2010年12月15日

【今年83杯目(多分)】弘前市・弘前Fu麻麺

東北新幹線の全線開業日である12月4日にオープンした店。こちらも弘前駅の城東口に近いところにある。

決して広くない店内は、5席ほどのカウンターと、テーブル席が3つほど。
狭い中、厨房には何故か3名の男性。どうやら役割分担が決まっているらしい。
メニューを見ると、画像の状態が劣悪で、正油ラーメンも味噌ラーメンも同じ色になっている。正直、あまり食欲をそそらないメニューだ。

弘前Fu麻麺 メニュー

「麻麺」を名乗るので、てっきり「麻婆ラーメン」でもあるのかと思ったら、メニューにはなかった。代わりにただの「マーボー豆腐」がメニューにあるのだが、これがどう見てもマーボー丼だった。きっと旨いのだろう。ミニもあったので、そちらを頼んでみた。

オーダーしてから厨房からは「あと1分です」「あと30秒です」という声が聞こえてくる。茹で時間とスープを丼に注ぐ時間を管理しているのだろうか。

運ばれてきた正油ラーメン。

弘前Fu麻麺 正油ラーメン

スープは鶏ガラと鰹だしを合わせた感じか。最近は煮干し系が席巻する中、見た目以上にあっさりしていて、焦がしネギがいい具合に効いている。トッピングにはメンマ、チャーシュー、ネギに煮卵。麺は堅めの中太麺だが、それなりにコシがある。

惜しいのは、丼の形状が凝っていて、しかもこれが深すぎるため、レンゲが底まで届かないこと。普通の丼でもいいじゃないか。 ついでに言えば、量も少なめだった。

一方のミニマーボー豆腐。こちらは、かなり本格的な味。どうやらこちらに力を入れているらしい。様々なスパイスが効いていて、一口運んでみるとガツンと辛 さがやってくる。しかも、ラーメンの味がわからなくなるぐらいガツンとした辛さだった。少なくともこの界隈では味わったことのない風味だ。 これだけでもかなり満足できるが、850円なりの「マーボー豆腐」だと、相当汗だくになってしまうかも知れない。
なので個人的には、醤油ラーメンとミニマーボー豆腐(計1000円)がお勧め。そういう意味では麺が少なめでよかったのかも。

弘前Fu麻麺 ミニ麻婆豆腐

隣のテーブルに座った家族が味噌ラーメンをオーダーしていたが、味噌は八丁味噌を使っているとのことだった。
結局3人の役割分担はよくわからなかった。ただ、あとを引く美味さのマーボー豆腐は、店を出たあとすぐにまた食べたくなるぐらいハマったぞ。
営業時間は昼が11時から14時まで、夜は17時から22時まで。何やらおつまみメニュー(セットメニュー)もあり、軽く飲む客も想定しているようだ。定休日は水曜日。

場所は弘前駅城東口から左手に進み、突き当たりを右折して一つ目の信号の角。駅からだと徒歩10分弱。

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