2010年7月27日

健康診断の結果

沖縄旅行の前日に受診した職場の健康診断の結果が送られてきました。
結果は「要観察」。
指摘を受けた軽度異常は、血圧、γ-GTP、GOTの三つ。

昨年の人間ドックでは、肝機能関連の数値が軒並み基準の範囲を超えていて、その結果「肝機能障害を発症しています。要精密検査」というレッテルを貼られてしまいました。

かかりつけの医師に診察をお願いしたところ、こんなことを言われました。

「あなたのお父さんは、あれほど酒を飲んでも肝機能の数値が極端に悪くならなかった。でも残念ながらあなたは、お父さんに似た肝臓の持ち主ではないので、お父さんのようなペースで酒を飲んでいると、いつか必ず身体を壊しますよ。」

毎日の晩酌を欠かさず、土日になると何も予定がなければ昼からビールを飲んでいた父。
確かにあの父のような飲み方をしていたならば、僕はとっくに身体を壊していたかも知れません...。

さて、今回送られてきた結果と、昨年の人間ドックの結果を比較してみたのですが、検査項目にないものもあったので、一概には比較できません。ただ、全体的な数値そのものはある程度改善されているような気が...。

また、肝機能関連の数値が基準値内に収まっていないのは今に始まったことではありませんが、年々悪化することなく、むしろ今年に至っては昨年より数値が改善されています。

しかし検査結果を比較しているうちに、あることに気づきました。

昨年受診した人間ドックの実施結果に記載されている基準値を見ると、今回受診した僕の数値は、いずれもその範囲内に収まっているではありませんか。

余談ではありますが、今回の血圧だって132-77で、今回の定期検診では最高血圧が129以下であることが基準値となっている(結果、最高血圧がやや高めということで「軽度異常」の判定)一方で、昨年受診した人間ドックでは、最高血圧の基準値が135以下となっています。

つまり、昨年受診した人間ドックの基準値と照らし合わせると、僕の身体はほぼ基準の範囲に収まっている、ということは、昨年の基準値に照らした場合、僕の身体は「異常なし」ということになるのでしょうか???

これにはちょっと混乱。

受診する医療機関によって基準値が異なるのか、それとも検査方法が異なるのか...。

どうもこのことに疑義を呈している人は僕だけではないらしく、全国的に統一された基準値を用いるべき、という意見も実際あるようです。

もちろん、僅かな基準値の差異に目くじらを立てながら一喜一憂するぐらいなら、日々の生活の中で自己管理をすることが最も重要なことだと思います。

しかし、指針となるべき基準値が受診機関によって異なるというのは、いかがなものなのかと思ってしまうのです。

まぁ、僕の場合はいずれもぎりぎりの数値で軽度異常かそうでないか、というところにありますので、どちらに転がっても養生しなければならない、ということは否定しません。

ただ、例えば本来異常ではないものまでを軽度異常と判定し、医療機関での更なる検査を勧めるのは、医療機関に対する利益誘導を検診機関が意図的に行っていると思われても仕方ないのでは、とか考えてしまったわけです。

しつこいようですが、もちろん日常の生活における自己管理が最も大切であることは紛れもない事実。
前回指摘された数値を少しでも改善しようと日常的に運動することを心がけているわけですし、実際それが実を結んでいる、ということも数値になって表れてきました。

ただ、その指針となるべき基準値が受診機関によって異なるとなれば、一体何を指針とすればいいのでしょう。

ストイックな生活を心がけ、最も厳しい数値を指針とすればよいのか、ある程度緩めの数値を指針としながら、快楽主義に走るべきか...。

なかなか難しいところです。まあ、もちろん僕は前者を選ぶつもりですけれど(ニヤリ)。

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