2005年9月12日

今年最大のヤマ場

選挙のことをいろいろ話したかったのだけれど、正直それどころではない。

一つだけ言えば、郵政民営化なんていうのは正直どうでもいい問題で、例えば07年に団塊の世代が一斉に退職を迎えたあと、年金はどうなるのか。我々の世代になった時に、年金はどうなるのか。争点の噛み合わない中、そのことに関しては、誰の口からも聞けなかった。

「選挙区は○○へ、比例区は△△党へ!」

ポスターの内容とはかけ離れた、説得力のない「お願い」。他党候補の応援に、何の抵抗もなくぬけぬけとやってくる地方議員。

選挙区で落選しても比例区で復活当選するという理不尽。

結局、大政党や特定の組織にばかり都合のいい選挙制度になっていることを、有権者は誰もおかしいと思わないのだろうか。

いっそのこと、中選挙区の復活を望みたいところだ。

自民党が圧勝した?民主党が惨敗した?国民が小泉首相に将来を委ねようというのであれば、それでいいじゃないか。

ただ、「何でも出来る与党」を誕生させてしまった以上、強者に優しく、弱者に冷たい強権政治がまかり通ることは、覚悟した方がいいだろう。

消費税増税、福祉や社会保障の削減...これらは、有無を言わさず享受しなければならなくなることだけは、肝に銘じておいた方がいいかもしれない。

さて、長くなってしまったぐだめぎはこれくらいにして。

今日から4日間、包括外部監査というのが行われる。
監査法人がやってきて、うちらの業務が法律その他に沿って適切に行われているか、というものを監査する、という内容。内部監査での指摘事項を毎年度お決まりのように抱える僕としては(といってもこれは僕のエラーではなく、制度上の問題なのだけれど...と言い訳)、正直言って気が気でない。何せ、うちの部に外部監査が入るのは7年振りのことなのだから。

戦々恐々とはこのことを言うのだろう。矢継ぎ早に飛んでくる質問に、ジワッと汗が噴き出してくる。今日から明日までの実質2日間、この張り詰めた空気の中で耐えなければならない。そして、監査の厳しい詰問に耐えなければならない。そのやりとりは、さながら警察の取り調べを彷彿させるようだ。それでも、3人やって来た外部監査のメンバーのうち「大将」ではなく「副将」が担当だったことは、せめてもの救いか。こういう運だけは、まだ残っているらしい。

そういうわけで、気がついたら既に旅立っていました、ということになりそうな予感。今はただ、何事もなくこのまま2日間を過ごすことだけを念じている。

では、明後日から予定通り夏季休暇です。行ってきます(笑)。

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