2014年12月 1日

「弘前・白神アップルマラソン」ワークショップ開催の提案

「弘前・白神アップルマラソン」も第12回を迎え、干支でいうならば一回りしたことになります。僕はここ5年ほどしか参加していませんが、昨今のジョギング・ランニングブームもあって、市民ランナーが各地で増えるとともに、マラソン大会も全国各地で行われるようになりました。 しかしながらその一方で、大会の運営の難しさや警備上の問題など、色んな課題を抱えたままあっけなく幕を閉じてしまった大会があるのも事実です。 その点「弘前・白神アップルマラソン」は、回を重ねる毎に蓄積してきた運営のノウハウを発揮し、多くのランナーにも愛される大会となっています。 ...でも、本当にそうでしょうか? 県内外のランナーはもとより、地元の人たちに本当に愛されているマラソン大会だと、胸を張って言えるでしょうか? そのことを検証しつつ、今後の大会運営をより良いものにするとともに、地元の人たちも思わず応援に行きたくなるような、そんな大会にして頂きたく、ワークショップを開催することを提案します。 マカナエはアイディアを出してもその後どうするのかがないんだよね...と、ごく一部の方に言われないようにするための先手です(笑)。 (1)目的 「弘前・白神アップルマラソン」の今後の開催運営に当たり、弘前市民や周辺住民の機運を醸成するとともに、「弘前・白神アップルマラソン」による地域の活性化を図り、参加者及び一般住民の満足度の向上に資することを目的とします。 (2)日時及び場所:未定 (3)参加対象者: ・16歳以上で弘前・白神アップルマラソンに参加したことのあるランナー(出場したカテゴリー、参加回数は問わない。) ・弘前・白神アップルマラソン実行委員会関係者 ・一般市民(沿道の住民、飲食店経営者、商売を営んでいる方、活動団体、マラソンに全く興味のない方など) ←これ大事。 (4)ワークショップのテーマ:今後の弘前・白神アップルマラソンに期待すること (5)実施方法:KJ法による。簡単な実施方法は以下のとおりですが、KJ法の具体的な実施方法はインターネット検索でたくさん出てきますので、そちらを参照して下さい。 KJ 1 参加者を8名(ランナー3名、実行委員2名、一般市民3名)程度のグループに分ける。 2 ブレインストーミング。大きめの付箋紙(できれば同じ色)を10枚程度各参加者に渡し、「今の」アップルマラソンに対して率直に感じていること(良いこと悪いこと直して欲しいことそのままであって欲しいこと等)を、付箋紙1枚に、文章ではなく、端的に1つ記載する。(一人何枚書いてもいいですが、できれば10枚ぐらいにとどめたいところです。) 3 記載した付箋紙を目の前に並べ、グループの中で1枚1枚内容を確認していく。具体的には、記載した本人がその内容について簡単に説明、模造紙に貼り付けていく。 4 その際、同じ又は類似の内容を記載した付箋紙を持っている他のメンバーは、その付箋紙の下に貼り合わせていく。(小項目のグルーピング) 5 3の作業が一通り終わったら、そのグループに名前を付ける。(色の違う付箋紙にグループ名を記載) その際、グルーピングできず手元に残った付箋紙は、1枚の項目としてそのまま模造紙のどこかに残しておく。(無理にグループに一緒にしたり、捨てたりしない。) 6 5で残った1枚の項目を他の小項目と結びつけることができないか議論し、グループ化できそうなもので中グループを作る。どうしても結びつけることができない1枚の付箋(一匹狼)は、さいごまでそのまま残す。 7 5と6でできた小グループ、中グループを、その意味や関係性がわかるような配置で模造紙に並び替えていく。 8 その際、各ラベルの関連性や一匹狼が関与しそうなものを、近くにまとめておく。 9 それぞれの小グループ、中グループを更に親近性のある大きなグループにまとめて、タイトル(見出し)をつける。(そのままのグループで完結するものは、無理にまとめる必要なし) 10 グループ相互の関係を考えつつ、論理的な関連ができるように大グループを整理する。(中身の再整理ではなく、大グループ同士の配列や関連を考える。) 11 グループ間の関係を線や矢印で結ぶ。 例)「-」関連あり 「→」原因から結果 「←→」因果的 「→←」相反的 など。 12 大グループの中から、主要な順番に点数を付ける。 13 もっとも点数が高かったグループが、主要なテーマとなる。主題として模造紙の最上部に記載。右下には、グループに参加した人たちの氏名を記載。 14 各グループの発表は5分程度。発表はシンプルに、かつ面白く。思わず膝を叩いてしまうような発表が理想的です。 ※実施にあたっての約束事 1 「批判はしない。」他人の意見に対する批判してはいけない。 2 「自由奔放で。」恥ずかしがらずに思ったことを意見としてどんどん提示する。 3 「質より量を。」最初の段階で理論立てした難しい内容は不要。パッと思いついた多くのアイディアをできるだけ出す。 4 「連想と結合」:他人の意見を聞いてそれに触発され、連想を働かせる。同調はもちろん、他人の意見に自分のアイディアを加えて新しい意見として述べるというのも一つやり方。 (6)コーディネーター(グループの進行役):弘前市役所職員?(ワークショップにおける中立性を保つため) (7)用意するもの: マジック(できれば複数色)、付箋紙(メモ紙サイズ、色は3色程度)、模造紙、鉛筆 こんな感じで、どうでしょうかね?関係者の皆さま。(笑) パクり模倣はご自由に。 他の色んな大会でも活用できるかもね。

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