2007年7月10日

ワゲモノよ、負けるな

弘高の部室から煙 2年生男子搬送

九日午後八時二十分ごろ、弘前市新寺町の弘前高校グラウンド隣にある軟式野球部の部室から煙が出ている?と同校生徒から一一九番通報があった。消防署員が駆けつけたところ、室内で二年生の男子部員が倒れているのが見つかり、市内の病院に搬送された。生徒は意識不明の重体。

現場は、校舎裏手のグラウンドに隣接した各部活動が使用している部室群の一つ。関係者の話を総合すると、軟式野球部の部室内で男子部員が野外用こんろで練炭をたき、煙を吸い込んだもよう。消火後の部室の扉にはガムテープなどで目張りした跡もあった。 
 昨日21時過ぎに帰宅したら、みんなが神妙な顔して「大変なことがあった...」とうなだれていました。
話を聞くと、この記事の内容でした。
帰路、高校の前を毎日通りますが、その異変には全く気がつきませんでした。

父も僕もこの高校の卒業生です。ついでに言えば、自宅から高校までは目と鼻の先、歩いて5分ほどの距離しか離れていません。

詳細については父から聞いたのですが、何故!?という思いばかりが先行し、僕自身も動揺してしまいました。

いろんな事件が起きていますが、まさか母校でこのような事が起きるとは...。

今朝は校門の前に、3名の教諭と思しき人たちが立っていました。
生徒の動揺を鎮めるため、混乱を避けるためでしょう。

非常に胸痛む思いで、校門の前を通り過ぎました。
今はただ、快方に向かいつつあるという生徒が早く立ち直ることを祈ると共に、学校内に広がった動揺が一刻も早く静まる事を祈るだけです。

僕自身の高校時代といえば、楽しい思い出もあったし、苦々しい思い出もありました。でも、苦楽を共にした仲間が本当に大勢いたことが、僕が今こうしてここにいる証でもあるし、そして、今も繋がりのある大勢の仲間こそが、僕にとってのかけがえのない財産だと確信しています。中には、「高校時代は全然つまらなかったし、まるでいい思い出がない。」と言う友達もいますが、「いい思い出がない」のも一つの思い出なのでしょう。

一つの労苦は、いつか十倍、いや何十倍の喜楽になって帰ってくるはずです。
どうか悩まないで。
親や先生にも相談できないなら、仲間に相談してみようよ。
キミが思っている以上に、身の回りの友達やクラスメイトというのは親身になって話を聞いてくれると思うよ。

お前ら、頼む。負けるんじゃねえぞ!!

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