2010年8月23日

山下達郎・青森公演に行ってきた。

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ということで、予告通り山下達郎公演に行ってきた内容をちょこっとだけ。
ただし、紳士協定によりステージ上の様子やセットリストは、ほとんど公開していませんのであしからず。
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21日土曜日。この日も朝から残暑が厳しく、身体が怠い。夕方は青森に出かけなければならない。2度目となる山下達郎公演が待っているのだ。
午前中、軽めにジョギングしてきたのが祟ったのだろう、午後になり、疲れからドッと睡魔が襲う。
...zzzzzzz

ハッと目が覚めるともう16時近くだった。しまった。開演が18時からであることを考えると、駐車場の確保も考慮して、出来れば16時20分頃には家を出たい。

ところが、こういう時は大体何事もうまく運ばないもの。相場は大体決まっている。
案の定、家を出る時間は大幅に遅れ、16時30分になっていた。しかも道中、某コンビニのペースカーが道を塞ぎ、60キロ走行可能なところでもずーっと50キロのまんま。長い車列、募るイライラ...。それでも、青森市内に入ると車道は比較的スムーズに流れていた。それでも、会場に到着したのは18時05分。開演時刻を5分過ぎていて、入り口付近には係員以外、誰もいなかった。

係員にチケットを渡すと、席まで案内するという。まだコンサートは始まっていないようだ。今回は階下、しかも通路のすぐ横だったため、難なく椅子に座ることができた。
...とほぼ同時に、アカペラが流れはじめ、場内が暗転。ああ、僕たちがやってくるのを待っていてくれたんだね、と勘違い。

内容については、山下達郎本人が「まだツアー7本目だし、ご配慮を頂きたい。」ということだったので、詳細について語るのはやめよう。

ただ、今回のツアーが山下達郎のデビュー35周年(シュガーベイブからの通算で)に託けて行われていること(本人はそういうのはあまり気にしないといいながら、結構そのことを強調していたような気が...)、このツアーのおかげで新しいアルバムの発売が遅れていること、今後はアルバムの発表とツアーは連動しないこと等をおっしゃっていた。来年もまた来るとか来ないとか!?

で、セットリストは今回明かすことを控えようと思うが、ヒントだけ。
レコードデビューから35周年。新旧織り交ぜた構成(ここ最近発売されたシングルはもちろんセットリストに含まれていたけれど)。一曲目は、ええ!?それから来るか!?みたいな。二曲目は、もっとビックリだったんだけど。それから、残暑厳しい夏なのに冬の定番、やりました。クラッカーも、もちろん必須(すっかり忘れてたけどな)。開演6時10分頃、終演まで約3時間。達郎さんは御年57歳、バンドメンバーはほぼ変わらず(佐橋さんは何度青森で観たことか)。

僕らの周り、というか会場全体を見渡しても、40台後半から50台と思しき年齢層が相当数占めている(もちろん満席)。このため、僕たちは2曲目からいきなり「うぉ!!」という感じで立ち上がったが、周囲は誰も立ち上がらず、静かに手拍子を送るだけ...。結局3曲目からまた座る羽目になり...嗚呼。
結局終盤になってようやく皆さん立ち上がったが、半分イヤイヤながら立ち上がった人も多くいたような雰囲気。ダメだよ、寄る年波には勝てないとか言っちゃ...。あと、冷房も若干きつめだったのだろうか、トイレに立ち上がる人も数知れず(苦笑)。

しかし、57歳にしてあの声量には驚かされる。誰とは言わないが、誰かさんにも見習って欲しいものだ。

決して予定調和的ではない構成を、メンバー全員が楽しんでいるというのが、ステージ上の雰囲気を観ていても伝わってくるし、それが会場全体を包み込むような感じ。肩の力を抜いて楽しむことの出来る、「大人のためのステージ」みたいな雰囲気だったな。

8,000円払う価値はあったよ、絶対に。

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