2015年8月10日

【注!ネタバレあり】大澤誉志幸渡り鳥ツアー 「染色月ツアー」 8/8 弘前市 Robbin's Nest

昨年に引き続き、今年もやってきました大澤親分! 会場は今回も弘前市大町のRobbin's Nest。 DSC_2189 前回独りでこのライブを観て凄く楽しかったので、今回誰かを誘おうと思い声かけしたところ、寂しいぐらいに食いつきなし。 ...あ、そうか。そういうことか。 ということで、妻を引き連れての参戦となりました。開演は19時30分ということなので、18時50分頃に会場に行くと、まだ人影はまばら。全席自由、しかも一番前が今回も空いておりまして、最前列の左端を陣取り、COEDOからのギネス片手に開演を待っておりました。 DSC_2188 何かケーブルのトラブルがあるのか、女性スタッフの方が目の前で一生懸命何か弄っています。もう、開演時間過ぎてるのにね。大丈夫なのかね。 DSC_2187 (ステージはこれぐらい間近な場所なワケですよ。) ...と思っていたら、40分過ぎ、背後から拍手と小さな歓声が沸き起こり、大澤親分が麦わら帽子にサングラスという出で立ちでステージに登場。 「どうもどうも大澤でございます。ということでまた弘前にやってきました!」とステージがスタート。 【閲覧注意!ネタバレあり!!】 ↓↓↓↓↓↓↓ ↓↓↓↓↓↓ ↓↓↓↓↓ ↓↓↓↓ ↓↓↓ ↓↓ ↓ ↓ ↓   冒頭は親分本人がギター演奏しながら熱演。途中からツインタワー(後述の2名)が加わるという構成。最小限以下のバンド構成で、打ち込み系の楽曲はPCの音源を流すという前回と同じパターン。この日の演奏曲(セットリスト)はずっと下にあります。ただし、間違えている可能性もあり。そこは許せ。 他のアーティストに提供した楽曲をセルフカバーするということはこれまでも(そして今回も)ありましたが、今回は他人の曲をカバーしてお披露目。「京都慕情」は70年にベンチャーズが発表し、渚ゆうこがカバーした曲。「私の好きなもの」は67年に発表した佐良直美のカバー。何でも親分曰く「最初に聞いたボサノヴァ。」だそうで。「京都慕情」はそのうち親分の作品として発表するらしいですが、「私の好きなもの」も一緒に収録されることでしょう。 「真夏の夜のタンゴ」は、本木雅弘への提供曲。「彼はアイドルグループで「スシ何とか」なんて唄っていたけど、アイドルっぽさのかけらもないイメージ(親分曰く「ゲイ」)を出してやろうと、この楽曲を提供したんですが、全然売れませんでした。」って。ちなみにこの日は、「タンゴ」の部分を「ブルース」に変えて唄っていました。 このツアーで北海道に渡る時(北海道から始まり、徐々に南下しています。)に、フェリーを使って茨城県の大洗から移動したらしいんですが(何かこの辺が「渡り鳥」っぽくていいと思います)、例のフェリー火災が発生したのが下船した翌日だったそうで、もし下船が一日ずれていたら「こんな何十万もするギターなどの機材なんかもみんななくなって、このツアーもどうなっていたことやら」ということだったらしいです。 北海道から青森に渡り(この際もフェリーを使って渡った模様)、青森のねぶた祭を堪能し、その後青森秋田両県のテレビやら何やらに出演したり相当なハードスケジュールだったようですが、疲れを微塵も感じさせないパワフルなライブでございました。 饒舌なMCも相変わらずで、今回一番笑ったのが吉川晃司にまつわるお話。 彼の30周年記念ライブが日本武道館で行われ、それを観覧した親分。終わったあとパーティーがあるということでそちらの会場にも足を運んだところ、アルコールがない...。早くビールとか出せよ、と思っていたところに本人が登場し、挨拶。綺麗どころのお姉様方がカゴを片手に会場内に現れ、お、乾杯用のシャンパンとかかな?と期待して待っていたら、配られたのが「チョコモナカジャンボ」だったというオチ。ホントかよ! で、今回親分の両脇を固めたのがツアーマネージャーも務めるベースのINOJO氏と、管楽器でゲスト参加した藤井”ヤクハチ”康一氏の2名。私達、ヤクハチ氏の真ん前で観ていたんですが、ステージの上におもむろに置かれた紙がこの日のセットリストでして、次に何を演奏するのかが丸見え(笑)。 ただ、アンコール最後となった「ガラス越しに消えた夏」は( )の中に書かれていて、時間や会場のノリによっては演らない、という可能性を示唆しているわけでして。本編ラストの「ゲッチュバッキャ!ゲッチュバッキャ!」が終わり、アンコールの間、妻と二人で「いやあ、是非演奏して欲しいね」と話していましたが、会場の盛り上がりに圧倒されたか気分が乗ったのか、無事に演奏されて幕を閉じました。ちなみにヤクハチ氏、「どうするの?まだやるの?やるの?」みたいな感じで二人にアイコンタクトを送っていたのがちょっと面白かったです。終演は、ちょうど開演から2時間経った21時40分頃だったかな。 しかし御年58歳だそうですが、あのエネルギーは凄いわ。「来年弘前にまた来ます!どうぞよろしく!」とおっしゃっておりました。次回は「一人きりアヴェニュー」とか「Real Action」とかマーチンに提供した「JUST FEELIN GROOVE」とか聴きたいな。
8/8大澤誉志幸渡り鳥ツアー4 「染色月ツアー」 @Robbin's Nest(弘前) セットリスト ビリーの災難 その気××× ウィークエンドは夏の匂い(「宵闇にまかせて~ kiss and kiss ~」をちょっとだけ挟めて) infinity 京都慕情(渚ゆうこカバー) 私の好きなもの(佐良直美カバー) 真夏の夜のタンゴ(本木雅弘) おまえにチェックイン(沢田研二) ゴーゴーヘブン No No サーキュレーション(吉川晃司) 寝返りGET YOU BACK 1/2の神話(中森明菜) そして僕は途方に暮れる ガラス越しに消えた夏(鈴木雅之)
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