2015年11月12日

【あと3日】今更バタバタしても仕方がない。

ええと、先日の続報になるのですが、私、エントリーの時にちゃんとタイムとか記載していたみたいです。ただ、ハーフマラソンの欄に記載がありませんでした。 image ...え?ひょっとしてこの記載漏れが理由なのかしら?(でもフルマラソンしか走ったことないっていう人、いますよね...。) それとも、3時間35分なんて謙虚な...いや、大それた目標設定をしたからかしら? まあ、これ以上グチグチ言うつもりはありませんが、頼むよホントに。 さて、ジャパンツアー2015 最終公演(さいたま国際マラソン)まであと3日。昨日から完全に休足モードに突入。あとは、土曜日の朝に軽くジョグをする程度にとどめようかと思っています。しかし、一つの大会のためにこんなに何度もブログに投稿するのは久しぶりかも知れません。それは、気合いが入りすぎているのか、それとも、はやる気持ちを抑えられないのか...。 こういう時、同じ大会に出場する他の皆さんは、どんな心境なんだろうか、とふと思います。 気合い充分で今すぐにでも走りたいという心境なのか、あるいは、不安の方が大きいのか、と。 僕はどちらかといえば後者の心境に近いかも知れません。でもまあ、今回初めて開催される大会なのだから、置かれた状況はみんな同じ。 ここまで来ると、今更何をしたところでどうにもならない...とまでは行かないにせよ、下手に訳のわからない練習をして怪我をするぐらいなら、大人しくていた方がマシ。ということでこれまでの反省を踏まえ、昨日から脚休めに努めることにしました。そしてまた、例のごとく机上でのイメトレに没頭。ちなみにこのトレーニングが結果に繋がったことは...ありません。 ...ええとまずは、これまで出場した大会のうち、6つのレース結果をExcelの表にまとめて並べてみました。いわゆる「過去問」の分析みたいなものです。 前にもお話ししましたが、一番安定した走りっぷりだったのが、人生初のマラソン挑戦となった2年前の弘前・白神アップルマラソン。復路で緩い下りになるとは言え、35キロ以降もほぼ崩れることなく、まさに「刻む」を実践したような内容。その後7度マラソンに挑戦していますが(うち2度はペースランナーを務めた)、最初のマラソンの時ほど走り終えて爽快感を味わったマラソンはありませんでした。ですから、僕の中でこれまで唯一納得の走りができたのが、実は初マラソンだったわけです。あの時は1週間ぐらいアドレナリンが出まくっていて、ずっと興奮していたっけなぁ。 一方、今まで一番の失敗に終わった(=遅かった)昨年の北海道は、2度目のフルマラソンでした。陸連公認の大きな大会に初めて出場するという緊張感、そして絶対に3時間30分を切ってやる、という気負いが裏目に出て、スタート直後の流れに乗れぬまま、30キロまで全くペースを上げることができませんでした。しかも、シューズとソックスのトラブルで走るどころか歩くのも辛いぐらいの痛みを足裏に発症し、もがき苦しんでゴールしたという苦々しい思い出が残っています(両足裏の広い範囲に水ぶくれができるという苦痛を味わいました)。そして、今年の田沢湖マラソンでも似たような苦痛を味わうことに...。 唯一3時間30分を切るタイムでゴールした昨年の田沢湖マラソンは、人生で3度目のマラソン。北海道の失敗を見返すぞとばかりに気合い充分で、初のコースとはいえかなり快調に飛ばしたのですが、36キロ過ぎで両脚の痙攣というアクシデント。それでもここで心折れることはなく、何としても3時間30分以内でゴールしてやるという気合いだけで最後の5キロを駆け抜け、結果3時間29分を切ってゴール。足の痙攣がなければ、もしかして3時間25分ぐらいでゴールできたのかな。まあ、マラソンで「たら・れば」の話をしても仕方ないんですけどね。 ということで、これまでのレースで抱いた悪いイメージを払拭しつつ、いいイメージだけを切り取って繋いでいく...そうすると、3時間15分ぐらいで走れそうな気分になります(笑)。 安心してください。両脚のアキレス腱がまだ完治していない中、そんなタイムで走れるわけないですから。 マラソンは、楽をしようと思えばいくらでもできますが、それは、ゴールしたときの達成感に如実に現れることとなります。もう一つ言えることは、マラソンは付け刃のトレーニングだけで誤魔化しが効くものではないということ。 こうやってレース結果をトレースして眺めてみると、明らかな弱点が見えてきます。それは、25キロから失速が始まり、35キロ以降大ブレーキとなっているレース展開が多いこと。これは単にレースペースを考慮せず勢いのままに(流れに乗せられて)走ってしまったか、フルマラソンを走りきる脚ができあがっていない、つまりトレーニングが足りていないのに無理をした結果としか言いようがありません。 もっとも、この世の中に楽なマラソンなんてありません。あるとすれば、セグウェイに乗って42.195キロを走る、そんな大会だと思います。そんな大会どこにもありませんが。 ハッキリ言ってマラソンは苦しいです。修行をしているような気分に苛まれます。辛くなればなるほど悪魔のささやきが聞こえてきます。その悪魔って、自分なんですけどね。42.195キロを走りきるって本当に難しいし、何でこんなことをしているんだろうと走りながら思うこともしょっちゅうです。 では、42.195キロで味わうこととなる苦しみをいかに最小限に抑えるか。 要するにマラソンって、引き算のスポーツなんですね。100からスタートして、どのタイミングでどういう引き算をしていくか。その引き算をしていくのは、もちろん自分自身だし、引き算する配分も自分で計算しなければなりません。ゴールした時点で100だったものがどの程度残っているのか。あるいは、ゴールの前に100を使い切ってしまうのか...。 いやあ、そう考えるとマラソンって本当に奥が深いし面白いです。 今回の大会は、身体だけではなく頭もしっかり働かせながら走ろうと思います。思い切って、知力6:走力4ぐらいの力配分で走ってみようかな。 ...あれ。もしかして私、とってもナーバスになっているように見えます? いやいや、初めての国際マラソンですよ!第1回大会ですよ!むしろ、とーーーっても楽しみなんですけど♪ 日テレで当日放映されるのは五輪選考を兼ねた女子マラソンですので、私は出ませんからね。ただし、日テレ G+で後日、全選手のゴールシーンを放映するみたいです。 「応援ナビ」「ランナーズアップデート」もあるみたいですね...まあ、正直言って「勝手にオレのプライバシーを侵害するんじゃねえ!」って感じなんですけど(笑)、宣誓書にサインする以上は仕方がない。 http://saitama-international-marathon.jp/service/ 生意気なことを言わせて頂くなら、「邪魔も横やりも一切いらないから、とにかく黙って見ていなさい。」…なーんてな!

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