2005年12月15日

今期初の遅延

昨日の大雪は、さまざまな交通障害を引き起こし、とりわけ北陸地方の大雪の影響もあって、大阪方面に向かう寝台特急は早々に運休が決定しました。また、青森空港も夕方の便から欠航が相次いだみたいです。

昨日は夕方になっても雪の止む気配は全くありませんでした。この雪では、JRが正常のダイヤで運行しているとは思えない...。そう思った僕は、終業のチャイムが鳴ると早々に仕事を切り上げ、青森駅に急いで向かいました。

駅に着くと、函館からの特急が大幅に遅れており、八戸からの東北新幹線乗り継ぎ客救済措置として、急遽東北本線に青森始発の臨時特急を走らせる、とのアナウンスが。

おお...やっぱりダイヤは乱れてるか。

当初、17時26分発弘前行きの電車が遅れているかも、という淡い期待を抱いて駅に向かったのですが、(残念ながら)奥羽本線は平常運行でした。

17時58分発秋田行きの電車に乗り込んだのは17時45分。座席を確保し、すぐに居眠りモードに...。
チャイムが鳴り、定刻に青森駅を出発したところまではよかったのですが、吹雪による視界不良なのかそれとも何か不具合が生じているのか、電車はスピードを上げぬまま進んでいきます。

定刻に出発したはずなのに、途中駅を出発する時点で既に「6分遅れている」とのこと。そして、電車は青森−弘前間にある唯一のトンネルに差し掛かりました。この時僕は再び睡魔に襲われており、うたた寝をしていたのですが、スピードが上がっていないことだけは朧気ながら感じていました。

トンネルを抜けた時。

キキーッ!

駅に差し掛かる手前で小さなブレーキ音を立てて、電車が急停車しました。

「お客様にお知らせします。ただいま、駅のポイント不転換が発生しており、電車の運行が出来ない状態となっております。暫くお待ち下さい。」

乗客から一斉に溜息が漏れました。
「またか...。」

数分後。
「お客様にご案内します。ただいま除雪作業を行うため、隣の駅から係員が向かっており、復旧作業には相当時間を要すると思います。この電車、30分程度この場に停車することになると思われます。お急ぎのところ恐れ入りますが...」

車内は重苦しい空気から一気に諦めムードへ。隣駅からって、一体いつになったら作業が始まるんだろう。
しかし...去年の雪の降り始めも同じような状況になったのに、JRは学習能力に欠けているなぁ。

10分後。
「ただいま係員が到着し、除雪作業を開始しております。もう少々お待ち下さい。」

お!?結構早かったな。やっぱ学習してるわJR。これは案外早く出発するかも?
...と思ったのですが、それは甘ーい考えでした。

うたた寝して目が覚めると既に19時を過ぎていました。30分と見込んでいたのに、40分以上過ぎても動き出す気配がない...。むむぅ?

静まりかえる車内。乗客の思うところはただ一つ。

「早グ動ガナガッ!!」

5分後。
「お客様にご案内します!ただいま作業を終えたとの情報が入りました。この電車は間もなく出発できる見込みです!」

今度は車内に安堵の空気が。
結局その場に約50分停車した電車は、ようやく最寄りの駅に滑り込みました。誰がかわいそうって、この駅で下車する乗客が一番かわいそうだったな。目の前に見えていた駅は歩いても2分とかからない場所なのに、電車から降りることもできず50分も足止めを食ったんだから。

その後も徐行運転は続けられ、結局弘前に到着したのは定刻から約1時間遅れた19時40分過ぎでした。

弘前は青森と比べて雪が少ないから...とタカをくくっていたら、これも見通しが甘かった!夕方から一気に10センチ近く積もったらしく、帰宅後すぐに雪かきしなければなりませんでした。

昨日も言ったけどまだ12月中旬。ホント、先が思いやられます。降雪にもJRにも。

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コメント(2)

JR通勤、お疲れさまです!
こちらもしんしんと降り続いておりますが、そちら程ではありませんね。。。
しかし、寒さは今期一番だったような。。
というか、今日は張り切ってミニスカートで通勤したのですが、仕事帰り寒さに震えながら「もう強がりはやめよう。若くないんだし。見かけなんてどうでもいい!」と、心の中で強く繰り返しながら帰宅しました。
明日の朝は雪かき。
お互いがんばりましょ♪

明日からまた寒波がやってくるみたいですね。今日は久しぶりに気温がプラスに転じ、積もった雪も溶けてきています。
これが凍ると厄介なんですけどね。

この時期ミニスカですか...。風邪をひかないように(笑)

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