしまったんです。ええ...この時の函館土産は「吉川晃司のレコード」でした。

♪07 Dog Days / 岡村靖幸
デビュー当初は、何かちょっと勘違いしているようなアンちゃんだな、と思ったのが第一印象。変に格好付けて気取っているのがとてもとても癪で、ホント好きになれなかったんですが、深夜の音楽番組でこのPVを観た途端、印象がガラリと変わりました。下手くそな歌だけど、何か新鮮でイイ!
この曲と、渡辺美里に提供した「19歳の密かな欲望」で、彼へのイヤな印象は完全に払拭されることに。鈴木雅之の『Radio Days』のCDを購入しにレコード屋に向かったはずなのに、帰路手にしていたのは、岡村靖幸の『DATE』でした。
この曲は、私にとって「夏になったら聴きたくなる曲」第1位にランクインされております。

♪08 Caught Up In The Rapture / Anita Baker
高校2年の時。既にロングセラーを続けていた彼女のアルバムを購入しようと決めたのは、この曲をラジオで聴いたことがきっかけでした。
そして、彼女のこのレコードこそが、僕が初めて購入した洋楽のレコードだったのです。懐かしいなぁ。ジャズの匂いがプンプン嗅ぎ取れるアルバム。酸いも甘いも色んな思い出の詰まっているアルバムです。

♪09 I Want Your Sex / George Michael
 「Wham!」にはあまり興味がなかった(アイドル色が強く感じられたから?)僕は、この曲そしてこのタイトルを見聞きした途端に、すっかり彼の虜になってしまいました。以降、「Wham!のファンではないけれど、George Michaelは好きだ」と公言するように。この曲を聴きながら、何かちょっと大人になったというか、背伸びしているような、そんな気分を味わっていました。
それにしても、この曲を女の子の前で聴くことが、とてつもなく恥ずかしかった!若かったなぁ(笑)。

♪10 We're All Alone / 小曽根真
この曲が一番新しいのかな?某ビールのCMでも使われておりましたので、ご存じの方も多いでしょう(言わずもがなBoz Scaggsのカバーです)。
色んなことがあって、一人悶々と悩んでいた時に出会った曲。この曲に出会ったことで、一筋の光を見出しました。30になってから大学院に行こうと思ったのも、この曲があったから、かも知れない。そんな曲です。
今は、この曲を聴くとホッと癒されます。

他にもいろいろあるんですが、これぐらいにしておきましょう。

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コメント(2)

『Radio Days』→『DATE』
すばらしい選択でした。
私も夏の一曲といえば「Dog Days」です。
あのPV、ビミョウに気に入りませんでしたが・・・・。
だってあの髪型。。。。爆
nonveyさんもあの曲と過ごした夏がたくさんあるのですね。

『Radio Days』。実はこれもかなりの名盤だと思っています。

前にも話したことがあるのですが、あのPVは色遣いが実に面白いですよね。ケミカルウォッシュの上下のジーンズ(笑)に、阪神カラーのボーダーシャツ、スイカの緑と赤。江ノ電と海。いい感じでコラボレートされていると思います。
確かにあの髪型は「...。」ですが。

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