2016年4月11日

「東北まちづくりオフサイトミーティング第25回八戸勉強会」が開催されます!

「東北まちづくりオフサイトミーティング」は、「敷居は低く、されど志は高く」を合言葉に、まちづくり・組織づくり・人づくりを目指し、自治体や民間企業の職員・学生など様々な立場の人が交流・情報交換する組織です。 これまで東北地方の各地で勉強会を開催してきましたが、青森県内では弘前、三沢に続いて3度目の「東北まちづくりオフサイトミーティング」の勉強会が、5月14日に八戸市で開催されます。 青森県は3月の北海道新幹線開業や中国との定期航路の開設に向けた取組など、相変わらずホットな話題に事欠きません。が、その一方で、県内の人口がついに130万人を割り込む見込みとなるなど、取り組まなければならない喫緊の課題もあります。 国内の地方が抱える「悩み」「弱み」は、恐らくどこも似たような感じなのではないかと思います。地方分権とは名ばかりで、結果的に一極集中型となっている社会構造、国内全体の人口が減少しているという現実の中、各地域の人口減をどう食い止めるか(あるいは人口を増やすか)躍起になっているのは、多分どこも一緒ではないでしょうか。更に追い打ちを掛けるかのように若者の流出による第一次産業を中心とした後継者不足、そして郊外型店舗やコンビニの進出による旧来型商店の弱体化、町内会をはじめとする地域コミュニティの衰退...などなど。 こうすればいいのに、ああすればいいのに、オレだったらこうしたいのに、ああしたいのに...色んな思いを抱いていてもなかなか形にすることができないというもどかしさ。どうせ一人じゃ何もできない、というのであれば、同じ志を持つ各地の仲間とともに考え、その思いを共有してみませんか。 東北まちづくりオフサイトミーティングは、そんな「きっかけ」を提供してくれる場でもあると思います。 今回は、「地方の夜明け 樋渡社中みちのく八戸編」をテーマに、いわゆる「TSUTAYA図書館」の導入で(良くも悪くも)話題となった、元佐賀県武雄市長の樋渡啓祐氏による基調講演の他、県内で活躍するお二方の事例発表を予定しています。 そして座学のあとは、(事実上のメインイベントである)懇親会で、八戸市の夜を楽しみましょう。 翌15日は、八戸市蕪島から福島県まで続く「みちのく潮風トレイル」のプチ散策を予定しているとのこと。参加者も全国から続々と集まっているようですので、興味のある方は是非会場に足を運んでみませんか。 私事ではありますが、実は5月8日に「八戸うみねこマラソン」に出場予定。(2年ぶり2度目、ハーフマラソンを走る予定。) なので、八戸市に立て続けでお邪魔する予定です。(...といいつつ実は今週末も八戸市を訪れる予定なのです。) そう考えると、別に「八戸うみねこマラソン」に出場しなくてもいいんだろうか(笑)。 ...いや、出るんですけどね。 以下、公式案内から。 **************************** 12718091_785678264865797_4024563623357163827_n 東北まちづくりオフサイトミーティング第25回八戸勉強会 「地方の夜明け 樋渡社中みちのく八戸編」 都会への若者の流出や少子高齢化、価値観の多様化、そして1億総活躍社会の実現に向けた社会の動きなど私たちを取巻く環境は転換期を迎えていると言っても過言ではありません。 このような時代の中で、市立病院の民間移譲やSNSを活用した情報発信、市立図書館の指定管理者制度導入など斬新な発想と様々な政策を実践し続けてきた樋渡啓祐氏をゲストにお招きし、これからの地方のあり方についてお話しいただきます。 また当日は、青森県内で住民と一緒に様々な活動に取り組み“おもい”を“かたち”にしている、2人のキーパーソンから活動や地域に対する“おもい”、そして活動の内容について事例発表をしていただきます。 樋渡氏の講演と事例発表から、これからの地方のあり方について参加者で考え、また青い森に吹く新しい風を感じていただければと思っています。 ◎勉強会 ○開催日 5月14日(土)13時~17時(受付11時~・開場12時) ※早めに受付を済ませていただき、八戸市中心街でのランチや街歩きをお楽しみください。 ○会場 八戸市公会堂 文化ホール (青森県八戸市内丸1-1-1) ○ゲストスピーカー 基調講演「地方の夜明け 樋渡社中みちのく八戸編」  講師・樋渡啓祐氏(元佐賀県武雄市長) 実践事例発表「青い森に吹く新しい風~私の“おもい” 私の“カタチ”~」 発表者 市民集団「まちぐみ」 組長 山本耕一郎 氏 たびすけ(合同会社 西谷)代表 西谷雷佐 氏 ○スケジュール 12時    開場 13時    開会 13時15分 事例発表&トークセッション 14時50分 休憩 15時    基調講演(樋渡啓祐氏) 16時45分 写真撮影&閉会 17時    終了 ○定員 400名(どなたでもご参加いただけます) ○参加料 1,500円(大学生500円、高校生以下無料) ◎交流会(懇親会) ○日時 5月14日(土)18時~20時 ○会費 4,500円 ○場所 Dining 六助(青森県八戸市長横町4-8) http://dining-rokusuke.com/ ◎エクスカーション(みちのく潮風トレイル体験版) ○日時 5月15日(日)8時30分~11時 ○集合場所 JR八戸線 鮫駅 ○解散場所 JR八戸線 種差海岸駅 ○参加料 無料(※ただし、集合・解散場所までの交通費などは実費負担となります。) ○内容 「みちのく潮風トレイル」とは、東北地方太平洋沿岸地域に整備するトレイル(※)コースのことです。今回は八戸・階上区間のうち、鮫(蕪島)~種差海岸間を体験いただきます。 環境省では、東日本大震災からの復興に資するため、森・里・川・海のつながりにより育まれてきた自然環境と地域のくらしを後世に伝え、自然の恵みと脅威を学びつつ、それらを活用しながら 復興することを提唱し、平成24年5月に「三陸復興国立公園の創設を核としたグリーン復興のビジョン」を策定しました。このトレイルコースもそのプロジェクトのうちの1つです。 ※トレイルとは、森林や原野、里山などにある「歩くための道」を指す言葉です。歩くスピードで旅することで、車の旅では見えない風景、歴史、風俗や食文化などの奥深さを知り、体験する機会を提供するものです。 申込みサイト http://kokucheese.com/event/index/386123/

コメントする