2006年3月 9日

誤報

10時30分頃。カミさんから携帯に電話があった。
「ちょっと大変!(自営業をやっているうちの)会社の隣の牛乳屋が火事なんだって!」

....え?マジですか?ウソでしょ?
ちなみに我が家の自営業というのは、紙卸業。うちの両親がかれこれ30年ほど細々と経営する零細会社です。牛乳屋の隣にある事務所兼倉庫には、紙製品が大量に保管されております...。


隣が火事→延焼→紙に引火→事務所と倉庫が全焼→....。

良くてもせいぜい...

隣が火事→消火活動で倉庫もろとも水浸し→商品使い物にならず→...。

頭の中をいろんなことが巡りました。悪い方に悪い方に。建物は大丈夫か?父母は無事か?
これは大変なことになった!背筋に悪寒が走りました。連絡は取れるか!?電話は通じるのか?

取り急ぎ母の携帯に電話してみたところ...。

「あら。どした?」
「(やけに冷静だな...)いやいや、どしたでなくてさ。隣が火事って...。」
「ハハハ...ああ、火事ね。うん。大変みたいよ。」
「いや、大変みたいって...隣が燃えているんじゃないの?大丈夫なの?」
「ううん。隣じゃなくて、線路を挟んだ反対側よ。ガス屋があるでしょ、あの隣の元風呂屋だった...。」
...と、母の話を聞いているうちにヘナヘナと腰が崩れそうになりました。

「カミさん、ビックリして今そっちに向かってるって...。」
「うちは大丈夫だから。心配しないで。」
「わ、わかった...。」

まだ心臓がダクダクしています。取り急ぎカミさんに電話。
「火事、隣の牛乳屋じゃないって。」
ええええええ!!どこなのー!?」
「線路を挟んだ反対側の......。」
「イヤだー!私ビックリして、今つがる市から慌てて戻ってるのにぃ!」
「どうやらその必要はないみたいですから。早く仕事に戻って下さい!」

.......というわけで、いち早く火事情報を掴んだカミさんが、確かに近所とはいえちょっとした誤報に踊らされてしまったワケでして、ハイ。 でも、何はともあれ誤報でよかった。みんな無事で何より。こればかりはホント、洒落にならないからね。

追記。この火事で一人が亡くなり、青森・弘前間の列車ダイヤが乱れたそうな...。あららら...。

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コメント(6)

「日の出アパート」から「火」が出ちゃったらしいです。
シャレ言ってる場合じゃないね。
慌てふためく二人の姿が目に浮かぶようだ!その心配をよそに、ママンは歩道橋から野次馬してたらしいが。。
いやぁ本当、無事で何よりでした!

>「日の出アパート」から「火」が出ちゃったらしいです。

いや、不覚にも笑ってしまった...。
最初電話もらった時は「ふーん...」と、事の大きさに気づいていなかったんだが、牛乳屋って...と考えた途端、下の袋が縮む思いだったよ(笑)。

おかんは全く焦った感じがなかったので、こりゃ違うな、というのは薄々気づいたんだけど、一瞬気が狂ったのかとも思いました(笑)。

似たような経験有。
いつもは車で通勤の栄養士さん その日は偶然汽車で通勤
ちゃきは早番で5:30から仕事
8:00に「線路沿いの家が燃えてて線路跨いで消火活動しているから少し遅れるよ」
旦那ちゃんちも線路沿いだなーと嫌な予感していたら 10分後 旦那ちゃんから
「家が燃えてなくなった」
ぐわ

それって、旦那さんの自宅が燃えたってオチですよね...。

................。

えー.........すいません、どう返したらいいのか言葉が出てきません(苦笑)。

そうなんです。
決め酒やって 居候していた旦那ちゃんも
結婚するまで家に帰るっていって荷物をまとめて帰って数日ゴの出来事でした。
今は笑って言えるけど 鬱でした。ぐわ

誤報でよかったなーと思って ぐわ
結構ヘビーでしたね ごめんなさいw

いや、うちは誤報で済んだけれど、それは洒落にならないって(苦笑)。

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