2010年4月27日

最近見た夢と父の影

発売日前日に発送メールが届いたにもかかわらず、3日もかかってようやく配達された村上春樹著の『1Q84 BOOK3』は、いよいよ佳境に入ろうとしています。相変わらず現実と非現実が交錯した世界といいましょうか、不思議な村上ワールドに引き込まれたまま、僕も今過ごしている世界が現実なのか非現実なのか、よくわからなくなってきました。夢かうつつか幻か。
というわけで最近変な夢ばっかり見ているのですが、いつもであれば目覚めた途端に夢なんて忘れてしまっているのに、妙に頭に残る夢が続いています。

例えば...

・いかにも腕の悪そうな歯医者に行き、診察室のいすに座った途端、強面の男性二人が僕を取り囲み、いきなり鼻毛を切り始めた、という夢。
・仕事をしていると電話が鳴り、受話器を取ると知り合いの方からの電話だった。妙に明るい声で「○○さんがさっき亡くなったんだよ。」と言い始める夢...。
・気がつくとプロレスのリングに立っていて、タッグチームを編成している。相手は見たこともない外人レスラー。いきなり僕をターゲットに襲いかかり、羽交い締めにされたのだが、何故か耳元で何かを囁き、それ以外の技を掛けてこないという夢。

これが何を暗示しているのかはわかりません。ただ、実は父が亡くなる1年ほど前から、やたらと葬式の夢を見ていたので、ひょっとしたら来年の今頃僕は、歯の悪い鼻毛の伸びたプロレスラーになっているかも知れません。

で、その父の話なのですが、最近父のそっくりさん目撃情報を耳にしまして...。つい先日、僕自身も弘前に向かう電車の車内で、白髪の増えた髪型、赤みがかった頬の質感、目の奥行き(プラス眼鏡)と、父を断片的に貼り合わせたような、何か微妙なんだけど、とても父によく似た人を目撃しており、手に持っていた本を思わず落としそうになった、ということがあったばかり。
日曜日に家を訪れてきたその人も、助手席に女性を乗せ、車を運転する父のそっくりさんとすれ違い、思わず前の車に追突しそうなくらい狼狽した、とのこと。

おそらく同じ人だとは思うのですが、僕が見た人は、父と違って非常に小柄だったので、それで急に現実に戻った、というオチがありました。まさか、父が生き返るわけもないし...。

ただ、最近僕の身の回りではちょっと不思議なことが起き始めておりまして(それが何なのかは、お話しできませんが)、これも何か最近見ている変な夢とかそういうことと繋がっているのかなぁ、と思ったりして。

もうすぐGWですね。妹も帰省予定ですので、また父の思い出話に浸ってみたいと思います。

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