2010年12月20日

【今年86杯目】弘前市・ 二代目・味噌家ためのぶ

最近ラーメンばっかり紹介しているが、別にそういう主旨のブログではないので念のため。

以前から通るたびに気にはなっているのだが、なかなか足を運ばない店がある。今回紹介する店もその一つだ。味噌と言えば黒石のあの店がまず真っ先に思い浮かんでしまうため、国道102号沿いにあるこの店も、何故か素通りだった。

元々ラーメン店だったこの店舗、これまで一体いくつの店が入れ替わったことだろうか...。まあそれはともかくとして、今回、ようやく訪問することができた「二代目・味噌家ためのぶ」。

市郊外の商圏として発展してきたという場所柄、家族での来店が多いことも考えられるのだろうか、テーブル席、小上がりが非常に多い。
昼過ぎに訪れると、予想どおり店内はほぼ満席状態で、たまたま空いていた二人掛けの奇妙な形をした小上がりに案内された。奇妙な形、というのは、二人掛けのカップル席のような形になっていて、いわゆる向かい合うのではなく、二人が同じ方向(外)を向く形になっているから。

で、お品書きを眺めると、味噌家を謳うだけあって味噌ラーメンがメイン、と思いきや、土日限定メニューの上にあったのは、豚骨ベースのラーメンだった。ううむ...これはどうしたことか。

その土日限定メニューの下段には、1日15食限定の「ためのぶ特製 三段仕込み熟成合わせ味噌」なるものがあった。

弘前市「二代目・味噌屋ためのぶ」

初来店なので一番妥当なメニューを選ぶべきだったのだが、「限定」という言葉にまんまと乗せられて、このメニューを注文してみることにした。
しかし考えてみると1日限定15食で、しかも既に大勢の客が麺をすすっている。果たしてまだあるのだろうか?おそるおそる店員に聞いてみると、あっさりと「あ、大丈夫ですよ。」の返事が返ってきた。怪しいな...。ホントに15食限定か?(笑)

しばらくして運ばれてきた特製味噌ラーメン。

弘前市「二代目・味噌屋ためのぶ」

スープはメニューの画像よりはるかに白濁としていて、トロッとしている。あれ?メニューの写真には乗っているチャーシューがないぞ。代わりに挽肉が乗っている。どうやらモヤシ、タマネギと炒めたものらしい。

麺はもちろん太麺。トロッとした舌触りのスープとうまい具合に絡み合う。
このトロッとしたクリーミーさのおかげなのだろう。食べ終わるまでずっと熱いままだった。意外と麺の量も多い。

北海、信州、富山のどの味噌がどういう役割を担っているのかはわからないが、確かにお品書きにあるようなクリーミーさがある。それほどニンニクは効いていなかったような気がするが、熟成を謳っているだけあって、スープに深みを感じる。一口啜るたびにクセになるという感じ。

ちなみに、麺メニューを注文すると半ライスとお新香がサービスになる。お新香は運ばれてくるのではなく、カウンター横にあるストッカーから自分で好きな分量を取ってくることになるので要注意(僕はお新香を口にしないので必要なかったけれど)。

余談ではあるがサイドメニューの餃子も一緒に注文したところ、中の具に魚肉ソーセージのような味を感じたのは気のせい?

店舗のホームページ 

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