2006年4月18日

おとうさんへ

おとうさんへ。
おたんじょうび、おめでとうございます。きょうで59さいですね。

おとうさんはさいきん、ぼくとはなしをまともにしてくれませんね。
かわりに、いぬやねことおはなしをしていますが、それはなんだかちょっとへんなひとみたいでこわいです。

ぼくは、おとうさんがだいきらいでした。なぜなら、むりやりやきゅうをやらせようとしたり、ぼくやおかあさんをたたいたりしたからです。
でも、あるときおかあさんをたたいたときに、おかあさんがうごかなくなってしまって、それからおとうさんはぼくたちをたたかなくなりました。
ぼくは、おとこのひともおんなのひともぜったいにたたかないときめました。そしてそれは、いまでもずっとまもっているし、これからもぜったいにたたかないときめています。なぜなら、たたかれたひともいたいし、たたいたひともてがいたいからです。

おさけがだいすきでまいにちおさけをのむおとうさん。
さいきん、へんなにおいがしていますよ。
おさけののみすぎにはきをつけてください。

おとうさん、ほどほどにながいきしてね。

のりべえより。

コメント(3)

私には、おめでとうを言いたくても、もう父は
いません。。。
皆、それぞれお家の事情で、親にはいろんな
思いがあるものですよね。
私の夫は、父親が嫌いで、成人してすぐに家を
出たと言っていました。
だけど、年老いていく父親の姿を見て、
おやじが可愛く思えるようになったと言っています。
お父様のご健康を、お祈りしています。

おじさんへ

おたんじょうびおめでとうございます!
いぬやねこに囲まれてしあわせそうなおじさん、ぜんぜんむかしとかわらずやさしそうでほっとしました。
まだまだわかいのでもうひとはなさかせて欲しいです。
そしてのんべーもじゃんこもいいこどもでうらやましいです。
また近いうちにあそびに行きたいのでよろしくおねがいします!

へなこより。

結局オヤジは昨晩、家にいても誰にも祝って貰えないと悟ったのか、はたまた自分が齢を重ねていることを忘れたのかはわかりませんが、帰宅したのが23時。いい感じ以上に酔っぱらってのご帰宅でした。幸せなヤツだ。

どうせなら来年、盛大に祝ってやりたいという気持ちもあるので、今年は敢えて何もしませんでした(ちなみに去年は靴下あげた)。強いていえば、日曜日に買い置きした焼酎、勝手に飲んでもいいよ、みたいな(笑)。

ま、誕生日だからといって特に何かをしてあげるという年齢でもないし、別にいいか。

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