2005年11月 1日

CLIEぶっ壊しました。

僕は、CLIEを手帳代わりとして使っています。
スケジュール管理やアドレス帳はもちろんのこと、ちょっとした備忘録に使ってみたり、あと大事なのは金銭出納帳として使ったり。更に、東京に行っても迷子にならないように近郊路線図を入れておいたり、漢字を忘れた時の辞書に使ったり、あとは何と音楽再生に使ったり、DVDからメモリースティックにコンバートした動画を通勤途中に楽しんだり、ナムコのパックマンやマッピーを楽しんだりと、百戦錬磨の大活躍。これ一台あれば、どうにでも時間潰しすることができる、大事な相棒です。

ご存じの通り、PDA市場は携帯電話の普及とパソコンの小型化に押され、その存在価値をどんどん失うことになりました。そして、SONYのCLIE撤退により、国内産のPalm機種がなくなるという苦境に追いやられています。僕はPalm歴4年とまだまだ未熟者ですが、初めて手にしたCLIEのPEG-N600、そして今持っているPEG-TH55と渡り歩いてきました。
PEG-TH55は、SONYのPalm機種にとって末代のモデルです。この筐体でこんなことができるんだ!という驚きとともに、口では語り尽くせぬ素晴らしい機能を有しているだけに、撤退は本当に残念なことでした。

さてそのPEG-TH55。今年3月に購入し、使い始めてから約半年経ちました。ケースもそれなりに立派なモノを、と思い、PORTERのケースで保護していたのです。
ところが今朝、職場に到着してからスケジュールチェックのために立ち上げてみて、愕然。

clie.JPG

何と、画面前面にカラーバーよろしく線が無数に入り、アイコンが全く表示されないのです...。
画面は割れていませんが、明らかに液晶が割れたような痕跡が。なぜだ?いつこうなったんだ?
束の間の衝撃が走ります。

頭の中では、グルグルと昨日最後に使った時点まで記憶を巻き戻し、どの時点でこういう状況になったのか、思考を巡らせてみます。
おかしい。乱暴に取り扱った記憶はないのに。

...はっ!!

今朝だ!今朝、カバンを床に落としたんだ!

ふと今朝の出がけのことが蘇りました。カバンを床に落とした時に聞こえた、あの鈍い音が耳に残っています。そうか、あれはCLIEの悲鳴だったのか...。

自分がやったこととはいえ、あまりにも情けなく、ショックでしばらく画面を見つめていました。
とはいえ、いくら「直れ〜直れ〜」と念を送ったところで修復されるわけもなく...。
嗚呼、あの朝の慌ただしい時間にもう一度戻って、CLIEだけカバンから抜き取ってしまいたい...。そう思ってもあとの祭り。

落としてしまったモノは仕方がありません。このまま見えない状態にしておくわけにも行きませんから、結局修理に出すことにしました。
が、カスタマーセンターのおおよその修理代を見て、更に愕然。25,420円って...。この時期の出費は痛い。ホントに痛い。嗚呼...凹

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コメント(2)

アキバで中古が安く出てるかもね…。
CLIEけっこうあったと思う。
さすがにVisorは見かけなかった(涙)
大事にしようっと。

泣く泣く修理に出しました。自業自得だから、25,000円は仕方ないっす。火曜日に退院するそうだ。
で、また同じようなことをしないように注意するとともに、予備の機種(PEG-VZ90!!!)をこっそり購入したことは、誰にも内緒だ。ワハハ。

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