2010年5月27日

間もなくiPad狂想曲が始まる!

いよいよ明日に迫ったiPadの国内販売。一部では早速購入に向けた列が出来はじめているようで、Windows95やFFシリーズを彷彿させるような事態となりつつある。あ、そういえばiPhoneの時も似たようなことがあっただろうか。

ところが何故かアップル日本法人では、販売できる店舗について具体的に絞り込みを掛けたようで、鳥取や青森などといった一部の県では販売店舗がゼロというところもあるという。

青森県内では、「また情報格差だ」と嘆いている人たちもいたようだが(ちなみに青森県内では、未だに一部の雑誌発売日が一日遅れです。)、別に店に並ばなくともインターネットで自宅までモノが届けられるこのご時世、それでも発売日当日にどうしても欲しいというのであれば、他県に行って並んで購入すればよろし。もちろん「早くiPadに触れてみたい」という人がいる反面、「取りあえず人より早く手に入れたい」という欲望、そして「このあたりでは誰よりも先に手に入れた」という優越感を得たい人の方が多いような気がするんだけど。

ちなみに僕、今までいろんなデジタル機器に食指動きまくりだったが、どういうわけかこのiPadだけは全く食指が動かなかった。

まずもってこのiPadを手にして何をしたい(する)というイメージが、全く沸いて来ないのだ。
なので、iPadで何ができるのかもよくわかっていない、というのが正直なところ。結局iPadって、PDAとパソコンの中間みたいなものなんですか?名称はiPdaでもよかったよね。あ、「アイパッド」なんていう心地よい呼称じゃないから駄目か(笑)。

しかし通勤の電車内であれを取り出したら、確かにちょっと目立つだろうね。まぁ、それはそれで持っている人からすれば、優越感を得られてまた気持ちよい(しかもそれは自己陶酔に近い)のかも知れないが、僕がその場に遭遇したら、何をしているのか絶対に覗き込んでしまうと思う。といった感じで周囲の注目は間違いなく浴びるので、周囲がドン引きしてしまうような使い方はしばらくの間できないだろう。
例えば...?

iPadを取り出した人の液晶をチラ見したら、漫画読んでたっていうのは、ちょっと引いちゃうかな。よりによって何でiPadで漫画なの!?みたいな感じで(笑)。わざわざ高い金払って、しかも人柱になってまでああいうアイテムを誰よりも早く手にしたユーザーに対して、何となく知的なイメージを求めてしまうというか、そういう先入観が僕の中にあるからなのかも。

ま、どうせ市場に出回り始めた時に起こる一時的な狂想ということになりそうだけれど、明日は青森や鳥取など一部の県を除いては、きっとiPad祭が開催されることだろう。
しかし、購入する人はどういう用途でこれを使いこなすのだろう。むしろそちらの方が気になる。僕からみれば、単に「弄ってみたい!」という欲望だけで手の出せるような代物ではない、かも。
まあ、iPadを持っているとそれだけで注目を浴びる反面、通勤で持ち歩くにはちょっとアグバッテがな、と。

そういういろんな妄想をしていたら、僕には今のところ不要のアイテムかな、という判断に。今のところiPod touchで用は足りているし(8GBしかないので、ちょっと容量を増やしたいところもあるけど、往復の電車内で使うなら十分)、まさかiPadがNike+と連動しています、なんてことはないだろうな。これ背負って農道なんかを走っている人がいたら、それこそ僕なんかは引いてしまうけれど、さすがにそれはないか(笑)。

※アグバッテ:大きくて、あるいは出っ張っていて邪魔、無駄に大きい、等の意味を持つ津軽弁。

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