2010年7月12日

帯状疱疹を発症しました

本当は2回ぐらいに分けて今回の旅行の顛末記をお話ししようと思ったのですが、今、その気力すらありません。
Twitterでお知らせしましたとおり、私、病にやられました。

沖縄に出発するその日の朝、背中にむず痒さを感じ、腰のあたりを見ると、大量の湿疹を発見。あせも?虫さされ?いろいろ頭を思い巡らせているところに母が一言。「それって、帯状疱疹なんじゃ...。」

もう何年前のことかは忘れましたが、帯状疱疹を発症し、七転八倒する母の姿を知っている私、母から告げられた残酷なその一言に動揺を隠すことができぬまま、機上の人となったのでした。

旅行中はまさに騙し騙しの日々。きっと虫さされか何かにかぶれたのだろう、と頭の中に思い描くも、常に帯状疱疹の可能性を強く意識せざるを得ず、あとは万が一にもそうではないことを祈るしかありませんでした。取りあえず地元の薬局で購入した虫さされ、湿疹用のクスリを塗りたぐっていたのですが、一向に収まる気配はなし(そりゃそうだ)。

土曜日夜に帰宅後、これが帯状疱疹であることをほぼ確信した私、翌朝近所の病院に駆け込んだのでした。

診察の結果はやはり「帯状疱疹」。帯状疱疹は早期治療が肝心であり、なぜ早く治療しなかったのかをやんわりと咎められましたが、まさかそんな大事になるとは思ってもいませんでしたし、発症してしまったものは仕方がありません。(これはうちの家族全員に共通することですね。大事に至るまで病院に行かないという...。)

結局抗ウィルス剤などを処方され、取りあえず月曜日から水曜日までは、仕事の後必ず病院に足を運ぶよう指導を受けました(患部の消毒のため?)。

鏡で見ると、右の腰のあたりから臀部の上部にかけ、紫がかった疱瘡が点在しています。医師からは、入浴しても構わないが、絶対に水痘の皮を破らないことを、強く言われました。これが破れると、神経が露出し、死ぬほど苦しい思いをする羽目になると脅されました。
いや、万が一のために痛み止めの座薬を処方されたことを考えると、これは単なる脅しではなく、この痛みが想像を絶するようなものだということなのでしょう。実際、妻の知り合いには帯状疱疹が原因で入院した人もいたそうです。

帯状疱疹は50~60代からの方に多く見られる症状ですが、最近では20~30代の人にも多く見受けられ、その要因としては、強いストレスや疲れが挙げられるそうです。
振り返ってみると、確かに先月下旬から公私ともにかなりハードな日々を過ごしていました。なので、こうなってしまうのも仕方なかったのかも知れません。

痛みの種類は人によってさまざまなようで、耐えることのできない強い痛み、我慢できる程度の痛み、全く痛みを伴わない場合もあるようです。
僕の場合、現時点では中程度のようで、動くのもままならないような激しい痛みはまだ生じていません(こういう時、デスクワークで本当に良かったと思います)。ただ、今後症状がどのように変化するかは予断を許さない状況であり、引き続き注意深く、慎重に日常生活を送らなければなりません。

帯状疱疹はいわゆる切り傷や虫さされのような外傷とは異なるため、内面から治療するしかありません。なので今は、仕事をしながら免疫力を高めていくしかないようです。ただ、チクリチクリの頻度が以前より増しているような気が...。

帯状疱疹は、一度罹患すればあとは発症するケースは例外を除いてほとんどないらしいとのことですが、何でこのタイミングで発症するかな...(凹)

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