2010年11月 6日

味噌カレー牛乳ラーメン(第2回)

青森市内で味噌カレー牛乳ラーメンを提供する店舗は幾つかあるが、先日2度目となる挑戦をしてきた。


前回の訪問はこちら。 



訪れたのは青森市石江にある「札幌館」。味噌カレー牛乳ラーメンの元祖「味の札幌大西」とともに、「味の札幌」をルーツとする店だ(ちなみに青森市内には「味の札幌分店」という店もあり、この三つが「味の札幌」の分店となる)。



13時過ぎに店を訪れると、店内が満席だったので椅子に座って待とうとしたら、食券の購入を促された。
といっても食券は自販機で購入するのではなく、右手にあるレジカウンターに出向き、注文するというものだ。サイドメニューはほとんどなく、せいぜいライスがあるぐらい。味噌カレー牛乳ラーメンを注文すると最初から腹を決めていたので、他のメニューにはほとんど目をくれなかったが、味噌、塩、醤油をベースとしたいろんな種類のラーメンがあったようだ。


建物の中は、厨房が真ん中に据えられ、それを取り囲むように半円形のカウンターが設置されている。よって厨房の中は丸見え。なので、絶対手抜きすることはできないだろうし、当然それ相応のものを提供してくれるはずだと、否が応にも期待が高まる。
食券を購入した時点で麺の茹でが始まっているのだろうか、注文から運ばれてくるまでの時間は非常に短い。太麺であるにもかかわらず、である。


ちなみに、訪問したときは日曜日だったのだが、半分以上の客が味噌カレー牛乳を注文していたようだ。その他、普通の味噌ラーメンはもちろん、塩ラーメンも人気があるらしい。
テーブルの上には胡椒の他、ニンニク、生姜、一味唐辛子、七味唐辛子が置かれている。なので、お好みで味の微調整も可能(ちなみに僕は胡椒と七味唐辛子を使用した)。



運ばれてきた味噌カレー牛乳ラーメンは、モヤシ、わかめ、メンマとチャーシューが一枚。そして、バターが載っている。

味の札幌「味噌カレー牛乳ラーメン」

見た目の色は普通の味噌ラーメンより白っぽいが、口に運んでみると牛乳のまろやかさよりもカレーの風味の方が強く感じられる。バターの味はほとんどせず、鼻腔を突くのはカレーの香り。このあたり、味のバランスが店によって微妙に異なっているようで、それがまた店の特徴とも言えよう。

麺は黄色いコシの効いた太麺。ほどよい堅さに茹でられており、スープと絡み合う。トッピングのモヤシもシャキシャキしているが、チャーシューは堅め。いや、ここではトロトロのチャーシューより、歯ごたえのしっかりしたチャーシューの方がいいような気もする。

札幌館「味噌カレー牛乳ラーメン」

しかしこのスープがまた絶妙で、クセになってしまいそうな感じなのだ。
これだけでもご飯一杯食えそうな勢い。嗚呼、またしてもカロリーオーバー...。



位置的には青森駅と新青森駅のちょうど中間地点にあるため、車かバスで向かうのがちょうどいいだろう。バスで向かうのであれば、青森市営バス(西バイパス・新田循環線系統または西バイパス経由西部営業所線系統)で、西郵便局前停留所下車徒歩1分。




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次回の味噌カレー牛乳ラーメン(最終回)は、ついに元祖到達。「味の札幌 大西」編をお伝えする予定です。

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